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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2014年08月28日

国家権力の発動?にて、 瀧見橋❝隠れ昇降口❞本当に完全鉄柵に



ご覧ください。滝見橋の降口の立ち入り禁止の鉄柵が、いつのまにかより堅固になりました。
 左端のアヒルの親子の図柄の鉄柵です。
 15日夕刻、唖然としたものです。どなたか、設置日をご存知の方、お知らせください。
 左側に、自然発生的にできていた❝隠れ昇降口❞に、鉄柵を設置。そして、(最初に設置された鉄柵と地面とのスキマから腹這いになって降りた旨の、かなりスリムな体型でないとムリではないかと思われる、市民運動側のどなたかの談話だったか記述だったか定かではなくなったが記憶していた)、その看板下のスキマにも横棒をめくらせて、全く降りる余地なしの鉄柵を張り巡らせてくれていたのでした。
 (拙い上に、睡魔に襲われながら、日本語入力の仮名のメチャクチャ打ちで誤植ばかりが目立つ本欄ですが)、7/30に実際に同一場所での体験を記した8/12の、「橋げたを外すなんて、全国の市民の怒りをかっているからね!!」の記事をお読み戴いていらっしゃいますでしょうか?
 
  その末尾で、
 --こんな風に暴露的に記すと、そのうちにもっと厳重な閉鎖の柵を設置するかもしれない……
   但し、国交省よ、いかに小額といえども、その経費はまぎれもなく国民の税金、その浪費だということを肝に銘じて欲しい。ーー
と記したのだが……、実際にこんな厳重にされると、「よくやってくれるよね」と怒りが湧いてきました。


 でも、これは国費でやったのではなく、どうやら、あらたに付け足した、左端の看板に掲げられた貼り紙の説明文から判断して、「所轄」とやらの東吾妻町の対応のよう。(たぶん、国交省からのお達しによるものと想います。でも、国交省に問うときっと、紋切り型の「町の所有なので、私どもには権限はありませんので……」となるに決まってますけれど……)
 ……でも、なんとも意味不明な説明ですよね。
 鹿とび橋の降り口に張り出すのなら判りますが、通行止めにして降りさせない長野原町分のこの場所に貼っても意味なし。
  (一瞬はこの看板設置の費用って、もしかしたら工事請負会社の出費ではないかと推察しもしますけれど…… 4月に長野原町に聞いた際に、急いで締め切ったとし語っていましたから、おそらく町でしょうね)

 いつ、設置したのでしょうかしらね。
 もしかして、7/30、調査にみえた職員風の男性陣に、「国交省に言いなさいよ」とまくして、30日に本欄に記してから、日数経ずして措置だとしたら、ホントウに公務員さんて、高木の名にたがわず民の声を吸い上げて、本質的に「リチギ」なんですね。
 または、 もしかして7/30には、設置のための予備調査?
 イヤイヤ、そんな感じではなかったものでしよ。
 だって、ご自分たちもいとも手慣れた調子で、迷わずに❝隠れ昇降口❞から降りていかれてて、橋げたの外された橋の手前で、かがんで上流の我妻川をちっょとみて、またも❝隠れ昇降口❞には立ち止まらず、駐車場にあがってこられたのでしたから。そして、どっかのオバさんの逆襲にあったのでしたから……
 当初は要員さんたちは、鍵であけて降りていくのかなと、興味しんしんでみていたものでした。 
 思うに、あの❝隠れ昇降口❞の地面や草のすり減り具合は、禁を犯し続ける市民層がつけたものではなく、工事関係者・要員さんたち、つまり、身内の方たちがつけた跡なのでした。
 国民には制して、自分たちは自由に出入りししていたなんて、なんか、お手盛り的な解せない措置でした。


 そして、後日談。
 21日、水没地内のあるお宅にお邪魔しようとしたら、狭い門口にデンと公用車らしき、運転手つきの車。
 仕方なくわがポンコツ車を道路端において、手間取りながら荷物を運び出そうとしていても、っこうに移動する気遣いの気配すらなし。
 大きな?おみやげ品を抱え歩き出したら、折しも国交省職員風の男性陣が戻って見えました。どうやら、まさしく公用車のよう。(この家の主の言葉から推察して、やはり「国交省」サマでした)。
 ……そして、そのうちのお一人は記憶に間違いなければ、30日に滝見橋でお会いした、当方の怒りの投げかけに憮然としたま公用車にのられた、あの、国交省のブルーの制服ではなく、私服姿の職員さんにどことなく似ていました。一瞥しただけの出会いでしが…… 
   


Posted by やんばちゃん at 23:37Comments(2)八ッ場だより

2014年08月27日

吾妻渓谷  8/15、21、25の推移

下記文中の「栃洞の滝」と記述したのは、沢で、その沢の正式名称は、確認を急いでいるのでずか、未だ定かではありません。
 本来の「栃洞の滝」はもっと下流にあり、小蓬莱より、やや上流。丁度、ダム堤の真横辺りに位置します。右岸の代表的な滝です。
 ミスをお詫び致します。
             2014年12月1日


