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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2015年03月06日

「五寸釘が針金に」に因み、ダム中止に!!

 昨日の本欄の川原畑の強酸性の粘土質の土壌による惨状に、次の事実を思い出しました。
 草津温泉のPH2の強酸性の温泉水に、5寸釘をつけると、たった10日間で針金のように細くなってしまう
 つまり、1952年に起きたダム建設が、なぜ中断したかはダム堤のコンクリートを腐食しかねない、この強酸性の水質にあったことは、ほぼ周知のことと思います。
 
 川原畑の145号付替え国道、茂四郎トンネルを背にして右手側の一連の法面が出来たのは、2010年。
 たった5年でもこのような劣化。
 そこで、あの草津温泉の5寸釘の話、そのものであることを、間の辺りにして、空恐ろしさが迫ってきます。 
 このため、八ッ場ダムは約10年間、棚上げになった経緯があります。
 この事実に因んで、
 八ッ場ダム建設を永遠に消滅させたいですね。

 


たった5年でここまですさまじい酸化。左岸ダム堤の地質は酸化による熱水変質帯であることは指摘されています。そこに水を張ったら、どうなるのか、自明の理です。
 恐ろしい事故は発生することは、小学生でも判ります。
同じ写真ですが、昨日冒頭に掲げた縦型写真は、ちっょと大きすぎ見にくかったので、もう一度掲げます。

 さて、久しぶりに、かねてより懸案の地滑りを中心とした、現地見学会を行います。
 今回は、突撃電撃型取組を止めて、じっくりし2カ月間以上もの準備期間を設けた次第です。
 是非、ご参加ください。
 今回は、吾妻渓谷はダム建設工場となってしまっていて、もはや吾妻渓谷の新緑を楽しむところまでは参りませんが…… この非道な国策をもしっくりとご覧ください。


新緑と  現地地滑り見学会
 日時:5/6(水 連休最終日) 10時40分 川原湯温泉駅集合
 ※なお今回は、高崎→渋川経由にてマイクロバスを出します。
  ➀高崎駅前、ヤマダ電機前9時集合
  ②交通費:資料代など込で、約2000円の予定
 ※バス内学習会等も行いたいので、可能な方は高崎駅~、もしくは渋川からの乗車をお願いします。親睦会も兼ねたいと思います。。
 ※28人乗りですのでお知り合いを、是非、お誘いしてくださいませんか。
   

  講師:中村庄八さん (地学団体研究会 日本地質学会会員  元県立高校教師)
 昼食:原則として、 持参
  解散:16時位  ※帰途は皆様のご要望に応じてですが、榛名湖→伊香保温泉にもたちより、渋川→高崎駅に戻りたいとも考えます。
  


Posted by やんばちゃん at 14:59Comments(0)八ッ場だより

2015年03月05日

川原畑石畑・茂四郎トンネル出口の惨状

 茂四郎トンネルに至る、付替え国道上の妙な隆起は、土地の方たちから、再三、指摘され、有害スラグによるものとの側面も浮上しおります。
 現地地滑り問題について、長年の研究成果を複数回にわたる当会の現地見学会にてご教示くだされました上に、ビデオ化をご快諾くだされました、地質学者・中村庄八先生による、当会作成の「八ッ場ダムの湖岸は本当に安全か」ビデオ冒頭でも、この川原畑・石畑地区の山側の強酸性土壌、熱水変質帯の危険性について、あますところなく指摘されています。

 落石事故も二度ありました。
 強酸性による地滑り症状に、今般の国道舗装下の路盤材には恐らく、スラグも使われているのですから、たまったものではありません。
 


 そこで久々に、さらに進んでしまった、現場法面の惨憺たる写真をお届けします。
ご覧ください。完成したのは、2010年と聴いております。たった5年間で、ミニアンカーボルトの一種かと想われる鋼材がこのように…… 
 張られていた金網は溶けてしまって、滑り落ちた土がはみ出てます。



【下流方向、茂四郎トンネル入口を臨みます】


 土壌が下方に盛りあがって垂れさがり、内部の金網が露出してしまっています。
 上の縦型写真のように、さらに劣化が進んで、支える金網が破れてしまったら、一気に法面の土が崩れ落ちかねません。




