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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2010年01月14日

八ッ場のイヌワシ 拙稿抜粋

 八ッ場のイヌワシのことを書いています。
 書き過ぎて、12000字(原稿用紙30枚)になってしまって、締切間際の刈り込みに往生。
 そんなわけで、昨日の本欄は、パスさせて頂きました。
 でも、1日でも休むのは残念なので、過日、日にちが変えられることを学びましたので、翌日の15日になって入れました。お許しを。

 八ッ場のイヌワシ  保護作戦ならぬ、絶滅作戦か?  

   --略ーーー
  八ッ場ダムは、1997(H9)年の環境影響評価法(通称:環境アセスメント法)の制定前の、《1985(S60)年12月に「建設省管事業に係わる環境影響評価に関する当面の措置方針について」[1978(S53)年7月1日建設省事務次官通達]に基づき、環境アセスメントについては完了》とし、《1993(H5),年度より本格的な工事に着手しました》としている。
 この間、再三にわたる市民たちの「法に基づく環境アセスメント実施を」の指摘を無視し続けてきた。
 昨年H21年末、八ッ場ダム工事事務所に同年9月に公表予定だった「八ツ場ダム環境保全への取り組み」なる報告書には、ヒ素などの水質問題と並んで「イヌワシのことも掲載されているのか」と質問した。
掲載されているが、(未だ日程すらメドのたたない)第三者機関「八ッ場ダム環境検討委員会」に示し、公開の是非を検討した後ではないと不可との回答であった。
 「現在どうなっているのか」に対しては「イヌワシの営巣はなし。代わりにクマタカは増えている」とのこと。当初の「イヌワシはダメになった」の表現を早合点して、ダメ=死滅と受け止め愕然とした。が、問い直して「飛翔はあるが営巣はなし」を確認、安堵した。けれど、猛禽類の生態に詳しい方々は常識的に「イヌワシは一旦巣を開けてしまって14年間も営巣がないと極めてむずかしい」と異口同音に答えてくれる。
 従って早晩、最悪の場合にはトキと同じく運命を辿らざるをえないのではないか。巨額の金をつぎ込んでも再生できればまだ良いけれど、これだけ開発されてしまった八ッ場では、死滅への途上、その現在進行形上にいるわけである。
 取り組みの推移は、
 1995年(H7) 絶滅危惧種の調査開始
           イヌワシを中心とした猛禽類の生態に関する調査実施
 1998年度(H10) 「八ッ場ダム周辺猛禽類調査検討委員会」設置。以後「委員会のご意見ご指導を頂きつつ、継続的に調             査・検討」を実施
     ーー 以下、大略ーーー  


Posted by やんばちゃん at 23:59Comments(0)八ッ場だより