2010年05月31日

反対闘争の真相語るダム原稿、預かってきました

 どうしたのでしょうか。
 この拙いブログへの本日の訪問者の皆さんの数が、朝のうちに900人を超えたのです。
 こんなことは、昨年秋の華々しい報道の期間、以来の現象なのです。
 参考までに同じく八ッ場ダム関連の人気サイトを拝見したら、何と本日に限ってみれば、本欄の方が上回っているのです。何か問題になることでも、記したのかと心配になってしまいます。

 さて、昨日、八ッ場現地の方から、原稿を預かってきました。午後、何もかもうっちゃって、熟読させてもらいました。 
 実は「こんだ、本を出すんだい」と伺ったのは、昨年の11月頃だったでしょうか。この間ずっと、筆まめな方なので、ご自分で執筆なされるものと思い込んでました。
 ですので、年賀状には「今年は、ライバル同士ですね」と書き添えた次第です。
  
 ところが、過日、ちょっと拝見させて戴くと、現地の生き証人的なこの方が発奮されて語られた事実を、当時のオルグ関係者のお一人の筆のたつ方が、丹念に聞き取りし、物語風にまとめられるという体裁でした。
 確かに「本を出す」とはおっしゃったけれど、「書く」とも言われなかった。でも、仮にたどたどしくてもご自分で書かれればよかったのに…… 、力はないけれど、まとめたり校正するくらいのことは喜んで、みんなでお手伝いさせてもらったのに……と、その点がちょっぴり残念。
 で、当たり前のことですが、当初は執筆者の方のみのお名前だけだったのでした。が、プレミアムをつける意味で、その水没地の方のお名前も併記するようにはできないかと、あちこち出版関係者のお知恵もお借りして、当のご本人には、「いいよ」とうとまれながらも、はたらきかけた次第です。
 ご執筆者の〇〇様、本当に快く受け入れてくださいましてにありがとうございました。やはり、質の高いかつての第1級の活動家の方は違います。

 本日は、朝9時までに、先週末、突然送られてきていたゲラがあったのでしたが、今朝まで手がつけられずにいたのでした。自分で八ページ分のレイアウトから図表やイラストを作って入れる規定だったので、何とも往生した原稿でした。でも、必要に急かれて必死で習得したために。パソコン技術が飛躍的に進歩しました。
 このゲラを入稿すれば、一段落。
 あとは、今週中に、短いけれど神経をつかうある問題に切り込む予定です。そんなこんなの まだやることはつまっているのに、疲労の極でなにもする気になれず、先の八ッ場の方の原稿を、じっくりと拝読できた次第です。

 かねてより、「出来あがったら、〇〇ってところへ送ってみてくれい」と依頼されていたのでした。で、あちこち附箋をつけたりして、下読みの作業をさせてもらいました。明日は当方のつてのある、その希望出版社に、まずは送らせてもらうつもりで、昼のうちに電話で、出版部長に依頼しておきました。
 ですが、この厳しい出版状況のなかで、うまくこの方の希望とおり、スムースに行くか懸念もありますが……
 皆さまの中で、出版関係の方がいらっしゃいましたら、どうぞ、お力を貸してやってくださいませんか。
 
 例えば、樋田町長誕生に至る経過や私たちにはなじみのない、遠い昔の料亭政治として騒がれた、1974年1月の前橋市内の料亭での「「松し満」事件の場面など、極めてリアルに描かれています。
 それだけに価値があるものと期待しています。

 生き証人として、貴重な秘話や証言などがちりばめられた、この原稿の幸先の良い、スタートを期してやみません。 


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Posted by やんばちゃん at 21:47│Comments(0)八ッ場だより
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