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お伝えしたいことがいっぱいありますのに、またまた心ならずもの空白でした。
 「大同特殊鋼スラグ問題」については、まだまだ書きたりませんが、ちょっと閑話休題的に吾妻渓谷仮締切工事の進捗度を。
.......................................................
一、 去る8/25の吾妻渓谷、仮締切風景です。
 ➀8/25 ②8/21、③8/15の変化をご覧ください。あえて、アップに致しました。
  なんと、非情にもその直下では、コンクリート壁の土台が進んでいます。前からあったように思えますが、ここに29メートルものミニダムができるのではないでしょうか? 川を切断したような赤い鉄杭。吾妻渓谷の地霊よ、怒れと伝えたい!!
(当初、私達には全容が計り知れないので、勘違いしていたようでしたが、石堤の高さが29メートルではなく、石堤で水を堰きとめて、その下方でミニダムを造る工事のようです)。

 栃洞の滝は、涸れてました。
 さらに下流では、次のような工事が進められていました。石堤の上の作業員が指揮しているようでした。



二、 4日前の8/21には、まだ、栃洞の滝は、多少なりとも流れていました。
 石堤の高さは、ほぼ同じと記憶しています。
 
 その時との比較写真を掲載したかったのでしたが……
 21日は、八ッ場のある特産物を採取させて戴いて、それを清水で洗って水切りをしつつ走って、高崎周辺での最終の宅急便の時間に超迫られ、分刻みだったのでした。3時過ぎについて、超大わらわですませ滝との道すがらの夕刻17時半過ぎ、それでもと渓谷に立ち寄りました。

 いつものようにカメラをわしづかみにして、短い脚で歩道境いの鉄柵をやっとのりこえ、防護柵越しにシャッターをきろうとしたら電池切れ。出掛ける前に少しだけ充電はしたので安心していたのでしたが、スイッチオンのままだったようで……
 仕方なく「痛い!」と今度は声に出しながら、また鉄柵をのりこえても車からビデオを持ち出して、また鉄柵を「よっこらと」とのり越えて、静止画モードに切り替えたら、「静止画不可」の文字が……
 また仕方なく、ビデオの動画を。
 で、最後の手段は携帯での撮影。しかし、携帯の再生写真はまだできないヒトなのです。後ほど、執りためてあるのを現像したいと思います。そのうちにこちらも許容量一杯になってしまうので。(……はからずも「現像」と打ってみて、今ひらめいたのでしたが、カメラ屋さんにもっていけばいいのかもね)。

三、大同特殊鋼スラグ問題見学に参加した、お盆の15日、同じく夕刻の同一地点での写真です。
 お盆中なので、工事は休み。
 栃洞の滝が勢いよく、音たててながれていたのが、ことのほか、うれしかったものでした。……もしかしたら、このままと淡い期待をしたものでした。






  


Posted by やんばちゃん at 08:50Comments(0)報告八ッ場だより

2014年08月19日

もはや「翻弄」から「愚弄」へ



ここは、横壁代替地の分譲地。
 もちろん、有害スラグだらけです。
 遠くに見えるのは、2号橋。その直下の土地が草の生い茂った荒地状の土地。橋下まで周辺一帯の(もとは水田だったそうですけれど)、その整備が終わり、このほど完成したようです。
 一見、きれいに整地されてはいますが、しかし六価クロムや有害スラグがたっぷり混入した怖くて使いものにならない土地なのです。
 写真右手の道路境は高いノリ面で、もちろん斜面には有害物質が露呈しています。


 (参加者の情報によれば、国交省はなんと優良企業として、施工者の地元土木業者を表彰したそうなんです。ちなみにこういう悪質な行為をしなかった良識的な建設業者は、地元ではただ一社のみ。お名前記しても差支えないでしょうから…… 「グランドリサーチ竹内組」さんで、これこそ、まさに、法を順守した見上げた有料企業として、表彰ものでなのにね)

 手前には、移転した横壁地区の新築家屋がたてならんでいます。
 ようやく、ついの住みかとして、高い価格の代替地を購入。ここに永住しようと心弾ませていた矢先、こんのようなことが発覚して……
 国交省にいうことに、町の有力者に何も楯突かず、従順にしたがってきた水没地の皆さんは、どこまで、ふんだりけったりされるのでしょうか?

 

 もはや、思う存分にふんだり蹴ったりの、「翻弄」を通り越して「愚弄」の域です
 でも、多くの皆さんはお怒りになられないのですから、不思議です。怒る力さえももぎ取られてしまったとでも言うべきなのでしょうか?
   


Posted by やんばちゃん at 17:51Comments(0)八ッ場だより

2014年08月17日

有害スラグ、新川原湯温泉駅鉄路沿いにもびっしり



 ご覧ください。
 一帯に有害スラグが、多量に使われています。
 ここは、川原湯神社上の川原湯トンネル入口からみた、新川原湯温泉駅方向。
 写真手前右側の下方はトンネル入口。ここから電車が地上に出たり入ったりする場所です。
 この写真の奥の新駅舎が見えますでしょうか? 
 鉄路、両側にズラリ、びっしりと敷き詰められているのです。


