グンブロ広告

ビジネスライセンス料  3,000円/月

飲食関連事業用 ライセンス 毎日1セット広告  1,600円/月

お問い合わせは、 info@gunmawen.net

本広告は、30日以上記事の更新がされませんと自動的に掲載されます。 記事が更新された時点で、自動的に破棄されます。  

Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2010年03月12日

常任委つかの間、傍聴記。議会は誰のもの?

 かねて依頼しておいた情報公開の公開日が、本日10時。 そして、同じ時刻から、県議会常任委員会の日でもありました。

 で、情報公開室で、文書を数種類うけとってみると、議会に上程された際の特定ダム対策課の説明が抜けていたので同課の職員さんに問うと、結局、立ち会いの情報公開室の担当者が「それなら、議事録にあるはず」というので、と所蔵棚まで一緒に行って探してもらった上に、「手間とるようだったら、委員会の傍聴に行ってくるから、係の方に渡しておいてくださいません?」とちゃっかりお願い。
 「八ッ場ダム問題」し同特別委員会でという妙な不文律のため、触れないのは分っていたので、傍聴は迷っていたけれど、ここで探してもらう時間を待つよりは良いとふんだのでした。
 5階の議会棟への通路へ出るため、エレベーターにのると〇〇新聞社の記者に。議会棟への通路では今度は他新聞の記者にあい、4階までしゃべりながら進み、1階の受付で手続きをして階段を再度、上ると、またもう一人。この記者も4階へ。4階には総務企画・厚生文化の二つの常任委員会が開かれていた。
 3階で開かれていた産経土木常任委員会はひっそりしていた。もちろん、傍聴席は私一人。記者席も二名のみ(昼ちかく、もう一人見えたが)。
 10時半に近かったが、記者さん達のご出勤時間は、おそらく「付託議案の概要・内容」の説明を過ぎて質疑の時間に入る頃をみはからっているのかもしれないなと、席についてからひらめいた。
 県課長クラスが説明してくださるのは、分厚な議案書による。耳で利いても意味不明。もちろん、記者には配布ずみ。この日は50分程度だったが、長い時は一時間を超える場合もあって苦痛極まりない。しかし、初回は緊張してご拝聴していた。お葬式の読経の部分に相当する時間である。
 せめて傍聴者にも、時間のロスなので傍聴中のみで良いから、レンタルしてくれないかなと思ったものである。
 フカフカ椅子にふんぞり返って私語を交わす議員サマやテーブルのあるマスコミとの差をつけすぎる。必あまりに差があり、然的にこちらも「聴かせて戴いている身」として卑屈にへりくだってしまう。
 議会は誰のためにある。
 大沢知事も過日の後藤県議の質問、「県庁は誰のもの」に答えて「県庁は県民のためにある」と明言していられたではないか。
 
 八ッ場がないから、議題は前橋市元総社町の老朽県営住宅地の再開発や下水道・浄化槽などの都市問題が多かった。
 最初の質問者は副委員長の萩原渉議員。吾妻郡選出である。上信自動車道のことなどの質問をくりだされていたが、特にのこったのは、「町中再生・中心市街地活性化」問題」へのご提案。
 いいことをおっしゃっていた。
 あわてて、メモった萩原議員の言語録をご紹介。
 “町中に人口をはりつけろ”とのキャッチフレーズを援用し、ある町中に2000人収容の学生寮を建設したら、活性化した例があるそうであった。是非、この“人口貼り付け方式”を用いられて、前政権の失策にて人口流出に歯止めのかからず窮状にひんしている、八ッ場現地の活性化の先頭に立たれて戴きたいものである。
 また、県行政にとって多年の難物的課題だったらしい元総社町の老朽化した県営住宅問題でのご意見の中で、しきりに「プロポーザル方式の導入を行い、企業の知恵をかりろ」と力説されていられた。
 が、プロポーザル方式の中味を知りだした身には、異論があった。
 確かに新技法の英知がちりばめられたプロポーザル方式には魅力と吸引力があるが、現実にはたった一社の場合もある。しかも条件に限定枠で、ある意中の企業しか応募できないプロポーザル方式もあるからである。提案してみようかと思う次第である。
 
 で、手元のメモ書きには、「企業の知恵ではなく、本来は県民の知恵に基づく」と記してあった。
 広く県民の知恵と提案も、募るべきでは?  ものごとを最もよく知っているのは、地形や風土を知り,実際に生活体験のある地元民であ。
 この間の小さな町議会での体験で味わってきたのだが、議員が一般質問などで力説、特に自民党さん系の議員さんたちが多かったが、後日、全容が浮かび出ることがあった。あらかじめ予想がつく同僚議員は、「見てみろ、ヤッコさん。〇〇筋に頼まれているんだんべから、一生懸命だいな」。思えば、三人称に「やっこさん」なる語が、仮にも議員サマに対してもまかり通る町なのでした。
 
 ま、その折の体験が感覚的に浮上したわけではなかったが、ちょっぴりひっかかった次第である。
 続く、笹川議員の質問で、午前中は終了。
 聴いていて、ムダな質疑はないけれど、家に雑事・家事が山積み。一時間半のみの傍聴にて、午後の傍聴は思い切って断念。
  ※実は、当初の表題は、「議長室の豪華さに驚きました」であった。そして、知事室前のロビーでのことなどを記すつもりだったのだが、余分ごとまで記し過ぎるから、書いているうちに止められずに紙幅がつきてしまいました。    


Posted by やんばちゃん at 23:59Comments(0)紹介