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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2015年01月31日

疑義だらけの八ッ場ダム



 この国には、おかしなことばかりあります。
 けれど、の圧倒的多数が訂正是正されないままに、ウヤムヤのうちに終わります。
 八ッ場ダムにも、しれば知るほどおかしなことがあるようです。そして同じくその多くが、ひそかに闇に葬り去られているのです。もちろん、ダム建設そのものが多くの矛盾をかかえ、自然界を破壊して建てるほどのものでもなく意味のないことではありますが、加えて、それをとりまく判断、命令などのひとつひとつにもおかしなことがあるのだということが、不思議にもひょんなことから、耳元にら飛び込んでくるのです。

 恐らく、たくみにカモフラージュされてしまうことでしょう。
 けれど、私達にはそれを記しておく力と義務感があります。
 もっとひどくなる社会かも知れないけれど、でも、きっと日の目をみて、後生の方々に同じ轍を踏ませないために。
        


Posted by やんばちゃん at 21:21Comments(0)八ッ場だより

2015年01月30日

新趣向をとりいれて、今年の湯かけまつり

 ※写真の「RAWサイズ」により、アップが叶わなかった、遅ればせの湯かけまつりです。
今後は、新しい王湯の湯かけ祭として、毎年改良点を加え整備されていくことでしょう。



 早朝5時前からのふれ太鼓が終わり、退場した後の舞台。










神主による、お払い儀式















 赤々と松明が燃え盛っています。



儀式が終わると、紅組・白組が部隊の前に勢ぞろいし、大将の号令のもと、新しいお湯を汲みに向かいます。王湯に渡る橋の手前に設置された源泉の桝は、今回からの趣向です。足元を照らすのは、竹づつの中のローソク。


 そこに至る通路は、紅組と白く身の隊員たち。その中を神主に導かれた紅白の大将が、大きなたらいを持って湯を汲んできます。













その間に、舞台では樽酒が割られ、巫女さんたちによって、樽酒が観客に振舞われます。
























ほどなく、新しい湯をくんだ盥をもって、紅白の大将たちがかえってきて、舞台に供えます。


 大将の檄により、いよいよ試合開始。

最初の湯かけ。











  


Posted by やんばちゃん at 22:55Comments(0)八ッ場だより

2015年01月29日

癒着の構造か? 「先行指示」なる入札方法について

 ところで、国はこともあろうに佐藤建設工業に、林地区の吾妻川に面した、水没地帯の穀倉地・久森水田の土を、長野草津口駅近くの尾坂地区などに造成中の水田代替地に運ぶ仕事を、「先行指示」という方法で発注していたのでした。
 この耳慣れない「先行指示」とは、入札過程を経ずして頼む、オンリーワンの八知友方法で、いわば随意契約にも似ているように感じます。
 この「先行指示」という、発注について、記して見たいと思います。

【久森水田からの搬出風景。ここから昨日掲載の尾坂水田造成地に運ぶ 2014年12月5日撮影】

 12月10日に最初に送った長文草稿に、この辺りの背景を掲載原稿よりも詳しく記してありますので、「先行指示」の説明にかえて、まず、該当部分を転載してみます。
 また、その後の調査にて、国交省と大同特殊鋼・佐藤建設工業、並びに地元大物役員との間の癒着の構造るらしい気配を感じます。
 同業者の方たちが忙しくて引き受け手がなかったというのでもなさそうで、仕事がなくて仕方なく町外での仕事をしている現実もありのようです。
 当然、これだけのことをしたわけですから、「指名停止」くらいの処罰はあろうかと思っていたのに、発注するのはおかしいとの声が、目下、高まっています。
 ※24日の説明会で国は、佐藤建設工業は平成3年(1991年)~八ッ場の仕事をしてきたそうです。巷ではいつのまにか大手にのしあがってきたそうです。その後ろだての名前も地域では口にされています。


 【2014年12月10日 掲載打診の草稿】
  八ッ場ダム モラルなき発注としめつけ、国交省の闇深し
 大同特殊鋼渋川工場(本社:名古屋市)から発生した「有害スラグ」問題は群馬県内各地の道路や遊園地はもとより、八ッ場ダム建設地の道路や代替地にも大量に使用されていたことが判明。施工業者の佐藤建設工業(渋川市)は、購入額よりも高額の「引き取り料」が大同特殊鋼から貰える「逆有償取引」によって多額の利潤をあげていたことも明るみに出た。
 ようやく9月半ば、国は(国土環境と日本建設コンサルタントが合併し、国交省幹部の天下り多し)「いであ(株)」にスラグ分析調査を依頼したが、未だに「調査中」のまま今日に到る。
 そんな最中、有害スラグをまき散らした佐藤建設工業に、「先行指示」(:注)による発注が国交省八ッ場ダム工事事務所から出されたことがわかった。窓口の〇〇工務課長は、有害スラグ問題の同事務所の責任者でもある。12月2日頃より土壌運搬は開始された。

 
 仕事内容は水没する水田地帯の良質な土壌を高台に造成した新水田に運ぶ作業で本来ならば、今春には完成し田植えが行えるはずであった。農家はまちあぐねているので一年遅れの来春の田植え時までに完了は必至で、さらに運んだ土を慣らす整備作業と田には不可欠な水源工事がある。
 確かに期日がないのは事実であろうが、入札をする時間的ゆとりがなかったというのは無計画な国側の自己責任回避の弁明でしかなく、本体工事に伴う諸工事の遅延並びに、この間の4回にも及ぶ計画変更も全てが本来ダム建設に適さない強酸性の地質や地滑り地特有の想定外の難問題に起因し、国側の現場を知らない机上の計算に基づく無理な杜撰計画にある。
 何よりも最もよくしっている地権者たちの声を無視し、一部有力者のご機嫌とりばかり行ってきた、その結実でしかない。

 「先行指示」なる特異な指名情報説明する意味で、具体例を示す。
  ーーー略 ----




※末尾「注」
※「先行指示」について、文中にても一応記ました補足です。インターネットでの記述は意味不明ですので、以下は関東地方整備局と建設業の方に教えていただきまとめたものです)
 注:土木工事の性質から,当初設計段階では想定し得なかった条件変更や新たな対応が必要となる場合が多くあり、工事の延長などが必要となった場合などに用いられる発注手段という。契約変更を行っていない場合でも書面による先行指示等により工期延長が明らかな場合には、設計変更がなくとも業者に仕事をしてもらい、終了した段階で提出された請求額を精算。従って、「終了後だと請求額通りの額になりますよね」との疑念を口にすると、国交省には基準に基づく妥当額があり、その額に照らす積算との由。
   


