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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2016年03月31日

スラグ撤去工事最終日、補償金目当て住居跡地から俯瞰しました



写真は、前回文中でも記しましたが、「看板に偽りあり」の下田地区のスラグ撤去工事の看板に記された工事終了日の25日17時過ぎの写真です。工事はまだ続くようだと受け止めました。約10年間にわたって投入し続けたスラグをおよそ半年間で取りきれるものではないでしょう。
 八ッ場だ工事事務所閲覧室でメモり、その後のインターネット検索で調べた限りでは、㌧袋で1464袋のみ。
しかも残った場合は、一都五県の下流域に害を及ぼす、大きな公害問題です。
 くしくも、スラグ撤去なのに道路補修工事と平然と記して❝看板に偽りあり❞の工事名は、なんと工事期間にも❝看板に偽りあり❞となりました。

 この写真は、現場の真上にあたり、現場を俯瞰できる、旧145号国道下の茂みをかき分けて撮りました。
2001年に足を踏み入れて以来、実に15年ぶりでした。当時ここに二軒の補償金目当てとされていた小住宅がありました。
 (2004年12月10日刊行➡その後2009年12月10日に「新版」として出版した拙著に、写真等あり)。以下に拙著の中の記述を。
 
 「その一つ、大字林字楡木の吾妻川河川敷に建っていた家の推移を、写真で示したい。
 3年前の春、梅の花がまだ咲いていた頃であった。国道145号線から下り、ジメジメした野道の八重葎をかき分けたどりついた地点は、湿地のためか、周辺には濁って淀んだ溜まり水があり、土台はすでに腐っていて、どの家も住んでいる気配は全くなかった。湧き水がチョロチョロ流れる野路のそこここにはフキが自省していたのを覚えている」(※はからずも誤植をみつけてしまいました。「そこここには」としたつもりが、「そここには」になってました)>
 とにかく、ジメジメしていた場所でした。たぶん、国道反対側の崖状の断崖から滴り落ちる水か゜たまっていたのではなかったのでしょうか?
林地区の崖状の旧国道沿いにはかなりの伏水がありました。
 ちなみに、さすがに私もここのフキを採る気にはなれませんでした。
 

 前回、訪れた時はかつての好ましくない記憶と刺だらけりの樹木をかき分けて入るのはためらったのでしたが、先日は望遠の利かないカメラ故、下田橋近辺からは撮れないし、二号橋上からはよりさおくなるしと困惑。で、思い切って足を踏み入れてみると、意外に乾いた土壌なのでした。
 そして、やや時期遅れのフキのとう、目につくこと、目につくこと!!
 写真を撮り終えると、思わず、摘みました。
手にもちきれなくなってきても、樹木をかき分けて車まで行き、袋を持ってくるのもおっくうで、冠っていたベレー帽の中に入れました。歩を進めるとまだ生えてました。 否でも若緑色のやわらかな色調が視界にとびこんできてなりません。で、今度は上着を脱いで、その中に。
 ご覧ください。当日の余禄のわが成果を。
 もう惚けてしまって、頭が黒ずんしまったものばかりで、敵期を逸してしまったのばかりでしたけれど、大いに活用して、たっぷりのフキ味噌などを姉に作ってもらいました。
 

 本日午前、八ッ場ダム工事事務所へ、くだんのスラグ撤去工事の、「8工事-2工事=6工事」の工事名称について質問しました。
とうのは、ようやく忙しない雑務の合間を縫って、過去2年間における八ッ場ダム工事事務所発注の全入札リストの調査・作成を終えたからでした。この中のどれが該当するのか、情報公開をだす前に、すこしでも解明したかったからでした。

 もちろん、予測はしておりましたけれど、どこにも「スラグ」の「ス」の字もありませんでした。匂いたちもしません。
 「H26〇〇地区管内整備工事」や「H26〇〇地区代替地他整備工事」などの、「外」「「他」の字が曲者のようです。
 国民の税金を使うのに、なんですかねぇ、この目くらまし手法は!  


Posted by やんばちゃん at 00:07Comments(0)八ッ場だより

2016年03月26日

基準値越え8工事のうち、昨4月末までに3工事、さらに3工事。今回2工事

下田の「看板に偽りあり」のスラグ撤去工事は、「看板通り」なら、3月25日まででしたので、行ってまいりました。まだ終わらない
ようです。17時近くなっても、この詐欺用風景。17時過ぎ、社員が帰っても、川べりにはユンボやダンプなどそのままでした。ダンプの上には、写真の現場につみ上げられなかったスラグ入りの㌧袋が積まれたままでした。



///////////////////////////////////
 本日も再度、前回の8工事のリストを掲げます。


 目下、この8工事がいつどのような名称で実施されたのか、追跡取材しております。判明したことを以下に。

一、 最初の3工事は、昨年4月末まで
  2015年4月24日(金) 記者発表
  「鉄鋼スラグに関する土壌の分析試験結果について」
  http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000621465.pdf
    この記者発表の中に、以下の文言があったのでした。

八ッ場ダム工事事務所の発注工事において、基準※1に定める基準値を超えた 工事の施工箇所のうち、当該材料を撤去することで調整していた「付替国道145号 (中村地区)改良工事」(進入路(敷砂利))、「H23大沢地区代替地他整備工事」 (資材置場(敷砂利))および「H24上湯原地区代替地他整備工事」(資材置場(敷 砂利)、埋戻部(不陸整正))については、すでにその撤去を完了し、撤去の際に、材 料直下の土壌において、土壌汚染対策法に準じた分析試験を実施した結果、「ふっ素 」の溶出量および含有量は基準※3に定める基準値以内でした。 

  ①「付替国道145号 (中村地区)改良工事」(進入路(敷砂利))、
 ②「H23大沢地区代替地他整備工事」 (資材置場(敷砂利))
 ③「H24上湯原地区代替地他整備工事」(資材置場(敷 砂利)、埋戻部(不陸整正))
 これによって確かに3工事は、終了となっていたのでした。
 
二、次の3工事は、昨年春以降~最近まで
 第2陣として、以下の3工事が4月以降~今日まで、極秘に総称的な工事名にて、行われていたわけです。本日までの取材では、このサン工事はどうやら、秋になってからのようです。
 ④ H10 長野原(久々戸)地区防災ダム工事
 ⑤ H12 八ッ場ダム管内維持工事
 ⑥ H25 H25 温井沢流路工外工事

三、そして、現在工事中の2工事
⑦ H10下田残土置場整備工事
 ⑧  H11下田仮設道路工事
 
 問題は、どこまで本質的に完全に撤去できたかによります。
 しかも、末尾の「撤去の際に、材 料直下の土壌において、土壌汚染対策法に準じた分析試験を実施した結果、「ふっ素 」の溶出量および含有量は基準※3に定める基準値以内でした」には、何やらうさん臭さがにおってなりません。
 しかもこれらは「私たちの税金」なのですから、不完全で何年後かに思わぬ結果になれば、国費のムタ゛づかいに他なりません。
 

 実は、去る9日の日に、私はこの下田のスラグ撤去が最初と思いこんでいたので、K副所長の「今回、やれば、終わりです」の言葉に、「えぇー」と叫んでしまったものでした。 
 スラグ問題には腰が重いらしく、公開質問書をだしてもなしのつぶて状態。一向に進ませなかったのですから、そう思ってもムリではかったのではないでしょうか。
 確かにどこかにあぜんとしつつも、時過ぎてしまったけれど何か記されていて、当時「おかしい」という指摘のあったことは、朧ながら浮かんできました。しかし、温井沢はつい最近まで、工事中だったし、どこにも記されているのを見かけなかったので、「温井沢はまだ、やってないでしょうな」と口にだしてしまったのでした。
そして11日、9日の日のやり取りの再現録の際、自分の言ったとおりに温井沢への発言も記したのでしたが、でも「完了」が確定的らしいとなっ17日の段階で、「恥の上塗り」になりかねないと思い、削除してしまったのでした。
 どこかに、削除府部分をコピーして保存しておいたとお思いますので戻しておきます。
  


Posted by やんばちゃん at 22:38Comments(0)八ッ場だより

2016年03月25日

長野原町発表リスト、県と国のスラグ撤去の整理 その一

  

本日も草花を。去る10日にアップしたのでしたが記事内容にそぐわないので削除。長野原町の花的なカタクりに比べますと何とも地味な花ですが、健気さに惹きつけられ削除しきれず、「下書き」欄を活かしてこの花を掲げます。今般の吾妻川沿いの工事用道路補修工事のずっと高台に、おそらく運び込まれた地褐色に近い乾いた土の中に咲いていたものです。結構、根が横に張ってました。左のように周囲にはかなり大きな涸れた葉がついてましたので念の為、もう一枚添えました。名前をご存じの方、お教えくださいませんか?
 
