2009年09月16日

風さやかに吹き抜ける、良き日に

 新しい政権がスタート。
 今朝、鳩山新総理は自宅を出る際に記者団に求められ、「いい、天気ですね」とスタートにふさわしい気持ちの良い朝という意味のことを言われていたが、本当にさわやかな初秋の空だった。
 昼ころ、葬儀に参列するための外出だったにもかかわらず、真澄の空というのは、こういうのだろうとつくづく吸い込まれるように青空を見上げた。身内からふつふつと「希望」という名の二文字が、久しぶりに浮かんできた。輪郭を増しつつ、確実な位置をストンと占めた。
 新しい政治の世界が開かれ行く。
 歯ぎしりすることや裏切られることのみ多かった、政治の世界では、めったにない爽やかさに包まれてならない。
 
 それにしても、きっぱりと風さやかに吹き抜ける日だ。
 尹東柱(イ・トンジュ)の、例のフレーズが口先にのぼる。
 死ぬ日まで空を仰ぎ/一点の恥辱(はじ)なきことを、/葉あいにそよぐ風にも/

 変わって欲しい、足元を生活を変えてほしい。そして意識の変革をもたらして欲しい。
 欲しいものだらけの窮屈な世の中だった。

 八ッ場のことも然りだった。
 昨今の迷走は、自民党筋さんのお得意芸とはいえ、ホントにおかしい。
 そのおかしさが、平然とまかり通ってきた悔しさがある。
 八ッ場ダム問題の根幹の責任は、新政権にある、のではなく、自分たち前政権にあることをお忘れのようで、自己反省の気配、まったくなし。党維持のためのゼネコンと結びつき、“国家の犯罪”的施策があった。

 長いこと、耐えさせられ辟易してきたが、しかしもはや、時間の問題!! 思いきりバンザイを三唱したい。 

 



Posted by やんばちゃん at 20:07│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
風さやかに吹き抜ける、良き日に
    コメント(0)