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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2009年07月08日

小渕優子さんに八ッ場から辛口批判出た!

 同じく、去る3日の朝日新聞の二つのちょっと面白い記事の転載を。

 最初は、この間、地元住民の間では、周知の認識であった以下の土地問題が記されています。
 なお、現地の土地事情などには、個人名が特定されてしまうので記せませんが、まだまだこの種の、知られざる内情があります。
 上記の記事は群馬版ですが、同日、全国版4面「政権選択・世襲」の項で、小渕優子さんが群馬5区・八ッ場ダム予定地の地図とともに登場。
 なんと、見出しは「威光に陰り 地元に不満ー群馬5区の小渕優子少子化相」。
 テーマは世襲議員への論評ですが、去る一月、私達が長野原町行政と話し合った前日の急な八ッ場入りの背景も記されていました。。
 全ては周りがガードしているらしく、当初は、平板過ぎる紋切型あいさつ語の羅列ばかりのあいさつ。聞いていると「少しは本質にふれた発言してよ」とうんざりした“お嬢さん政治家”だった小渕さんに対し、このような辛口の記事が出るのは珍しいのではないでしょうか。
 ……批判が出るのは、大人のほんものの政治家になった証拠?  ご一読を。

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① 【2009年7月3日(金) 朝日新聞群馬版トップ 写真】http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000580907030001
  予定地に共有地8カ所
 【写真 キャプション】ーー八ツ場ダム建設に伴い、水没する川原湯温泉街=長野原町の川原湯地区

 国土交通省が15年度の完成を目指している八ツ場ダムで、用地買収が遅れる可能性があることがわかった。長野原町川原湯地区の水没予定地には8カ所の共有地があり、295人の相続人がいるが、所在がつかめなかったりダムに反対の立場だったりする人も含まれているとされるからだ。国交省は「交渉を急いでいる」としているが、3度目の工期延長にもつながりかねない。(菅野雄介)

 地元関係者によると、共有地は、川原湯温泉の共同浴場「王湯」周辺や神社、橋周辺、墓地など。8カ所で計約5500平方メートルある。
 登記簿では、王湯付近の土地は366平方メートルあり、1919(大正8)年の売買で32人の共有名義になった。その後、40(昭和15)年に相続で16人分が、04年1人分の名義が変更されただけで、残りは大正時代の名義のままだ。
 41(昭和16)年に43人の共有名義で登記され、04年に1人分だけ名義変更された土地や、21(大正10)年に登記されたままの共有地もある。
 当時の制度上、土地を購入した行政区「川原湯区」が、行政区名義では登記できず、住民の名前を借用したとみられている。
 国交省八ツ場ダム工事事務所によると、共有地は名義人から子や孫に代替わりし、現在295人が法定相続人となっている。用地買収は住民らの移転代替地、JR吾妻線や国道145号の付け替え工事などにかかわる土地を優先していたため、約2年前、水没予定地の共有地の存在に気づいたという。
 法務省民事局によれば、基本的に相続人の同意なしに名義変更や譲渡などの処分はできない。このため同事務所は、相続人に依頼文書を送って理解を得て、川原湯区へ名義を変更した上で買収する方針。
 だが、相続人は移転するなどして全員の所在確認は簡単にはいかない。また地元関係者は「名義人の中には(ダム反対の)共産党の支持者もいる。交渉は簡単ではない」と話す。
 本体工事などの関係上、用地買収は12年度に完了させることになっており、同事務所では「所在確認を急ぐ。早く理解を得るよう死に物狂いで努力するしかない」と取材に説明した。
 「地元の理解を得られない」として、土地収用法に基づく強制執行手続きは取らない方針だ。
 ダム計画がスタートしてから57年もの時間の経過が権利関係を複雑にした格好。
 八ツ場ダムはこれまで2度、工期を延長してきただけに、地元では「また先延ばしか」 との声も漏れている。