Posted by やんばちゃん at 09:56Comments(0)八ッ場だより

2015年01月28日

指名停止どころか、「先行指示」にて仕事受注の佐藤建設工業

 

【場所は長野原草津口近くの尾坂地区。久森水田から運ばれたトラックの土壌をならしている佐藤工業のユンボ。名前が読めるだろうか。2014年12月5日撮影】
 
 

昨日の後半にご紹介した、拙文は、昨年12月10日に週刊金曜日編集部に送った、「下書き」でした。なぜか説明文中。脱落があって、1/16号の掲載記事のようになってしまってましたので、今は訂正補足してあります。
 1/16号の記事は、こちらです。発売後、一週間以上、経過しましたので転載させて戴きます。
 
 思えば、映画会準備の最中、半ページ分の小さな原稿にも、以下の経緯がありました。こんなにあらたな事実発生に従って、書き直しにいたったことはありませんでした。しかも、かぎられ+巣ですから、何かを削除しなければならず、ことの背景を語る説明を書き加えられず、いかに判ってもらえる記述に腐心したものでした。
  ➀12/11 入稿  ※昨日転載のもの
      ※年内は12/19号で終了。
      ※年明け1 /9号掲載に内定。
  ②12/26 有害スラグ分析結果記者発表
      ※書き換え
  ③1/6 校了直前、「ろくでなし子さん釈放」記事にて延期
  ④1/16号に繰り延べ
      ※県道林岩下線の亀裂問題キャッチにて加筆
 <


  


Posted by やんばちゃん at 23:36Comments(0)八ッ場だより

2015年01月27日

第189回通常国会スタート 小渕逃げ切る

 本日も、「市民オンブズマン群馬」さんのブログ、以下の昨日1/26付けを転載。長文ですけれど、お読みくださいますよう。

 何事もなく1月26日の通常国会に召集された「姫」へのお咎めの行方と東京地検特捜部のこれから  政治とカネ
http://pink.ap.teacup.com/applet/ogawaken/msgcate2/archive

 警察と自民党政権のなれ合いに幻滅し、小渕問題を検察庁に告発してくれた同会の動きに期待して、最近はどうなるのだろうかなと関心をもって見つめてまいりましたが……
 
 小渕優子HDドリル破壊事件で1月26日の通常国会召集までの動きが当面注目される東京地検特捜部  政治とカネ
http://pink.ap.teacup.com/applet/ogawaken/20150121/archive
 この1/21付のブログには、 「ーー略ーーこの通常国会までに、小渕優子・前経産相の公選法と政治資金規正法の違法行為を捜査中の東京地検特捜部が、なんらかのアクションを起こすかどうか、残り数日間の動静が注目されています」とあったので、期待しておりましたが、昨日、「ついにダメでしたね」と。

 今国会の会期が終わる五カ月後まで、お咎めなしとは。まぁ、シナリオ通りでしょうけれど、小渕さん、一人の間女性として母親として、子供さんへの教育上、よくないのでは感じものでした。昨年の週刊誌で、子供さんとホテルを転々と報道された際に、子供さんのことを心配した声に対して、「大丈夫です。登校拒否はお母さんだけ」とのコメントがでてました。週刊誌の記事ですから真実は多少食い違っているかも知れませんが、「登校拒否はお母さんだけ」と言える神経がグサッと突き刺さってます。


【2014年12月13日最終日朝撮影 遊説への出発風景】
 


さて、次は週刊金曜日1/16号金曜アンテナ欄に掲載となった拙文の元原稿で、12月10日iに送信した長文を分割して、スラグ問題に絞った最初の原稿。冒頭に小渕優子問題を記しましたが、その後、年末26日に「スラグ問題の記者発表」により、スペースの関係で、冒頭と末尾を割愛せざるを得なくなり、日の目をみなかった初期のものです。
 八ッ場ダム 小渕圧勝とモラルなき発注、国交省の闇深し
 八ッ場ダム建設地のある長野原町は小渕優子候補の地盤の群馬5区に属す。告示段階で圧勝が伝えられ、しかもかつてない得票数とまで報じられている。電撃的な今般の総選挙は安倍政権の自己都合かつ身勝手な選挙であり、小渕後援会の杜撰な会計管理に端を発していたことは衆目の一致するところで❝小渕優子生還救出作戦型総選挙❞ないし、「みそぎ型」とでも命名したくなる所以だ。
道義的に出馬すべきではなかったのに臆面もなく語るテレビの政見放送の末尾では、「(多額の献金を手にしてきた)八ッ場ダムの早期完成をめざします」と熱のこもらない紋切り型口調で話す。

 その八ッ場ダム現地では目下、小渕候補の出馬と同じく、有害スラグ問題が何の解決もされていないのに住民感情を逆なでする、モラルなき発注が行われている。
大同特殊鋼渋川工場(本社:名古屋市)から発生した「有害スラグ」問題は群馬県内各地の道路や遊園地はもとより、八ッ場ダム建設地の道路や代替地にも大量に使用されていたことが判明。施工業者の佐藤建設工業(渋川市)は、購入額よりも高額の「引き取り料」が大同特殊鋼から貰える「逆有償取引」によって多額の利潤をあげていたことも明るみに出た。9月半ば、ようやく国は調査を実施したが、未だに「調査中」なのである。
その最中、こともあろうに佐藤建設工業に「先行指示」による発注が国交省八ッ場ダム工事事務所工務課から出されたことが判明。12月2日頃より代替水田への土壌運搬は開始されていた。
 〇〇工務課長は、同時に有害スラグ問題の同事務所の責任者でもある。
〇〇課長を直撃すると、「(一般入札の」期日がなかった」「発注とスラグ問題は本来は別問題ですよ」と応えた。
だが、約一年間以上経てもいまだ本質的な解決が打ち出されないまま有害スラグの只中で不安な生活している現地再建水没民にとってモラル面で納得できず、巷には「よりによって佐藤建設工業とは許せない」との声が高く、「呆れてものが言えない」とも語る。

勝てば官軍の言葉通り、おそらく自民党圧勝を経ての長期政権樹立下では、あれほど騒がれた小渕議員への連座制は帳消しとなり、同じく国も県も「有害スラグ責任問題」もまたなし崩しにしてしまうことだろう。
悔しい限りだが、それが保守王国群馬の体質として飽くことなく続けられてきた一連の処理法なのだ。







  


Posted by やんばちゃん at 23:17Comments(2)八ッ場だより

2015年01月26日

似てませんか、県道林岩下線の亀裂と上武国道のスラグ使用と。 

 この間、あちこちにお伝えしてまいりました県道林岩下線の亀裂箇所の写真をようやく昨日、アップに到りました。理由は末尾の理由。またも「RAWファイル」さんのなせる技でした。


 亀裂の生じている辺りは窪んでいる箇所と、逆に盛り上がっている場所があることを、写真の方が足で確かめてくださいました。

 さて、次のサイトは、「市民オンブズ群馬」さんのスラグ関連サイトです。(正式にお名前を記させて戴きますので、もちろんお断りしてあります)
 http://pink.ap.teacup.com/applet/ogawaken/msgcate20/archive
 なんと、21日付では、新たに沼田市・椎坂トンネルにもいっぱい撒き散らかされていることが判明。
 そして、昨日25日付けをご覧ください。
 http://pink.ap.teacup.com/applet/ogawaken/20150125/archive
 上武国道に生じた亀裂の状態と、県道林岩下線の亀裂の状態は、ほぼ似通ってませんか?
 