 その手前、鉄路の左右の空き地についての説明は、「今の時期にしては、雑草の生え具合が少ないでしょう」の説明をきいて、ビックリ。
 鉄路左手の長ぼそい敷地は、なんとあるお宅の持ち物で、ここに移転する計画なのでしたから。思わず「〇〇さん家があそこに家建てるのよ」と叫んでしまいましたところ、「えぇ、あんなところに出る家があるん!」と参加者の方たちから、驚きの声が複数上がりました。
 よほど、時間的には間に合わないだろうけれど、電話して所有者の方に、この識者の方の説明を直に聴いて欲しいと思ったものでした。
 もちろん、解散後、真っ先にお知らせに上がり、「まだ、家造らなくてよかったね」と言いましたけれど……  
 実は、2月に問題が発覚した時点で、このお宅では心配で、町の説明会に臨んだところ、国交省から「安全性に問題なし。既定以内の使用量」と言われてきていたと以前に聴いておりました。でも、今回はこんないい加減な説明では許されません。
 国・県・町・業者・企業とも、一帯なのですから。
 
 

 いつの間にか、この敷地にまで歩いていかれていた、(以前、ご覧になられていたらしい)参加者の方が戻ってみえて、おっしゃることには、「擁壁際にはびっしりあったけれど、今はその上に土をかけてある」とおっしゃていられました。こういう小手先の処理で済むほど、単純な問題ではありえないことは、科学にうとい素人でも判断できます。

 
示されている指先の下の白い石のようなものが、有害スラグを含む鉄鋼です。黒褐色の斑点がでています。初めて接する私でも、次第に目が慣れてきまして見つけられます。
 素手でつかんでしまいましたら、「キケンですよ」と慌てて、ビニール手袋を渡されたものでした。
 


 
 

写真は、調査中の専門家と市民グループ。
 鉄鋼ですから、ハンマーでたたいても割れません。割られた断面は、黒い。鉄鋼そのものでした。

 


そして、掘った周辺の土に、フェノールフタレインという試液をかけますと、毒々しい蘇芳色の斑点が現われ出し、徐々に大きくなっていくのでした。強アルカリ性の証拠で、PH12くらいあるそうです。
 


この写真では、よくわからないかもしれませんが、手前がほの赤く感じられませんか? 最初はポツンとした点なのですが、それが広がってゐマーク様は今でも目に浮かび、それはそれは不気味な現象と色あいでした。
 新たな鉱害問題の到来に身震いを覚えました。  


Posted by やんばちゃん at 09:20Comments(0)報告八ッ場だより

2014年08月15日

鉄鋼スラグ問題現地見学

 去る8/11にご案内の「鉄鋼スラグ問題現地見学」(主催:市民オンブズマン群馬)の報告です。
 しかし、この問題は本当に深刻かつ大きな問題です。
 八ッ場の皆さんは、どこまで愚弄、踏みつけられるものなのでしょうか?
 もう、本当に怒るべきです。
 (※実は8/14の「週刊金曜日 金曜アンテナ掲載記事転載」と本記事が、アップされないのです。 もっと写真もたくさん駆使し、丁寧に説明したいのですが…… アップされず、さらに混線してしまうことを危惧し解決してから詳しく記させて戴きたいと思います)。

八ッ場ダム工事事務所を訪れ、抗議書を手渡す、小川・市民オンブズマン群馬代表。



鉄鋼スラグ使用現場にて



  


Posted by やんばちゃん at 23:27Comments(0)八ッ場だより

2014年08月14日

週刊金曜日7/18号1000号 金曜アンテナ欄

 本日は、転載です。
 下記は、かなり前のものですが、『週刊金曜日7/18号 1000号 金曜アンテナ欄』に掲載された、拙文です。写真入りでした。
(後ほど、記事全体のコピーを添えますが)、手元のゲラをもとに最終段階での校正箇所に訂正したものをまずは添えます。
 
 なお、ビックリしたのは、数日後に気がついた、末尾の肩書が(ジャーナリスト)となっているではありませんか!! 
 名前に実力が伴わないすわり心地の苦笑してしまいました。ダム中止論華やかなりし頃の週刊誌には、文中でこの呼称がなされていましたが…… 自分ではおこがましくて記したことは一度もなく、ゲラ無段階であると、訂正してもらってきたのでしたが……
 校正段階では言及もなく、いつものように「フリーライター」もしくは、名前のみかと思ってました。校了になってから、「STOP八ッ場ダム・市民ネット」とでもすればよかったかなとチラりと思いもしましたが、今さらお伝えしては、お忙しい思いをさせるだけと考えて止めてました。
 
 掲載予定が1週ほどズレこんだのでしたが、かえって、「1000号」という記念号で、はからずもの幸運でした。
 編集部の方からは、(盛りだくさんの情報の中では)「スルー」しかねない記事だったそうで、末尾の記述などは「大臣視察について書かれた、他の記事には出ていない興味深い重要な話です」と言われました。

/////////////////////////////////////////
『週刊金曜日7/18号1000号 金曜アンテナ欄』
  太田明宏国交相が八ッ場ダム予定地を視察
         本体工事の年内着工を明言
 