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② 【2009年7月3日(金) 朝日新聞4面 「政権選択・世襲」】
 民主党の鳩山代表が「コンクリートの方が大事で、人の命を粗末にする政治」の例に挙げ、同党のマニフェストで中止がうたわれることになった八ッ場ダム。その建設予定地は、自民党の小渕優子少子化担当相(35)の地元・衆院群馬5区にある。
 小渕氏は父の故・恵三元首相から地盤(後援会)、看板(知名度)、カバン(資金)を継ぎ、00年総選挙で初当選した。父が企業・団体献金の受け皿とした「党群馬県ふるさと振興支部」も継承、父が竹下登元首相の下で築いた「さい銭方式」と呼ばれる小口献金の収集方式も踏襲した。
 祖父の光平・元衆院議員から3代目になる世襲議員の典型。そんな小渕氏の足元にも「政権交代」の波は迫る。
 「地元の国会議員なのに何もしないのはまずい」
 「ダムを通過するだけで視察したことがない」
 ダム湖に水没する長野原町の川原湯温泉で、小渕氏への不満が町議らから沸き起こったのは昨年8月、鳩山氏が視察し「中止宣告」をしたのがきっかけだった。
 隣の草津温泉より酸性の弱い「草津の上がり湯」として知られるが、ダム建設に伴う補償を待ち望む旅館経営者は少なくない。民主党が政権を取ればダムは白紙になるーそんな不安から、小渕氏への不満を募らせた町議らに押される形で、自らも旅館を閉じた高山欣也町長が1月に集会を開き、小渕氏を呼び寄せた。
 6月26日に議員生活10年目に入った小渕氏は「世襲だから駄目だと言われないよう、初当選時から一生懸命頑張ってきた」。だが、党県連関係者は「優子氏はアイドル。仕事は周りがする」。初当選から陳情のほとんどは父の時代からの秘書がさばいてきた。南波和憲県連幹事長は「3回目までは親の選挙、4回目の次が初めての自分の選挙」。そろそろ独り立ちしなければ有権者が離反しかねない、との危機感がのぞく。
 「最年少閣僚」「閣僚初の妊娠」で話題を呼び、磐石に見える小渕氏だが、前回総選挙は「小泉旋風」が吹き荒れる中、初当選時より2万票近く減らした。04年には伯父の光平中之条町長(故人)が町長選でマニフェスト選挙を展開した新顔に大敗。後援会トップの柳沢本次元県議は「小渕家が国政も町政も長年独占してきたのは許されないとの批判が出てきた」と分析する。
 「選挙がいつあるのか本当に心配。臨月になって遊説車の窓から顔出したら怒られるかな」。小渕氏は同21日、地元での講演で苦笑した。懐妊を発表した2月には後援会幹部に「2人目(の妊娠)が始まっちゃったの。選挙前で大臣で忙しいのに、しかられちゃうわよね」と漏らした。
 ただ、民主党にとって、「世襲」の壁はなお高い。「八ッ場ダム中止」を打ち出しながら対抗馬を擁立しない。表向きは社民党候補への支援を理由にしているが、本音は「世襲に挑戦するのは大変」(党関係者)。
 小渕氏は26日の記者会見でこう語った。「げたを履かせていただいている。他にやりたい若手がいても出られない環境にある。新たなルール作りをしていただく必要がある」  (鶴岡正寛)
  


Posted by やんばちゃん at 15:21Comments(0)紹介

2009年07月08日

民主 八ッ場廃止事業に

 同じく、遅ればせながら、去る7/2(木)の朝日新聞一面の以下の記事を転載させて頂きます。
 新聞の折り目の上に 「八ッ場ダム・アニメの殿堂」の見出しが来て、それは目を引きました。
 「ダム中止」が現実味を帯びだし、地元はやはりショックを隠せず、より強気になっているようです。
 また、自民党さんが、対策として“次の一手”を繰り出すことでしょう。どんな妙策かしら……ね。

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 【2009年7月2日(木) 朝日新聞全国版一面  中段】  
http://www.asahi.com/special/08014/TKY200907010413.html
民主、「無駄削減」を例示、八ッ場ダム・アニメの殿堂 
 
 民主党は1日、衆院選マニフェスト(政権公約)で打ち出す廃止事業を固めた。政権に就いた後の4年間で、川辺川(熊本県)、八ツ場(やんば)(群馬県)の両ダム建設を中止し、国直轄事業を半減する。政府の09年度補正予算に計上された「アニメの殿堂」は執行を凍結。補助金改革や天下り先法人改革などを合わせた「無駄づかい削減」により、9.1兆円の財源確保をめざす。
 同党の原案では、政権交代した後、すぐに「アニメの殿堂」や官公庁の施設整備費を盛り込んだ09年度補正予算の執行を凍結する。
 また10年度以降4年間で直轄事業を半減するなど、公共事業のうち1.3兆円を節約。公務員給与の削減など人件費を見直して、1.1兆円を生み出す。
 さらに、国家公務員の天下り先の独立行政法人・公益法人などへの国の支出や随意契約を見直し、不要な法人を廃止する。補助金改革も含め6.1兆円節約できるとしており、全体で9.1兆円の「無駄」を削るという計画だ。
 川辺川ダムは菅直人代表代行が代表時代に中止を掲げ、八ツ場ダムは昨年8月、幹事長だった鳩山代表が現地を視察して「無駄な公共事業は中止する」と明言。他のダム事業も見直し、01年に国会に出したことがある「緑のダム法案」を成立させ、人口増など水需要増大を前提とした建設事業を順次凍結する。
 今回の原案は、今年4~6月に09年度当初予算の事業を検証した「事業仕分け」作業をもとにマニフェスト準備検討委員会で固めた。09年度予算の2767事業から抽出した100事業・計9452億円について検証。「改善可能額」は全体の24.3%にあたる、計2295億円に上るとしている。
 民主党が主張する「無駄削減」に対し、与党は「現実的でない」などと疑問視する。このため民主党は廃止事業の具体例を示すことで、批判をかわしたい考えだ。
 また10年度予算編成では、子ども手当創設や高速道路無料化、ガソリン税などの暫定税率廃止といった目玉政策を優先的に計上し、各省への内示は最終予算額の9割程度にとどめる方針だ。(北沢卓也、松田京平)

