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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2009年09月16日

風さやかに吹き抜ける、良き日に

 新しい政権がスタート。
 今朝、鳩山新総理は自宅を出る際に記者団に求められ、「いい、天気ですね」とスタートにふさわしい気持ちの良い朝という意味のことを言われていたが、本当にさわやかな初秋の空だった。
 昼ころ、葬儀に参列するための外出だったにもかかわらず、真澄の空というのは、こういうのだろうとつくづく吸い込まれるように青空を見上げた。身内からふつふつと「希望」という名の二文字が、久しぶりに浮かんできた。輪郭を増しつつ、確実な位置をストンと占めた。
 新しい政治の世界が開かれ行く。
 歯ぎしりすることや裏切られることのみ多かった、政治の世界では、めったにない爽やかさに包まれてならない。
 
 それにしても、きっぱりと風さやかに吹き抜ける日だ。
 尹東柱(イ・トンジュ)の、例のフレーズが口先にのぼる。
 死ぬ日まで空を仰ぎ/一点の恥辱(はじ)なきことを、/葉あいにそよぐ風にも/

 変わって欲しい、足元を生活を変えてほしい。そして意識の変革をもたらして欲しい。
 欲しいものだらけの窮屈な世の中だった。

 八ッ場のことも然りだった。
 昨今の迷走は、自民党筋さんのお得意芸とはいえ、ホントにおかしい。
 そのおかしさが、平然とまかり通ってきた悔しさがある。
 八ッ場ダム問題の根幹の責任は、新政権にある、のではなく、自分たち前政権にあることをお忘れのようで、自己反省の気配、まったくなし。党維持のためのゼネコンと結びつき、“国家の犯罪”的施策があった。

 長いこと、耐えさせられ辟易してきたが、しかしもはや、時間の問題!! 思いきりバンザイを三唱したい。 

   


Posted by やんばちゃん at 20:07Comments(0)

2009年09月16日

(三)群馬民主党・マスコミ騒動記 

 群馬県選出の参議院議員、民主県連・富岡由紀夫会長と中曽根弘文外相の対比的な意見を、本日16日の県内版から拾いました。
 読売新聞は、11日の上毛新聞一面における、富岡会長の「ダム本体工事はストップ」の前提条件を元にくりだした見解を補う報道のようですが、スッキリと受け止められません。

※以下は本欄における追記です。
なお、今回は詳述していられませんが、
「中止すれば、建設するよりも金がかかる」というキャンペーンは、正しくはありません
 もし、続行すれば、ダム本体工事があり、しかも水没地内には、まったく交渉の糸口にもつかない家もあり、家屋が点在しています。2015年度内に、完成できるはずもありません。予算追加が繰り出されるのが、ダム建設の通例です。
 ストップした方が、実際には少なく済むとの試算を、算出中です。
 後々の維持費や逆に地震誘発など災害をもたらす危険性や、地滑りによる追加工事費などを考えると、比較にならないほど、国民の負担は少なくて済むのです。
 しかも、大手ゼネコン維持に費やされるのではなく、この間、痛めつけられてきた水没地の皆様の生活に直結した“生きた税金の使い道”となります。
 何よりも、(かなり痛めつけられてしまった八ッ場の山河ですが)、ダム本体工事に伴う、自然破壊は食い止められるのです。

 皆様、どちらが、よろしいでしょうか。
 ご意見、お聞かせください。

 

【本日、9/16(水)】
..................................................
///////////////////////////////////
①【2009年9月16日(水) 読売新聞群馬版】http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20090915-OYT8T01291.htm
 八ッ場「地元の意向に耳」
  民主県連・富岡会長が明言
 
 民主党が政権公約(マニフェスト)に建設中止を明記している八ッ場ダム(長野原町)について、同党県連会長の富岡由紀夫参院議員は15日、読売新聞の取材に対し、「歴史的な経緯もふまえ、地元が納得いくような方向で検討しないといけない」と述べ、地元やダム建設に参画する6都県の意向を十分聞いた上で、党内の議論を深める必要があるとの考えを示した。

 富岡氏は、先週の4日間、長野原町や東吾妻町で地元住民らを訪ねて回ったことを明らかにした上で、「地元の不安は『中止』と言われて(ダム本体以外の)何が『中止』になるかわからないこと。ダム湖を前提とした現在の生活再建案に代わる働く場所の確保や産業誘致が、国の責任でできれば『(中止しても)いいよ』と言う人はいる」と述べた。

 一方で、「マニフェストに中止と書いたからと言って、いきなりばっさりはできない。地元の意向などをよく聞いた上でソフトランディングしないといけない」と述べ、新政権が発足後すぐに中止決定することに、慎重な考えを示した。また、ダム中止を掲げた政権公約について「時の状況や財政状況などを勘案しながら、常にバージョンアップを図り、見直しながらやっていくべき」と述べ、八ッ場ダム中止を掲げた項目についても、「これからいろいろ議論していく必要がある」と話した。

///////////////////////////////////
②【2009年9月16日(水) 産経新聞群馬版 写真あり】
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/gunma/090915/gnm0909151211003-n1.htm