 それにしても、造成地のここに運ばれた土砂のなかから這い上がり生き残り、いずれは水底に沈む花です。
 なにやら、八ッ場ダムに徹底抗戦した世代はほぼ消え去り、国とその先兵となった一部有力者とが一丸になって、くりだしたあの手この手の甘言の前に、止むをえずとはいえ、ひざまづきひれ伏した軌跡と歴程。
 おみごととしか言いようのない権力の詐術に切り刻まれた上に、今度は有害スラグまみれのこの町を象徴しているようで、たかが野の花なれど、胸に突き刺さりきてなりません。

【群馬県の場合】

さて、おもわず長くなりました。つい、なぜ、こんなムダな自然破壊工事をと、]積年の無念さが噴き出てしまうのです。
本題に入ります。
先の長野原町のリストを再度、引きます。


 細かいことをまず。
 文中末尾の()内に「県が事業主体となっている工事については、基準値を超過する箇所はありません」と簡単に記されています。
 「撤去ズミ」とあれば、そのリストにたいする文言なのですから、理解できます。

 ですが、この記述では、「(県担の施工箇所のスラグ混入は)最初から皆無であった」としか、受け止められられませんでしたが、皆さまはいかがお感じになられたでしょうか?
 ちなみに、県は以下のサイトで、事実、有害スラグのあったことをちゃんと公表しています。
 【2014年1月26日 大同特殊鋼(株)への聞き取り調査の結果について(建設企画課)】
http://www.pref.gunma.jp/06/h8000236.html
【位置図】http://www.pref.gunma.jp/contents/000329764.pdf

  私はもちろん、「最初からなかった」と受け止めた次第です。
 で、長野原町さんへの問い合わせ時に、「あら、この記述、ひっかかりますねぇ。だって、二号橋下のピアの廻りは撤去したじゃない」と。
 この撤去の事実は、新聞報道もされてますし、私も県に電話し、疑問点を伺い本欄にも詳述しましたので。

  
 さて、この国側が検閲してOKを出したらしい上記の表2のリストには、何事も「泰平無事=キレイごと」にて、つつがなく事を処理しようとする、国家権力のあくことなき姿勢が、如実で、いかんなく発揮されています。
 これに対して、当事者である長野原町には当然とはいえ、当然でありますが、報告にも対応にも、温みと真実味があります。

 本日は、導入部だけで、何とも不本意ですが、外出とその準備に急かれて、中途半端のままですが……  


Posted by やんばちゃん at 09:19Comments(0)八ッ場だより

2016年03月24日

有害物質含有量等が基準値を超えた工事施工リスト

今朝は、長野原町ホームページを飾る、「春」の部のカタクりの花の映像上の株分けに成功!!
 習いたてのキャプチャ機能を使って、図表の転載に挑んでました。そして、写真にも使えないかとひらめいたのでした。で、次の映像に移ってしまう、その前の一瞬の作業に悪戦苦闘。
 他の方の文書を拝見し、図表などの転載がどうしてできるのか、独学者の哀しさで、ずっと不思議で参りましたが、これで私も仲間入り!
それにしても、誤記のひどさ。
 傑作なのは、前回の「関東地方整備局」➡「カント打ち報整備局」でした。
  思わず、吹き出すケッサクでした。このパソコン、持ち主に似てしまって、年々歳々、痴呆状態のおバカさんになっつてしまいました。ワープロや前のパソコンはもっとお利巧で的確でしたのに……
 





※問題点は、二番目の「撤去ズミ」の一覧にあります。
以下の記者発表中の「有害物質の含有量等について、分析試験を実施した工事の施工箇所」の一覧表があります。この一覧の末尾に、マーカーを施した工事名は「有害物質の含有量等が基準に定める基準値を超えた工事の施工箇所」である旨が明記されています。
この8工事は、そのマーカー付の工事で、基準値を超えた有害スラグが含まれていたのです。
➀ 2014年12月26日(金) 記者発表
 「鉄鋼スラグに関する材料の分析試験結果について」
 http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000614913.pdf
 ② 2015年4月24日(金) 記者発表
  「鉄鋼スラグに関する土壌の分析試験結果について」
  http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000621465.pdf

 その8工事が、現在、「工事用道路の補修を行っています」の看板名による、林地区下田の2工事を除き、6工事が全て「撤去ズミ」となっていたということです。
 では、いつ、どのような工事でどのようにして行われていたのでしょうか?


  


Posted by やんばちゃん at 05:51Comments(0)八ッ場だより

2016年03月22日

国がストレートに回答した、本当の理由その二 

 ※本日の写真は、長野原町ホームページの❝カタクりの(映像上の)株分け❞をさせてもらいたくて、試みたのですが、技術的にムリでした。

 八ッ場ダム建設地をはじめ長野原町内に「鉄鋼スラグ」が、大量に使われたと報道されてまいりました。
 まずは、下記の長野原町の鉄鋼スラグ関連のサイトをご覧ください。
 そこには、3/1付で、この間、繰り返しお伝えしてまいりました関東地方整備局の一連の記者発表で「有害物質の含有量等が基準に定める基準値を超えた工事の施工箇所」リストに明記された8カ所のスラグの最新情報がありました。
同時に、3月始めに回覧板でも、配布されたということを、本日、知りました。
 全てが国と町との協議の上で、「時機到来とばかりの公開」と受け止めざるを得なくなりました。
 
 以下は、本日の町内一円への回覧板配布の事実を知る前に記した、経緯です。
 当初は、当時の国交省八ッ場ダム所長の説得を信じた、同じく当時の女性議員さん始め「鉄鋼スラグなんて大したことない」とケセラセラの長野原町さんでした。
 町民の不安を前に、このことに危機感をもった町職員の英知によって、「使用調査を行って」こられたようでした。
 調査過程を経て、町営水道での鉄鋼スラク使用について、すぐには影響を伴うわけではありませんが、町民の不安を払拭すべく、「撤去」方針にふみきったそうです。
 また、町内にあって、きってもきれず黙認も出来ずの、国の事業における「有害鉄鋼スラグ」については、八ッ場ダム工事事務所に確認してもらい了解を経て、先月末、3/1付で「鉄鋼スラグを含む砕石を使用した工事箇所について」として報道されていたのでした。
 ですので、ご覧のように、長野原町と国の事業別に掲載されています。
 
 公僕としての(同時に町の将来を憂える町民のお一人としても)本来の職務を遂行された町職員さん達と関係者のご努力に、県民の一人として、エールを送らせて戴きます。有害物質含有量等が基準値を超えた工事

  3/9回答の理由の一つはコレでした。
そして、くしくも演じてしまったプロパガンダ的役割のピーアール効果
 ここでの公表日時が、3/1となっています。(そのことを知らず、これまは何を聞いても「国に聞いてください」だった長野原町の体質を味わわさせられて参りましたので、昨今は町に聞くこともホームページをみることもありませんでした)。
 2月中頃からの、手探り模索の資料収集を行い、市民にできる範囲の資料固めと多少所の理論武装を行い、八ッ場ダム工事事務所に突撃。三度目の電話での3/9に、かつてない返事をもらえたことを嬉しがっていた次第です。

 従って、長野原町役場の調査⇨公開に対し、了承を与えた現在は、何ら秘密事項ではなくなっていたわけなのでした。
 もちろん、トップ同士の事前協議等による、「長野原町への了承・公表}、「市民運動など対外的な対応」の根底には、「本体工事がゆるぎなく」なった、その安心感が、根底にあったことでしょう。

 これが一つの要因であったとふみます。
 (なお今、記しますと逆ヘビ的効果を生み出しますので、時期を選びますが、無論「本当の理由」は、これ一つではないものと踏みます)。
 
 むしろ、「スラグ撤去」の不安解消の事実は、今後の工事を進める上でも効果的で、このホームページにはピーアール効果があるわけです。
 例に非ずの「国がストレートに回答」してくれたと思い込んでしまった、愚かな一人のオバさんを一時なりとも舞いあがらせてくれたのでした。
浅はかにもナケナシの時間と労力、幾ばくかの費用を使って、愚かしくもプロパガンダの役割をはたしてしまったわけでした。ァア、悔しい!

  
/////////////////////////////////////////////
 大同特殊鋼(株)より排出された鉄鋼スラグを含む砕石について、環境基準を超えていることが判明した問題で、長野原町では町が事業主体である工事について使用調査を行ってまいりました。その結果を別添のとおりお知らせいたします。
お問い合わせ先
 <調査全般> 町民生活課 0279-82-2246
 <工事関連> 上下水道課 0279-82-3025 長野原町

  「鉄鋼スラグを含む砕石を使用した工事箇所について」
 http://www1.town.naganohara.gunma.jp/icity/browser?ActionCode=search&Cond=AND&SiteID=0000000000000&GenreID=1&Count=10&Static=1&Keys

もちろん、上のサイトで開けますが、 念の為、検索方法を記します。
(渋川市の例で学びましたが、各自治体で「鉄鋼スラグ」関連へ到達するまでの手順や担当部署に差異があります)
➀長野原町をクリック。
②基本画面「ホームページ」にて、 トップページを開きます。
 今の季節は、カタクりの花の映像です。
 左の白抜き囲み欄に、「ホーム」など各課の項目が並んでいます。
③この画面左最上段に「検索」欄の窓枠あり
④そこに、「鉄鋼スラグ」を打ち込みます。※これは初体験の方法でした。
 右欄に、下記の項目があります。「鉄鋼スラグを含む砕石を使用した工事箇所について」

