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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2011年10月30日

(一)工事もストップしていれば、この自然は保てたのに‥‥

※、実はさきほど、掲載してありましたワサビの写真は、別の場所のものでした。膨大な一年前の写真の中から探し出す際に、別の場所のと混同してしまったようでした。あまりにも葉がきれいで冴え冴えとしているので、不思議に感じ昨夜来、何度となく検索し直し。
というのは、ここのは、上流の集落の生活排水も流れ込むためか、また大水の時に汚れるためか、葉が汚れているのです。
 お詫びして、差し替えます。31日10時40分


 


 写真は、いずれも、2010年5月のものです。
 場所は、28日にご紹介してしている、伐採された雑木林の奥のせせらぎの昨年初夏の自生していたワサビたちなのです。最後の写真は、ちょうど今回伐採された不文の枯れ草のなかに点在していたワサビたちです。
まだ今年も来年もあるものと思って、根こそぎとらずに、自然の神さまに畏敬と感謝をこめて、必要なもののみ採るアイヌの風習にならって、茎ワサビとして用いて、茎のみ採らせてもらったものでした。
 こんなに無残に開発されてしまうなら、根ごと採っておけば良かった……、ここのは小さくて食すまでには行きませんけれど、株の大きいのは、かろうじて何とかなります。 加えて、一時間半もの地点のわが家では、なかなか気候がなじまず、鉢に移植して、夏場は太陽を避けて、涼しい場所につぎつぎと移動せねばならず、寸暇の余裕のない日々にはしんどい作業です。
 
 今年の春は、ここに来れば、ワサビにお目にかかれることはわかっていたけれど、ついに忙しくて訪れられませんでした。
 それにちょっと怖いところなのです。ジャングルのように木々が生い茂っていて、土地の方もご存知なかったものでした。しかも、近くの水田を耕しているHさんでさえも、「へぇ、あんなとこにあったかや」とおっしゃったほどなのです。
 ちよっとして秘密の場所でした。
 
 でも、去年の写真とほぼ同じ箇所ではと思えるのに、水辺には生えてませんよね。
 所用の時間に急かれていた去る、21日、 工事の方たちによって踏み荒らされた伐採され地面にも時勢しているワサビを3株ほど、ビニール袋にいれて持ち帰りました。みんな救ってあげたいけれど…… 昨今は移植する時間にも追われて、ともかく目の前の一歩のやっつけ仕事の綱渡り的日々ですので、ムリでした。
 自生したのか植えたのかわからないけれど、いっぱいしげっていたトクサもすべて伐採。

 そして、なぜだか、入口にはプレハブの小さな物置があります。
 今はなくなってましたが、確か朽ちた白い乗用車があったように記憶しているのですが‥‥ 昨年、ジャングルみたいなその奥のせせらぎのワサビにひきつけられて上流と下流を行ったりきたりしているうちに方向感覚を失い、怖くなってたどりついたら、このプレハブ゛が目にとびこんできて、ヒャッとしたものでした。でも、そこはもう出口。心底、アンドしたもので、ようやく全体の構図がわかりました。

 切り払われた土地をみると寂しくてなりません。まだたった二年間のなじみですけれど。
 何がここにできるのでしょうか。水没するのですから、道路ではないでしょうし‥‥ 土地の方に何が出来るのか聞いても、「へぇ、知らねぇなぁ」の返事。
 もしかしたら、工事と関係なく地主さんが整地しているのかも知れませんけれど……
  
 それにしても、中止といったからには、不通は予算もストップするのが常識。
 そう言って、泣く泣く最近工事用地にとられたLさん、交渉ごとで追い詰められ悩んでいた頃もはきすてるようにいっていたっけ。
 私もよもや、あの人跡未踏のような場所が、開発されるとは思わなかった。だから、「えぇー」ばかりに声をあげて、と21日にはショックでした。
 でもダムができれば、まぎれもなく、ここは固定のそこに沈むのです。
   


Posted by やんばちゃん at 17:48Comments(0)八ッ場だより