 
 「川原湯は、ハァぶっつぶれるんだい」――3年前の「湯かけ祭り」の朝、大手旅館主がダミ声で吐き捨てた言葉がよみがえる。
八ッ場ダム建設に伴う家屋移転のため、営業している温泉宿が一軒(ゆうあいホテル)だけとなった群馬県長野原町の川原湯温泉。太田昭宏国交相が6月25日、就任後初となる現地視察を行ない、大澤正明群馬県知事、萩原睦男長野原町と会談した。
 本体工事の準備工事である吾妻川の水を転流工に迂回させる「仮締切工事」が、3月半ばから始まったが、建設中の石垣が6月12日に大雨で決壊した。水が迂回できなければ川床での工事はできなくなる。太田国交相に本体工事の予定を尋ねると、「今は(変更は)ない」「八月に本体工事の入札なので推算すると年内には着工が可能」と強気の姿勢を示した。    
八ッ場ダム工事所(佐々木淑充所長)は決壊の事実を知りながらも6月ぬ17日の町議会でも報告せず、後から事実を知った住民からは「愚弄されている」と不満の声も。
 ダム建設では若山牧水が愛でた「白糸の滝」や渓谷随一の水量を誇る「栃洞の滝」を含む吾妻渓谷の4分の1が水没する。大澤知事に手立てはないかと尋ねると、「文科省が努力してくれたおかげで、今のように残るようになった」という答えが返ってきた。大臣、県知事ともに事実を直視していないのではないか。
 一方、今春に就任した萩原長野原町長は「ダム湖観光にかけている」と発言した。川湯温泉は高台の代替地に源泉をポンプアップして営業を継続することになっているが、泉質劣化が指摘されている。
 今回の大臣視察は一般町民には予告されていなかった。共同浴場の利用者からは「防災無線じゃ些細なことまで流すのに」と皮肉る声もあった。聞くと、移転後の心労で夫が病気になり、自宅にいるとやりきれなくなるという。「本当にダムなんか要らないよ」と肩を落している。                鈴木郁子・(ジャーナリスト)
  


Posted by やんばちゃん at 22:06Comments(0)八ッ場だより

2014年08月12日

橋げたを外すなんて、全国の市民の怒りをかっているからね!!

  


 写真の場所は、7月30日13時20分、吾妻渓谷の瀧見橋。
 再開されてしまった仮締切の苦々しい工事風景の写真を撮った後、ダム堤建設予定地に建つ工事現場の事務所に戻って「今度はいつ完成できるのか」と聞くため、Uターンしようか、それとも帰路にしようか思案しながら、車に乗り込むと前方の駐車場に一台の白い車が止まり、男性2人が降り立ちました。

 躊躇する風もなく歩き出したその姿を目端にとらえ、「川面に降りるんだな」と直感。しかも、あの風情は観光客ではない。で、こちらも躊躇することなく、吾妻渓谷左岸沿いを駅方向に走り出しました。
 男性二人は、「31年度まで閉鎖」とされ、立入禁止の滝見橋の金網の脇を、手慣れた調子でくぐって、吾妻川に降りて行きました。先頭を白いワイシャツ姿の男性の後ろに、作業服をきた男性(運転手も務めていました)がお分かりになりますでしょうか?
 
 後を追って、降りようとしましたけれど、たぶん点検などの職員とふみました。とっさのひらめきで、車の廻りをグルリと。フロントには「通行許可証」。まきれもない業務と心得た。座席には、A41枚にしるされた会議のレジメらしき要項。「3月にきめられた閉鎖に関する手順について」のような文字が、窓越しに読めた。
 

 この間の国交省の、冬期閉鎖から一挙に六年間の半永久的閉鎖。直ちに橋げたまではがすという、❝イジワル的な権力行使❞のやり口は、腹に据えかねていた。
 鎖横の踏み固められた折口の処に戻り、上から俯瞰すると、先頭の男性は、橋げたの外された滝見橋の手前でしゃがみこんで、川面をのぞいていた。
 連れの男性に何かを伝え、すぐに戻る様子らしかった。
 そこで、怒りが押し寄せてきて、最近は怖いもの知らずのオバさん。じっと折口で阿賀ってこられるのをお待ちしていたという次第。
 
 そして、最初はいかにも何も知らないオバさん風に、
 「……あのですねぇ、ここって降りてもいいんですかぁ~」と切り出した。
 「いや、ダメです」
 「あら、だって今、お宅さまたち降りていたじゃないですか?」
 「……」
 ここまでくると、この三年余、国交省の❝最初に結論ありき❞の一連のセレモニー的とってつけた会議の数々に交通費を工面しながら伴走し続け、そのインチキをどっぷりと味わせられた、どっかのオバさんはもうがまんできなくなってくる。

 車に乗りかけたその背に向かって、
 「まだ、工事中でもあるまいし、直ちに橋げたまで外すなんて、全国の市民の怒りを買っていますからね!! そのことを国交省に伝えてくださいよ」と浴びせかけたものでした。
 腹の中で「(職務かもしれないけれど)、アナタ方が権限で降りられるのなら、私達だって皆、降りたいんですからね」と。

 降りる気ならおりられたけれど、濁った川面を見るのは辛くなるだけだし、(実際には先の男性たちがおりた軌跡をたどって、鎖脇からおりているんだし…… たぶん、業務の職員以外にも大勢の観光客が密かに降りているんだろ。 だから、そこの部分の雑草は踏みしだかれている)
 で、その後も訪れた県外の親子ずれの観光客が、「おれ、閉鎖だと」と言っているのを聞きつけると、「そその脇から降りられますよ」と伝え、「こんなものねぇ、税金のムダ使いも甚だしいですよ。あぁ、絶対に〇〇党さんだけは書きたくないわ」。但し、それに代わる政党がないのがまた、哀し。