【逆に、上流方向を臨みます】




【国道路面と路側帯との境目の隆起。茂四郎トンネル入口にむかって】


 国道との隙間をご覧ください。完全に隆起しています。

【ほぼ同一地点を林地区方向にむかって撮影の、国道路面と路側帯との境目の隆起。】



 そして何度もこの間、ムダして参りましたので、今回は割愛しますが、この先林地区よりの国道沿いには、さらに褐色の光景が広がり、側溝の土は褐色を呈しているのです。
 さらに、その先には、山を切り崩して、強酸性土壌による熱水変質帯応急措置が、昨年秋、ようやく終了したアンカー群が広がります。但し、正直な職員が言うには、「まだ完全ではなく、地滑りしている」との恐ろしい証言もあるのです。


 従って、トンネル内はおろか付替え国道を走る都度、怖さで緊張せざるを得ません。こんな酷い場所にダムを造ること自体が無謀。
 湛水すれば、どうなるか!! 
 事故が起きれば、明らかな人災!!
 誰が責任を執ってくれるのだろうか!!


 ところか、28日付本欄でもお伝えしましたが、去る2/27の県議会一般質問での酒井県議による、同現場の問題について、県は以下のように回答しています。
現地踏査の結果、道路の下部の地山の一部が変質したためと考えている。車道部の舗装を行い、走行を確保している。引き続き、現地踏査や定期的なパトロール等を行って、現地の安全を確認するなど、今後も適切に対応していきたい。
 また、
 湛水に伴う地すべり等の対策についてだが、八ッ場ダムの検証において、その時点で得られている技術情報をもとに、当時考えられる最大限の地すべり等の範囲を想定して検討した結果、従前から対策を予定していた3ヶ所に加え、新たに8ヶ所で対策が必要となる可能性があることが判明した。国は対策の必要性の有無を調べるため、平成25年7月からボーリングによる地質調査等を順次実施している。今後、地質調査等の結果を踏まえ、必要に応じて設計等を行うと国から聞いている。
 いずれにしても、県としては湛水に伴う地すべり等の対策については万全を期するよう、従来より国に強く求めている


パトロールをいくら行っても、根本的解決にはならない。
 「国に強く求めている」とは本当か? 事実、そのように自覚しているのなら、この現実の前に通常感覚の知識でもてしても、ダム建設を即刻、見直すべきだと、国に言うべきであろう。
 形式的羅列語の答弁は、要らない。
 
  


Posted by やんばちゃん at 20:46Comments(0)八ッ場だより

2015年03月04日

有害スラグ保管場所は、やんば館に一時保管



一号橋から、やんば館方向を臨んだ写真です。
やんば館の建物右手の庭に置かれた黒い袋に入った物体がおわかりでしょうか。

袋には約一㌧の撤去した有害スラグ混じりの土壌が入っています。
ブロックごとにシートがかぶせられて、一時保管されています。
最終的には、長野県の処理施設に運ぶとのことです。
次の写真は、袋についている名札です。

東日本大震災の汚染物の大きな黒い袋を映像では目にしてきましたが、山紫水明だったこの地にも……と、無惨です。
 東電にしろ、大同特殊鋼にしろ、なぜ企業利益を優先させて、こんな不気味で危険なものばかりで、うみだすのでしょうか。

 なお、この一時仮置き申請書は、八ッ場ダム工事事務所→中之条にある「吾妻環境森林事務所」に正式に堤出されているようでした。最初は県に行きましたけれど、考えてみれば管轄地域の事務所なのでした。
 本来ならば、情報公開申請をするものらしいですが…… 現実に、現場写真も撮影し確認できたのだからと考えています。
 但し、申請書には、「~〇月〇日」までの保管期間の記述欄はないとのことで、これはおかしいですよね。
 もし仮に、長野県の処分場からの連絡が長引けば、それまで置いておくことになるのですから……
 


