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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2010年03月09日

朝日記事二つ

 生活再建策の8日の県議会の様子を伝える、本日9日の朝日新聞群馬版記事を転載します。
 次に、昨日8日ご紹介した、7日付け朝日新聞群馬版の記事も併せて。昨日朝の出がけにも確認しましたが、無料サイトになく、内容を記さず失礼してしまいました。

 ①【2010年03月09日(火)朝日新聞群馬版】
生活再建策の健康増進施設 採算合わず断念
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000581003090001
 
 八ツ場ダム(長野原町)建設に伴う生活再建策のひとつ、ダイエットバレー構想の中核施設「エクササイズセンター」について、県が計画を白紙撤回していたことが8日わかった。アンケートをした結果、採算が合わないと判断したという。同日開かれた県議会八ツ場ダム対策特別委員会で、県特定ダム対策課が明らかにした。
 ダイエットバレー構想は、群馬大の寺石雅英教授が発案。健康増進をテーマとしたまちづくりを目指し、施設は川原湯地区の移転代替地の核のひとつに位置づけた。県は、「利根川・荒川水源地域対策基金事業」の2008年見直し案に同構想を取り込み、地元と協議していた。
 エクササイズセンターは、約11億円を投じてエステティックサロンやトレーニングルーム、サイクルセンター、足湯などを備えた施設を基金事業で建て、株式会社で運営するという構想の目玉だった。
 しかし、県によると、09年8~12月に県内や東京都内などで調査に応じた20~60代の男女約500人のうち、「行ってみたい」と答えたのは15%。行く頻度を尋ねても、大半が「行ってみないとわからない」などと消極的な答えだった。県は経営的に難しいとみて、寺石教授に代替案の検討を依頼したという。
 このほか8日の特別委では、川原湯と川原畑の両地区の移転代替地を結ぶ計画の「湖面1号橋」をめぐり、国が新年度予算案で1号橋へ予算を配分するか不明な段階で、橋脚工事の落札業者と契約するリスクを指摘する声が委員から上がった。県側は「(工事を中止した場合)業者に損害を賠償する義務が生じる」と認めたが、「入札や契約を国からやめろと言われていない。国の判断でやめる場合はしかるべき協議があると考えている」と述べ、契約を結ぶ方針は変えないと明言した。
 のり面崩落の恐れから工事が遅れている国道145号八ツ場バイパスについては、県は「そうした事実があると聞いているので、早期に調査結果や対策を説明するよう、国に求めている」とした。

② 【2010年03月07日(日)朝日新聞群馬版 写真と図あり】
   地質不安定と判断 バイパス開通、秋以降 
   http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000581003080002
【キャプション】のり面の崩落の恐れがあるため、建設中の国道145号八ツ場バイパスでは対策工事が続く=長野原町川原畑

 八ツ場ダム(長野原町)の水没地区の移転代替地を結ぶ国道145号八ツ場バイパス工事で、山を削ったあと、のり面に崩落の恐れが生じるなど一部区間で安全性に問題があると国土交通省が判断していたことがわかった。専門家は以前から付近の地質の不安定さを指摘しており、地元の生活再建計画そのものに影響する可能性もある。保全工事のためバイパスなどの開通は予定より半年ほど遅れ、今秋以降になる見通しという。(菅野雄介)

 複数の関係者によると、開通が遅れるのは八ツ場バイパスの雁ケ沢(がん・が・さわ)ランプ(東吾妻町松谷)以西の区間(全長約9・1キロ)と、県道林・岩下線(全長約8・5キロ)。
 八ツ場バイパスは東吾妻町松谷から長野原町川原畑、林、横壁、長野原の4地区を結び、草津町方面へ抜ける長野原バイパスに接続。県道は、東吾妻町岩下から長野原町川原湯、林の両地区を結ぶ。いずれも2車線の幹線道路として建設されている。
 国交省はこれまで、2本の幹線道路は今春に開通させる見通しを示していた。しかし八ツ場バイパスは川原畑地区で、のり面の危険性が明らかになったといい、改めて地質調査や、追加工事が必要になったことが地元に伝えられた。県道も川原湯地区西部などの工事が遅れている。
 川原畑地区の地質をめぐっては、京都大の奥西一夫名誉教授が2008年2月、八ツ場ダムへの公金支出差し止めを求めた住民訴訟で、同地区の二社平(じ・しゃ・だいら)周辺の地質が不安定だと指摘、地滑りの痕跡がある地形だけを対象とした国交省の調査では「不十分」との鑑定意見書を出していた。
 奈良県川上村の大滝ダムでは、03年3月に始まった試験貯水が原因で地滑りが発生。仮設住宅に移転した住民らは精神的な苦痛を受けたとして、ダムを建設した国に慰謝料など約2億5200万円の損害賠償を求める訴訟を起こし、奈良地裁で今月下旬に判決が出る予定だ。
 川原畑地区の住民の一部からは、大滝ダムの事例を引き合いに、同地区の移転代替地周辺の地質を懸念する声も出ている。
 国交省は2本の幹線道路について、ほぼ完成している八ツ場バイパスの雁ケ沢―川原畑東部の約4・4キロ、県道の東吾妻町三島―川原湯東部の約1・9キロの区間のみを、4月から開通させる方針。
 いずれの区間も現在の国道145号とは直接つながらないため、住民の生活道路として町道に認定するよう、両町を通じて両町議会の議決を求める。今回のように部分開通区間を暫定的に町道にする場合には国交省が維持管理を担うため、町の負担はほとんど増えないという。
 国交省八ツ場ダム工事事務所では、バイパス工事の遅れについて「コメントできない」としている。  


Posted by やんばちゃん at 23:50Comments(0)八ッ場だより