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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2010年11月23日

ジェンダーの視点で八ッ場を観れば、世界の風を吹かしてみたい!

 20日に本欄で御紹介した、 馬淵国交相と一都五県知事の直接協議は、「26日都内で開催」のようです。
本日23日の上毛新聞一面中段に、
「26日会談へ調整  ダム負担金問題で国交相と関係知事」の見出し。
また、 毎日新聞群馬版にはトップ扱いで昨日開催の全国知事会での大沢知事の発言が掲載されています。
  八ッ場ダム問題 「相反することを発信」 全国知事会議  知事、政府の対応批判
 上記、ふたつの報道を朝、二つのメーリングに入れ、下記のイベントに出かけました。
 その他、朝日・読売にも同種の記事がありました。

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 終日、女性学の学習会が、属している群馬県内の団体「ウィメンズウィルぐんま」主催でありました。
 学習会の名称は、(今、初めて要項を見て正式名称を知るヒトなのですが)、「地域における男女共同参画促進を支援するためのアドバイザー派遣事業ーー群馬の風 世界の風」となってました。例会で位置づけられ、全二回の最後なのに、この始末。いつもバタバタあたふたと遅刻気味で、皆さんにおんぶにだっこの始末の悪い会員なのです。
 「群馬の風」編については、過日、内藤和美さんの講座がありました。
 男女共同参画法の制定された1999年に企画された群馬県の「県政参画講座」に学んだ1期生の集いから、現在NPO法人になったこの会で、当方は極めて怠け者なのです。
 そんなわけですから、昨日も午前中の例会を終え、13時半~の講座開始前の任務も、会場準備のその他大勢の要員の中に滑り込んでました。
 すると、会長の〇子さんが、当方を探しにきて講師控え室へ、ご講師の山下泰子さんがわが会員手作りの極めて美味しそうな昼食を召し上がっている席に引っ張っていくのです。
 何かと思ったら、山下さんは昨年八ッ場を訪れていらして、そのことが話題にのぼっていたらしいのでした。
 で、お食事の邪魔にならない程度に、連続発射の言葉をやや抑え気味に説明させて戴きました。

 二年前、例会であることから八ッ場のことに話題が派生した時には、もともと県主催の会への応募がきっかけで発足。会の事業の主体はほぼ県企画事業の一端であり、会員にも何らかの関連性を持つ方もいらしたので、やや難い空気がありました。
 でも、そこは聡明なるわがウィルのメンバー。
 最近ある役員いわく。[この頃は八ッ場のことを言っても反発するヒトはいなくなったでしょう」と言う通りとなって、会報に「八ッ場の癒しの風俗詩」なる拙文を記させて貰っている次第。但し、当方にもいささかのおもんぱかりはあって、自己規制というか、表現規制的要素は多分にあるけれど…… 文章を書く基本姿勢として、内心忸怩たる思いもあるが、事実を知ってもらえるだけでも良いと位置づけている。
 
 「女性学」の第一人者、山下泰子さんのお話は、ご自身の監修によって刊行されたばかりの『学んで活かそう女性の権利 女性差別撤廃条約と選択議定書』(国際女性の地位協会編)をテキストにしてのお話でした。
 精通した方のお話は噛み砕き自在にくみたてててお話してくださるので、とても判り易く、「世界はこういう状況で動いているんですよ」と張りのある声で、高らかにおっしゃられた言葉が今も耳元に残っています。
 そうなのです。世界の風が吹いてくれている昨今、今なお“群馬特有の風”に縛られている群馬の西北部・八ッ場にも世界クラスの脱ダムの風を吹かせねばなりません。
 山下さんのお顔は、北京会議の前後の女性学の躍動期、ヌェックなど各地の会合に明石書店の書籍販売として参加していたので、よく存じ上げていました。けれど、販売のために行っている上になぜかご縁がなくて、ワークショップ等に加われず、じっくりと拝聴する機会がありませんでした。引き続き、またご縁があるようで楽しみにしています。

 最後に一人一分以内の発言。
 当方、迷わず27日のイベント案内が手元にあったので、それを示し、山下さんが八ッ場にみえていられたことに触れ、
「女性学の視点でみれば、男社会が練り上げた八ッ場に代表される大型公共事業の構図は、悔しいことばかり」と。
 さらに、講義中に「法律違反であるおかしなこと」として言及なされた、関東の一部の県に残存する、「公立高校の男女別学」問題についても、[八ッ場ダムのことを理解してくださる方は、未だに別学ということに驚かれます」と昨年春の本ブログ欄での全国の方からの反応をお伝えした次第です。  


Posted by やんばちゃん at 23:52Comments(0)八ッ場だより