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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2010年03月17日

県議会八ッ場ダム特別委員会傍聴

 県議会に傍聴に行きました。
 八ッ場ダム特別委員会、その最終会と冒頭の委員長あいさつにありました。
 メンバーは15名。そのうち、5名?ほどは、産業経済土木常任委員会の委員。
傍聴席におかれた委員会次第によれば、

 3 付託議案(第1号議案)の概要説明・内容説明
 4 付託議案(企業局関係)の概要説明・内容説明
 5 付託議案の質疑
 6 付議事件の質疑
 7 付託議案の討論・採決
 8 開会中継続審査(調査)特定事件の決定

 付託議案(第1号議案)とやらが、「お手元の資料」とか「議案書〇ページをご覧ください」とかで説明されるのだが、傍聴者には先の委員会次第の1枚のみだから、ようするに耳だけでの理解で、具体的に「一号議案の〇〇〇」の〇〇の部分を聞き逃した耳には、まさにチンプンカンプン。
 いかに立場が違うとはいえ、ダム推進派の委員の皆さんのご意見には「そのご認識はちがいますよ。事実はこうですよ」と繰り出したい場面が多々あり。でも、じっと我慢の子ならぬおばさんでいるしかない。
 特に水質問題の辺りはひどかった。幾人かが新聞記事を片手に「毒水」に言及。「〇〇記者っているかい」と記者席を見て、記事の中の現地民の証言に「本当に毒水って言ったンかい」などと問う場面まである始末。異口同音にヒ素があれば、とうに死んでいるとか吾妻川の水を飲んでいるけれど、大丈夫とのいつもながらの“おちょくり的論調語”。
 
 採決は全て可決。
 しかも、一号議案以外は、全員賛成。
 不思議なのは一号議案の時に、野党筋が割れたから、より混乱。これが八ッ場ダム問題の決着だと踏んでいたのだが、おかしくなってしまっている。野党筋はどうなっているのだろう。確執はなんとなく感じてきたが…… 私が味わっているのと同じカタチではないかと踏む。

 質問の多くは15日に委員会一行が、現地長野原執行部と話し合った事柄を踏まえての質問だった。トップバッターの萩原渉議員が、途中、副知事の召喚を要請。席を入れ替えるとのことで、しばし休憩に。
 で、目の前の県職員に、「その資料、ちょっと拝見できませんか」と問うと、「議事課に聞いてください」という。ガードがかたい。
聞けば、不可なのは目にみえている。可ならば、最初から席に配布されている。現実に参考人招致の時は、講師のレジメは貰えた。「後で聞いてみますけれど、最終的には情報公開採るしかないかもしれませんね」と引き下がった。が、「しかし、知事は県庁は県民のためにあるといいますけれど、議会は県民が最もないがしろにされていますよね。資料ももらえなず、録音記録はダメ。筆記するにも机なし。皆さんがお偉くなった時には、改善してくださいね」とたたみかけた。
 確かに職務に忠実なる、わが群馬県職員たちよと感心していたら、旨のプレートにはそう書いてなかったけれど、午後になって、水特法の下流都県の負担割合の資料を採りに行き提示するに及んで、彼らは特定ダム対策課関連の職員とわかり、さすがは特定ダム対策課筋よ、?悪名高き私に、おいそれとは見せないよなとと、今度は得心した。

 見せぬとなると、より見たくなるもの。
 しかも、終日、机なしの席で、身体をねじりながら委員席を見ながら、筆記していると手首が疲れてしまうし、身体も痛くなってくる。この日、真ん中で2分割し、記録したノートは19ページ。老化現象だから仕方なしとは思っても、なんでこんな隅で、オドオドとしなければならないのかといささか、腹立たしい。 当初は「傍聴させていただくだけで有り難い」的感覚であったが、慣れとはたくましいもの。
 
 で、おばさん組のずうずうしさで、羞恥心をかなぐり捨てて終了後、以下を議会事務局に申し出た。
 1、傍聴人にも、会場内に限った「レンタル形式」で良いから、資料と議案書を見せるなどの措置を講じてほしい。5人に1冊でも良い。
 2、筆記するしかないのだから、職員やマスコミ席と同じように机を設置できないか。

 2番はあっさり、「場所なし」とのこと。(……県民が主役ですぞ。でも、このおばさんは、しおらしい県民の域を超えているけれど)
 1番は、議事課は次第のみ作成で、資料の作成はしていないのでわからない。ではどこかと問うと、財政課が行う由。「財政課ですか?」と思わず念押し。(でも、資料の元は各担当課が作成するものだと思ったけれど」
 そして、議案書などは県民コーナーで販売しているという。これは驚嘆。「あら、群馬県ですごいんですね」とは言ったものの半信半疑。そりゃ、議事録の閲覧はこの間、ずいぶんコピーを撮らせてもらったけれども……

 早速、確認と情報公開の手続きに、県庁内2階の県民コーナーへ。
 受付で、議案書の販売場所を問うと、笑われた。
 過去の議事録は禁帯出で閲覧可。
 ただし、予算書は確かに販売していた。定価は1980円でほっとした。もっとすると思っていた。でも、買うほどの必要性もない。欲しいのは〇〇号議案でまかり通る、その議案の詳細。議員に配布される議案一式の中味。

 次に顔なじみとなった情報公開室の担当者の名前を伝え、呼んでもらった。彼はやすみでもう一人の職員さんが出てきてくれた。やはり、財政課は作成するだけで元は特定ダム課ではとなり、まずはそこへとなった。手配してもらって、同じく顔なじみの特定ダム対策課の職員さんがまず見えた。記事課の権限だろうとなり、問い合わせ。
 答えは、今後作成予定の記事録と一緒のものなのだが、切り離して資料のみならば、それは担当課の判断によるとのこと。「資料のみで、結構です」と添える。特定ダム課の方は瞬時、困惑顔で「協議させて欲しい」とおっしゃる。「それではそういうことでお願いしますむと立ち上がった。食い下がっても仕方なし。どうしても手にいれなければならないものとも違うし駐車場の時間もある。懇切に対応してくだされたこの方を怒らせても仕方ない。
 「開示請求の書類はもってますか?」とルールに基づく手順を情報公開の担当者が問うので、「持ってはいるけれど、開示か非開示か決まったらでいいわ。それに正しい正式名称、わからないから、むしろ〇〇さんの方で教えていただきたいし」と伝えて、普段は腰の重いおばさんにしては、めずらしくあっさりと足早に駐車場に。超過の負担金額は少なくしたい。ところが、駐車場でまた、ひとパニックあり。どこまで、なんで何事ともあっさりスムースにいかない運命のヒトなのか。
  
 さて、皆さん、(議事録に載らない)常任委員会などの傍聴に際して、一県民にすぎない当方の上記の要求は、行きすぎでしょうか?
 ご意見、請う。  


Posted by やんばちゃん at 23:58Comments(1)報告