  


Posted by やんばちゃん at 15:13Comments(0)紹介

2009年07月08日

水戸地裁 敗訴の報告

 前橋の負けいくさの後、水戸地裁まで行ってきました。
 ご承知のように、これで三連敗。
 東京・本県と三度目の今回の判決を間のあたりにして、覚悟はしていても、あんな、 国におもねた追従機関的な司法界ならダムと同じく不要・無用な存在。議員よりも税金のムダづかいだとしみじみ実感。
 本当に「司法の改革」が求められてなりません。 
 
 積もる雑用に、当日朝まで迷いましたが、、(幾つかの関係イベント中から)、枯木も山の賑わいなれど、何は置いても、やはり「裁判傍聴」に駆けつけるのが、八ッ場に連なる者の使命感に基づく仁義? とばかり、急ぎ身度。
 それにしても、往復360㌔の距離は、ここの処の強行日程にゲンナリの身体には応えました。帰途は、まさに新聞記事の見出しのごとく、「3連敗」のさまざまな落胆度も加わって、よりきつかったです。
 現地の当事者の皆様の心身ともの疲労度は、いかばかりだったでしょう。
 判決後の集会は密度濃く、伝え聞いてきたスタッフの皆様の取組みの高さを垣間見せさせていただけました。

 遅ればせながら、報告に代えて、6/30の水戸地裁の判決を伝える、群馬版記事を。
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 【2009年7月1日(水) 読売新聞群馬版】
   http://www.yomiuri.co.jp/e-japa
 八ッ場3連敗市民団体落胆  水戸地裁もダム容認

 国が長野原町で進める八ッ場ダム建設に、茨城県が負担金を支出するのは違法として、市民団体「八ッ場ダムをストップさせる茨城の会」のメンバーが、同県の橋本昌知事らを相手取って、支出差し止めなどを求めた訴訟で、水戸地裁は30日、「支出は違法とは言えない」などとして、訴えを退けた。ダムに支出する6都県で同時に起こされた訴訟は、東京、前橋の両地裁に続き、原告の全面敗訴となった。
 原告は、いずれの訴訟でも、利水と治水の両面でダムが不要と主張したが、水戸地裁の判決は「水道事業者は、ある程度余裕をもって水源確保を行うことも、裁量の範囲として許される」「ダムは利根川の治水上一定の役割を果たし得る」などとして、県側の主張を認めた。
 前橋で訴訟を起こしていた「八ッ場ダムをストップさせる群馬の会」の浦野稔代表は、判決について、「少しでも住民の意見をくんだ判決が出ればと期待していたので、非常に残念。今後は、東京都議選や次期衆院選が焦点になる」と話した。

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② 【2009年7月1日(水) 上毛新聞 第二社会面】
   茨城も住民側敗訴  八ッ場ダム訴訟 3件目、水戸地裁で
 国が長野原町で建設を進めている八ッ場ダムの事業費を負担するのは違法として、茨城県の住民約20人が県に支出差し止めを求めた訴訟の判決で、水戸地裁の坂口公一裁判長(異動のため窪木稔裁判長代読)は30日、住民側の訴えを退けた。
 判決は「ダムの治水効果が見込めないことが明らか、といった特段の事情は認められない」とした。
 事業費を負担する6都県の住民189人が各地裁に一斉提訴した訴訟で3件目の判決。5月11日の東京地裁、6月26日の前橋地裁はいずれも住民側の訴えを退けた。
 原告は①首都圏は水余り状態で、人口減少でさらに顕著になる②現地の地盤はもろく、ダム建設で地滑りの危険性が増す③ダムの治水効果はないーなどの理由から「ダムは不要」と主張。県は「現在確保している水源では不足が見込まれるため、ダムは必要不可欠」と反論している。
  


Posted by やんばちゃん at 14:44Comments(0)報告