///////////////////////////
さて、今般の解明に至る、いつもながらの蛇足的、駄弁的な経緯を備忘録として記しておきます。
先週、長野原町に電話させて戴きました。
➀まず、当然のことながら、ダム対策課へ。課長さんが留守。職員さんはこのことについてはわからない。「国交省へ」とおっしゃるので、「では、課長磋さんにお伝えしておいてください」と伝えた次第です。
②確かに、肝心の⒉番目の8工事のリスト末尾には、「お問い合わせ先  国土交通省八ッ場ダム工事事務所 事業計画課 0279-82-2311」とはありました。
③八ッ場ダム工事事務所へ、問合せ。
 もちろん、お仕事多用。席にいらっしゃらないことは判ります。また、そのように働いて戴かなくては困ります。
 やはりいつものように、「ただ今、席をはずしております」でした。
 窓口業務の女性パートさんたちが起用されたばかりの時は、「ハイ、お取りつぎ致します。少々お待ちくださいませ」と、この応接のエキスパート的丁寧な物言いに、ある種のカルチャーショックでしたっけ。
 でも、、最近は彼女たちもかなりベテランさんとなられ、たぶん、上からのご注意にてでしょうけれど、最近は「どんなご用件かをお聞かせくださいませ」と食い下がってくる。
 でも私も、退庁時間間際なので悪いとは思ったが、この日は執拗に悔いさがった。一度目の答えは「あいにく、ではらってまして」。
 「そう、御帰りの時間はいつ」。
 「お待ちくださいませ」。正職員の対応とは異なり一応、聞いてくれるのはありがたいとは感じていたが、実は上司の判断を仰いでいられるのだろうと最近は踏む。
 「判らないそうです」
 「でも、これだけ明記されているのですから、事業計画課さんにもう一度とりついでくださいません」。
 「お待ちくださいませ」
 「お待たせして申し訳ありませんでした。あいにく私たち達と同じような立場の者しかおりませんでしたのて……」との返答。
 「じゃあ、事業計画課長さんのお名前を教えてくださいません」
 「……それは」
 「あら、課長さんクラスは公人でしょうな」
 「お待ちくださいませ」との後、課長の名前は教えてもらった。名前には記憶がおった、どこかでネームプレートは見ている。そして今、顔が浮かんできた。
 そして、次の言葉は、「でも、〇〇様の対応はK副所長にきまっているんですけれど……」
 ふーん、そういうこと。 時間もせまっているので、ここで打ち切ったけれど、釈然としなかった。こ理屈をいうわけではないが、私はこの日は、長野原町のホームページを観て、「お問い合わせ先」として明記されている、事業計画課へかけたのだ。当然、その課が対応してくれるものと思った。

 ④その後、急いで長野原町へ再び問合せ。水道課よりも、<調査全般>を担われた町民生活課さんを選びつないでもらった。
 退庁時間も近づいていたのでマナーとして、公開に至る経緯を手短に伺い、切った。

 最後に、今回のご聡明な調査や一連の英断に、「感謝です」の意を伝えた次第。

  


Posted by やんばちゃん at 14:05Comments(0)八ッ場だより

2016年03月20日

消される前に、古舘キャスターの渾身の一滴番組をご覧ください!!

  コメント欄をご覧ください。
 下記のサイトで、観られる旨のお知らせを頂戴いたしました。

 http://www.dailymotion.com/video/x3ymgpe_%E7%B7%8A%E6%80%A5%E4%BA%8B%E6%85%8B%E6%9D%A1%E9%A0%85-%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%AB%E6%86%B2%E6%B3%95%E3%81%8C%E7%94%9F%E3%82%93%E3%81%A0%E7%8B%AC%E8%A3%81%E3%81%AE%E6%95%99%E8%A8%93_tv
※私は青山さんのメール文上で、下記のサイトがひらけたのでしたが、本欄アップ後、ちょっとクリックしましたら観られず、一抹の不安がありましたが、外出時間に急かれて…… 先ほど、メールを観て「by 緊急事態条項についてのtv」さんからの コメントを知った次第です。記している現時点でも、再確認しておりませず、時間に追われて、このままパソコンから離れざるを得ません。
2016年3月22日午前9時


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 ここの処、忙殺状態だった、一つの小山を本日午後、クリアできて、ちょっぴりほっとしています。
「国がストレートに回答した、本当の理由 その二」の昨日までの取材を記す、その前にと今朝、飲み残した出がらしお茶をゆったりとすすりながら、たまったメール類を観ていたら、以下の番組録画あり。
 まさしく消されないうちに、「環境行政改革フォーラム」の青山さん発信のメール転載とともに、消されないうちに、番組を見逃した一人でも多くの方にと本欄でも追紹介を。

 本当に、恐ろしい時代がヒタヒタと迫っているようです。
 断じて、「緊急事態条項」に踏み込ませないためにも、今夏、自民党を絶対にのさばらせてはなりません!!

  //////////
みなさま  青山貞一です。
  政府自民党によるマスコミへのさまざまな圧力がつづくなか、
多くの番組、キャスターなどが降板しています。
 先にNHKの国谷さんが最後の渾身の一滴の番組で永年続いた
彼女の番組を終えました。
 一方、テレビ朝日の古館さんは、自民党の新憲法草案に含まれ
る緊急事態法案について、やはり最後の渾身の一滴でドイツの
ワイマールに行かれ、くだんの緊急事態法案について一撃を加え
ています。
 以下は、Dailymotion の動画ですが、早晩、削除されるので、ぜ
ひご覧ください!
  ◆緊急事態条項” ワイマール憲法が生んだ独裁の教訓
http://www.dailymotion.com/…/x3ymgpe_%25E7%25B7%258A%25E6%2…

 
次の関連イベントを、同じくメールからの転載にて。
水源連共同代表・遠藤さん発信のお誘いメールです。
当会も報告書を記したいと思います。
次の院内集会のチラシをそのまま本欄で転載できないが残念です。が、末尾をクリックして、要項を確認してください。
 
 4.5 参院選前 緊急院内集会
公共事業の暴走ストップ! ~人権破壊・自治権剥奪を許さない!!~」への お 誘 い
  ≪集会要領≫
• 日時;2016年4月5日(火) 15:30~18:30 (15時から入館証配布)
•場所;衆議院第1議員会館 大会議室
//////////////////////////////////////
水源連団体会員各位  CC水源連事務局各位
 水源連MLでお知らせいたしましたように、4.5 参議院選挙前緊急院内集会を開きます。
添付のチラシをご覧いただき、ご検討いただければと思います。
この集会の配付資料に、公共事業各分野の運動体の活動とその対象事業の報告を掲載し、情報の共有を図りたいと思います。
添付の用紙(A4一枚 裏表以内)に記入して、遠藤保男まで添付fileにして3/30までにお送りいただけると幸いです。
お忙しいこととは思いますが、よろしくお願いいたします。
4・5集会については、下記URLもご覧下さい。
ttp://suigenren.jp/news/2016/03/14/8269/



  


Posted by やんばちゃん at 19:47Comments(2)紹介

2016年03月17日

国がストレートに回答した、本当の理由 その一

13日の原発会場で配布の、先のチラシは、確かに判りにくい箇所がありました。それで、少し改良しましたので、こちらをご覧ください。
キャプチャによる2分割は、まだ不完全ですが、上天気の今日は農作業など山ずみで時間のない今は、このままアップし、後ほど直します。(本日2度目のリモートで伺うと、特効薬的方法はなく、切り取りの際の巧拙さによるとのこと)




 今回、改訂版チラシの末尾の「スラグ撤去完了」について、おいおい述べていきたいと思います。
問: 上記「有害リスト」中の未実施場所や、リスト外のスラグ露出箇所への対応は今後どのように?
国交省:……今(回)、やれば、終わりです
 
 初耳なので、疑った。が、事実であった。
 記者発表「有害物質の含有量等が基準に定める基準値を超えた工事の施工箇所」の他の6工事は密かに終了していたらしい。
 しかも、それは、国費なのに、市民には情報公開しか手段なく、いち早く国道を締切って近寄らせず、立入禁止現場で「〇〇整備工事」の如くの総称で、「スラグ撤去」の極秘工事が行われてきたのだろう!!
 例にないこの日の回答は、本体工事が揺るぎなく仕上げ段階への射程距離に入った現在は、もはや隠す必要もなくなったからであったと踏む次第。
 くやしいが、「それがどうした」の開き直りてき発言と受け止めざるを得まい。


 9日に八ッ場ダム工事事務所のK副所長が、例に非ずのストレート回答を口にされたので、「市民スラグ連絡会」の皆さんに報告すると、「お手柄」とまで言って下される方もいらして、些か舞いあがった感もありました。
 しかし、冷静に考えてみると、その本当の理由は、本体工事の進捗度も増し、ゆるぎなくなってきた、その安心感によるものと思われ、権力のしたたかさと我が幼さに今度は、屈辱感で意気消沈。

 いつの世も、❝哀しいのは民なり❞(※私のとりあえずの造語 どこかにあったやに想われますが思い出せず)ですね。
 典型的なものの見えないお人よし国民は、ものの見事に踊らさせられてしまいました。が、この屈辱感を反撃の余地ありに代えて……そこへ向かって突進あるのみ!!

