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お問い合わせは、 info@gunmawen.net本広告は、30日以上記事の更新がされませんと自動的に掲載されます。 記事が更新された時点で、自動的に破棄されます。2010年11月05日
利根川・基本計画策定時の計算資料見つからず
馬淵大臣の記者会見のうち、
①基本高水についての方針について、雨宮さんのメールからご案内します。
②次に、過去の資料がなく、河川整備基本方針を定める旨の次の記者会見を、同じく雨宮さんのメールを転載させていだきます。
/////////////////
一 【2010年11月4日19時10分】
10月29日閣議後会見の質疑応答の中から、基本高水等の部分のみ抜粋します。
この中で、過去の資料が見つからない場合には、新たな(河川整備基本)方針を提示すると発言しています。
その中身として再計算をして・・ということを暗に示唆しています。
会見があった同日午後に、政権交代後初の「第42回社会資本整備審議会河川分科会」が約1年半ぶりに開催されました。
河川局河川計画課企画専門官が統括する事業評価小委員会の設置・その他が議題となっています。
http://www6.river.go.jp/riverhp_viewer/entry/y2010e61d2a5d2d6ad10a003287aa7e6e11c6768589976.html
基本方針・整備計画の検証が検討されるのかも知れません。
◇馬淵大臣会見要旨 2010年10月29日(金)10:46~11:19
http://www.mlit.go.jp/report/interview/daijin101029.html
(問)
先週の金曜日に大臣が会見でおっしゃった利根川の基本高水の関連で、具体的な流出計算の資料が現時点で見つからなかったと。それで徹底的に調査していくとおっしゃいました。
1週間経ちましたが、現時点での状態はいかがでしょうか。それに関連してですが、詳細なデータが無くても河川局の皆さんは、貯留関数のプログラムにはモデル図をお持ちなので、さっそく検証のために再計算をなさっていたかと思いますが、大臣はどのようにお考えですか。
(答)
古い資料を探すことが目的ではありません。
問題の本質は、平成17年当時の社会資本整備審議会小委員会の中で検討がなされなかったことが問題なわけです。
私はそのことは、よく分かっているつもりです。
ただし、調査は命じました。そのことについて、いつまでも長い時間を掛けて、古い資料が有るか無いかの議論をするつもりは毛頭ありませんので、時限を区切ってもう無いということで結論が出れば、無いということに立って改めて次の方針を示そうと思っています。
(問) それは、検証という中で再計算を実際に行うという意味ですか。
(答) 改めて皆様方にお伝えをしたいと思います。
//////////////////////
二、【2010年11月5日16時45分】
馬渕大臣が国交省職員に探させていた利根川の基本計画策定の際の計算資料は結局見つからず、前回の会見で大臣が示唆していたようにゼロベースで再計算することとなりました。
手続きについては、基本計画を再策定する前に「検討の場」に提示するような方針のようですが、時間の制約を受けてのことでしょうか?
手続き論としては、社会資本整備審議会に差し戻しをして、委員を一新した河川整備基本方針検討小委員会で定義するのが真っ当なプロセスだと思うのですが。
◇大臣発言(利根川水系の基本高水の検証について)
http://www.mlit.go.jp/page/kanbo01_hy_001213.html
<前段(尖閣衝突ビデオ流出関連)省略>
それから2点目でございます。
これは先般よりお話をしておりました中で、利根川水系の基本高水の検証につきまして報告を申し上げます。
10月22日の会見におきまして、昭和55年度に利根川水系工事実施基本計画を策定した際に、八斗島地点における基本高水のピーク流量毎秒22,000トンを定めるに当たって「観測史上最大流量」を計算した時の詳細な資料を徹底的に調査するよう指示したと、このように申し上げました。現時点でこの資料一括としての資料は確認できませんでした。
また、11月2日の会見でお答えをしたとおり、平成17年度に現行の利根川水系河川整備基本方針を策定した際の、昭和55年度に定めた基本高水のピーク流量については、飽和雨量などの定数に関してその時点で適切なものかどうか十分な検証が行われていなかったと考えております。
結果から見れば、「22,000トンありき」の検討を行ったということであります。
私としては、これは大変問題であると思っておりました。
過去の資料がないということを私は問題にしているのではなく、利根川の治水計画の基本である基本高水の信頼性が揺らぎかねない問題であるということをかねがね申し上げてきたわけであります。
この件につきましては、国土交通省、当時でありますが大変ずさんな報告をしたと、このように思っておりまして、率直に所管する大臣としてお詫びを申し上げます。
このため、今後、過去の資料の調査というのはこれにて打ち切ります。
私は改めて、従来の流出計算モデルにとらわれることなく、定数の設定、あるいはゼロベースにおけるモデルの検証を行って基本高水について検証するよう河川局に指示をいたしました。
この基本高水の検証に当たりましては、「八ッ場ダム建設事業の関係地方公共団体からなる検討の場」におきまして、逐次情報公開などをするなど考えておりますが、学識経験者、あるいは科学的知見といったところでの評価をいただいて、透明性を確保しながら、私としてはできる限り早い段階で御提示をしてまいりたいと思っております。