 付随してこんな話を聞きました。
 未だ何の使い道もない某県の某巨大ダムの湖底には、かなりの問題ある物質が沈んでいるそうです。
 もちろん、有害スラグではなさそうですが、その公害物の名称は、秘密裏に事を運び、頑として口外しなかったそうですので、物体の名前は憶測でしかわからないそうです。
 市民運動関係者に突つかれると、管理事務所は「仮に存在しているとしても、このダムの湖底の水脈は動かないので、安全です」と応えるそうな。おかしな話ですね。  


Posted by やんばちゃん at 23:07Comments(0)八ッ場だより

2015年03月03日

有害スラグ撤去、やはり「先行指示」にて

 前回と同じく王湯前の有害スラグ撤去現場です。
  記憶にまちがいなければ、写真の看板を本日3日、始めてみました。20日、24日には見当たらなかったと思います。
 実は、日程表には確かに「平成26年度長野原町外管内整備工事」の工事名が記載されてはいましたが、先月半ばより本日も含めて計三回、入札結果帳簿を調べるために、八ッ場ダム工事事務所の閲覧室に行っているのです。中島建設の名前は9月26日の「平成26年度長野原町外管内整備工事」のままなのです。最新データーは2015年1月9日付けの記述で終わっています。
 入札価格 1350万円。
 9/26からすでに約5か月間。この金額でできようもないと考えてました。で、関東地方整備局の電子データーもみましたけれど、同じく1/9でストップ。
  ※配布物に「平成26年度長野原町外管内整備工事」の名前が明記されているのですが、上記の理由で、「その二」とか「第二次」とかで、新しい契約金が支払われるものと思いこんでました。

 で、3/2同事務所総務課の受付に電話して、ご担当の工務課、不可の場合は工事課に以下の2点について聴いておいて欲しいと依頼した次第です。
  ➀もし入札になっていれば、その形態について
  ②入札価格の詳細について

 ところが、事務所に行く前に、この看板に遭遇して、やはり一連の発注名はこの名前なのだと判明。
 そして、この日も、閲覧室では全くの進展なし。
 
 そこで、総務課の窓口で、昨日の今日では、無理かも知れないけれど、担当課に念のため、聴いて連絡をしてみてほしいと依頼しました。
 本当にお忙しいのか外出なのか、はたまた?「居留守」なのか、定かではありませんけれど、幾度となく電話にて,嫌な役目をお願いせざるを得ない、窓口の女性の皆さん方には、同性として平素より、本当に申し訳なく思っています。
 
 
 工務課長さんはまだ会議中(※ということは、撤去現場で「業務委託」によって、現場にいた外注先の社員から、本日は職員さんたちは会議中なので、その代打と聴いていて知っていたのでした)。
 思いもかけず、工事課長さんが出てきてくださいました。そして、やはり「先行指示」という、先の佐藤建設工業と同じ方法だと知り得た次第です。
 ここで、ことのついでに工事課と工務課の役割分担についてご教示くださいました。ですので、この入札に関する事柄は工務課の範疇なのでした。
 工事課長さん、いつもご一緒に現場にいられたので、深く考えたこともありませんでした。が、このオジャマ虫オバさんにお忙しい中、懇切にありがとうございました。これまでの不躾な処構わずの質問等につきましては、改めておわびさせて戴く次第です。






 この現場は、この日でほぼ、終わりのようです。
 次は横壁の旧横壁温泉のようです。
 28日の日に、下の写真の作業まで実施されていました。交通量の激しい場所でしたので、「今、温泉の処をやっているよ」との思いがけない方面からの情報を戴いたのでしたが、直ちにかけつけられませんでした。
 


  


Posted by やんばちゃん at 23:00Comments(0)八ッ場だより

2015年03月02日

代替分譲地 川原畑購入あり→なしに変化

「八ッ場ダム代替地に係る追加分譲の希望価格確認」という文書一式が、最近、二回に亘り、各戸に配布されたようです。
国土交通省八ッ場ダム工事事務所のホームページの次のサイトをご覧ください。
http://www.ktr.mlit.go.jp/yanba/tuikabunjyou.pdf 