 これでは、もう群馬県内、至るところです。

 また、昨日は、所望されていた地質学者さんにも、ようやく「JPG ファイル」に戻した現場写真をお送りできました。で、近いうちに調査してくだされるそうですので、判明するものと思います。


 【さて、どうでもいい、繰り言】※読み飛ばしてください。
 実は、いつの間にかカメラが容量のバカ大きい「RAW」に切り替わってしまっていて、往生も往生。写真をいつものようにブログにアップするために、1000KBいから縮小しようとしても、全く画面に出てくれないのでした。
 原因が判らず、かなりの時間を浪費。
 ようやく気がついても、1週間に5日の八ッ場滞在では、メーカーに落ち着いて聴くことも出来ず、ようやく問い合わせたら、メーカーの若手職員さんもに慣れていないらしく、「ちょっとお待ちくださ。調べてみますので」の連続で、何とも長時間の時間を費やした次第です。
 こういう時は、本当に「パソコンもデジタルカメラも電子機器はナンニモい~らぬ」式に、ため息交じりに「草原情歌」の節回しがでてきます。

 ようやく変換できても、うっかりすると「RAWファイル」の方が出てしまって……となると、印刷不可。
 24日も出かけ間際に閃いて、現地の方に確かめて戴く写真を打ち出そうとしても白紙ででてしまうのです。となってもまだ、何かの加減で何とかこそのうちに修復し、そこはねばり強いものですから、またたく間に30分余は経過。これもまた「RAWファイル」写真のなせる技と気がついて、隣の「JPB」を選択して最初からやり直し。ゆとりをもってでかけるつもりでも、いつも時間がたりなくなるわけです。
 さて、これも。時間の浪費ですね。わかっているのですが…… 朝からも失敗続きの果ての、一種の息抜きです。
 だって、週明けの本日は、いつもよりクリック数が多いのです。きっと、どっかの筋の皆様たち。こんな浅いブログをご覧戴いても、それこそ時間の浪費ですよ。それにしてもご苦労様です。
   


Posted by やんばちゃん at 15:44Comments(0)

2015年01月25日

県道林岩下線の亀裂、なぜ。しかも優良企業の表彰もナゼ?






 まだ完成して2~3年ほどの「県道林岩下線」にごらんのような亀裂が何本もはいっていることの情報を、新年早々、戴きました。
 
 早速、1/16号の「週刊金曜日金曜アンテナ」欄に2行以内での追加記事としました。ほぼ校了状態でしたが、編雌雄部に問うと記すことになり、1行はうまい具合に空きができたのを貰い、後の1行は何とか詰めて生みだしたものでした。
 加えて、本体工事への抗議書にも加えました。
 
場所は、川原湯代替地の吾妻峡トンネル~東吾妻町岩下駅の国道145号 にぬける「県道林岩下線」。
 その中頃の、「天狗の湯」の南側から下流方向です。
 建設業者の方に伺うと、ここは盛土。でも、いかに盛土でもこんなに短期間に、こんな酷い亀裂は通例、生じないそうです。
 ですので、国と県への抗議文に、「検証と解明」を要望したのでした。




 施工業者は、池原工業株式会社(本社:東吾妻町原町) とか、あの南波和憲県議の南波建設株式会社とかききましたが、下記の写真と工事名からして、どうやら池原工業((株))の仕事と推察します。
 そして、なんと、群馬県から下記の表彰をうけているのです。
 そういえば、スラグをまき散らした佐藤建設工業もむまた、スラグいっぱいの横壁代替地の工事が表彰されていましたっけ。
 「表彰」って、良い仕事にあたえられるものと思ってましたけれど……

//////////////////////////////////////////
http://www.pref.gunma.jp/07/p22710001.html
平成23年度建設工事表彰
平成22年度に完成した当所発注等工事のうち特に優秀と認められる施工箇所を選定し、平成23年12月1日(木)、ツインプラザ(吾妻郡学習センター)交流ホールにおいて、施工者及びその技術者を表彰しました。
表彰箇所及び施工業者等は次のとおりです。 「表彰

所長表彰施工箇所写真
1 一般県道 林岩下線 社会資本総合整備(活力創出基盤整備)
中島地区道路改良【分割2号】

工事名
 社会資本総合整備(活力創出基盤整備) 中島地区道路改良【分割2号】

工事箇所
 一般県道 林岩下線

 吾妻郡東吾妻町大字三島地内

施工業者
 池原工業(株)

2 国道145号 道路改築事業
 松谷盛土工【分割1号】

 工事名
 道路改築事業(国道) 松谷盛土工【分割1号】 

工事箇所
 国道145号 八ッ場バイパス

 吾妻郡東吾妻町大字松谷地内

 施工業者
 南波建設(株)

3 一般県道 林岩下線 社会資本総合整備(活力創出基盤整備)
岩島大橋脇法面工

工事名
 社会資本総合整備(活力創出基盤整備) 岩島大橋脇法面工

工事箇所
 一般県道 林岩下線

 吾妻郡東吾妻町大字岩下

施工業者
 (株)高特

 ※「高」は「はしごのたか」だが、機種依存文字のため「高」と表記

4 一般県道 林岩下線 社会資本総合整備(活力創出基盤整備)
細谷地区道路改良

工事名
 社会資本総合整備(活力創出基盤整備) 細谷地区道路改良 

工事箇所
 一般県道 林岩下線

 吾妻郡東吾妻町大字三島地内

施工業者
 池原工業(株)



5 吾妻川支川 小倉沢 通常砂防事業
小倉沢 通常砂防事業

工事名
 吾妻川支川 小倉沢 通常砂防事業 

工事箇所
 吾妻郡長野原町大字横壁地内

施工業者
 東光建設(株)