私の方からの報告は以上2件です。
①基本高水についての方針について、雨宮さんのメールからご案内します。
②次に、過去の資料がなく、河川整備基本方針を定める旨の次の記者会見を、同じく雨宮さんのメールを転載させていだきます。
/////////////////
一 【2010年11月4日19時10分】
10月29日閣議後会見の質疑応答の中から、基本高水等の部分のみ抜粋します。
この中で、過去の資料が見つからない場合には、新たな(河川整備基本)方針を提示すると発言しています。
その中身として再計算をして・・ということを暗に示唆しています。
会見があった同日午後に、政権交代後初の「第42回社会資本整備審議会河川分科会」が約1年半ぶりに開催されました。
河川局河川計画課企画専門官が統括する事業評価小委員会の設置・その他が議題となっています。
http://www6.river.go.jp/riverhp_viewer/entry/y2010e61d2a5d2d6ad10a003287aa7e6e11c6768589976.html
基本方針・整備計画の検証が検討されるのかも知れません。
◇馬淵大臣会見要旨 2010年10月29日(金)10:46~11:19
http://www.mlit.go.jp/report/interview/daijin101029.html
(問)
先週の金曜日に大臣が会見でおっしゃった利根川の基本高水の関連で、具体的な流出計算の資料が現時点で見つからなかったと。それで徹底的に調査していくとおっしゃいました。
1週間経ちましたが、現時点での状態はいかがでしょうか。それに関連してですが、詳細なデータが無くても河川局の皆さんは、貯留関数のプログラムにはモデル図をお持ちなので、さっそく検証のために再計算をなさっていたかと思いますが、大臣はどのようにお考えですか。
(答)
古い資料を探すことが目的ではありません。
問題の本質は、平成17年当時の社会資本整備審議会小委員会の中で検討がなされなかったことが問題なわけです。
私はそのことは、よく分かっているつもりです。
ただし、調査は命じました。そのことについて、いつまでも長い時間を掛けて、古い資料が有るか無いかの議論をするつもりは毛頭ありませんので、時限を区切ってもう無いということで結論が出れば、無いということに立って改めて次の方針を示そうと思っています。
(問) それは、検証という中で再計算を実際に行うという意味ですか。
(答) 改めて皆様方にお伝えをしたいと思います。
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二、【2010年11月5日16時45分】
馬渕大臣が国交省職員に探させていた利根川の基本計画策定の際の計算資料は結局見つからず、前回の会見で大臣が示唆していたようにゼロベースで再計算することとなりました。
手続きについては、基本計画を再策定する前に「検討の場」に提示するような方針のようですが、時間の制約を受けてのことでしょうか?
手続き論としては、社会資本整備審議会に差し戻しをして、委員を一新した河川整備基本方針検討小委員会で定義するのが真っ当なプロセスだと思うのですが。
◇大臣発言(利根川水系の基本高水の検証について)
http://www.mlit.go.jp/page/kanbo01_hy_001213.html
<前段(尖閣衝突ビデオ流出関連)省略>
それから2点目でございます。
これは先般よりお話をしておりました中で、利根川水系の基本高水の検証につきまして報告を申し上げます。
10月22日の会見におきまして、昭和55年度に利根川水系工事実施基本計画を策定した際に、八斗島地点における基本高水のピーク流量毎秒22,000トンを定めるに当たって「観測史上最大流量」を計算した時の詳細な資料を徹底的に調査するよう指示したと、このように申し上げました。現時点でこの資料一括としての資料は確認できませんでした。
また、11月2日の会見でお答えをしたとおり、平成17年度に現行の利根川水系河川整備基本方針を策定した際の、昭和55年度に定めた基本高水のピーク流量については、飽和雨量などの定数に関してその時点で適切なものかどうか十分な検証が行われていなかったと考えております。
結果から見れば、「22,000トンありき」の検討を行ったということであります。
私としては、これは大変問題であると思っておりました。
過去の資料がないということを私は問題にしているのではなく、利根川の治水計画の基本である基本高水の信頼性が揺らぎかねない問題であるということをかねがね申し上げてきたわけであります。
この件につきましては、国土交通省、当時でありますが大変ずさんな報告をしたと、このように思っておりまして、率直に所管する大臣としてお詫びを申し上げます。
このため、今後、過去の資料の調査というのはこれにて打ち切ります。
私は改めて、従来の流出計算モデルにとらわれることなく、定数の設定、あるいはゼロベースにおけるモデルの検証を行って基本高水について検証するよう河川局に指示をいたしました。
この基本高水の検証に当たりましては、「八ッ場ダム建設事業の関係地方公共団体からなる検討の場」におきまして、逐次情報公開などをするなど考えておりますが、学識経験者、あるいは科学的知見といったところでの評価をいただいて、透明性を確保しながら、私としてはできる限り早い段階で御提示をしてまいりたいと思っております。
私の方からの報告は以上2件です。