  夕方、あるお宅にお邪魔すると、来客中。見れば顔みしりだった近所の方で、今は中之条に移転された方であった。
 で、この家の主の奥さんの「入んなよ」の誘いの言葉にいざなわれたのと、「あら、お久しぶりですね」と挨拶かたがた、話の輪の中に。
 
 国道閉鎖も間近いとの話題の中で、「本当に住民軽視だよね」と、先の一件を口にすると、奥さんの〇〇さんから、「あんた、よくいっ言ってくれたよ。悔しいけれど、ハァ、村の者はいえやしねぇがね」と、オホメにあずかった次第。

 しかし、考えてみれば、あのお二人の男性も、関連企業の社員で弱い立場の方たちだったのかもしれない。
 こんな風に暴露的に記すと、そのうちにもっと厳重な閉鎖の柵を設置するかもしれない……
 
 但し、国交省よ、いかに小額といえども、その経費はまぎれもなく国民の税金、その浪費だということを肝に銘じて欲しい。
  


Posted by やんばちゃん at 23:26Comments(0)八ッ場だより

2014年08月11日

15日、鉄鋼スラグ使用現場の現地見学ご案内


林地区にある、旧家の栗の古木です。清涼剤的な一風景として添えます。対照的にアングルに入れた奥の杉の木もかなりの年数を経ているのですが、栗の古木に比べると…… 小さな栗のイガがびっしりと実ってました。山栗のようです。
 水没地の伐採される木の運命と、このように代々大切に守られ続けている樹木との運命を感じられてなりません。「人間の運命」の差にも通じる、そこはかとない哀しみを覚えます。切られる樹木の赤ペンキを観ると切なくなります。
 自然界は慈しまれなければならないと、いつもいいつも強く感じながら、八ッ場の山野を駆けずり回ってきた歳月です。


 鉄鋼スラグ問題の新規3箇所の現場も、このまま行けばおそらく前回指摘された18か所と同じく、「安全性に問題なし」となって、うやむやにされてしまいそうな気配です。(62年間もかかって、人格も意思もスポイルされつつあるかのよう諦め調の)現地の方たちの中からもまた、もはや、抗議の声の一つも上がりそうにありません。
しかし、先々の日の環境問題の面からも、断じてゆるがせにはできません。

そこで、急きょ、「市民オンブズマン群馬」さんの主催によって、下記の現地実地見学のイベントが開催されるとのことです。
当会にもご案内をいただきましたので、期日もありませんが、取り急ぎ転載させていただきます。
(実は当会も、吾妻川沿いの現在の国道の一部閉鎖の前に吾妻川沿いの団体見学を考え、準備中でしたので検討し直し、まずはこのテーマの取り組みに参加させていただくことになりました)。

 どうぞ、多くの市民のみなさん、この機会にご参加なされませんか?
 ご連絡は、下記の連絡先、
 もしくは当方でも構いません。070 5457 5672
          「STOP八ッ場ダム・市民ネット」鈴木

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大同有毒スラグの不法投棄現場の視察ツアー(ご案内)
                         2014.8.5 市民オンブズマン群馬
8月5日付で全国紙が報じた有毒物質を含む鉄鋼スラグが、八ッ場ダム建設予定地周辺の工事現場で大量に使われており、しかも、前橋市内の国道でも大量使用されていたことがスクープされました。国や群馬県等の土木行政による官民癒着構造を如実に示す証拠として、市民オンブズマン群馬としては、看過することは絶対にできません。
この有毒スラグの不法投棄の実態を実際にこの目で確かめて、その汚染の深刻さをきちんと認識することが重要であるという思いから、市民オンブズマン群馬では、次の要領で現地視察ツアーを計画しました。
八ッ場ダム問題について関心のある市民の皆様、奮ってご参加ください。

<行程予定表>
   平成26年(2014年)8月15日(金)
 09:30 までに、道の駅・八ッ場ふるさと館の駐車場に集合
 09:30~9:40 行程ルート説明
 09:40 駐車場出発
 09:40~11:00
       ・川原湯地区(新駅舎周辺、代替地区ほか)
       ・横壁地区(代替住宅地)
       ・三島地区(造成した現場)
       その他、10数カ所を見て回ります。
 11:00 八ッ場ダム工事事務所到着
 11:10~12:00
       工事事務所関係者と面談。有毒スラグ撤去等緊急対策について申入れ
 12:00 現地解散

<問い合わせ先>
     市民オンブズマン群馬事務局
      群馬県前橋市文京町一丁目15-10
      TEL:027-224-8567(事務局長:鈴木) FAX:027-224-6624
      Mobile:090-5302-8312(代表:小川)
      E-mail: yo3@jcom.home.ne.jpjp または ogawakenpg@aol.com

<備考>
カメラ、メモ用紙のご用意をお願いします。なお、参加費無料。自動車で回ります。
できるだけ1台の車に乗り合わせて来てください。雨天決行。

  


Posted by やんばちゃん at 06:28Comments(0)八ッ場だより

2014年08月09日

本体工事列車=災害突入列車となるは必定か 国交省も資金的に「火の車」



写真は、去る7月30日の新川原湯温泉駅のプラットホームです。
土地の方によれば、前日29日にプラットホームの椅子が設置され、事実上の完成となったそうで、この日は作業はお休みとのことでした。


なお、今般の鉄鋼スラグ問題についても、前回の18カ所の説明会の席で、住民の質問に対し、佐々木八ッ場ダム工事所長は「自然界にはありうることなので……」と応、意にも介さなかったとのことでした。
ただちに撤去せず、「大丈夫」とばかりにこのまま、進めてしまうつもりなんでしょうか?

