2009年12月15日

昨今の八ッ場の動き

 私的な駄文が続きました。
 本日は、三つの八ッ場最新情報を、久々に投稿したメールの転載と新聞記事にて、再構成してお届けします。二につきましては去る12日のお知らせと一部重なりますことご容赦ください。

 一、12/11(金)18時48分、 送信メールの転載
   --前略ーーー
 群馬県議会「八ッ場ダムダム対策特別委員会」専門家意見聴取の傍聴中でしたので出られませんでしたが、当方の携帯に八ッ場ダムについて、群馬選出の衆議議員秘書で元々は鳩山さんに近い方から、次の連絡がありました。14時半頃。
  本日、前原大臣会見の中で、
「来年の通常国会には、八ッ場ダムの生活再建案はだせないのではないか」との見通しを話したそうです。
 川辺川の方が進んでいるようなので、川辺川をモデルにするということに。また現在、検討作業に入っているのでそれを待つことになったようです。
 本来なら、八ッ場をモデルにすべきだけれど、抵抗が強いのでとの言葉添えがありました。
 
 また、昨日10日、群馬の衆議院議員さんからも、あることで電話を戴き、その中で「情勢はなかなか進展しないで申し訳ないが、前原さんは必ず止めると言っていますので、もう少し待ってください」の知らせがありました。
 帰ってきたばかりなので、まだ前原発言のニュースを聞いてません。
 どなたか、ニュースなどでキャッチされた方、いらっしゃいますか?
 
 これに対して、早速、以下の情報が寄せられました。 
 http://news.google.com/news/more?cf=all&ned=jp&topic=p&source=uds&ncl=d-F0lICEWlvxqFM5B1mWLqERiJ-YM
 さらに、
  ◆ダム生活補償法案 提出見送り(NHKニュース)<動画あり>
    http://www.nhk.or.jp/news/t10014347961000.html#
  ◆ダム中止補償法案、来年の国会提出見送り(朝日新聞2009年12月11日13時45分)
    http://www.asahi.com/politics/update/1211/TKY200912110267.html

二、 (去る12日も記しましたが、12/11(金) 20時43分、 送信メールの転載
 現地情報です。
 八ッ場現地に先ほど、いつもながらの電話を入れましたら、本日11日、前原大臣からの現地住民との意見交換会の4度目の打診のメッセンジャーとして、群馬県副知事と部長(?河川部長)が、長野原町を訪れたようです。
 午前中のことと思います(二人とも午後は知事とともに、特別委員会に見えてましたから)。
 恐らく、私に伝えてくれた方による現地のニュアンスは、今回も拒否のようでした。
 で、「早く、テーブルについた方がいいよ」と伝えておきました。

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①【2009年12月12日(土) 上毛新聞一面 中段】
八ツ場問題で国交相、住民との意見交換会を打診
http://www.raijin.com/news/a/12/news03.htm
////////////////////////////
②【2009年12月12日(金) 共同通信】
 八ツ場住民が17日に協議へ 国交相との意見交換めぐり
http://www.47news.jp/CN/200912/CN2009121201000194.html

三、二に対する、本日の朝日の全国版報道です。
  実は、11日20時過ぎ支局に、昼間お会いしていた記者にもしかしてとお知らせ。翌朝は地元に根を張っている上毛新聞のスクープになってしまいましたが、この間に追跡調査されています。より具体的な報道となっています。本当に開かれるといいですね。
  ////////////////////////////
【2009年12月15日(火) 朝日新聞 13版 39面】
http://www.asahi.com/national/update/1214/TKY200912140342.html
八ツ場ダム、国交相と年内対話も 地元17日に対応判断

 八ツ場(やんば)ダムの建設中止問題で、群馬県長野原町の地元住民らが17日に会合を開き、前原誠司国土交通相が求めている直接対話を受け入れるかどうか判断することがわかった。前原国交相は年内の対話実現を求めている。国から仲介を依頼された群馬県幹部が本格的な説得に乗り出した。対話が実現すれば、前原国交相が9月に建設中止を打ち出してから初めて。ただ、地元には対話に慎重な意見も根強い。

 前原国交相は就任直後の9月にダムの建設中止を表明。直後に地元を視察したが、地元住民の代表は前原国交相の用意した意見交換会への出席を拒んだ。その後、国交相側は10、11月にも対話の実現を求めたが、地元は「建設中止の白紙撤回が条件」などとして受け入れてこなかった。

 長野原町では、建設中止の撤回を求める声が根強い一方で、「前原国交相と直接話したい」「問題を来年に持ち越したくない」との声もある。

 今回も国から仲介を依頼された群馬県の茂原璋男(しげはら・あきお)副知事が10日に電話で高山欣也町長に打診。高山町長は断ったが、茂原副知事と川滝弘之県土整備部長が翌朝、町長室を訪ねて説得した。高山町長はダム予定地の住民でつくる水没関係5地区連合対策委員会(萩原昭朗委員長)に諮り、対応を決めることにした。17日に同町で会合を開くという。地元が受け入れれば、20日か23日に意見交換会が開かれる見通し。

 前原国交相はこれまで、建設中止とは切り離し、「地元の生活再建事業は続ける」と繰り返し述べているが、民主党内には、ダム中止後の生活再建策が過大にならないようにすべきだとの声が出ている。関係者によると、県側は、このまま対話を拒むと生活関連事業への国の予算がカットされる恐れもあり、国交相に地元の要望を直接伝えるよう求めたという。

 ある地区のダム対策委員長は朝日新聞の取材に「いずれ年末年始には会わなくちゃならないだろうと思っていた」と語った。一方で別の委員長は「大臣は信用できない」と話した。(菅野雄介、辻森尚仁、大井穣)


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Posted by やんばちゃん at 12:34│Comments(0)八ッ場だより
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