このページについてのお問い合わせ
八ッ場ダム水源地域対策事務所
〒377-0801 吾妻郡東吾妻町大字原町5142
電話 0279-68-5511
FAX 0279-68-5525
yanba@pref.gunma.lg.jp

  


Posted by やんばちゃん at 20:12Comments(0)八ッ場だより

2015年01月24日

儀礼通過的な事業説明会は、土地収用法手続きの第一歩



駐車場に入ろうとした際、要員の掲げる「事業説明会」の文字に、戸惑った。収容法の説明会と聞いていたけれどと。
広い会場内は、ガラ空き。もう二つほどガラがついて、ガラガラカラ空きといったところであった。
参加者は、約60人とのこと。
取得率は92%にはなっているが、共有地が多く約300人ほどに通知をだしたとのも聴いていたが、果たして、こんな広い会場が必要であったのかとの疑問の声があった。

 14時~15時半との限定時間内に、PPにて、わかりきった①ダムの規模 ②歴史 ③進捗度などが並ぶ。そして、15時近くの最終章で「土地収用法の手続き」とやらの項目にようやく入った。

その一覧表の冒頭に、本日の「事業説明会」の文字あり。
でも、まだ気が付かず、今、記すにあたり、資料をみてようやく判明し、収用法については具体的には説明されなかった、今日のわけのわからない長い説明会の位置づけが氷解したという次第だ。

質問の際に、土地の水没当事者の方から、「この中に、収容法にひっかかるダム反対派が実際にいるのか」といった、一見戸惑う皮肉な質問がくりだされた。真意を問うと「もし収用法に反対する者がいなければ、別段、こんなこと開く必要なしだから……」との由。

 ある男性の質問の中に、スラグ問題があった。となると、「道路の路盤材として使われているスラグは、道路をはがしても行うのかどうか」に尽きると判断し、質問の途切れた際に、思わず挙手した。
 が、「マスコミ関係者は不可」と明記されているとのことにて、認められなかった。
 受付で「案内書はお持ちですか」と問われ、勿論、持っていないから、当事者以外で顔見知りの一般市民たちも参加していたが、その一般参加枠を知らず、いつもの報道関係者の枠で入ってしまっていた。この時点では質問のことまで全く想定せずにいた。迂闊だった。
 しかし、聴いておかなければと心せいて、ある秘策を講じた。
答弁は、定かではないが、舗装をはがしてまでは行なわないということらしい。後ほど、テープをよく聞きなおして記したい。テープを撮れた、これは報道席に座った効果であった。、
 
 最後に、「ふるさと以上の場所はなく、代替地に出たくても危険な場所ばかりで移転できないのに、こんな収用法などちらつかせて性急なのは、住民をないがしろにしている」といった意味の意見があった。ともかく、マイクが反響して、司会者の声以外は、よく聞き取れない。

 本当に、住民軽視だ。心がないのだ。
 儀礼的、「ともかくやりました」の既成事実づくりの、常套手段で、その証明的な会であった。
 また、司会を務められたのは副所長だったが、所長も他の副所長も欠席。地元民の中から「どうして、所長はいないんだ」との声がとんだ。
概して、住民をあなどった会であった。
 また、「質疑応答」なのに、質問者は質問しても、さらに反論ないし意見はいえない変な会だった。これでは、国交省の応答が定着してしまって、まるで、お偉い国交省さんが、下々にお応えして下さる形式にしか、すぎない。国交省の応えが必ずしも正解なわけではない。
 つまり、問答無用の説明会であった。
 


 通例は、記者会見的なことがあるのに、マスコミ席にいた報道関係者が「終わりましたので、質問」と声をあげたけれど、打ち切りのままで、とりあわなかった。
 質問不可だった私も、説明団の課長席に向かって声をあげたが、写真のように不必要なまでに仰々しい衝立でしきった、はるか向こうから、さっさと退席されてしまった。  


Posted by やんばちゃん at 22:49Comments(0)八ッ場だより

2015年01月23日

硝煙は怒りののろしとなれ!! 岩盤崩してどうなる

早速、寄せられた「怒れる渓谷」さんのコメントを転載させて戴きます。昨日21日末尾掲載から、こちらに独立させました。
(その空白欄には、かつてふりまわされてしまった、この現場の正式工事名を、「作業ヤード造成」→「八ッ場ダム本体左岸上部掘削工事」と変化させていた事実を付記しました。当初、まさか、工事名がこんなに変化するとは知らず、愚かしくも迷走したしだいです)

 「怒れる渓谷」さん、仕儀を得たコメント、ありがとうございました。
どうか、今般の愚挙が、自然破壊への怒りのろしとならんことを祈ります。

何ということをしてくれるんだ!
何万年も続いて安全に人々を守ってきたのに。
一体、何で壊そうとするのだ。
四季を通じて、人々に自然の恵みを与えてきたのに。
もう安全性は、保てない。どうなっても知らない。

都会の無関心。金が天から降ってくると思っている地元。
いずれ金は落ちなくなり、残るのは借金と破壊された自然なのに。
観光客も来ない。都会人はどこにこんなお金が使われているのか気づかない。気づいても止められない。
誰も止められない。都会に関心と発言を。地元に自然に責任を持つ心を。自然を活かした雇用を。こんなことを渓谷は言いたいけれど何も言えない。みんなで代弁しなければ。あまりにもかわいそう。
  --Posted by 怒れる渓谷 at 2015年01月22日 21:49ーー

それにしても、ホントに「何ということをしてくれるんだ!」です。
稀に見る渓谷美をかたどって支え続けてきた岩盤を崩して、たかだか百年もたないと言われるコンクリートを流し込んで、先々、どうなるのか。しかも、周辺一帯を被う、強酸性の土壌が、どう堤体に影響を及ぼすのか? 化学にうちといものでも判る。かつて、PH2の強酸性水に、ダム建設を断念した経緯がある。その対策は万全なのか!