本体工事の入札も終わり、どうやら、あくまでも10月からの本体工事着工にむけて、軌道修正はなく、突き進むようです。……で、その先には大事故発生の恐れが多分にあります。
「事故が起きれば、ここまで進んできたものをとなって、下流都県から、すぐに追加予算が取れる? だから、本体工事をあんなに急いでいるんさ」とは、ある地元の方のうがった意見です。?国交省さんも、資金的に「火の車」。

  


Posted by やんばちゃん at 23:08Comments(0)八ッ場だより

2014年08月08日

鉄鋼スラグ問題その二 「なる程、できたばかりの国道が波打っているんが判ったよ」

また、鉄鋼スラグ問題に戻ります。
5日付の毎日新聞一面トップのスクープに続いて、翌朝6日の毎日新聞全国版には、以下の見出しで、国道17号線などでも使われたことが掲載されていました。
 【2014年8月6日 毎日新聞第2社会面 26面 図表 写真 イラスト】
 http://mainichi.jp/select/news/20140806k0000m040150000c.html?inb=ra
 国道「路床」にも鉄鋼スラグ 群馬
 使用不可部分 9000立法㍍、行方不明


 今般の表題の言葉は、 6日の日に長野原町のある方に、鉄鋼スラグの続き記事が「今朝の毎日に出ているよ」と伝えたのでした。が、翌日の7日朝、また電話を掛けると、結局手に入らなかったそうでした。で、電話口で読んで差し上げた際に発せられた、この方の得心の言葉なのです。
 その記述とは、使用箇所として国道17号・前橋市上細井町の写真が掲載されていたのでしたが、丁寧にも細かい文字の説明部分をキャプションに言葉にまで及んだ時でした。
 キャプション:
 有害資材が検出された付近の国道17号バイパスの壁は、建設途上にもかかわらず盛り上がっていた。鉄鋼スラグは水分を含むと膨らむとされ、その影響の可能性もある。
 
 「なるほどなぁ、おかしいと思ったんだい。まだできあがったばっかりなんに、なんでこんなに凸凹して、波打っているんだんべってさ」と、それまでは面倒臭そうに「これから出掛けるんだから、用件だけ早くいってくんない」と不愛想に言っていた、この方の声音がここで途端にかわったものでした。
 その舗装が終わったばかりなのに、道路が波打っている場所とは、付替え国道の川原畑・茂四郎トンネルの出口の国道です。
 そして、有害資材の使用場所一覧に寄れば、道路右手奥の温井沢にも使われています。
 私はいつも時間に急かれて夢中で走り、帰途はあちこちのお宅で長いして殆ど夜。しかも、最近は近々通行止めになりかねない旧道をとおるようにこころづもりしていることもあって、気がつきませんでした。 伝えると「何、運転しているんだい。夜だって振動でわかんべぇに」とのきついお言葉。事実、出先の会合の席で、伝えると同意するな方もいたそうでした。

 ※「鉄鋼スラグ」
 その主成分から鉄の精製時に出る副産物で石や砂の形をしていて、製造過程で添加されたさまざまな化学物質が残存することがある。スラグは、環境基準を下回ることを前提に道路資材など一部での使用が認められている。
 
になっている。
  ➀表層のアスファルト
  ②直下の路盤  砂や小石を混ぜた建設資材が使われる。
  ③酸化層の路床 ー地盤の下の基礎部分で舗装面から1㍍ほど下にあり、公共事業では天然砕石を義務づけられることが多い。
  国土交通省では路盤にのみ鉄鋼スラグの使用を認めている。

 【住民が走ってもきがつく、鉄鋼スラグ使用の影響による、凸凹道路 川原畑・茂四郎トンネル付近】
   


 
  


Posted by やんばちゃん at 17:22Comments(0)八ッ場だより

2014年08月07日

本体工事落札価格、34,250,000,000円(税抜き)

 本日の読売新聞群馬版に、「八ッ場ダム本体工事の落札者の発表が本日あり」との短い記事がありました。昨日の上毛新聞、第二社会面の「鉄鋼スラグ」問題への後追い記事の論調といい、この御用新聞的2紙の新聞報道においては、まさに≪怖いものなしの虚構船団、今日も行く≫式のものを感じます。
 さて、以下の記者発表を、転載します。

 7/31付赤旗日曜版で 「不正入札」と指摘されたためでしょうか、有力視された、鹿島建設、大林組は見事に外されてました。赤旗さんも31日に公表せずに、本日の入札発表後まで待ち、この事実を公表すれば、この間の指摘が筋書通りであったことが、白日の下にさらされて面白かったでしょうにね。1週間近くの画策弥縫策の余地を与え、うまく回避されてしまった感がいたします。……でも、おそらく鹿島建設工期短縮とやらの技術はどこかで、ひそかに導入されることでしょう。
 
