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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2015年03月01日

「有害巣スラグ」の佐藤建設、お咎めなく先行指示にて大忙し

「有害スラグ」であることを知りながら、大同特殊鋼から仕入れ、八ッ場ダム現地の造成工事に使用した佐藤建設工業株式会社。
しかも、購入代金よりも、大同特殊鋼から支払われる報奨金のような金額が高いという、妙な仕組みによる収入源。これを「逆有償取引」というのだそうです。
 通常感覚なら、国交省は「指名停止」をするべきなのに、何のお咎めも受けずに、ご覧ください。
 
 写真のように、長野原草津駅前の尾坂地区の線路の両側で、代帯水田の造成にピッチを上げているのです。
この仕事は、ムダなダム工事のために、意味なく水没させられる、旧やんば館前の長野原町きっての穀倉地帯でかつ美田の久森水田の土を代替地に運ぶようにとのある地権者の発案要望にて、運搬し、現在、新たな水田用に整地しています。
 しかしも、タイムリミットは今春の田植えまで。 
 本来ならば、昨春の田植えに間に合うように完成させる計画だったようです。
 ですので、確かに時間的に忙しいのは判りますが、よりによって…… の声が高いです。
 これに対して、「先行指示」という発注方法によって、発注した国交省八ッ場ダム工事事務所工務課は、「スラグと今般の仕事は別もの」と、去る12月初旬に断言。最近も、「適切な処理により、ふさわしい依頼先です」と言っています。



長野原草津口駅を背にして、線路左手の造成地です。ユンボの会社名は読めると思います。


線路右手の整地風景。ユンボが横一列に並び、全体では確か5~6台ほど並んでいる様は、確かに急いでいる様子が読み取れ、壮観でした。ここのはリースのようで、会社名はなし。


 上の写真とは反対、駅方向から撮影。会社名入りのトラックの後方に並んでいるユンボがみえますでしょうか?

 
 今回の有害スラグ問題にかかわる者たちや町民が一様に、最も不思議がるのは、企業のモラルと国交省の措置です。
 通常なら、製造元の大同特殊工業と、まき散らした張本人である佐藤建設が、企業責任を自主的に負うべきです。
 ところが、当初、調査・撤去費用は国交省持ちということに、私たちは抗議すべきとなりました。私たちの血税です。ところが、その声が高まると、大同特殊鋼が、「費用を持つ」となりました。それは極めて当然のことで、最初から自発的に申し出るべきことなのでした。
 でも、その陰で、佐藤建設工業は「指名停止」どころか、こうして堂々と仕事をして、「仕事なるもの」をしているのだから当然とはいえ、私たちの血税から、その代価を貰えるのは何とも釈然としません。
 そこで、「不思議だ。何かある」という風聞が、次第に輪郭をもってくるのも当然の成り行きというものでしょう。  


Posted by やんばちゃん at 23:46Comments(2)八ッ場だより