【2015年1月20日撮影】
昨日の爆破当日の写真は雪で被わて法面の土壌色が定かにはみえないので、前々日の20日に撮影した同一地点の左岸堤体上の左手法面を観て欲しい。褐色の強酸性土壌が露出している。地質の専門家に伺うと、白や灰色に変色しているのは、地下のマグマの影響で熱水変質している地層との由だった。






 
 
【いずれも2014年10月1日撮影】

上の4葉の岩盤部分の撮影は、昨年10月1日の現場。表面上は、岩に被われてかなりの頑丈さだったらしいことが、写真でわかるだろうか。現地にたつと、海底の岩場の上を歩いているような感を受けた。
 ※注 八ッ場ダム本体左岸上部掘削工事は、2013年9月30日に若築建設(東京都)が3億600万円で落札。2014年10月末日までの工期で八ッ場ダム本体工事予定地の左岸上部を約100,500㎥も掘削する工事であったが、現場監督は楽勝といっていて昨夏9月頃には完成していた。

 これは、地続きの茂四郎トンネル出口~川原畑一帯を被っている土質と同じではないか。
ここのコンクリート壁の惨状を見てほしい。

なお、 【東京新聞 こちら特報部】には、この一帯の銅い土壌について、以下のように記述している。
付近の地下には火山性の「熱水変質帯」がある。マグマによる熱水で粘土化した層で、地質はもろい。熱水変質帯から出た酸性成分を含む水によって、赤茶色に染まったようだ。専門家は「熱水変質帯が建設工事で地上に露出し、酸化してさらに弱くなった。地滑りが始まっている可能性がある」と指摘した。

素人目にも地質の怖さがわかる。 強酸性の土壌の地すべりを何とかくいとめていた、防波堤的な岩盤を崩すなんて。本体工事を急ぐあまり、正気の沙汰ではない。
本当に何ということをしてくれたんだ!


※地質の専門家の方に伺いましたところ、上の写真の川原畑の褐色のコンクリート壁の部分は、強酸性で「PH1」とのことですが゜、ダム堤の法面は「P2~3」くらいとの由。
  


Posted by やんばちゃん at 14:34Comments(0)八ッ場だより

2015年01月22日

かくも愚かしくあっけなかった発破かけで、本体工事突入とは

 こんなことで、終ってしまうなんて!!
 むざんだねぇ。
 

それは白い墨絵の中の、夢のたわごとか。





12時10分、左手の山に発破がかけられ、横にグズグズと揺れ崩れた。


 ついで、右手の山に仕掛けられた。この方が大きかった。白煙がまいた。


  その後、しばらくの間をおいて、ユンボで砕かれた岩が整備されだした。




※ところで、かつて本欄 で、「八ッ場ダム本体左岸上部掘削工事」と「作業ヤード造成」とを混同していた迷走ぶりを記したました。
が、その後の調査で、実は国による、こんなカラクリがあったのでした。
 つまり、 「作業ヤード造成」→「八ッ場ダム本体左岸上部掘削工事」と変化させていたのでした。
 土地の方からの情報はあながち間違いではなく、慌てて冒頭に「付記」を加えた次第です。

 今回、この現場の記事化にあたって、久々に思い出しました。で、寄せられたコメントを別掲に独立させて、ここにそのことを記す次第です。
 一時、ブログの要領の問題でアップを控える時期がありましたが、備忘録内容の浅い内容ながらも、やはりそのつど、記して置いてよかったなと感じる次第です。
まさに、かくも愚かしくも大いに振り回された、情けないこういうことは決して忘れませんもの……
 それにしても一言の付記しておいてくれれば……優秀なる国家公務員さんたちにしては落ち度。 まぁ、いわば一種のカラクリですものね。

 2009年8月 国交省関東地方整備局のHPでの「本体関連工事」(※「本体工事」前段階工事)における記者発表資料は、
       ➀ 「作業ヤード造成」
       ② 「骨材プラントヤード造成」
       ③ 「工事用道路」
        http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000078561.pdf

  なお「作業ヤード造成」は2009年、民主党政権樹立前の入札公告では「本体工事」に含まれていたのでした。
  ところが、2013年5月17日の入札公告は、入札情報サービスには、
  ➀ 「八ッ場ダム本体左岸上部掘削工事」
  ② 「骨材プラントヤード造成工事」
  ③ 「盛土造成地線改良工事(工事用道路工事等)」
     となり、①の工事名に変化していたのでした。
   http://www.i-ppi.jp/Search/Web/Koji/Kokoku/Search.aspx

  詳細は、当時の民主党・前参議院議員、大河原雅子議員が2013年5月28日に提出した、「八ッ場ダム本体関連工事に関する質問主意書」と6月7日に出された政府答弁書を、次の参議院HPでご参照ください。
    http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/183/meisai/m183107.htm

  


Posted by やんばちゃん at 20:04Comments(2)八ッ場だより

2015年01月21日

2015年01月21日

2015年01月20日

明日の本体工事着工は22日に

一、本日は、湯かけ祭りでした。
※残念ですが、また写真が、いつのまにか、RAWファイルになってしまって、掲載できません。

二、21日予定だった本体工事の発破工事は、翌日に記者クラブ所属記者を招いて実施されるようです。延びたのは一日。なお、味方によっては、本体工事は既に吾妻渓谷対岸の山々の伐採をはじめ、実質的には進められています。

三、 今朝の上毛新聞、朝日新聞群馬版に当会が15日づけ国と県にFAX、翌日郵送と手渡しした抗議書のことがむ報道されました。八ッ場の食堂に入った途端、知らされ、そこで上毛新聞を見た次第でした。



※写真が「RW2ファイル」なる、大きな容量になっていて、いつもの「jpg」にもどすカメラの操作がわからず、縮小不可。ムダな時間を30分余も使ってしまって、日程つまっていますのに、大変。このまも、アップします。  


Posted by やんばちゃん at 22:01Comments(0)八ッ場だより

2015年01月18日

山田征さん「自然エネルギー」講演会、本日です 

 



一、 山田征さんの「太陽光問題のカラクリを突く」の当地での講演会は本日13時半~です
 詳細は、昨日の本欄をご覧ください。

二、15日に各紙に掲載された今般の21日実施し、いきなり吾妻渓谷に発破をかける、本体工事着工に対して、直ちに15日、抗議書を作成。 FAX。翌16日、国には郵送。県には手渡し致しました。また、刀水クラブには投げ込みを。早くも帰途の道、一社からの問い合わせがありました。後ほど、全文アップ。

   国交省発表の今後の日程
  ➀21日本体工事実施。 いきなり吾妻渓谷への、ダイナマイトでの発破
  ②24日収用法説明会
  ③2/7 起工式典

三、 また、八ッ場ダム問題の11月末~本年1月13日までの内容は、1/16号の週刊金曜日アンテナ欄に掲載させて戴いてますので、お読みくださいませ。
 マスコミに流れていない、大同特殊鋼有害スラグ問題の「客有償取引」によって、利益を得た、佐藤建設工業に、八ッ場ダム工事事務所は、一般入札を経ない「先行指示」という耳慣れない方法にて、仕事発注していたのでした。
 また、最新情報は「県道林岩下線」のひどい亀裂です。

 このことを、写真の「週刊金曜日」の金曜アンテナ欄に記しました。
 今週号です。お読みください。

   


