2009年12月24日

ヒ素まじりのまぼろしの湖よ、いずこへ

 夢の中に、二つの類似の事柄と、まほろしの湖が出てきた、
 実は八ッ場関連の待望の事柄が時同じくして、二手の希望者が浮上。どちらにお願いすべきか悩みつつある。
 夢は正直だから、就寝前に心にひっかかっていることがぼやけた輪郭ながら夢に現れる。そして、寝ざめの床で、本人には思い当たるものである。

 その後、明け方に見たまほろしの湖は、昨日の夕方、20代に耳にした歌謡曲がラジオから流れてきて、久々に聞いたからであった。
 「しあわせに会いたくて、旅に出た私……不明……しあわせの住むというまぼろしの湖」とかの歌であった。確か黛ジュンとか天地真理のあたりではなかったろうか。、もしかしたら二つの歌詞と歌手名がミックスしている可能性もある。芸能界筋のことはトンとダメなのである。それでもここまで見事に忘却のかなたとは、我ながら感心するしかない。
 
 しかし、これは正夢だった。
 遅い昼時にじっくりテレビ版を見ながら、食事を採っていたら、なんと夕刻にTBSで「追跡 “ヒ素隠ぺい” 八ッ場ダムヲ独自調査 関係者直撃」とあるではないか。
 ヒ素とくれば、湯の湖の堆積物の中の基準値を超えたヒ素問題。関係者と言えば、品木ダム水質管理所の職員とか私が知っている研究者と、自分の狭い許容範囲内で単純に考えてしまう、典型的な単純型なのだ。
 もう数日で発売になるが、湯の湖のヒ素の土捨て場問題などについて記述したばかりなので、本日の放送はどこまで解明されるか先日の拙稿にない部分が放映されるか興味しんしん。で、暇をみてはあちこちに「ヒ素問題のテレビ放映がありますよ」と声かけ、お決まりコースのよもやまの長話。ついに自分のビデオ収録が間に合わずのいつも通りの手順になる。
 放送されたのは、勝手に描いた予想に反して、拍子抜け。一時は今朝の夢の余韻とあいまって、「我に予知能力ありき」とばかりにいささか舞い上がっていた節もあるオメデタサ。
 湯の湖には触れず、TBSスタッフによる吾妻川のヒ素測定という、まったくオリジナルな報道姿勢。 関係者とは、ヒ素問題の知らない研究者や測定値の機関であった。


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Posted by やんばちゃん at 22:15│Comments(0)八ッ場だより
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