2010年09月14日

②八ッ場ダム訴訟ー開示求め提訴

 昨日分、長過ぎましたので二分割いたしました。
 最近は、お知らせ事項や記事が多くて、いささか迷いましたが……

 ?【昨日の続きです】
 (東京新聞「こちら特報部」中には記述されてませんでしたが)、同時に高橋弁護士は高裁に提訴しています。これまた、裁判に詳しい知人の話では、原告団の代理人としてではなく、弁護士さん自身が原告として提訴するということは、特異中の特異な例とのことです。
 提訴については、以下の上毛新聞の記事を転載します。
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 【2010年9月11日(土) 上毛新聞】 
 洪水データの開示求め提訴 八ッ場ダム訴訟で住民側 
 国の八ッ場ダム(長野原町)をめぐる住民訴訟の原告側代理人を務める高橋利明弁護士が10日、利根川流域の洪水に関するデータを関東地方整備局が黒塗りで開示したのは不当だとして、全面開示を求めて東京地裁に提訴した。
 訴状によると、カスリーン台風(1947年)規模の降雨量があった場合に本県南部の利根川上流域で見込まれる洪水量について、高橋弁護士は7月、毎秒2万2千立方㍍と算出した関東地方整備局の調査報告書を再検証するため関連資料の情報公開を請求した。
 整備局は8月に黒塗りで開示し「内部での検討結果であり、公にすることで国民の誤解や憶測を招き、混乱を生じさせる恐れがある」と説明した、としている。
 高橋弁護士は独自に入手した資料に基づき「洪水量は毎秒約1万6千立方㍍にとどまる」と指摘。「国側の計算手法には重大な疑問があるのに、根拠を開示せず検証を拒んでいる」としている。
 整備局は「訴状を見ておらずコメントできない」としている。
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 昨日の群馬原告団会議の席でも、原告の一人が、「品木ダムのヒ素問題」のことをもっとクローズアップするべきだとの意見を出されました。で、弁護士さんに「後からの、提訴時の問題点への追加は可能なのか」と伺ってみたところ、「出来る」とのことでした。
 八ッ場ダム現地のおひざもとの群馬の訴訟団として、やることがいっぱいとなり、はりきらなければなりません。
 去る10日の大阪地裁における画期的判決、障害者団体割引制度の悪用と位置づけられた「郵便不正事件けにおける、厚生労働省・村木元局長の「無罪」判決のように、この国の司法の分野は、暗黒からの黎明期にあります。検察側の資質が問われることに拍車がかかりました。
 従って、昨年の6月30日の群馬における、八ッ場ダム訴訟の敗訴は、至極当然。でも、負けても負けても、ドンキホーテ並みに次々と突進してい行った暁に、いつかは、司法の闇に穴を穿つことができるはずです。
 推進派は折あるごとに、ここぞとばかりに繰り出す、「裁判はみ~んな、負けたんべぇや」の負け戦には、少しも恥じることもなく、むしろ名誉ものと考えたいものです。
 これらの流量のデーター不開示やヒ素問題などについて、追求していくことによって、必ず突き崩せるはずです。
 群馬での敗訴の時に、去って行く裁判長の背に向かって、思わず「今に、見てらっしゃい!!」と口走ってしまった責任上、頑張ります。(なお、これって、結構、インターネットで流布しているらしいですね。当方、検索している間がないのですが、過日も若い知人から言われました)
 本来は裁判ごとは嫌でした。が、「八ッ場ダム中止」を掲げて闘う以上、道義的に輪の中に入らなければと決心。思えば、当時は群馬でもこの種のことに最もうるさい地域での地方議員の端くれでしたが、一大決心をした次第です。「敵前逃亡」は断じて、したくありませんでした。
 それは、「ダム堤中止」こそは、日頃、お世話になっている長野原町の皆さんの先々の日に、魅せられてならない自然界の保存にきっと、つながりうるものと固く信じていたからでした。
 「八ッ場ダム・完全ストップ」にかけます。

 そこで、最後の締めは、またもの私ごとなのですが実は、ヨットを練習している近畿地方の知人が、10月の14日から沖縄の宜野湾にヨットを予約したのだけれど、彼女はパックのホテルがあり、ヨットの小部屋が三室空いているから、行かないかとの電話があり、「宿泊費タダ」の魅力に惹かれて、ここ数日来、大いに心が動いていたのです。
 で、沖縄も初めての当方はいささか心元ないので、年上の旅好きの知人も誘って、飛行機の時間調べなどで忙殺。但し、定まっている沖縄での日程により、14日の県議会傍聴は無論、行けず、後ほと゜お知らせする16日のイベントは延期せざるを得なくなるので、困惑。逡巡もあったのです。
 初めて自分で航空券の手配をしてみると、時間がたつにつれ料金があがってしまう航空料金にイライラ。行くからには長逗留したらしい同行者の意向もあり、耐久生活の中での費用の捻出は頭痛くなるというもの。いかにして安く行けるかと会議直前まで、パソコンにしがみついていたのです。
 いつものように駆け込み状態で席に座わるとほどなく、14日と16日にはさまれた15日の進行協議の日程を知らされました。 「ああ、これは行くなということだな」と、お蔭さまで迷いが、一挙に吹っ切れた次第です。
 ……未だに、宜野湾の上にあるという美術館や嘉手納基地のことがチラつく、思い切りの悪い人間です。
 たかが沖縄行き。でも、もしかしたら、もう実際に現地を見ること叶わずの沖縄の状況かもしれないと思うと、これまた、根が浅はかな当方にとりましては、一大決心の一つなのです。(と言っても真の内実は、未知のヨット体験と、私の任務として3枚に降ろせるくらいしか腕前がないのに、知人が勝手に評価していてくれて、任務として課せられていた採れたての魚料理などに未練があるのかもしれませんけれどね)。

 でも、やはり、八ッ場ダム・完全ストップにかけて、断念です。 
 そんなわけでお知らせが遅れ、一度は延期の一報を関係者に繰り出してしまったのでしたが、どうぞ、皆様、
10/16 の午後1時半の時間帯は、開けておいてくださいね。
 現地の方の生の声を、高崎周辺で聴く会です。 
 申し訳ありませんが、とりまく諸般の事情から、お話くださる方の詳細は、現段階では伏せさせて戴いておきます。ご興味のある方は、当方までお問い合わせください。 


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Posted by やんばちゃん at 08:08│Comments(3)八ッ場だより
この記事へのコメント

きちんとした話し合いの場を国は設けるべきですよね。
Posted by コンテンツreport 体験談レビューや口コミ、ランキング at 2010年09月14日 08:41

お説の通りです。
Posted by やんばちゃん at 2010年09月14日 11:33

 前原大臣が、「(基準となる)基本高水のような中核をなす数値がどのような条件でまとめられたのかは情報公開していくべき」と他人事のようなことを言っていますから、前原大臣宛に、行政不服審査法に基づく審査請求をするのも面白いのではないでしょうか。
Posted by 杉山弘一 at 2010年09月16日 10:18
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