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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2012年08月10日

裁判官3人に対し、忌避申し立て




 これは何だかとっさにおわかりになられる方、かなりの八ッ場通。
 細い山道をくだってきて、突然、で食わした時には、思わず、巨大な芋虫、否もっと大きな黒大蛇かとギョッとなったものでした。

 実は去る7日13時~16時まで、ぴっしり、八ツ場ダム問題裁判の証人陳述がぴっしりとありました。私はいつもブログ用にと写真を撮ります。もちろん、法廷では撮影不可。続く日弁連での説明会では、遠くから撮らせてもらいまして、後ほど主催者の方に御断りも致してあります。
 でも、前の席の主催者の皆さんの顔は定かでなく、参加者はいかに後ろ姿とはいえ、やはり出すべきではないと考え、5月に撮ったものの、未だ未使用のこの写真がでてきました。会えて、名称は記しません。
 
 7日の日には、久々に、ついに伝家の宝刀を抜くにいたった弁護士さんたちの叡智と粘りに喝采をおくったものでした。駆け付けてよかったと感じたものでした。
 ようするに、御身大事の日和見裁判官に対して、「アンタ達はもう要らないよ」ということなのです。
 この国の司法もまた、国とつるんでます。
 親愛なる熱血弁護士さんたちが要求した承認尋問が、全員実現すれば、「ダム建設妥当」へのプロセスの「ウソ」が大きくくずれ、民主化へのかじ取りの第一歩につながりうるのにと無念です。
 ですから、国側弁護士は「これは、住民訴訟ですよ」と、お決まりの常套文句をまさに、伝家の宝刀、かなりの錆びついた宝刀をふりかざし、裁判官は「それはもうすんだことですから、必要なし」として受けつけ無かったことに対しての反撃でした。
 これこそ、住民のための真実、まさしく真実の住民訴訟なはずです。
 
 まずは、新聞記事を。この日朝日新聞前橋支局の記者さんが、ただお一人群馬から駆け付けてくださっていました。 こういった場面こそ、多くのマスコミさんが報道してくれるとと、いかに国というのは、インチキなのか、少しでも伝わるものと考えますが、一社のみで残念でした。
 
 なお、新聞に書いてないことも多々ありますが、これまた、内輪のことですし、不特定多数の方が読まれるブログでは割愛させて戴きます。
 

 【2012年08月08日 朝日新聞群馬版】
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000581208080001
裁判官3人忌避 原告側申し立て

八ツ場ダム(長野原町)への建設負担金の支出は違法として、群馬など6都県を訴えた住民訴訟で、東京都分の控訴審第2回口頭弁論が7日、東京高裁(大竹たかし裁判長)であった。
原告側は、国土交通省や都の幹部ら追加の証人申請が7人全員却下されたため、「公平な裁判が期待できない」と裁判官3人の忌避を申し立てた。高裁の決定が出るまで訴訟は止まる。
この日は、控訴審初となる証人尋問。原告側が申請した水問題研究家の嶋津暉之さんが利水、拓殖大学の関良基准教授(森林政策学)が治水で、八ツ場ダムの不要論を展開した。
東京都の昨年度の一日最大配水量は480万トンだが、都は2020年度に593万トンとする予測値を3月に公表。嶋津さんは「都合の良いデータを使って予測値を引き上げた」と主張し、「人口や家電普及による水需要の減少があり、八ツ場は不要」と訴えた。
関准教授は、国が八ツ場ダム建設の根拠としてきた利根川水系の基本高水(洪水時の最大流量)について「国交省や日本学術会議は過去の中規模洪水から計算モデルを組み立て、大規模洪水にあてはめた。ダムを造るために流量を高く偽った疑いがある」と述べた。
国土交通省はカスリーン台風(1947年)をもとに、伊勢崎市八斗島で毎秒2万2千トンとしてきたが、一昨年10月に根拠資料が省内にないことが発覚。その後、省は近年の雨量や流量を踏まえた再計算で2万1100トンとし、日本学術会議が妥当と評価している。
都側の代理人は反対尋問で、2人の主張に対して明確な反論をしなかった。
住民訴訟は2004年に前橋など6地裁で提訴。いずれも一審は「行政の裁量の範囲内」と原告の訴えが退けられている。群馬を含む5県の訴訟は、東京高裁で係争中だ。  


Posted by やんばちゃん at 15:52Comments(0)八ッ場だより