Posted by やんばちゃん at 08:42Comments(0)八ッ場だより

2015年01月17日

明日1月18日(日)13時半~ 「太陽光発電のカラクを突く」

1/18(日)13時半~ 「太陽光発電のカラクリ」について、このテーマの専門家のトップとして、全国を東奔西走中の、山田征さんをお迎えして、下記の講演会を行います。
 お気軽にお出かけください。
 
 11月末よりさまざまな場で、各種作成のチラシを配布してまいりましたが、下記のチラシは居住地内に配布したものです。
 実は、裏面には地図があるのですが、ブログアップの場合は、ご覧のに不鮮明にしか映らないので、割愛。
  ご参加くだされる場合には、070 5457 5672
  もしくは、12時過ぎ~は、会場にスタッフがおりますので、会場へおかけください。
               ☎027-373-6733【※通常は、常駐者はおらず】  

「農山漁村再生可能エネルギー法」 は自然エネルギーに非ず 
太陽光発電等のカラクリを突く
  
  第一部:
 講師:山田征さん ヤドカリハウス・三鷹市
   ※「セイ」さんとお読みする女性です
 日時:2015年1/18(日)13時半~16時半位まで
 場所:保渡田交流館 高崎市保渡田町121-3 ☎027-373-6733
 資料代:300円 
 連絡先:373 5672 /070 5457 5672(鈴木)


第二部:
おきりこみパーティ・懇親会」17時半~20時位まで
  会費:500円
※素材は、ほぼ有機野菜・食品類を用います。
 また、こだわりの手作り漬物もお楽しみにどうぞ!!
※群馬の冬 場の代表的な郷土料理「おきりこみ」にて、現在、各地の市民団体からひっばりだこの征さんへの心ばかりのおもてなしとさせて戴きたいと思います。幸い征さんも粉類はお好きとのことでほっとしてます。

  


Posted by やんばちゃん at 07:07Comments(0)八ッ場だより紹介

2015年01月16日

山田征さんを迎えて太陽光発電講演会



「農山漁村再生可能エネルギー法」
自然エネルギ―に非ず

太陽光発電等のカラクリを突く
   
実は太陽光について何ら深い知識もなく、新たな「自然エネルギー」の一つとして疑いもなく歓迎してきた者の一人でした。先月、高崎市内での「高階文庫お話会」にて、山田征さんの丹念な事実の積み重ねによる衝撃的なお話を伺い、まさに目からうろこが落ちる思いでした。
そこで地元の皆さんにも知って戴きたいものと思いたち、ささやかな計画をたてました処、想わぬ反響にて、県内各地から参加者も予想されるに至りました。
   ともかく、この田園風景の美しい保渡田の自然を守りたい、その一心です。お気軽にご参加を!
 ※区長さんのご理解にて保渡田区のみに配布させて戴いてます。どうかお知合いにもお知らせ下さい。
                              ――(以下の全文責:鈴木郁子―――
   第一部:
 講師:山田征さん ヤドカリハウス・三鷹市 ※「セイ」さんとお読みする70代の女性です
 日時:2015年1/18(日)13時半~16時半位まで
 場所:保渡田交流館 高崎市保渡田町121-3 ☎027-373-6733【※常駐者はおらず】
 資料代:300円  連絡先:373 5672 /070 5457 5672(鈴木)


「再生可能エネルギー特別措置法案」は東日本大震災の起きた2011年3月11日、その午前中に閣議決定されました。「電気利用者が全量促進税として買い取り負担をする」という内容のように各電力会社は事務処理だけなのです。高額な買取価格は、私たちの電気代に上乗せされています。
東電は料金1000円に付1円。東北・九州など各電力会社で1円~6円までの料金となっています。
月々2000円強の料金だった山田さん宅では、月2円の支払いを拒否した為に2011年10月3日~電気を切られてしまいました。
太陽光のパネルの寿命は経産省のデーターで約20年前後とされ、その後の処理については大変。
当日は「固定価格買取制度」を明快に暴き、「原発はなくとも電気不足にならず、原発の代わりを考える必要性もない」という真実をも、とってもわかりやすく検証してくださることと想います。

第二部: 素材は、有機野菜を用います。また、こだわりの手づくり漬物もお楽しみにどうぞ!!
  おきりこみパーティ・懇親会」17時半~20時位まで 
 
会費:500円
 群馬の冬場の代表的な郷土料理「おきりこみ」にて、現在、各地の市民団体からひっばりだこの征さんへの心ばかりのおもてなしとさせて戴きたいと思います。幸い征さんも粉類はお好きとのことでほっとしてます。
 わが町の伝統的おきりこみ伝授の意味で、是非調理のお手伝い、よろしくお願いします。お気軽にご参加を
  


Posted by やんばちゃん at 21:31Comments(0)八ッ場だより

2015年01月14日

ご参加ありがとうございました。





 11日には、お忙しい中、ご参加くだされました皆様、本当にありがとうございました。
 詳細につきましては、20日の当会の定例会を経てのご報告とさせて戴きます。
 なお、参加者はスタッフも含めて99名。

 選挙選、年末年始の極めて短期間、ともかく、マスコミのお力をひたすら信じて、記事依頼に奔走してまいりました。
 結果的にはお陰様で当会にも「新聞を見た」という方も少なからずみえて、やはりマスコミのお力添えは計り知れないほどの大きなものがありました。おかげさまで、今回の上映会でも、また多くの未知の方との遭遇がありました。
 あらためまして、東京新聞・朝日新聞・毎日新聞前橋支局様、週刊金曜日様に、お礼申し上げさせて戴きます。

 
 当日、お配りさせて戴いた、ダム問題や映画に関連する関係団体から頂戴した、配布物のご紹介をさせて戴きます。
一、 制作元の「パタゴニア」さんからの「ダムネーション」に関するチラシ。
   ➀ 早目の手配ができず、直前の依頼にて、お忙しい中、ご迷惑をおかけしてしまいましたが、お送り戴けて本当に助かりました。
 お忙しい中、パタゴニア」さんからも見えてくださってました。実は初対面なのでした。
   ② 参加者の方から、「解説パンフ」や「ビデオ」などはないのかとのお問い合わせが、あったことを昨日、スタッフからの報告で知りました。当初、当会も配給先に伺ってみましたが、まだ作られていないようです。
    但し、先のパンフには詳細な記述がびっしりとありますので……ご参考になろうかと思います。  
 また、次のサイトでもご覧戴けますので、ご紹介させて戴きます。
 我が国をダムから解放する:
 アメリカの水生態系を修復するためのマット・シュテッカーの取り組み
(前編)
 http://www.thecleanestline.jp/2014/10/un-damming-our-nation-the-usual-patagonia-interview-to-matt-stoecker-first-part.html
(後編)
 http://www.thecleanestline.jp/2014/10/un-damming-our-nation-the-usual-patagonia-interview-to-matt-stoecker-post-part.html