 ※「赤旗」スクープ記事見出し
  ーー八ッ場ダム入札不正疑惑 指名停止中の鹿島、大林が参加 ゼネコン関係者「国交省は共犯」ー

  


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  【平成26年08月07日 国土交通省記者発表】
http://www.ktr.mlit.go.jp/kisha/river_00000134.html
平成26年08月07日 河川部入札契約 八ッ場ダム本体建設工事の落札決定について

平成26年1月8日に入札公告を行い、一般競争入札に付した八ッ場ダム本体建設工事については、8月4日に入札を締め切り、8月6日に開札を行い、本日(8月7日)落札決定しましたのでお知らせします。
 落札者及び入札価格は下記のとおりです。
 なお、所定の手続きを経て、落札者と工事請負契約を締結する予定です。

  記

 落札者:八ッ場ダム本体建設工事清水・鉄建・IHI異工種建設工事共同企業体
 入札価格:34,250,000,000円(税抜き)


 ※入札に参加した業者名、入札価格、評価値等は、「入札調書(総合評価落札方式)」をご参照ください。(下記URL)
  http://www.ktr.mlit.go.jp/honkyoku/river/content/sankou01.pdf
 別紙・参考資料
  本文資料(PDF) PDF[76 KB]

【本体工事建設場所 2014年6月30日撮影】




  


Posted by やんばちゃん at 23:36Comments(0)八ッ場だより

2014年08月07日

八ッ場「鉄鋼スラグ」使用問題 その一

昨日の冒頭にも記しましたが、まずは5日付の毎日新聞一面トップのスクープを以下に転載し、その後。現地の生の声をお届けしたいと思います。かなり深刻かつ大きな問題のはずなのですが、肝心の長野原町住民の中には、「観光地なので、あんまり騒がない方がよい」「な~に、そのうちにゃ、みんな忘れてくれるよ」との意見もあるそうで、伝えてくれた方は「どうしようもねえや」と嘆息していました。
【有害スラグが使われたとして(新聞に写真が掲載されていた)場所➀】>【いずれも2014年3月28日撮影】

《 1号橋打越代替地側造成 右手に1号橋 奥に見えるのは新築中の王湯》

《 全体図 正面奥は1号橋》
 

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【2014年08月05日 毎日新聞】
 代替地整備に有害資材
       フッ素 環境基準の23倍

 http://mainichi.jp/feature/news/20140805k0000m040150000c.html

有害物質を含む建設資材(鉄鋼スラグ)の取引構図
有害物質を含む建設資材(鉄鋼スラグ)の取引構図

有害物質が検出された3カ所
有害物質が検出された3カ所

採取した砕石の成分
採取した砕石の成分

 国が群馬県長野原町で建設を進める八ッ場(やんば)ダムで、水没予定地からの立ち退きを求められた住民の移転代替地の整備に、有害物質を含む建設資材が使われていることが分かった。国土交通省も同様の情報を得て調査を進めている。有害物質は環境基準の5?23倍に達し、専門家は「撤去が望ましい」と指摘。今後のダム工事や住民の移転計画に影響を与える可能性が出てきた。
 ダム関連工事の関係者によると、有害物質を含む建設資材が許可なく使われたのは、代替住宅地の盛り土や周辺の生活道路など。毎日新聞は地権者の同意を得て代替地3カ所から建設資材の砕石を採取し、環境省指定の第三者機関に鑑定を依頼。その結果、有害物質のフッ素が環境基準の5?23倍検出された。環境基準の対象ではないが、植物に影響を及ぼすとされる強アルカリ性も示した。

 建設資材は、その主成分から鉄の精製時に出る副産物で石や砂の形をしている「鉄鋼スラグ」とみられ、製造過程で添加されたさまざまな化学物質が残存することがある。スラグは、環境基準を下回ることを前提に道路資材など一部での使用が認められている。

 スラグを巡っては大手鉄鋼メーカー「大同特殊鋼」(名古屋市)の渋川工場(群馬県渋川市)から出た有害物質を含むスラグが渋川市の建設会社に販売された際、販売額より高額な「引き取り料」とみられる費用を支払う「逆有償取引」だったことが1月に発覚し問題化。今回の代替地を巡る工事にも同じ建設会社が関与していた。同社はこれまで八ッ場ダム関連工事十数件に参加し、大同から引き取ったスラグを天然砕石に混ぜて使っていたという。

 国交省は八ッ場ダムの代替地の盛り土などの工事に天然砕石を使用するよう義務付け、渋川市の建設会社から提出された材料証明書にも天然砕石と記されていた。だが、毎日新聞と同様の情報を得た同省は現場の砕石を採取し、スラグとみられる砕石を確認。施工業者から事情を聴いている。

 八ッ場ダムの代替地には2007年時点で水没予定5地区の134世帯が移転を希望し、今年3月末時点で84世帯が移転。10月にはダムの本体工事に入る見通し。

 スラグは廃棄物処理法上は産業廃棄物とされ、最終処分には通常1トン当たり2万?3万円掛かるが、「逆有償取引」なら1トン当たり数百円程度で引き渡すことも可能とされ、費用が大幅に削減されるという。

八ッ場ダムは1952年に旧建設省が調査に着手し85年に住民が建設を容認、2007年から水没予定地の代替地の分譲を始めた。09年の民主党政権誕生時に一時工事が中断したが、11年に建設再開を決定し、今年10月からダム10+件の本体工事に入る見通し。代替地には07年時点で水没予定5地区の134世帯が移転を希望し、今年3月末現在、84世帯が既に移転している。