【キャプション】八ツ場ダム建設で川原畑代替地に並ぶ墓地。いずれも水没するエリアの墓地を移設した=11日、群馬県長野原町川原畑地区(撮影・矢島康弘)

 中曽根弘文外相(参院群馬選挙区)は15日午前の記者会見で、民主党が建設中止を表明している群馬県の八ツ場ダムについて「50年近くかかって住民の合意を得て国、県、近
隣都県で進めてきた。急に中止になると、どれほどの費用が掛かり混乱するか」などと指摘し、建設継続を求めた。


  


Posted by やんばちゃん at 11:43Comments(0)八ッ場に願う

2009年09月16日

(二)群馬民主党・マスコミ騒動記 

  先の(一)群馬民主党・マスコミ騒動記に対して心配の声が寄せられました。以下は、その返礼です。
 なお現実に、全国のダム問題においては、民主党員の中には「推進」派に回り、民主党見解と異なる行動をしている同党党員もいることは事実のようです。

 .. 【9/15(火)に発信】
....................................................
 ○○様、お便り、ありがとうございました。
  皆さまも、ご安心ください。

 12日に上毛新聞の記述に惑わされて、「またも、対立の構造か」なるセンセーショナルなメールをお送りいたしました。
 が、以下に述べますように、わが群馬の民主党は、案ずるにあらずでした。
 
 本日、民主(労組系)・富岡由紀夫参院議員の事務所に電話。秘書の方から、きちんとことの経緯を伺いました。
 富岡さんは、鳩山代表と同じ考えでマニュフェスト通り、もちろん「八ッ場ダム中止」です。
 その上で、「工事はストップしても、生活再建は長い経過のある問題なので、このままにはできない」として、生活再建に言及し、今後の対策を言ったのだということでした。
 また、7日~9日まで三日間、現地入りしてきたとのことでした。
 
 「中止」という前提条件を上毛新聞の記述では記者の読解力不足か、?意図的に欠落させたのか、
《ーー略ーー民主党2議員が党が掲げる八ッ場ダム中止方針に言及、中島氏が中止の必要を強調したのに対し、富岡氏は党内議論の必要を指摘するなど、方針に対する考え方の違いを見せた》。と「方針に対する考え方の違いを見せた」との表現にもちこんだのでした。
 「中止」の考えは、二人とも共通項。さらに富岡氏は次のステップの今後の生活再建に踏み込んだ発言をしたまでだったことのようでした。
 
 「プロパガンダ的に扱われた」と言ってましたけれど……
 そして、お恥ずかしいながら、「よもや」とは思いながらも私もみごとに乗せられてしまった一人でした。
 本県の民主党間の近親憎悪も甚だしいの対立を前回の選挙戦の手伝い中にも嫌というほど、見てきた者の一人として、また前夜10日の萩原渉県会議員が行った、富岡参院議員の協力体制のご披露として、「ダムの必要性の精査」まで遡って討議する旨のあいさつまであったものですから。
 さらに同じく10日夜に、しきりに「ダムを造る」ことに気炎をあげていた、茂原副知事は翌日の富岡発言に対して、《「たいへんありがたいこと」と話した》となるわけですから。
 すっかり、「ダムの必要性」にまでさかのぼると勝手解釈してしまった早とちりな私もまた、短絡的でした。

 そして、わが親愛なる八ッ場のあるオトモダチさんは、新聞を読んで立腹。「見損なった。こんだ(選挙に)書かねぇって言っといてくんない」とまでおっしゃられたのです。で、思い切10日夜の抗議に続いて、またもことの真偽を確認の本日の電話となった次第ですが…。
 今後は、担当窓口が決まり次第、きちんと地元の要望にこたえるため、話し合いの場を持つようです。
 
 水没地の一連の抗議行動の裏には、自民党群馬県連やゼネコン関係者の姿がチラホラ。
 どなたかが、書かれていましたように、選挙に負けた「自民党の最後のあがき」的要素に縁どられています。
  
 まさに、「大政奉還」的な未曾有の潮流のただ中にいるわけですが、新政府に対しての「戊辰戦争」から始まった抵抗運動の、ただ今は「神風連の乱」もしくは「萩の乱」辺りでしょうか。
 そのうちに終息してくれることでしょうが、冷静に判断、まどわされぬように心したいと思います。

 ○○様はじめ皆さま方、どうか、よろしくご教示のほど、お願い致します。 
                                            


Posted by やんばちゃん at 11:21Comments(1)八ッ場に願う

2009年09月16日

(一)群馬民主党・マスコミ騒動記

 
 民主党参議院議員の「ダム提本体工事はストップ」の前提条件を抜きにした、?プロパガンタ的報道と談話に、ふりまわされたこの間の推移を。
 これは あるメーリングlリストへの投稿文を、本欄に即応させて、不必要部分を削除など、アレンジしたものです。
 分割して掲載させていただきます。

 昨今の迷走は、自民党筋さんのお得意芸とはいえ、ホントにおかしい。
 八ッ場ダム問題の根幹の責任は、新政権にあるのではなく、前政権にあることをお忘れのようで、自己反省の気配、まったくなし。しかし、もはや、時間の問題!! 


