グンブロ広告

ビジネスライセンス料  3,000円/月

飲食関連事業用 ライセンス 毎日1セット広告  1,600円/月

お問い合わせは、 info@gunmawen.net

本広告は、30日以上記事の更新がされませんと自動的に掲載されます。 記事が更新された時点で、自動的に破棄されます。  

Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2009年12月03日

八ッ場のワサビ、ここに生きており

 能力的に分不相応のパソコン技術。いつも、悲鳴のおばさんです。
一昨日はコメント欄の入力文字が半角にならないと、SOS的なお助けを、言外に求めましたら、うれしいことに「お困りのようですね」と呼応してくださる方が出現。
 この方が、昨晩、メールで教えてくださった通り、シフトキーを押しながら文字を打つ。あら、不思議。ちゃんと小文字になってくれました。
 しかたなく、コメントのお応えを本文中に掲載。その三つのコメントも無事に打ちこめました。しかし、掲載日の12/1から削除すると、この日の掲載記事は何もなくなってしまうことになりかねず、後処理の結論が決まらず、未だに未処理のままにしてあります。

 さて、本日は八ッ場へ行くつもりが出遅れて、結局中止。
 最大の理由は、他の市民運動の会報の学習会報告記事の入稿にあります。おんぶにだっこの会員なのですが、会報記事に時には異なる名前も必要とのことで、日頃の不義理に受けはしたものの、昨今の突貫工事的な煩忙状態に陥って延び延びに。幸い期日に間がありましたが、メモとテープをたよりに昨晩中にが、今朝に。さらに午前中にくいこみと相成った、いつもの我がお決まりコース。ただし、最後のついの刻は、まったなしだろなと胸を突き上げる年になった。

 加えて、持参する拙著の新刊が届かず。通常は11時前までには届くのに12時直前になり、折からの冷たい氷雨。これでは八ッ場は雪かなと、モタモタ状態。いっそのこと明早朝に出かけ、午前中に帰ればと。しかし、たぶんこれもお決まりコースで、おそらく、午後の予定のキャンセルが射程範囲にちらつく。帰ってきて出かけるのは、無理。
 
 昨日、間違えてリストを送信してしまった方に、本日は必要な草稿を正しく、添付で送信。気持ちの負い目が積み重なっていたことを仕上げた眼には、、何もかもが、艶を帯びた明度で映る。
 どんより暗い窓下に、八ッ場から移植したワサビの新芽が、雨に打たれてツヤツヤとした好もしいグリーンの葉を輝かせている。
 春先に、横壁のあるお宅周辺の疎水脇に、長年、自生していたワサビなのである。
 すぐ脇までブルドーザーが轟音とともに差し迫っていた。
 もうじき、この清冽な流れにも整地の波が及ぶことは目に見えていた。ご当主のKさんがスコップを持ってきて「持っていきなよ」と言ってくださった。この家には見事なワサビの群生地があり要らないという。この辺りのお宅では珍しいものではないらしい。
 そこで、ありがたく頂戴。
 枯らさぬように現地のきれいな砂利や小石まで集めてきて大事に鉢に植えた。毎日、水やりをかかさず、夏の間は涼しい処に次々と移動して見守ってきた。秋口、全て枯れ果てたのでダメかと思っていたら、ここ一月くらい新芽が芽吹き出し、心をふっくらとさせてくれている。
 といのは、やはり現地は程なく無残にも耕されてしまって、あのまま置いていたら、このワサビたちも切り刻まれ、もしかしたら今頃は形すら無くなっていたかもしれない。それを救ったかのような自負が、私の心を少なからず押し上げてくれているのだ。
 「中止」宣言後なのに、一号橋の入札は着々と進んでしまっている。
 横壁のジャンクションもいくらKさんが、抵抗しても進行してしまって、あの山間いの豊かな自然のままの景観も、一変してしまう日は、ひたひたと近づいている。
 
 雨に濡れそぼっているわが家のワサビ達よ、明日はせめてアンタたちのふるさとの水を汲んできて、たっぷりのませてあげるからね。
   


Posted by やんばちゃん at 23:46Comments(0)八ッ場だより