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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2011年11月04日

痛快だった、学識経験を有する者の意見聴取の場




 本日、10時~ さいたま新都心の関東地方整備局で、さる29日に締め切った意見聴取とならぶ、「学識経験を有する者の意見聴取の場」で、写真のように会議が開催されました。手前が山田部長以下の関東地方整備局員です。
 委員名簿や資料は下記をクリックしてください。
 http://search.jword.jp/cns.dll?type=lk&fm=12121&agent=9&partner=BIGLOBE&name=%B4%D8%C5%EC%C3%CF%CA%FD%C0%B0%C8%F7%B6%C9&lang=euc&prop=500&bypass=3&dispconfig=&tblattr=1

 13名の委員さんたちによる結構、活発な意見が、約2時間行われました。前日夜、遅れるやもしれぬことと午後の都合もあったので、問い合わせをした際には、当然13人者の学識者が意見をいうのですから、午後まで゜かかると思って、「午後は何時まで」と質問したものでしたが…… でも、通例のこの手の異議なしの会よりも活発な意見に行って良かったと思いました。
 末尾にも記したように、ここでもまたもの「時にハンレイなきにしもあらず」で、時代は動いていると感じた次第です。
 結構、核心をついた本質的に激しい意見もあり、久々に手ごたえがありました。
 「検討の場」もこのくらいみっちりとした討論すれば、良かったのにね……と実感。 「検討の場」では、関東瀬方整備課側の説明後に一県こどに一言づつ延べ、一時間足らでの閉会という、方通りの無感動の形式的なお役所会議が続きました。
 あの一連の会議に時間をかけるより、今回の2日に発表、本日4日に開催の学識者会議や、20日に公表、29日に意見締切りの意見聴取にもっと余裕をおくべきではなかったでしょうか?
 
 メンバーのお一人、野呂法夫・中日新聞社(東京新聞特別特報部)は17000㌧ の根拠、4600億円→8300億円への不可解さなどを、発言を牽制するような雰囲気の中で、果敢にも複数回述べられていました。
 また、清水義彦・群馬大学大学院工学研究科社会環境デザイン工学専攻教授も、確か三回ほど、この間の検討に説得力がないことなどを繰りだしてました。
 三人目に挙手した、岡本雅美・元日本大学生物資源科学部教授は、長年の学者生活からのご認識や具体的に東京都の水あまりの状況説明に言及されての、長い発言を繰り出されました。
 小林忍・上毛新聞社論説質論説委員・参与は、「賛成・反対派の意見がかみあっていない。国には説明責任があるはず。このまま推し進めると将来に禍根を残すことになる」と疑問を呈しました。
 
 座長の宮村忠・関東学院大学教授名誉教授は、岡本さんの意見には「またも岡本持論を展開をされましたね」と延べ、確か三度目に挙手した野呂さんの意見に対して、「極端な意見はひかえるように」とのご注言がありました。
 単純な当方、 おもわず、「何よ!!」と腹立たしい限り。

 ※なお、終了後のぶらさがりで、あるフリーのマスコミ筋の方が、座長の宮村さんにるると司会者としての責任問題などを質問の際、最後に「宮村さんは意見をおっしゃず、最後のコメントだけであった」と繰り出すと、「今日の会は各自が意見を言う会で、討論会ではない。本来なら、端から一人一人が意見を述べてもよかった会である」とのこと。
 (終わり間際にこの質問者の方が、私の方を向いて「最後の宮村コメントはなんだったけ」と問われたので、答えたその宮村発言とは、「地元は今まで苦労して、今止まっている。苦労している地元に対して、ほじくり返すのはいい加減にしてくれというのが個人的な見解だ」というような、もう会議は要らない。即刻ダムを造ってあげるべきだといったニュアンスに聞こえたものでした。
 

