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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2011年06月10日

特別委・傍聴記(その三)「打越代替地の安全性」など

 8日の特別委委員会より、引き続いて、伊藤県議の質問のハイライト部分を。
 昨日、睡魔と時間に急かれて、筆記ノートを確認せずに記憶力だけで記してしまいましたが、伊藤県議は以下の順序で質問しました。
 まず、「八ッ場ダム問題は“大変、ゆがんでしまってきた”」と切り出し、
  一、  (当初の通告にはなかったようなのでしたが、あまりに内容が酷いので)主にこの日の、他議員の質問時の誤認事実の訂正に充てられたようでした。
     ① 堤防とのダムとの水防計画の比較・推移
     ② 基本高水への認識
     ③ 暫定水利権について
      午前中の角倉さんも「水利権は消滅しない」ことを確認しようとしていましたが、県ダム対策課は執拗に認めませんでした。続いて、午後の二番手の田所県議は、「生活再建などダム事業費は、暫定水利権に基づく下流都県からの負担金である。大ごとである」との論調にて、「中止の場合には、水利権が消滅。大変なことになる」とまくしたてあおってました。
 ダム対策課も呼応しての対応に対してなのでしょうか、伊藤県議は、「倉渕ダム凍結後、水利権はどうなっているか」の事実に即した反論を試みてました。
 以上は、今般の質問の本旨ではないので、深追いはしないとここで区切り、次の質問に移りました。
 


  
     ④ 最も、時間を割いたのは、お得意の「減電補償」問題。(本来はこの問題から始められようではなかったのでしょうか?) 自身で作成された資料を配布して、見事に論旨の矛盾を看破。
       この部分のまとめは、以下の毎日新聞を参照してください。
             【2011年6月9日 毎日新聞群馬版】
八ッ場ダム・流転の行方:吾妻川水系発電、与える影響議論--県議会特別委     http://mainichi.jp/area/gunma/news/20110609ddlk10010243000c.html

  そして、二つ目は「打越代替地の安全性」です。
  伊藤県議が配布された資料です。写真の上方が、①の質問である盛土部分。下の写真が、②の崩れた要壁の石積みです。



   二、「打越代替地の安全性」    昨日落としてしまったのでしたが、その一つ目は、
     ① 盛土の深さ=厚さ   35m~42m
       〃 の高さ       97m
       特筆すべきは、これらは異常な数値で、全国的にも例がなく、群馬県も安全性の面から独自調査をすべきではないかと県特定ダム対策課に迫りました。
     ② 2項目目が昨日、お伝えしましたが、写真資料を用いて、
        のり面部分の要壁部の石に、現場工事から出て(処分に困った)石を使用した経過事実。そして、現在、風化どころか崩れだしてしまった。

  三、地滑り問題について   ① 建設地一帯は地すべり地帯であること。
   ② それらの地に設置してある集水井が水没した場合の危険性
   ③ 滝沢ダム・大滝ダムの試験湛水後の地すべり問題に学べ
                       以上 
     


Posted by やんばちゃん at 23:48Comments(0)八ッ場だより