グンブロ広告

ビジネスライセンス料  3,000円/月

飲食関連事業用 ライセンス 毎日1セット広告  1,600円/月

お問い合わせは、 info@gunmawen.net

本広告は、30日以上記事の更新がされませんと自動的に掲載されます。 記事が更新された時点で、自動的に破棄されます。  

Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2010年05月23日

人情市は露天商泣かせの、雨だった

 人情市の朝です。
 結局、昨日はある場所で手間取った。
 その上、思いぬかけぬ新芽の瑞々しさに惹かれて摘み取り、「これなら売っても大丈夫」とひらめいたセリなど、野のものを、家に持っていっても、洗うのに往生するのは目にみえている。
 で、きれいな流れの八ッ場の川の中で洗って行こうと、川筋を思いえがく。
 昨日の土曜日、久森沢は道からみたら、恰好の田植え日和らしく幾軒かの耕作主が出ていた。いくら、公認で採ったセリでも、何となくためらうものがある。従って断念。ある水口の流れに行ったら、やはり田の整理をしているご家族がいらして、そっと引き返す。
 結局、最も人目につく村内の滔々と流れ去る用水で土を落とさせてもらった。しかし、川とはことなり、ゴミは採れない。
 でも、こうしたきれいな清水に恵まれた山里の暮らしは、つくづく羨ましい。
 
 そんなこんなで、帰宅できたのは、7時半。8時閉店の実家から、販売に必要なラべラーや結束機など道具一式と小銭などを、借り受けるのが、やっと。
 明日の朝、サンショウの実とフキとタケノコを採り、摘みこまざるを得なくなった。
 すでにヘトヘト状態。

 翌朝、めが覚めたらなんと2時半。つまり3時間睡眠だなと得心。でも、まだ寝ておかないとどんなしくじりをやるか分からないから、もうひと眠り。
 4時に起きて、かけずり回った。
 しかも、近所のもて余し気味のあるものまで、昨年から採って販売してあげている。
 今年は体力から考えても,出来るかどうか分らなかったから、断りに行く時間とてもなかったから、してなかった。が、少しでも売れれば喜ぶだろうと考えて、その季節ものまで、ついに竹藪への帰途、立ち寄った。断る時間も無いが、早朝のことゆえ、無断で採った。
 起きた時から降っていた小雨の雨脚が、強くなってきたが、かまってはいられない。汗まみれになるので出がけ前には着替えなければならないのは毎度のことである。
 そういえば、昨晩、実家で明日は雨だと利いたけれど、フル回転で意に介している時間などなかった。天気予報など聞いている間がなかった。

 車の座席を倒して平面にし、箱類に山菜類を入れて摘みこみ、その上に板を敷き、鉢ものを並べる。花や植木類は日頃より用意してきたが、大きさや高さがあるから、その配分がむずかしい。
 結局、到着したのは、8時~なので、遅くともそれまでにと言われているのに、8時過ぎ。
 降ろす際から、次々と寄ってきて、「幾ら」と聞かれる。、「すみません。まだ来たばかりで、申し訳ありません」と謝る。決まっているものは応えるが、丁寧に対応しても、大半はいつもの顔見知りの方たち、つまり同業者の値段の確認だけなのはわかっている。
 
 小一時間たって、ほぼ体裁が整って、気がついてみたらずぶぬれだった。
 考えたらあいにく合羽類をみんな車から降ろしてしまっていた。傘をさしていたら、近場のテナントの方が、レインコートを余分にあるからと持ってきてくださった。
 私は間に合う自分の範囲でどうにか処す主義だし、人さまから借りるのは気持ちの負担になってしまう。一度はご辞退したけれども、でも、素直にご厚意に甘えることにした。
 そんなことにも頭が回らないほどの極限状況だった。

 そして、あらためて周囲を見間ますと、客数もテナント数も過去、最低と言うほど少なかった。
 それでも、楽天的というより、どっかの神経が抜け落ちているこのオバさんは、天気予報を知らないが故の強みで、午後になれば、止むだろうくらいに考えていた。
 周辺の主に衣類関係のテナントが見切りをつけて帰って行くなかで、定刻の3時までいようと思っていた。
 ついに、帰途もしんがりであった。

 会場で30日の「八ッ場で田植え」のチラシを近くのテナントの若者たちのグループにお渡しした。さらに、事務局の方にもお配りしたら、本部テントに置いて下さるとのこと。忙しくてマスコミへの対策だけは採ったが、その後、配布できなかった。
 そのうちのお独りゲット。ただし、現地の実行委員さんの心づもりの食堂に頼むおにぎり二個くらいでは、足りなそうな若さだったので、それとなく周辺のことを口にしてみた。
 仲間のとさらに屈強な若者が「オバさん、彼は6~7個くらい食べるよ」口を添えた。
 これ一つでも、策の練り直しに迫られる。
 私は何とか八ッ場米の炊き出しをしたいものと考えている。その為にも、雨の中でも燃えているが、ともかく、雨脚はどんどん強くなってきた。昼過ぎにはTシャツなど仲間3人で販売していた彼らも、見切りをつけて退散していった。
 
 同時刻には、八ッ場現地の林地域でも、「花を観る会」(スポンサーは日本生態系協会。正式名称、失念)とやらが、実施されているはずです。たぶん、今日は山間ではことさらに難儀したことでしょう。
 なんで、こんな日に大雨が降るのよ!!   


Posted by やんばちゃん at 23:56Comments(0)八ッ場だより