  


Posted by やんばちゃん at 09:38Comments(0)八ッ場だより

2016年03月15日

ボーリングした後の保管風景です



また、林・下田のスラグ掘削現場に戻ります。

一瞬、何の作業かおわかりになりにくいと思います・
写真左手の黄色い箱の中に横たわっている棒状のものは、ボーリングして、筒状の器具に採取した土が並べられているところです。
最近は、あちこちでこのような工事に遭遇して、ようやく少し判りかけてきました。
しかし、せいぜい直径五センチくらいの筒の中に、スラグが入れるのでしょうか。もし、大きなものだったら…… たぶん、そのボーリングの直系の大きさにくりぬくのでしょうけれど。初期の頃は生一本の大きなスラグであったとも聞いてますので、工事に弱い者の老婆心的に感じます。
この調査で、有害スラグがあれば、掘削作業に移るようです。
この場所は、果たしてどうなるのでしょう?
期日は、あと10日間に迫りました。


  


Posted by やんばちゃん at 13:40Comments(0)八ッ場だより

2016年03月13日

本日、配布の急ごしらえのチラシです





 本日の「力あわせる200万群馬 さよなら原発アクション」に出店しました。
 席上、配布した、昨日作成の急ごしらえチラシです。

 そして、先日、ちょっと「キャプチャ」なるパソコン技術を入口まで学んだのでした。
 先ほど印刷して、プリンターでパソコン上に取り込み方法は、やや面倒。しかも、黒インクがもはや限界に近い。
 で、閃いたのです。もしかしたら、あの技術で何とかならないかなと。で、締切3分前にリモートに予約。
 でも、一回ではA4ビッシリサイズはムリ。2分割してアップ。教えて下さる方はブログについては未経験の由。
 でも、強引にアップ。ご覧のように接合部がかみあいませんけれど、これもご愛敬と、今回はしてください。たぶん「一枚の画像」となるのでしょうから、よほど接合部をうまくきりとらないと無理とふみました。 

 但し、パソコン上とおなじように文字が鮮明にでて、読めますでしょ!!
 オバさん組としては、マアマアと悦にいってます。よくよく考えたら、もうおバアさん組に突入かもしれませんけれど……
  
 最初の頃から、ここにいたるまでは、
 ➀チラシを写真にとり、そして、「写真」としてアップ。全く、文字は読めずでした。
 ②次は、まず文書を印刷。プリンターでスキャン。容量を縮小してブログ上の管理画面で写真アップとおなじように編集。➀に比せば、格段にすすみましたけれど……

 こんなことは、もう皆さんはとうにご存じのことと想いますが、そこがパソコン独学者の哀しみとでも申しましょうか。
 リモートさんに、接合部の合致の技術を「お願い事項」として依頼しておきました。
 皆様の中で、ご存じの方、ご教示くた゜さいませんでしょうか?
   


Posted by やんばちゃん at 21:44Comments(0)八ッ場だより

2016年03月11日

「工事名に偽りあり」その二 予期せぬ回答に驚きつつも疑問噴出す! 



前回に続いて、同一撮影日に新・下田と称する場所でのもう一か所、やや下流で行われていたボーリング調査中の写真です。後方の橋は不動大橋(2号橋)です。


 



 ※文中、太字の部分が、国の驚くべき回答です!
 八ッ場ダム工事事務所とのやりとりを、本日午後、何はともあれ能う限り、正確に記す努力を致しました。長くなりますので10日午前0時50分のアップとは別掲にしました。
 9日午前10時45分過ぎ、先週末、八ッ場ダム工事事務所総務課に口頭でお伝えして以来、9日の2度目の電話にて、大別4項目について、ご担当のK副所長さんは大変お忙しい中、「鉄鋼スラグの掘削工事に間違いない」旨以下を、明快に答えてくださいました。筆者の表現力の及ばなさはありますが、その時のニュアンスが正確に伝わりますことを願います。
 なお派生し感じた疑問点は極力、その場でお伝えし、分中に※印にて記しました。質問時に即座に聴かなければ、後々になればとの思いもあり、心ならずも最後はやや執拗に迫らせて戴きましたこと、K様、ご寛容のほどをと申し上げます。
 
 「お久しぶりで~す」と申し上げますと、「メモは貰ってましたけれど、もう一回言ってください」とのことに、「じゃ、大事なお時間でしょうから端的に」と申し上げ、提出時に窓口の方に申し上げ確認後のものをブログに記したその画面を見ながら、「一」のみを読み上げ、区切ろうとしたとしたのでした。が、説明過剰の生来の性質に加え、(今にすれば失礼でしたが)たぶん、絶対に容易くは認めらてくださらないだろうとの思いこみが強く、下田工事用道路の新旧の場所も含まれていることを念押し策として、「二」も若干の説明とともに続けて申し上げた次第です。

  しかもなのです。質問に参考までに添えた記者発表と、これに先立つ、 2014年10月27日(月)記者発表の「鉄鋼スラグに関する調査の中間とりまとめについて」 http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000112011.pdfの二つの文書名には、河川課の担当者名として当時、課長補佐だったK副所長さんは、三人の担当者名のお一人として明記されていたのでした。
 私たちはその頃、関東地方整備局に確か4~5回に亘り、質問書を提出。対応してくだされたのは「調査全般」ご担当の企画部の、当初の2014年3月28日(金)記者発表「鉄鋼スラグを含む砕石の分析試験結果について」  ttp://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000101962.pdfにはAさん単独のお名前だったこともあり、Kさんの前職名に気が付いたのはつい最近なのでした。そこで、「ソウソウ」と申し添えさせて戴いた次第でした。
   2014年12月26日(金) 記者発表 「鉄鋼スラグに関する材料の分析試験結果について」
      http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000614913.pdf

  そこで、「一」と「二」をまとめて伺いました。
一、 「H27八ッ場ダム管内工事用道路補修工事」=スラグ撤去工事とみなしてよいか?
二、 今般の工事現場は、長野原町林地区の小字名、下田である。 昨年、公表された、「有害物質の含有量等が基準に定める基準
以下の二つに間違いないか。
H10下田残土置場整備工事(※上流 新下田)
H11下田仮設道路工事(※下流 旧下田)

 国交省:そこまでご存じなので(※一連の場所名のこと)、手っ取り早い。
      ハイ、そうです。二つの工事には、鉄鋼スラグが含まれていて、その掘削工事です。
 一瞬、電話口で快哉をあげるほどの良きせぬ回答で、うわずったまま、次に行きました。そして、最後にまた冒頭関連に戻って、「どこにそのことが記されているのか」について、以下のことを伺いました。
 疑問・追及点
   ※、「スラグ」の言葉は、「入札」関係計書類はどこにも記されていない。どこに記されているのか教えてください。
 ※、土木関係に疎い一市民が、どこかにないかと必死で探した、その経過を念のため、本当に無かったことを知って戴きたく記しておきます(もちろん、質問時には口に   してませんが)……
➀、 関東地方整備局の「入札情報」一覧を入手。
  (但し、入札日を過ぎたので、「入札公告はみられない」と、担当課から言われた)
②、以前、八ッ場ダム工事事務所内の「入札閲覧室」にはそのような綴りがあったことを思い出し、8日ようやく出かけ、書き写そうとしたが、どのファイルにもなし。
③、総務課に質問。やはり入札ズミなので、廊下に貼られた「入札公告」中にはなし。
④ ガックリして帰宅後の9日早朝、インターネット上での「入札公告」で検索を知る。凡そ、2時間半も要して検索した、「入札公告」にも明記されず。

 そこで、どこにスラグ掘削工事とあるのかと食い下がりましたら、入札参加業者への配布資料にはある由。
 では、どうすれば入手可能かと問い、やはり情報公開しかないのかと問う。
 その際、K副所長さんは、「そろそろ時間なので」と逃げ工上になられたので、必死で思わず「私は大変なビンボウ人なんです。ムダな情報公開はしたくないので、、資料名について名称を教えてください」とまで、迫った次第です。
 か細い声で、「その中だと思う」と言われ、これが最後の対応ととなられました。
 そこで、10日夜、関東地整に情報公開請求を郵送した次第です。但し、これが手間がかかるんですよね。


三、 関東地方整備局の発注ということは国の事業。
なぜ、私たちの税金を使うのか。 有害スラグなら、「土壌汚染対策法」等にて、「大同特殊鋼」や「佐藤建設工業」に負担させるべき。

国交省:この工事、撤去ですが、大同特殊鋼にお金を負担して戴くことになっています。
➡ (ソウナラ、よいのよ。いつも、そういう風に明快に応えて下されれば良いのに……)
  思わず舞いあがって、「今日の小宮さんは速いわぁ、ステキだわ」とまで、予期せぬ展開に軽口を叩いてしまいました。

舞いあがって、話を一端終わらせかけましたが、以下の疑問点が急浮上。そうそう、これをきかなくちゃ、あわや臥龍点睛をかくことになる
と閃く。
➡その具体的な方法は、どのような形でいつ公表されるのか?