 うれしいことに、参加者くだされたお2人の方の中から早くも、県内2カ所での上映希望の声がでてました。
 どうか、皆さまもお近くでの上映会のご検討、いかがでしようか。
 そして、この群馬の中で、さらに「ダムネーション」の声を大きくしてまいりましょう。


二、 今回も週刊金曜日さんにお願いして、パンフを頂戴いたしました。   
    なお、今度の1/16号のアンテナ欄に、12月半ばに草稿を送り、掲載が延期となり続けてきた拙稿が陽の目を見ることになりました。
   最初は、先行「指示」の問題をゆったりと詳述できたのでしたが、延期になってからの11月末から昨日までのいくつもの動きを加えざるを得なくなり、込み入ってしまった記述となってしまいました。
 校了日のごく限られた時間内での、限られた字数の中でいかに解りやすくするか、編集者の方と字数内でのより短かい言いかえ表現に格闘、腐心した次第です。

三、 熊本県企業局さんのご厚意にて、「荒瀬ダム」のパンフをご提供頂けました。
   突然の電話に、最初は「ホームページから打ち出してください」と言われましたが、お話ししているうちに、「では、〇〇部を着払いで」ということに「助かりました」と大喜びでお願いしました。けれど、ほどなくご担当者から電話をいただき、上司の方との協議による配慮にて、なんとその倍量をしかも、送料もちでお送りくだされるということなのでした。
 ダム行政の先端を走る、先進地の県行政の対応の清々しさ。どっかの県の対応とは違います。

  そこで当日朝、急いで作った「本日の予定」欄末尾に、以下の文面を添えた次第です。
 ※日本国内で唯一、本格的ダムを壊している、熊本県企業局のご厚意により、急きょ、パンフを送って戴いておりますが、皆様全員にはにいきわたらないので、以下のサイトをご紹介させて戴きます。
 最近、動画もできました。併せて、こ゜らんください。
     荒瀬ダム撤去に関する熊本県情報、下記URLを
    http://www.arasedamtekkyo.hinokuni-net.jp/
    【動画】
    http://www.arasedamtekkyo.hinokuni-net.jp/02_page/08_movie/arase_moviep.htm
  


Posted by やんばちゃん at 09:57Comments(0)八ッ場だより紹介

2015年01月10日

明日です「ダムネーション」 前売価格にて



皆様、おはようございます。
映画「ダムネーション」、いよいよ明日になりました。
この間、マスコミにずっと働きかけさせて戴いてまいりましたが、ようやく、
 1/7      東京新聞群馬版
 1/9号    週刊金曜日・案内版
 1/10本日  朝日新聞群馬版
〃       毎日新聞群馬版
     ※毎日さんを落していました。 
     実は10日朝、くってみてはいたのでしたが、群馬版トップ扱いのそれを見落としておりました。
     アンケートの中で「毎日新聞」とお書きくだされていたのを見て、間違いでは思いつつ、翌朝、購読紙を落ち着いて開いてみて、驚きました。
 そして、いかにこの頃から当日まで、神経が疲れ果てていたか思い知った次第です。
  
 実は8日に、毎日さんと朝日さんの支局に、「価格は当日券はなく、前売り扱い1000円。高校生は無料。身障者の方はつきそいとも に500円」の旨の再々度の記事以来に伺いました。翌9日、朝日さんからは日時等の再確認がありましたが、毎日さんは応接してくだされた記者さんのご執筆らしく確認がなかったので掲載ならないものとの思い込みもありました。推測でしかお名前のわからないこの記者さんには12/7の原発の会場でも、最初のころ作成のチラシを手渡しさせて頂いておりました。


 11月末「関東では、東京のみ」とのことに、ダム問題にかかわる団体としては見逃すわけにはいきません。即座に正式申込みを。
  しかも、同じならキャンペーンがある1月11日にした方が良いと考えた次第です。当会は制作したパタゴニアの、「パタゴニア環境助成金」に2度程、預からせて戴いているので、このキャンペーン参加への資格はありました。
 残す処、40日。しかも選挙に加えて年末年始。厳しいことは判ってましたが、直ちに高崎に絞り会場を選定。映像技師さんに依頼なとの準備に入りました。

 ほとほと年末年始のイベント開催の辛さを感じさせられてます。
 しかも、選挙選もありましたので。12月中は開店休業に近く、年明けの5日間が短期決戦の勝負でした。が、鑑賞料の面で困惑、苦境です。(事前調整したくても、不可でした)
 当会はホールでのいわば本格的な上映となりますので、経費などの面でのご理解を賜れれば、本当にうれしいです。
 せめて、前売り・当日券の区別をつけず、1000円に致します。
 また、高校生以下は無料。
 障害者割引は付き添いの方も500円にさせて戴きます。
 数日前に未就学児はどうか、とのお問い合わせがありました。考えましたら育児室の用意はしてなかったのでした。でも、男女共同参画の理念からも若い女性の皆さんにも是非、ご覧戴きたいことを先行させて、ともかく、他の観客の皆様のお邪魔にならないように、保護者の方の責任にてご配慮くださいと申し上げさせて戴きました。
 
 映像はベテラン技師さんの入念な準備にて、抜群の冴えです。事実、渋谷でのロードショウよりも、当会の試写会上での映像の方が見事で心にやきついています。



  
  配給先の「ユナイティッドピープル」の当会の思いを下記に。
 ご案内チラシの裏面に転載させて戴いた想いです。

 八 ッ場も、ハサミで切りたいな
 映画末尾、ダムバスターがペンキでダムにハサミを描く諧謔にとむ場面あり。それに因んでの表題
 
八ッ場ダム問題に取り組む、群馬県の「STOP八ッ場ダム・市民ネット」と申します。
「自由な川の日」なる、来る2015年1月11日の記念すべき日に、「ダムの世紀は終わった。壊す時代に突入」のこの映画上映会を、政権党に思いのままに動かされて息苦しい保守王国・群馬の地で上映させて戴けることに大きな意義を感じています。
 いわば、意識のカンフル剤的な作用を果たしてくれることを、期待しての参画です。

 一人でも多くの観客の心に《ダムネーション》の響きと心意気が伝わることをひたすら念じてやまず、願わくば、作中のような意表をつくアクションが起こせて、わが八ッ場ダム62年間の歴程にトドメをさせられればいいなと念じています。
 八ッ場ダム建設計画書もまたハサミでチョキチョキと切り刻まれて、白紙に戻って欲しいものです。