 渋川市の建設会社社長は毎日新聞の取材に「スラグが誤って混じったことはあるかもしれないが、故意に入れたことはない。仮に出てきたとしても混入がわずかであれば有害物質の影響は低いから障害はない」と説明。大同特殊鋼は「盛り土にスラグが利用された事実は把握していない。指摘の事実関係を調査する」としている。【杉本修作、沢田勇、角田直哉】

◇言い逃れはできないフッ素値の高さ、すぐにも撤去を

 日本環境学会顧問の畑明郎・元大阪市立大大学院教授の話 通常の自然界では環境基準を超えるようなフッ素は検出されず、(偶発的との)言い逃れはできないフッ素値の高さだ。少量でも周囲に悪影響を与えるので、本来、基準を超えれば建設資材に使ってはいけない。むき出しになっているような所はすぐにでも撤去した方がいい。既に建物を造ってしまったなら、側溝の水を調べるなどして監視を続けるべきだろう。

 ◇環境基準とフッ素
 環境基準は人の健康や生活環境の保全のため環境基本法や土壌汚染対策法で定められ、有害物質ごとに上限値がある。有害物質の一つであるフッ素は自然界に存在し、低濃度では虫歯予防効果が知られているが、高濃度では嘔吐(おうと)や腹痛などの中毒症状を起こす可能性がある。



 
  


Posted by やんばちゃん at 09:57Comments(0)八ッ場だより

2014年08月06日

吾妻渓谷仮締切工事、再開される

 昨日5日付、毎日新聞一面トップには、ここ約半年間にわたり注目されてきた事実、代替地整備の工事現場などに六価クロムやフッ素などの「鉄鋼スラグ」と称される有害資材が、使われてきたことがクローズアップされてました。大きなことだけに、私の処にも現地から、新聞記事についての問い合わせもありました。
 長い休眠の後の再出発ですので、この間の推移を先にしるし、今回は下記に見出しのみを。
     代替地整備に有害資材
       フッ素 環境基準の23倍


工事再開


 写真は、7月30日の吾妻渓谷、仮締切工事風景です。
 工事が再開されてしまってました。
 渓谷に近づいても、あのそうそうと流れる水の川音かないのでした。そして、昼休みが終わったらしく、突如、クレーンの轟音が…… 
みればお栃洞の滝は無惨にも、例の黒い管にて迂回させられしまっていたようで、干からびてました。
 この日、国道では、川床への電気工事が行われてました。
 既に左岸脇には、サーチライトか゜数基とりつけられてましたので、「まだ電気工事をするんですか」と畳みかけると、川床への工事とのこと。……現在、記しながら想うのですか、恐らく、これからは夜間工事も行われるのではないでしょうか?

 さらに工事現場に立ち寄りまして、「工事終了予定は、いつ頃ですか?」と問うと、「すみません。細かいことは応えられないなんです」となりました。
 どうやら、国交省から❝きつーいご注意❞があったようでした。
 (……こんなこともあらんかとも思いまして、『週刊 金曜日』創刊1000号 7/18』の「金曜アンテナ欄」に、拙稿が掲載された際にも、当方なりに慮って会社名は、最終ゲラで削除。その代打として、逆に佐々木所長名はいれたという、妙にコマカな気配りもしたほどなのでしたけれど……)

 たくさんのご報告を抱え込みながら、またも長いご無沙汰となりました。
 ずっと本欄の空白状態につきましても気にはなってはおりましたが、一つのことに夢中になってしまう性質に加え、ちょっと小休止せざるを得ない状況下となってしまってました。具体的には、秘匿の封印の紐をかけました方がよろしいようですので……

 本日は、一昨日汗だくだくの草むしりの際に斜面でバランスを失い、あおむけに転倒。側溝の角に頭を打ち付け、驚くほど大きなコブを造ってしまって、一時は立ち上がれずそのまま横たわっていたほどでした。でも、医者へ行った方が良いとの親族の示唆もふりきって、今度は別の畑の背丈よりも大きな草と大格闘の作業を続けたのでしたが、その晩から首がまわらなくなった上に、頭全体が重くてムチ打ち症のようになってしまってました。が、元来が丈夫なので、これしきのことにと終日、炎天下でフル回転。
 けれど、明け方、胸が苦ししく何とも言えない症状に見舞われて、さすがに今日は何もしないでおとなしく、パソコンの整理をしています。
 たぶん、この胸の痛みは何度が経験しているのですが、心臓というよりも、逆流性胃炎なのではと素人考えで想っています。……水を飲むと和らぐのですが、昨晩は水をくみに起き上がれず、いつのまにかうとうと状態で朝に。
 でも、コブはまだ引かず、このままの重苦しい症状が続くようでしたら、嫌だけれどやはり近々医者に行かねばとは想います。5月、6月と続いて転倒いずれの場所にも石や切り株があって、肋骨の同じ位置にヒビ。お医者さんに「また、やったんですか」とあきれられてしまいました。年をとったことと、この上なしのオッチョコこいオバさんの本領発揮のようです。
  


Posted by やんばちゃん at 17:16Comments(0)八ッ場だより