国交省:全てを公表するものではない。(する必要なし的に聞こえた)

➡それ、おかしい。国民に公表して当然。
※だんだん逃げ腰になられるので、言質は戴けたのだから、まずまずの必要十分条件しは採ったとみなし、ひとまずのピリオドを打ちました。


④ 上記「有害リスト」中の他の場所、リスト外のスラグ露出箇所への対応は、今後どのようにしていくのか?
  ※先に示した場所の数値は、私の認識違いによると誤記でした。

国交省:……今、やれば、終わりです

➡ えぇ、何言ってるのよと、驚きの声をあげかけました。
確かに関東地方整備局に公表された箇所は、今回のような目にされない極秘裏にて処理されていたかも知れない。

 但し、リスト以外の表面に露出している処は、まだ一杯あるじゃない!と。知っている限りの場所をレッキしましたが、長くなるので割愛。項を改めます)、
「スラグ被害は年々大きくなり、消えないのよ」と叫びもしましたが、ひとまず引き下がりました。
➡ 最後に、利根川沿いにある。先々群馬県の汚染は、水を飲まされる下流都県民はどうするのか、大変な禍根を残す旨を伝えさせて戴きました。

 最後の最後は、冒頭の情報公開でとらなければならない、冊子スタイルらしい「入札公告」中の、「スラグ撤去」の事実を伝える明確な記述の在りかに戻り、それを伺いました。

 K副所長様、約20分ほどもお付き合いくだされまして、本当にありがとうご゜ざいました。どうぞ、懲りずにまた次回もよろしくお願い致します。
  


Posted by やんばちゃん at 20:20Comments(0)八ッ場だより

2016年03月10日

やっぱりスラグ撤去工事。看板に偽りだった

【この日のボーリングは二か所でおこなわれていた。いずれも吾妻川上流の新下田地区で、さらに上下流二手に分かれての作業だった。写真は上流域での作業風景】
 


 
 うれしいことに、予期せぬ朗報となりました。
 本日10時50分頃、 先週末に出しておいた質問に、なんと八ッ場ダム工事事務所が回答してくれたのです。
 あっさりと「H24八ッ場ダム道路工事補修工事」は、「有害スラグ撤去工事」であると認めたのでした。
 月曜日は外出中。今朝9時半に1回目の電話には「席をはずしているようですので、またおかけください」とのこと。何でも文字通り、受け止めるヒトですので、「じゃあ、今日は何回もかけてみないとね」と。
 そして、10時半すぎ、入札のことで八ッ場ダム工事事務所の「入札閲覧室」に行った際に対応してくれた担当者の方に、不明なことを電話で伺ったその末尾で、この後、外出しなければならないこともあったので「ソウソウまだ、恐らくダメだろうとは思うけれど…… 電話、回してもらえません?」と、頼むと「お待ちください」の後、なんと「今代わります」に。予測していなかったので、むしろ、少々慌てた次第。
 マスコミ筋への回答も遅々として進まないとのことを非公式にきいていて、上層部へお伺いをたて所内の統一見解をだすまでには、もう数日かかると踏んでいました上に、仮に対応してくれたとしても、絶対にホントウのことは言わないだろうしとほぼ思っていたのでしたから…… 

 週明けの月曜日、7日に電話をいれた時、「担当者には伝えてあります」との由でしたので、すかさず、「担当者って?、ところで、私の担当者はどなたなの?」」と問うと、K副所長さん。……思わず、「わぁ、私、あの方とはどうもかみあわないんだわ」と口にしてしまったものでした。
 
 というのは、スラグ材料について、どうして事前に確認できなかったのかとの観点から、「砕石試験結果報告書」について、昨秋に奔走した経緯がありました。その時のご担当者がこの方でした。対応中の不可解な言質についてはついに、八ッ場ダム工事事務所長宛に「確認書」まで出したのに、またもの回答者がご本人となり、一向に進まず、投げざるを得なかった経緯がありました。以下の本欄をご覧戴ければわかりますので……
 2015年12月6日
 「使用材料について、国は全く関係なしってホントウ?」
http://s35.gunmablog.net/e364951.html


 ですが、今日のKさんは、とっても明快な対応で、好感がもてました。
 というのは、最初の質問事項をあっさりと容認なさってくだされたのでした。
 「エッ、」と想いました。「すごいじゃない、どうしたのKさん」と上ずった声を放ってしまいそうでした。
 よもや、ここまで明快に答えて下されるとは予測すらせず、またあのやりとりを繰り返すのかと考えると些か、気鬱だったのです。それはお互いさまだったことかとも思いますけれど…
 「ねぇ、内部見解が調整ズミとなったの?、そうよね、その方が楽よね、Kさんも。お立場上、言えないことだってあるもんね」と、またもの一言も二言も多いヒトで、困りもののオバさんの大表格なのでした。
 今日のご対応が、ご聡明なお人柄そのものだったのでしょう。



9日に得た、八ツ場ダム工事事務所の回答を、(外出から帰宅後の午後15時~19時過ぎまで来客があり)記せず、やっと、関係者数名に長い電話連絡した後、書き出し、日付の変わった10日の24時半過ぎにアップしました。が、睡魔にてダウン。(昨日10日の日中は所用にて、終日、編集不可)
 本日11日、読み直しましたら、後半の回答は空白のままでしたし、記述やニュアンスなどの正確を期すため、いったん凍結し、さらに訂正編集後、再アップします

   


Posted by やんばちゃん at 00:42Comments(0)八ッ場だより

2016年03月09日

「旧下田」の工事風景



現場は、「新下田」と「旧下田」と二つです。「下田」は「シモダ」とよみます。
これまで、お伝えして来た写真は、「新下田」の現場。赤妻川上流になります。
冒頭の写真は、下流域の下田橋下の「旧下田」の現場写真です。写真奥に見えるのは、上湯原橋と不動大橋(2号橋)です。
作業場所は、写真中央の木立のそばの川端。川面に面しています。
ここで採取したものを冒頭写真の大型トラックに積み、高台にあげ、保管しているようです。
 


次の写真では左手木立の脇の川岸です(旧145国道上からは、木立の影で撮影不可)。手前の赤と黄色のユンボは、土手下に穴を掘るための機械のようで、この日、この時間帯は休んでました。恐らく新下田の工事現場と同じく、土中の良土の採取用でしょうか?
 



 元々は、確かに工事用道路を川沿いに造ろうとしていたとのことです。
 現在は立入禁止ですが、2号橋上流、やんば館をすぎると、水没する場所に造った上湯原橋があります。
 旧国道側の橋の上流川から吾妻川に下り降りる、左岸沿いに工事用道路がありました。数年前、む移転した修理工場にお邪魔した時に偶然、撮影した道路上からの写真があり、そこには確か道路は写ってるはずです。
 1999年にはその降り口があり、造ったばかりで何故か壊された橋がかかっていて、土地の方からも「ムダっこと」との声が上がってました。そして、完成したばかりで紅白の布のまきついた上湯原橋がありました。その写真もあり、拙著にもあります。


 手前の高台には、ズラリと「大型土のう」と契約関係書類では記されている、土嚢袋が積んであります。№が青スプレーで書いてあります。

 八ッ場ダム工事事務所の入札閲覧室での「工事数量総括表」によると、この場所「旧下田」大型土のうの数量は531。「新下田」が933となっています。併せて、合計1464ですが、後述しますが、本日、ようやく入手しました「入札公告」によりますと、「約1460袋」とあります。



 この日、「新下田」現場では、ボーリングも終了のようで、危惧類が川岸に整理整頓され、穴を掘って、良土を運びだす作業要員は、一人。自分でユンボを使い、ダンプに積むとご自分で運転して運んでました。

 作業全体の概要について、八ッ場ダム工事事務所は答えてくれませんので、私たちには判りません。
 単に、左岸の工事用道路の整備だけではないことは、積み上げられた土のうからも判ります。

 続けます。  


Posted by やんばちゃん at 08:19Comments(0)八ッ場だより

2016年03月07日

渋川市環境課環境分析室の分析は不正確! 私的市民鉄鋼スラグ連絡会議の勝利


【写真は5日付けの写真と同一場所。但し、左手の有害物の山がほぼ消えていました。「仮設道路」となるらしかった土手際でのボーリングは二か所で実施中でしたが、ほぼ完了段階なのでしょうか】

 さて、昨日ギリギリ、日付の変わる頃にアップとなった、「市民オンブズマン群馬」さんの記述をご覧ください。
ttp://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1915.html#readmore
なんと、渋川市環境課環境分析室の測定数値は正しくなかったのでした。なんと10倍もの値だったとの由。


 2月に市役所各課に電話した際に、渋川市の一連の分析は、「環境課が行っている」。と市職員は語、ってました。 さらに「場合によっては第三者機関に頼まなければならないものもあめけれど……」とことさらに添えられたのはなぜだったのでしょうか。
 それに対し、素直に「あら、じゃ、お堅い公務員さんたちがなされるんだから、正確かつウソ偽りは加えないから、安心ですねぇ」と、今思えば、いわずもがなの言葉を添えたものでした。

 意識の底にそこはかとなく、国交省0Bの天下り集団先となっている「いであ株式会社」がしてくだされた、八ッ場におけるスラグ撤去の調査経過がありました。
 一昨年の9月の調査の際、この「いであ」の実直そうな技術者さんに、「どうぞ、技術者さんのご良心にかけて、きちんとした結果をお願い致します」と、これまた素直に何ら他意もなく、市民の側の切実な願望を申し上げました。

  昨日、市民運動側の「私的市民鉄鋼スラグ連絡会議」(国・県・渋川市による手ぬるさこの上ない「スラグ鉄鋼スラグに関する連絡会議」さんをもじってます)の隊長さんに電話した際に、「明日あたり、面白いのが出るよ」とのことに心待ちしておりました。
 