 この宮村座長さんは、「なるべく手短に」と二度ほど牽制気味の発言をなされ、どうも意見を好ましく思われていない感じが如実に感じさせれました。
 定刻15分前になると、「本日は12時までにこの部屋をあけわさたなければならず、すでに15分前。どうしてもの意見のある方だけにお願いしたい」といいおわるやいなや、またも野呂さんが挙手で痛快。思い込みにもよりますが、どうしたって、この言い方からはなんとなく意見封じの感触がただよいませんか。恐らく、短期間に「異議なし」で終わらせるだったはずの予定が、 想定外だったのでしょうか。
 でも、賃貸の会議室ならいざしらず、ここは合同庁舎2号館、仮に議論が白熱、時間が超過したっていいじゃないですか。国民の税金で国民のために造った建物です。八ッ場の未来がかかっているはずです。
 これと同じある有力者による八ッ場現地の会合を思わず、思い出してしまいました。
 
 残る4名の方は黙して語らず。
 交通費の工面に頭痛め、自腹切って何とか駆けつける私たち市民からすれば、交通費は丸がかえ、しかも新幹線。そしてたぶん、一回の報酬が2万円のこの方たちの無発言は腹だたしい限りです。
 12時ほんのちょっと前に終了。いつもは時間が余ったので、部屋の中で職員が制止するまで、ぶらさがり会見が行われていました。なお、複数の職員さんが、私たちの会話をボイスレコーダーに録音中。こちらも採っており、どんな発言があったかは必要でしょうが、こういうお役目って嫌な役回りでしょうね。
 
 そこで、今日はぶらさがりはないのかとおもって、廊下にでてみたら、ある市民運動の女性が宮村さんと大論争中。
 声を荒げた宮村さんが、「あなたはそういうが」を繰り返した後に、「そんなこというのは、アンタだけだ」と言ったので、思わず、反射的タイミングよく「いえ、私も層思います」と横から口から出てしまいました。前の会話の経緯もしらずにです。おっちょこいなオバさんですが、最後の着地点はあやまたずでしょう。
 そして、「全てが最初にダムありき。19日の毎日新聞一面の、日本学術会議での谷教授の告発がよい例です」と声はりあげてしまいました。
 
 ここで、宮村さん、その輪をご退却。そして、先のフリーのマスコミの方に長々とつかまってしまったようです。ここでは国交省職員も複数、ボイスレコーダーをもって囲んでましたから、穏やかに話されていました。
 この宮村教授や、席上、お隣に座られていた、(この日は穏やかに発言を一度なされていましたが)虫明功臣・東京大学名誉教授さんたちが、この国の河川行政の妙なご発展に?寄与してくだされた、長い歳月がありのでした。ために開かれた河川工学を遅れさせれることにこ尽力くだされ、絶対に外部に漏れない会議を展開してくだされる“ご功労者”ともれ聞いております。
 でも、時代が動いてます。
 もう、長いことご苦労さまでしたと心底、アカデミックな世界とはほど遠い、在野のオバさんからも申し上げたいです。
 宮村さんには、もう即刻、委員を辞任して戴きたいものです。まぁ、もう末期的な断末魔的な声と受け止めさせて頂きましょうか。

 では、宮村さんのおっしゃるとおり、「本日は個々の委員の意見を言うだけ」と単にいいおき、うける国交省側は「単に聞き置く」だけでは、野呂さんや清水さんが述べた意見は、どうなるのでしょうか?
 なお、さらに意見のある委員は、座長の宮村さんのまとめの中での、一種の?ご配慮によってか、国交省側に打診して、今月9日までに文書にて、整備局に申し出ることになりました。 となると、これ当然また、非公開ですよね。

 この間のこの手の場での一連の感想として、
 飲み込みの悪い当方の構造的欠陥もありますが、どうも、説明がすんなり入ってこず、少しも感動がありませんでした。帰途の電車の中で、こんな会議に電車賃を工面して、出かけても意味ないのではと何度か思いました。
 つまり、国民が求める画期的な政策には、とびつきたくなる感動を伴います。
 ここでの説明には、それがないのです。
 つまり、批判をおそれずいえば、「最初にダムありき」で、そこに近づけようとすることに腐心するあまりではないでしょうか。
 思わず、パブリックコメントの末尾に、
 「これ以上、心優しい職員さんたちの優秀な頭脳を、こんなことに使うのは、国家の損失なり」的なことを記してしまった次第です。  


Posted by やんばちゃん at 21:43Comments(0)八ッ場だより