 私が、過日現地で入手しコピーさせてもらった資料には、2/2付 と2/17付(※開催日は不明。参考事例として申込みに記された日付けに基づく) 付けの2回にわたっています。
 上記ホームページに載っているのを知らず、2日夜、コピー類が紛れないうちにと長い時間を要して、パソコンに取り込み、本欄にアップした次第です。
 二つともほぼ同じなのですが、よくわく見ると、川原畑だけに進展があり、異なっているのです。
 ところが、頁番号の付与されているのが、二回目の資料だと記憶していますが、配布資料には「2/2」の文字があり、2日の夜半睡魔におそわれながらの作業中混同してしまって、もう一度現物にあたらないと定かに断定できなくなってしまってます。
 
 ですが、関係者以外にさほど必要性もないことながら、せっかくアップしたのものですから何かのご参考までに、配布日時を未定にしたまま、まずは図のみをアップをさせて戴きますこと、ご了承くださいませ。




2/2  川原湯


2/?17 川原湯




2/2  川原畑


2/?17 川原畑 ※変化しいます 購入者あり・緑色→なし・赤色に



 以下は、変化がないので、2/2のみを。
2/2   一本松
center>

2/2   横壁(中村地区)
 
2/2   林




  


Posted by やんばちゃん at 23:58Comments(0)八ッ場だより

2015年03月01日

「有害巣スラグ」の佐藤建設、お咎めなく先行指示にて大忙し

「有害スラグ」であることを知りながら、大同特殊鋼から仕入れ、八ッ場ダム現地の造成工事に使用した佐藤建設工業株式会社。
しかも、購入代金よりも、大同特殊鋼から支払われる報奨金のような金額が高いという、妙な仕組みによる収入源。これを「逆有償取引」というのだそうです。
 通常感覚なら、国交省は「指名停止」をするべきなのに、何のお咎めも受けずに、ご覧ください。
 
 写真のように、長野原草津駅前の尾坂地区の線路の両側で、代帯水田の造成にピッチを上げているのです。
この仕事は、ムダなダム工事のために、意味なく水没させられる、旧やんば館前の長野原町きっての穀倉地帯でかつ美田の久森水田の土を代替地に運ぶようにとのある地権者の発案要望にて、運搬し、現在、新たな水田用に整地しています。
 しかしも、タイムリミットは今春の田植えまで。 
 本来ならば、昨春の田植えに間に合うように完成させる計画だったようです。
 ですので、確かに時間的に忙しいのは判りますが、よりによって…… の声が高いです。
 これに対して、「先行指示」という発注方法によって、発注した国交省八ッ場ダム工事事務所工務課は、「スラグと今般の仕事は別もの」と、去る12月初旬に断言。最近も、「適切な処理により、ふさわしい依頼先です」と言っています。



長野原草津口駅を背にして、線路左手の造成地です。ユンボの会社名は読めると思います。


線路右手の整地風景。ユンボが横一列に並び、全体では確か5~6台ほど並んでいる様は、確かに急いでいる様子が読み取れ、壮観でした。ここのはリースのようで、会社名はなし。


 上の写真とは反対、駅方向から撮影。会社名入りのトラックの後方に並んでいるユンボがみえますでしょうか?

 
 今回の有害スラグ問題にかかわる者たちや町民が一様に、最も不思議がるのは、企業のモラルと国交省の措置です。
 通常なら、製造元の大同特殊工業と、まき散らした張本人である佐藤建設が、企業責任を自主的に負うべきです。
 ところが、当初、調査・撤去費用は国交省持ちということに、私たちは抗議すべきとなりました。私たちの血税です。ところが、その声が高まると、大同特殊鋼が、「費用を持つ」となりました。それは極めて当然のことで、最初から自発的に申し出るべきことなのでした。
 でも、その陰で、佐藤建設工業は「指名停止」どころか、こうして堂々と仕事をして、「仕事なるもの」をしているのだから当然とはいえ、私たちの血税から、その代価を貰えるのは何とも釈然としません。
 そこで、「不思議だ。何かある」という風聞が、次第に輪郭をもってくるのも当然の成り行きというものでしょう。  


Posted by やんばちゃん at 23:46Comments(2)八ッ場だより