 小学校2校と中学校2校の数値は極めて低いのにどういうわけか、78カ所中(対応ズミは4カ所)、今年度内に「アスファルト舗装にて被覆」の方針をいち早く決定したのです。確かに、渋川市の教育的ご配慮には敬意を表すへくきものですが…… 直観でちょっと待てよと感じました。
 そこで、「フッ素は被覆では消えない。場所は教育の場である」旨を当会もあちこちに記し、抗議して参りました。
 2月中旬、「私的市民スラグ連絡会議」の地元・渋川市の市民層が、独自に小学校から有害スラグを収集し信頼できる専門機関に分析を依頼ズミ。2週間後に結果がでるとの朗報を得て、本日の公表をまさに心待ちしていたのでした。

 二月中旬、基準値以下として、もうじき、アスファルと舗装にてお茶を濁すとともに、ことの真相を知らない渋川市民からは、「教育に配慮した市の特段の心くばり」として、好もしく受け止められかねない、その直前に、この結果を突き付けたのでした。

   【八ツ場のスラグ調査の実態。私的見聞録】
 同種のことは,八ッ場でも行われているものと思います。
 2014年9月、10月の調査に(迷惑がられても)勝手に同行取材した際、なぜか、調査場所には、どうでも良い場所が多く、上記の記者発表中の「有害物質の含有量等が基準に定める基準値を超えた工事の施工箇所」の約10年間もの捨場で最大の、次の2カ所は選定されていませんでした。
    H10 下田残土置場整備工事
     H11 下田仮設道路工事
 あの時、どんなに嫌がられても、時間をやりくりして、一時間半近くの道のりを必死で駆けつけ現場確認をしておいてよかったです。
 一例をあげれば、諏訪神社正面左手脇の細い砂利道、しかも検査のための草刈をしたばかりの小道。長野原地域に入ると、移転した東中学校の道路前の草の生い茂った草地。ここも雑草を刈ったばかりでした。もちろん、既定の50㌢ほど掘っても出てこない様子でした。
明らかに、なかった証拠のパーセンテージ操作としての不要な箇所の水まし策としか感じられず、 思わず、こらえ性のないこのオバさんは「こんなところにはないわよ」と声を放ちました。さらに長野原草津口駅のロータリーには露出しているのに、そこはせずに道前の川沿いを調査。久しぶりに長野原草津口駅を訪れたら、駅舎向かって左手に草津温泉観光所ができていて、周辺は舗装されてました。ロータリーには最初に「市民オンブズマン群馬」さんや❝市民連絡会❞のメンバーが確認しています。その後、私が訪れた時に、見つからなかった。そして、舗装。この間に密かに表面のスラグを撤去、ないし拾っての上書き的舗装。しかし、地下に残っていれば、何年後かにはたぶん、噴出するものと思います。

  【スラグがあれば草は生い茂らないはず……関係職員に葛藤ドラマありか】 
  今だったら、経験に基づいて断言できます。「スラグがあれば、こんなに草がおい茂らないわよ」と。草は生えるものです。生えないということは、危険である証拠です。これが人体に及んだどうするんでしょう。
 しかし、その後、どうしてあの調査場所はリストに無くなりり、たぶん、あらかじめ判っていたけれど?避けてきた場所をもリストアップ。公開なしに密かに調査されたのでしょうね。
 そして、不思議なことに「スラグなんか大したことなし」と吹聴して歩いた〇〇所長さんは、突然2014年10月1日の1号橋開通式、JR新川原湯温泉駅オープンのもこの日をもって、関東地方整備局へ。本部にもどられたのですから、ご栄転には間違いはないのですが、「左遷」との声もあり。さらに翌年の異動期、陣頭指揮にたっていた工事課長も関東地方整備局へご栄転。続いて、公務課長さんも移動されてました。
 決定打として公表された2015年4月24日の「関東地方整備局有害スラグリスト」に至るまでの、巨大組織下の各層の国交省職員さん達、携わられた企業の皆さんたちの、葛藤ドラマは恐らく大変なものがあったことでしょう。
 心ならずも「対立の構造」にならざるをえませんが、お話しさせて戴くと、お一人お一人は、皆さん、とても良い方たちでので、同じ市民層として殊更に、その苦衷を感じます。
 でも、ことの真実と伴う正義に裏打ちされた未来への責任は一つ。それに向かって。私たちは苦しいけれど動いているのですもの。
  
 
 去る2/21の当会の渋川市内の見学会の席上、キャッチした今般の事実を伝え、参加者の皆さんに協力を依頼しました処、現在、大手マスコミ2社も現地調査してくださったようで分析機関での結果が出次第、記事となり、かなり大きな問題点になるものと意気込んでおります。
 私たちの税金は、企業モラル欠如の悪徳企業への企業負担への便宜を図るのではなく、将来の安全性を得るために、使って欲しいものです。しかし、これを住民監査請求を出し、裁判に持ちこんでも負けざるを得ないのがこの国の哀しい現実です。
  


Posted by やんばちゃん at 23:41Comments(1)八ッ場だより

2016年03月07日

初回のスラグ撤去記事、削除(2分割の4日付記事の再現)

 本日7日5時台、今般の撤去問題に関して2分割した、「有害スラグ極秘撤去問題」の初回の記事を、返信メールに、5日付け記事の内容をコピーしての引用をしているうちに、迂闊にも覧を間違えて、その初回の記事に5日付の記事を上書きしてしまいした。 
 同一記事が並んでいるのにガクゼン。昨今は「復元」のテロップが出て紛らわしく、いつかはやりかねないと思っていたことをついにしでかしてしまいました。慌てて、動揺しながらブログ管理者さんに、何か復元方法があるかとの「S0Sメール」を出してはありますが……
 ……でも、メカに極度に弱い素人感覚でも、最早、ムリだと思います。
 残る方法は、写真と思い出せる限りの記述骨子を再度、書きな直結構、細々としるしたから、失った記述は惜しいものです。


 以下は、ウロ覚えの記述再現です。(題字だけは、本欄左脇の項目にかろうじて残っていたので正確です)。
 /////////////////////////////////////////////
  スラグ撤去なのに「工事用道路の補修を行っています」っておかしくない?


  皆様、看板の「工事用道路の補修を行っています」、
さらに、最近どこの看板にも大書されている「ご迷惑をおかけしています」の文言には、一市民として、「マァ、この寒空に、川沿いの道路の補修を行ってくださるなんて、ご苦労様」の声の一つもかけたくなりますよね。
 
 でも、看板の後方の自衛隊のモスグリーンのシートのような被いが眼に入りました。そのスキマから、一㌧もの重量物が治められるので、トン袋とも呼ばれているというフレキシブルコンテナバック、略してフレコンバックがかいまみえました。
 とっさに、何かの廃棄物➡キケン物の撤去! ソラ恐ろしさが走りました。
 連鎖反応的に浮かぶのは、一昨年2014年8月の毎日新聞の第スクープにて発覚した「八ッ場の有害スラグ問題」後、同年9/18、19、続いて約1か月後の10/17、18の調査を経て、民地5か所のみの撤去。その撤去物が保管されたのが、フレコンバックなのでした。旧やんば観に一時保管、その後、長野県だったか、富山県だっかの最終処分場に送られています。
  ……でも、あれはブラックでした。これはベージュだけれど、たぶん、こういう袋にも2色くらいはあるんでしょうと、そこはいつもの思い込みの強さと勝手解釈にて。

  ここは、具体的ないつもながらの私感を縷々と記しました
    --略ーー
 今回の仕事は、その「有害スラグの撤去作業」だったんです。
 となったら、「看板に偽りあり」ではないでしょうか?
 
 確かに、「工事用道路の補修」の作業は、大きな大きなホラ吹き傘のような傘下には、入ることでしょう。でも、有害すらぐに関することとなれば、これまでの軌跡から、真相を隠したいって気持ちがミエミエなのではないでしょうか。匂って匂ってならない。
 それにしても、こうした工事現場の看板のボカシ加減は、どこまで許されるんでしょう。
 しかも、3OOO万円もの国民の税金を費やす、「公共事業」なのです。



 
 ーー おいおい、追加事項も含め思い出しつつ、記します。そして、復元の方策なしと判明後にはもとの場所に戻します。この間のこの場所に対する諸々のことを記したのでしたが……無念です--
  


Posted by やんばちゃん at 09:02Comments(0)八ッ場だより

2016年03月06日

国の事業なのに主権のある国民に、よもや隠さないでしょネ

 八ッ場ダム工事事務所に4日の金曜日、以下の趣旨の質問を出しました。 
 電話での口頭による質問でしたのので、以下の記述の如くの文言と、全く一致してはいません。また、もちろん、八ッ場ダム工事事務所は「昨年の記者発表」という言葉でお分かりのことですから、「※参考」のような付記は申し上げてませんことはご了承ください。
 でも、質問の要点は伝わっているものと思います。

➀  「H27八ッ場ダム管内工事用道路補修工事」=スラグ撤去工事とみなしてよいのか

②  関東地方整備局の発注ということは国の事業である。
  なぜ、私たちの税金を使うのか。
  有害スラグなら、「土壌汚染対策法」にて「大同特殊鋼」ならびに「佐藤建設工業」に負担させるべき。

③ 、今般の工事現場は、長野原町林地区の小字名、下田である。
   昨年、公表された、「有害物質の含有量等が基準に定める基準値を超えた工事の施工箇所」 のリストのうち、「下田」の地名がでてくるのは、以下の二つ。ここの場所に間違いないかの確認です。
   H10下田残土置場整備工事(※上流 新下田) 
 H11下田仮設道路工事(※下流 旧下田)
  
 ※ 参考
➀ 2014年12月26日(金) 記者発表
 「鉄鋼スラグに関する材料の分析試験結果について」
 http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000614913.pdf
② 2015年4月24日(金) 記者発表
 「鉄鋼スラグに関する土壌の分析試験結果について」
 http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000621465.pdf

④ 上記「有害リスト」中の他の場所、リスト外のスラグ露出箇所への対応は、今後どのようにしていくのか?