 1999年秋「川原湯温泉を訪れた文人墨客」の取材で、初めて八ッ場ダム建設予定地の川原湯温泉を訪れ、対岸の三つ堂周辺の癒しの空間に瞬時にして魅せられてしまいました。この時に若山牧水の吾妻渓谷への思い入れのにじみでた紀行文中の警告を見い出し、作家の予見性に打たれたことが鮮やかによみがえります。
 憑かれたように足しげく通う過程で、無尽蔵に近かった山野草などに充ち溢れた自然界の趣が一変していく、自然破壊の数々に「ムダごと。もったいない」の怒りの連続で程なく前のめりの疾走状態になりました。
 けれど、“巧みな錬金術”的なお家芸にて練りに練り上げた、不要不急の「政治ダム」――その牙城的存在の、わが八ッ場ダムなのでした。

 そんな歯ぎしりする日々を経て、ついに来年早々の本体工事着工が現実のものとなってしま いました。先々のいずれの日にか映画の如くダム堤を壊せる、よき日の到来があるかも知れません。でも、破壊されつくした吾妻渓谷の渓谷美は元に戻らず…… 切なさが迫ります。

 ことここに到りましても、何とか阻止したい!! 
 そんな面持ちの必死の上映会です。
 どうぞ、ご参加ください。当日は皆さんとの熱あるトークが展開できることを望んでいます。なお八ッ場現地をご覧になりたい方はご一報ください。ご案内させて戴きますので……
         (「STOP八ッ場ダム・市民ネット」代表:鈴木/スタッフ一同 拝)


 
   


Posted by やんばちゃん at 07:53Comments(0)八ッ場だより

2015年01月09日

心躍った、もう一つのわけ

今朝、深夜の1時代、ぴょんぴょんはるたかったほど、うれしかったことの ホントウの開放感の一つは、あるダム関連のほぼ掲載の短文が、12月半ばより毎週延びてきて、その都度書き直してきたものが、ようやく、本体工事開始をちょっと書き加えて、昨日ほぼ校了になったからです。
 小渕のみそぎ選挙批判から始まって、本来ならば先月中の掲載と思っていたのに、1/19号にて年内は終了。そんな年末の出版界のしきたりも眼中になくなってました。で、力もないライターの端くれは、延び延びて、年明け1/9号にと年末に返事をもらってました。
 ほぼ、掲載原稿に近い体裁で、編集部からもOKの出ていたそれは、自分でもまあまあ良しと思っていて、そのまま年明けに入稿出来るかと思い込んでいたものでした。その矢先の国交省さんの何ともイジワルなスラグ調査分析記者発表。だって、9月より質問状をだしていた関東地方整備局の担当官さんは、前日も居留守(たぶん)。たぶん、年越し。いつになったら発表する気だろうって思いますよ。
 本体工事の着工体制をつつがなく整えてからの、何も暮れの27日になってから、発表することもないじゃないですか? 
 

 実は、草稿の最後の仕上げ的に、暮れの24日施工業者の佐藤建設工業に取材依頼の文面をFAX。不可の場合には、11月末以来おってきた2項目の質問に、26日までに文書にてと依頼してきたのでした。
 すると意外にも、早くも翌25日には、以下の文面のFAXがはいりました。
 


 そして、翌26日の国交省発表。
 国・業者の連携を感じさせられた次第です。


 年明け5日、スラグ調査発表も加わて書き換え終了。
 で、予定通りなら、今週号の予定でしたのに、校了日前日、入稿後、連絡待ちしていたら、「ろくでなしこさんの釈放の記事が入ってページ丸々埋まってしまって、翌週号に延期」とのメール。
 年明けのその1週間にもまたも事態は変化して、本体工事着手の公式発表。映画会の準備の限られた余暇での、限られた原稿スペースの中での削除、言い換えの校正ばかりで…… そこからの開放感もありました。
 

  


Posted by やんばちゃん at 14:13Comments(0)八ッ場だより

2015年01月09日

うさぎ、ウサギ、何みて跳~ねる

 本日、O時半、ようやく、ほぼ発送作業が終わりました。
 本来ならば、少なくとも一か月近く前の作業なのに。
 近くの郵便局へ。
 朝5時のポストを開ける際に、何とかうまく、扱ってもらえるといいなと。まだ郵便事情が本格的でない今、前日の土曜日に間に合うかどうかの瀬戸際です。

 一昨日、県庁内の郵便局で年賀状での案内を出すのに、どっちが早いかと問うと、窓口の職員さんは上司に聴いてくれ、消印を押してもいいのなら普通郵便とのこと。
 昨日の昼過ぎ高崎管轄内の郵便局で、料金別納で出しながら問うと「全部そのまま本局にもっていくので、それから先のことは判りません」とのあきれ返った返答。
 

若い日は夜中に高崎本局までもっていくのは苦痛ではなく、22時前に出せば都内でも翌日。O時半前後は受付窓口は休憩時間になり、朝5時までに出せば、県内はほぼ即日配達だった。だから、夕方から3回も文学サークルの地域別の通信発送の度に通ったものだった。それも約300通を自腹で全国へ。何かを世間に伝えたいその一心だった、あれからまさに、40年。もはや、あのエネルギーはなし。
 

そして、民営化の後のサービスの低下。夕方17時までの郵便物は翌日配達だけれども、過ぎは不可との冷ややかな返事にはたじろぐ。そして、「ご心配ならば速達になさってください」とおっしゃる。280円払うなら、メール便の速達の方が100円で済み、速達郵便料金で、二通だせる。
 けれど、ものによっては郵便物の方が良いのもあるので、仕方なく280円支払うけれど…… 


 しつこいけれど、3度目のまたもの賀状をアップ。今日の発送案内から料金を書き換えました。また、身障者の方からの問い合わせがあり、割引料金も加えました。


 
帰途のみち、月の明るさと開放感に浮かれて、口から飛び出たのは「うさぎ、ウサギ、何みて跳~ねる。十五夜お月さん、みて跳~ねる」のフレーズ。しかもハンドルを両方の手で叩いて、浮かれてました。
 まるで、「沖では平家が船べりを 叩いて感嘆し、陸では源氏が、矢を入れるえびらを叩いてどよめいた」式の記述をそこはかとなく思い浮かべながら。  
 ソウカ、あれはかの那須の与一の場面だったっけ。
真ん丸月の中には、ついに入り込めなかった、いびつな老残ウサギながら、過たず、弓矢を違えずに打つ目標はしかとあり
  


Posted by やんばちゃん at 02:06Comments(0)八ッ場だより