 【9/12(木)に発信】
................................................... 
 恐れていたことですが、民主党内部(群馬県に限定)の対立の構造が、八ッ場ダム問題における見解の差にも、形になって表れてしまいました。
 周知のように民主党は一枚岩ではありませんが、とりわけ群馬県内の(労組系と鳩山系との)確執は根が深いのです。
 八ッ場ダム問題についても、早くもその萌芽が出てしまいました。
 本日12日の上毛新聞一面の中段には目立つ見出しで「富岡氏 党内で議論」の報道があります。主要部分のみを手打ち(ネットになし)。

 ////////////////////////////////
① 【2009年9月12日(土) 上毛新聞一面中段、真中】   
【見出し】 中止方針の八ッ場ダム 富岡氏「党内で議論」  
   【記事冒頭のみ】 
 藤岡市内で11日県商工会議所議員大会で、来賓として挨拶した中島政希衆院議員、富岡由紀夫参院議員の民主党2議員が党が掲げる八ッ場ダム中止方針に言及、中島氏が中止の必要を強調したのに対し、富岡氏は党内議論の必要を指摘するなど、方針に対する考え方の違いを見せた。
  中島氏は「八ッ場ダムのような無駄な公共事業をやめて税金をどう使うかが大きな問題。ダムのために使う予算で例えば病院を整備することもできる」と指摘した。これに対し富岡氏は、地元で直接住民の声を聞いたことを話した上で「地元の意見、これまでの経緯を踏まえた上で、結論ありきではなく、民主党の中で議論していきたい」と述べた。富岡氏の発言について、数人置いてあいさつに立った茂原 男副知事は「たいへんありがたいこと」と話した。 
   ----以下、略ーーーー
/////////////////////////////////

 実は、一昨日の10日夕刻、長野原町・山村開発センター長野原町で開催された、「八ッ場ダム推進吾妻住民協議会」の発会式の冒頭でも、発起人で司会役の萩原渉県議が、つぎのような意味の談話を話していたのです。
    ////////////////////////////
②【9/10(金)長野原町にて 萩原県議による司会の冒頭談話の中の言葉】
 「ーー略ーーさきほど、民主党の参議院議員・富岡さんとおあいしました。民主党の中でも八ッ場ダムをいきなり中止というのは少し考えもの。これから地元を廻り地元のことを知って、そして八ッ場ダムの必要性ということを精査して、これから取り組む、とおっしゃっていただきました」と伝え、場内を沸かせたのです。----以下、略ーーーー」 
     ///////////////////////////

 「まさか、富岡議員が」とギョっとし、虚をつかれた思いが走り、「これはまた、民主党内部でこじれるな」と直感。
 瞬間的に反応する短絡型人間の私は、終了後、早速、(お留守だったので残した当方の携帯番号に)夕刻電話をもらっていて話をしたばかりの富岡議員筋の方に、萩原県議によって「演出効果のダシに用いられた富岡参議員の姿勢と発言について抗議めく電話をしてしまいました。
 
 なお、私もこの間、個人的に社民党県連、県内民主党双方の電話できる方たちに「現地を訪れ、謝罪的なことを早くすべきではないか。政党としては軽々としたことはできないなら、一日も早く現地視察は行くことを検討してほしい」旨と伺っている本音の現地要望を伝えて来たものでした。

 つとに知られていることですが、現地のダム推進派の策略の一つに、《民主党内の確執(労組系と鳩山系との)のスキ間をねらえ》というのがあります。
 富岡参議院議員はその労組系筋の支援を受けてます。
 実際に、昨夏の鳩山視察の際にも、今回、比例区で初当選の中島政希衆議員側は一方的に設営したようで、労組系は中島さんが得々と記したブログなどに反発し続けてきた経過も見聞きして参りました。
 
   所詮は“政治の世界”です。
 が、発言の真意について問うとともに、支持者の一人として以下の苦言を伝えました。
  ① 間隙をねらう、自民党のメッカである現地作戦のターゲットにならぬよう気をつけて欲しい(※絶対に来年の参議院選に役立ちはしない)。
  ② スタートしたばかりの鳩山代表見解とことなる発言を続けた場合の、富岡さんの今後の立場を憂える。
  
 11日早朝の外出前にざっと目を通した紙面に、10日夜の萩原談話に言及した記事は見当たらないことにほっとしたものでした。が、今度は上け新聞の記事よよって、民主党政権スタートの前に、微妙ながら“対立の構造の予兆”を聴衆の前で話し、活字となってしまったのですから、ダムSTOPを闘う者として、これからの混線した動向が思いやられます。

 「環境の世紀」のスタート時に、維新前夜の手探り状態の混迷のもと、ダム建設による“負の遺産”を残さないよりよい方向づけをひたすら、願う者の一人です。 
  


Posted by やんばちゃん at 10:15Comments(1)八ッ場に願う