 
 ※この間のどうでも良い、やり取りの過程は念のため記したのですが、保存して、本欄からは割愛します。



 写真は、ある日の工事風景です。
 なお、手前の青いユンボが、白いダンプに土砂を摘んでいる工事は、「有害スラグ撤去」と無関係との由。
 この日は、2台ダンプがピストン輸送していましたが、ドシャの捨場は、旧国道上を横断した、林地区の中棚方面との由。
 現場には、測定できないので定かではありませんが5㍍四方の穴となっていて、ドシャを採り終わると、写真右端にあるように石の捨て場として、たぶん、出土した石が投げ込まれていくようです。最近は作業は休止。投げ込まれた石の面積が拡がっていました。

ボーリング調査が現場の上下流沿い、2カ所で行われていました。
 調査如何で、撤去するかどうかが決まるようです。
 有りますよ、あれだけ何年間にも渡り、勢いよく多くのダンプが、まさにピストン輸送で行きかい、時には時間待ちしていたのですから(きちんとした数は把握しきれていなかったけれど)。




  


Posted by やんばちゃん at 07:42Comments(0)八ッ場だより

2016年03月05日

スラグ撤去に国税を使うなんて! 土壌汚染対策法で企業負担にすべき

 


「道路の補修工事を行っています」の看板に偽りありの発注工事名、「H27八ッ場ダム管内工事用道路補修工事」は、入札時の分類は「維持修繕工事」の分類に入ります」の内容について記します。

  案件番号 6996530
   一般競争入札
   維持修繕工事

 公示日     2015/10/05
 落札日     2015/11/04
 契約締結日  2015/11/11
 工事期間    2015/11/12~ 3/25 計135日間

 予定価格:3157万9200円
 契約金額:2894万4000円
 落札率  :91、66%
 落札者  :「前橋地建((株)」

 契約日の翌日から即、工事に入るなんて、なんだか、急いでいらっしゃいますねぇ。
 通例は、契約後に「施工計画書」提出等の期間があるそうなんだそうですけれど…… 
 よほど急ぐ場合の特例もあるそうですが…… その急ぐ場合のようです。

 まず、落札企業の「前橋地建」(本社:前橋市)さんには、責任はありませんことを付記します。
 
 その上で内実は「有害スラグ撤去」らしいのに、国費を投入するなんて、おかしいとお思いになりませんか? 関東地方整備局が公示しているのですから費用は国の負担。つまり、私たちの大事な税金が使われる次第です。
 この国には、一応「土壌汚染対策法」なる、レッキとした法律があるのですから、全額「企業負担」が当然のことです。
➀ 「土壌汚染対策法」 ※法文そのもの
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H14/H14HO053.html
② パンフレット「土壌汚染対策法のしくみ」 環境省  ※こちらの方がイラスト入りなので判りやすい
  http://www.env.go.jp/water/dojo/pamph_law-scheme/

 ③ また、以下の斜体の文面は、(門外漢の当方でもお名前は存じあげていた)、高名な学者さんが当会スタッフの疑問に対してもお送りくだされたメールです。(一応のお断りとご了承はスタッフを通して行ってありますが、ここではお名前は伏せさせて戴きます)
  「6価クロムによる土壌汚染は各地で起きています。これらの汚染土壌は、土壌汚染対策法により、汚染者負担の原則によって処理することになっています。 
  --略ーーー  なお、6価クロムのことを書いたものを添付ファイルで送ります。

  そして、考えてみたら、2014年9月と翌10月の゜有害スラグ」調査と、2015年2月~3月にかけての撤去についても、八ッ場ダム工事事務所の費用でした。しかも、業者の地元の中島建設株式会社との独立した契約ではなく、年間契約の「H〇〇 」なる名目の工事名にの中に繰り入れていたことを思い出した。

 【そうだ、場所は有害スラグリストにある、大字・林 小字・下田なり】
 さて、この写真の看板のある進入路から、下流の3号橋にかけての川筋は、一昨年、公開質問書の回答はないままに、遅々として進まずヤキモキさせられた、下記の「関東地方整備局有害スラグリスト」の2014年12月の➀に明記されている。

 ➀ 2014年12月26日(金) 記者発表
 「鉄鋼スラグに関する材料の分析試験結果について」
 http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000614913.pdf
 ② 2015年4月24日(金) 記者発表
  「鉄鋼スラグに関する土壌の分析試験結果について」
  http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000621465.pdf

  「有害物質の含有量等が基準に定める基準値を超えた工事の施工箇所」 としてして色別されていた一覧上にでていた、次の2工事名と考える次第です。
 H10 下田残土置場整備工事
 H11 下田仮設道路工事
 とにかく、川沿いの広いエリアなのです。
 果たして、完全にとりきれるのでしょうか? 
 フッ素も六価クロムも微量でも、ちゃんと生きていて、根だやしにはならないことでしょう。

 そこでかねてから、八ッ場ダム工事事務所に問合せをと思ってましたが、いつもの「席をはずしております」、果ては「戻らずにそのまま、帰宅し、何日まで出張の予定です」などの拉致の空かないワンバーターンの対応、http://s35.gunmablog.net/e349743.htmliに詳述。
結局はこちら側の動きを把握されるだけに終わる、対応が目に見えているしと逡巡してまいりましたが、週末になる前にと、昨日、前述のことも含めて、とりあえずの4項目について伺いました。
 
 続けます。

 
  


Posted by やんばちゃん at 05:59Comments(0)八ッ場だより

2016年03月04日

チラシ 携帯番号の誤記

ご報告:この夜、二度目のお詫びの電話をさせて戴きました。
幸、相手の方は、とても物わかりの良い方で、ほっといたしました。
しかも、「もう10分後にもういちど、かけてみてください」とまで、おっしゃられ、この方の携帯の履歴を調べて下さって、この間にかかってきた方たちで、お知り合いでない方たちの電話番号を教えてくださいました。
 本当に助かりました。またもし、今後も電話があった場合には教えて戴けますようにと、厚かましくもお願い致してみましたら、こちらもご快諾くださいました。予想していた通り、人数は少なく安堵するやら、寂しいやらでした。
 ホントウに良い方だったのでほっとしつつ、ご迷惑をおかけした方たちにお詫び電話の行脚を行うことができました。
                          2016年3月5日記述

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去る2/7、21の「有害スラグ・見学会」の、問合せ先として、表面チラシ末尾の当会のロゴマーク的な楕円形の囲みの携帯番に誤りがありました。
 本日のお昼頃、昨日、八ッ場へ行った際に見聞した報告と質問事項をしようとして、ある方に電話しましたら、いぶかしい何のことか判らない応答がありました。そして、携帯番号をミスったことが判明。
 「チラシの番号に何度かかけたら、いつもルス電で…… そうしたら何ですかとかかってきたので、〇〇さんと呼んだら違います言われて」とのことでした。
 慌てて、チラシをみましたら、ホントウなのでした。

 まず、大変なご迷惑をおかけしたお宅様に深く深くお詫び致しました。
 ルス電でしたので、夜にでもまた、お詫びしたいと存じます。

 当方の連絡先:090 2910 4722

 
 この間、ご迷惑をおかけした方がいらっしゃいましたら、ホントウにお詫び致します。
 この欄にて、お伝えするしか手段がありません。
 
 実は、070は八ッ場のある吾妻郡一帯には通じないので、最初に求めた090を「SOS」用にずっと、持っていて、当初はこの種のイベントには090を使っていたのでしたが、1年くらい前から、イベント類に応じて070と併用してきたのでした。
 最近、充電器が壊れたのを機に、スマホにきりかえたのでした。その際、090の下記の番号一本にしぼったのでした。
 で、以降初めてのチラシなので、書き換える際にどうしたわけか、間違えてしまったのでした。
 
 加えて、生来のおっちょこちょいなので、時間的余裕のある時はスタッフの皆さんに下書きをメールして、誤記を確認して戴いてきたのでしたが……
 今回は、簡単チラシ、突貫工事的な作業の連続。加えてこういう事のお得意なスタッフが体調が思わしくなかったのと、まさか、ロゴをまちがえようとはとの思いにて、怠ったのでした。

 あれだけ、必死に増すずりしては手配りしたのに、一向に連絡がこないとはと、いささか落胆しておりました。
 
 まったくもう、以前、現地のある方にいわれましたけれど、「アンタみたいなヒトのことを、爪で拾って箕でこぼすっていうんだよ」との言葉が身に沁みます。  


Posted by やんばちゃん at 16:03Comments(0)八ッ場だより

2016年03月03日

145号国道沿いの有害スラグ ?草津温泉にも影響か

また、八ッ場問題にもどります。



 明らかな有害スラグです。
一面の道路はシワシワ。この道路上の亀裂も、有害スラグの影響かもしれません。
最初、ここを訪れた一年前、あまりのヒビだらけの道路上に変わった舗装をしたものか、工事用道路としての簡易舗装っていうのかしらと想いもしました。
 でも、もっとひどくなったようです。
 一年前の写真、探し出して併記しておきます。
 この時、スラグ関係の研究者の複数の皆さんに、「あれもスラグもだと思うんですけれど、調べて置いてくださいませんか?」と、その頃の疑問場所二か所の一つです。皆さん、お忙しくて、この場所に至る道筋の手前まではいかれたようですが、ここへは行かれなかったようです。

