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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2011年02月01日

感謝しつつ、批評文への微妙な訂正

 昨日の拙著への批評に対し、「ここまで読みこんでくだされたか」 という感謝の思いでつづり、かつ,かきん的な誤記については、念のため、一言申し上げたのが以下の手紙文です。
 「日刊ゲンダイ」編集部 様      
 さる18日の貴紙、「NEWSを読み解く 今週のキーワード」欄(17面)の「ダム問題再考」にて、拙著『八ッ場ダムー計画に振り回された57年』をご紹介くださいまして、本当にありがとうございました。
 掲載日の翌日、19日の夕刻、明石書店からのFAXが入り、お採りあげくださいましたことを知りました。
ですのに、先週末は昨日あったイベントを控えて錯綜とするままに、心ならずもお礼を申し上げるのがこのように遅れてしまいましたこと、お許しくださいませ。

末尾の「…略… 八ッ場ダム問題の集大成的著作だ」など、過大な記述表現に面映ゆさを覚えてしまいますとともに、八ッ場ダム問題に連なる者の一人として、心底心ふくらむ思いです。
また、後半部の筆致は、行間にこめた当方の息遣いまでをも読み取ってくだされての心配りにて、(失礼ながらお名前も存じあげませんが)お書きくだされました記者さんの思い入れと優しさを感じさせて戴けて、深々とした感謝の念に包まれてます。
おかげさまでここ数日来、久々にほのぼのとした高揚感にみたされ続けております。

ところで、お世話になりながら何とも申し上げにくいことでためらいますが、誤植というか誤認について、念のため以下に申し上げさせて戴きますこと、ご寛容の程を。
①冒頭の「長野県」は、瑣末な事ながら「群馬県」では?(群馬県に居住)。
②見出しならびに、初めから5行目~ 一段落目の末尾まで。
「同ダム建設は国と県による法の抜け穴づくりの産物だという」という記述があります。私は「ダムは国家の大罪」とは記しましたが、このようには申しておりませんことを、念のため、一言申し上げさせて戴きます。
想うに、“法の抜け穴づくり”という言葉の出どころは、
ご紹介くださいました新版の、「新版への序」のP8の中頃の、初めから6行目から始まる「公有地拡大促進法」についての一文の中で、
《国と県が力を併せて「法の抜け道づくり」を行い、》と記しましたので、そこからの拡大解釈で、「ダム建設は法の抜け穴づくりの産物」とお書きにくだされたのかとも想われます。あくまで土地の税率問題に関してで、ダム建設全体には及んでおりませんので
……、見出しの意味合いは、微妙に異なるものと思われます。

※なお、次は私の記述でもなく、ミスでもありませんが、紙面の字数制限もおありだったこととご推察いたしてますが、ことのついでに正確さを期して書き添えますと、
2段目 初めから5行目
「増額。これに水源地域対策特別措置法などの費用を加えて合計は何と8800億円」
については、
 2003年11月の基本計画案変更に伴っての値上げ案提示の後、関東地方整備局から送ってもらった試算表に基づき、当方が作成した変更後の負担額は、
 「建設事業費」+「水特法」+「水源地域対策基金事業」=5034億円
となり、この金額に「起債の負担額」も含め、約8800億円になるとの試算でした。

 超お忙しい編集作業の過程で、また数あるダム関連図書の中からトップにお取り扱いくだされました編集部の皆様のご厚意に対し、いわずもがなの事を申し上げましたが、ダム問題においては些か神経質気味になってまして……ご理解くださいますよう。

 なお、もし今後の貴紙のご企画中に、先の「公有地拡大促進法」の誤用(2005年時)などの資料面でお役にたてるようなことありましたら、喜んで対応させて戴きますので……(他ダムの補償基準を始め、幾つかの内部資料を持っております)
 また、現地を訪れる度に、一部地権者のとどまることのない貪欲さには腹だたしく、せめてもの一矢を報いるべき、この間、丹念に記録を採りためてまいりました。 
 
 送付の時間に急かれてか、意をつくしきれませんが、編集部の皆さま方のうれしいお心遣いに、遅ればせのお礼と、臆しつつの訂正事項を申し上げさせて戴く次第です。           ―-2011年1月23日  〇〇 ▽子 拝――
  


Posted by やんばちゃん at 23:10Comments(0)八ッ場だより