 それで、去る2/19、渋川市のスカイランドパーク近辺における残りのチラシ蒔きがあったので、とっても時間に急かれてましたので、正規の道順を省略。ある場所から入りました。
 そのある場所とは、下の写真をご覧ください。

お判りになりますか? 写真奥に白い車が走っているのですから、れっきとした道路沿いです。
 しかも、対岸の:景色をみれば、もうおわかりでしょう!
そうなんです、付替え国道なんです。
 そこまでの距離、ほんの10㍍。この場所と付替え国道は三角形状に接近しているのですから、左手の敷地内にも使われているとしたら、場所によってはもっと接近し、ほぼ像路沿いといっても良いでしょう。

  恐ろしい限りです。
  このように書くと、すぐに応急措置ないし、立入禁止区域にしてくだされる国交省さまなんですが……
 そこだけは、かの松戸市の精神にならって、「すぐヤル課」の流れを引かれているのですが、地下に埋没のスラグは、そう簡単に撤去はできないでしょう。 何よりも根本的な対策を願います。

 そして、もっと恐ろしいのは肝心の付替え国道にも使用されているかもしれなんいということです。
  きちんと、通行止めにして、根底から調査なされるべきではないでしょうか?
もし、付替え国道下にもスラグがあれば、先々、問題となって、世界になだたる温泉で、確か人気ナンバーワンの草津温泉への道筋なのに、有害物でボロボロ国道となってしまい、観光立県を目指される群馬県の致命的な恥となりはてましょうに。



※昨日は差し迫った色んなことをうっちゃって、風の中で終日、畑で穴掘り、キクイモの手入れなどに追われ、足腰がいたくて、最後はこらえながらの土運び。穴掘り、土運びは体にきくものですね。
でも、久しぶりに畔をかき、身体を想いきり動かしたので、お陰様でか、今朝は気息がみなぎってます。
  


Posted by やんばちゃん at 08:58Comments(0)八ッ場だより

2016年03月01日

時に、閑話休題として



 忙中閑あり。イベントの前後、ダムだスラグだとひた走りつづけ、ムリやり振り捨ててきたのに、ほんのわずかに陽だまりのようになおかつ誘われてしかたない、好きな分野の一つであるイベントに参加してきました。
 寒気きびしい荒れ天気のここ2~3日はさすがに農作業をするのを控えて、久しぶりに活字を追うゆとりを作り出しました。溜まりにたまった郵便物の整理や会報などを読むと、せわしなく目で追う走り読みで、かなりの誤読をしでかしたきたことを思い知りました。


 さて、写真は、一目でお判りになる方も多いと思われますが、伊勢崎市の島村の渡しです。
 川はもちろん利根川。右岸の埼玉県側から、ということは、飛び地の島村の側からの撮影です。今は、大水の際に大打撃をうけた上に流れが変わり、渡し船は運休との看板がありました。なんと、折しもの雨にうたれ、無惨な光景でした。
 写真正面の中ほど奥の川面の変化がお分かりになりましょうか?
 かなりの速い流れになり、右端の方は、「吹割の滝」の如くの段差になっているらしいためか、怖くなるほどの急流の様が読み取れ、素人目にも船で横断して、対岸に渡れないことは読み取れました。

 去る2/20の第3土曜日、「ぐんま島村(伊勢崎市)の養蚕農家建築群を考える」で、「ぐんま島村(伊勢崎市)の養蚕農家建築群を考える」という、シンポジウムがありました。女性学団体「ウィメンズウィルぐんま」で、定例会場を急きょ変更して、シンポジウム参加にきりかえたのでした。実は、ウィルでは昨年秋から群馬の先駆的女性像の研究発表を自主学習してきたのでした。
 その中に、太田地区の会員が島村を取り上げ、『宮中養蚕日記』(田島民著 高良留美子編 ドメス出版 2009) もありました。私はここの処、その例会にも一度も出られずなのでしたが…… 拍手を送ってました。 


 長い間の、❝憧れの地、島村❞なのでした。
 島村の田島弥平家は、「女性文化賞」を創設され、前述の『宮中養蚕日記』をまとめられた、詩人・高良留美子さんの母親の高良トミさん(第一回参議院議員通常選挙に出馬し当選)のご母堂・田島民の生家。高良さんは宮中に養蚕指導で上がった田島民の孫娘なのである。
 島村の生糸の歴史は、高良さんがご一族の長い歴史を記した『百年の跫音(あしおと)』(2004年月刊 御茶の水書房)に詳述されていて、この上下巻の大部の小説を頂戴しておきながら、長いこと読めずにおりましたが、島村の養蚕の記述の辺りから一気に拝読したものでした。あの時代にイタリアまで蚕種を販売にいく場面には圧倒され、島村・田島家の気概と卓抜した識見に思わず打たれたものでした。 
 正月明けに高良さんに久しぶりに電話させて戴き、せっかく何やかやと心配りしてくだされるのに、本筋のことは殆ど開店休業状態の昨今をお詫びしたばかりなのでした。 ……でも、高良さんはいつものように淡々とダム問題にもご関心を示してくだされ、励ましてくだされました。この国にはびこる構造は、どれも根は一つであることを、だれよりもご存じのかたなのです。
 ソウソウ、一連のうれしいご縁の発端は、群馬の西南端の南牧村の廃校に文学仲間の方たちと書籍の保管場所を求めたお見えになられた際、八ッ場ダムの現実を訴えたことがありました。
 そして、明日の予定は空いているので、田島家のご先祖が、材木商として吾妻の奥に訪れ、その景観の見事さを話されていたという縁につながる、その吾妻路をたどりたいとのご希望に、お目にかかったその日のうちに、群馬の西南かに西北の地、八ッ場にご案内したのがきっかけなのでした。

 加えて若い日の、、岐路ともいうべきあることにそこはかとなくつなかる場でもあったこともあり、上州・島村は、忘れられない場所だったのでしたが、不思議に機会がなく、イヘントのある今回はこの上もない好機に感じられましたが、さすがに迷いました。でも、当日の朝、午前の部の見学会だけで、午後のシンポはもったいないけれど、帰ってくれば何とか21日の準備はこなせるだろうと思い立ったのでした。
 地図をみると高崎市からだと、前橋市→伊勢崎市を行くのよりも、17号線を走り本庄の辺りから向かった方が早いのてはと閃き、久しぶりに国道17号線を走りました。但し、本庄からの道が定かではなく難儀し、約30分遅れで到着。
 午後は帰るつもりなので、かなり遠慮したのですが、ウィル会員の皆さんのいつもながらのご厚意に甘え、理事長お手製の御赤飯、前理事長特製のキッシュなど、皆さん持ち寄りのご馳走のお相伴にあずかり、第二部に帰途心を残しながらも早々に辞去。
 帰途は50号にでる道筋をききましたが、やはりとUターンして、立ちよったのでした。
 


 そして、私が若い日に埼玉県側から見た記憶の利根川は、今でもマナ海に浮かぶ広い河川敷にグライダーの練習場があっものでした。
 帰り道に「島村の渡し」の駐車場の係りの方に伺うと、それはずっと下流の妻沼の辺りとの由。すると、記憶の船着き場は下流の「葛和田の渡し (赤岩渡船)」だったのでしょうか? 
 訪れてみたかったけれど、時間に急かれれていたものですから、反対方向に行くのは断念しました。あのグラインターのように大空を舞うことも、渡しをわたって対岸にもたどり着くことも叶わなかった、これまでの哀れな行路を想うと、思わず涙ぐむ一瞬です。
 そして、およそ200年とも300ともいわれる「島村の渡し」のこの荒れ様。昼とはいえうす暗い曇天の中で、無惨な思いが突き上げてきてなりませんでした。

 散らかし放題、どこから整理してよいか判らない書類の山の中で、昨年末から玄関に置きっぱなしで読んでない「広報高崎」の、今日来たばかりの3/1最新号を広げたら、トップは「高崎映画祭」の特集。第30回の今年はとりわけ華やからしく、特別賞には、お若い日に「ここに泉あり」に出演された岸恵子さん。「野火」や「FOUJITA」などの話題作も。
 心動きます。映画祭が始まった頃は、通し券を買って、夜な夜な通ったものでしたが……
 せめて前述の2作品くらいはみたいものと願ってます。

 それに前橋市の広報に小栗監督のトークショウ27日14時から開催の旨が掲載されているとの情報を八ッ場ダムの例会の席で、映画好きのスタッフから聴き、15時に約束を入れているのだけれど、同じ前橋だから……、たとえ一時間だけでもと心臓強く参加させていただけたのでした。冒頭20分ほどは、映画の製作過程の映像がながされました。幸い、最も入口の席だったので、そっと抜け出しました。
 
 本の一冊も読めなくなって、新聞さえもツンドクの有様に成り果てて、数年間。ぐんま島村の養蚕農家建築群を考える
 心も頭も干からびきっています。  


Posted by やんばちゃん at 23:52Comments(0)徒然なるままに