2011年03月14日
福島第一原発、3号機、水素爆発
3/14 その一
3/14 その一
本当に未曾有の大災害にさらされています。被災地の皆さま、めげずにがんばってください。
① 高崎市でも、10時1分頃、余震があり、思わず、表に飛び出しました。
② 11時前、高崎支所の広報車が、15時~の「計画停電」を告げていきました。
本日はごみ出しの日で、袋にかなり余裕があったので、恒例の家の周囲に風でとんできたゴミ類を拾ってまわってました。
で、ゴミをステーションに出し、家の中に入ると、ラジオから、アナウンサーが「津波がせまっています。なるべく高い場所に逃げてください」とか、「なるべく早く、高い所に逃げてください」「周囲の方にも声をかけてください」と繰り返し興奮気味に伝えています。
ヘリコプターで3メートルほどの波を確認。引き波もあって、約15分ほどで近づくとの知らせがあったとのことでした。
③その最中、突然、福島第一原発、3号機で白い煙があがったとの報道あり。
④ ほどなく、気象庁では、茨城沖では、「そんな心配はなし。津波を起こす地震はなかった」とあったということ。NHKでは少しトーンを落とし「波を確認したのは事実ですから、念のため、用心してください」と変わった。
⑤ 11時1分、福島第一原発、3号機で水素爆発発生の報。
⑥ 本体に破損はないとのこと。
⑦ 11時31分過ぎ。気象庁の記者会見あり。
10時2分に、地震はあったけれど、もし、津波が発生すれば、今頃すでに津波はおこっていた。従って、「心配はなしは」との発表でした。 NHKでは、「ともかく、情報が錯綜している。次の発表を待ってほしい」との報道でした。
⑧ 11時40分過ぎ 枝野官房長官の記者会見あり。
それによれば、「現地所長の発表によれば、放射能が大量に飛び散っていることはなく、原子炉は健全である。が、屋内退避をしてほしい」との見解を示している。「ただしも1号機の爆発と同じで、情報収集に努めたい」との会見内容でした。
半径20キロの住民に屋内退避が求められています。
恐れていた、東京電力・福島第一原発、3号機で水素爆発が起きてしまいました。
さて、ここで、なぜ、3号機がもっとも危険なのか、今朝2時過ぎに、水問題のあるメールに入った原発問題にも詳しい九州地方の方からの、転載を以下に記して、第一信として発信します。
【以下、メール転載】
///////////////////////////
福島第一原発3号機に着目してください。
3号機はMox燃料が装荷されているプルサーマル炉だから特別に危険な炉なのです。
Mox 燃料というのは、ウラン(は天然物です)に人工的に生成されたプルトニウム(長崎原発と同じ)を混ぜて創った燃料です。 その危険は、灯油ストーブでガソリンを燃やすようなものだ、と評されています。
ですから、プルサーマル発電を最初に始めた九州電力に対し、私たち130人(九州全域から)は原告として、300余人は支える会として裁判をを進めているのです。
その第2回目の公判の日が、まさに大地震の日となりました。
その福島第一原発3号機がどのような状況にあるか、を福島原発に詳しい阪上さんのメールから読み取ってください。
「12:18 ベントが開けず、格納容器の減圧ができない状態
13:00 原子炉圧力約2気圧 水位最大マイナス2メートル
13:12 海水注入開始
16;00 原子炉圧力約2気圧 水位最大マイナス2メートル
その後、21:10にベントは開いて格納容器の圧力は下がったようですが、水位が低い状況は続いているようです。
水位系が壊れてるのならよいのですが、ベントができず圧力が下がらないために消火用ポンプの能力不足で入らないとなると相当時間、炉心が露出していることから、溶融が起きていると思われます。
3号機はプルサーマル炉(MOX燃料は32体で全体の5%)ですからプルトニウムも溶融している恐れがあり、心配です。」
///////////////////////
本当にさまざまな識者の方たちが憂えた通り、地震列島のこの国に、40以上もの原発があること自体がおかしいのです。
ダムも同じです。まして、八ッ場ダム上流には、今や多量のヒ素が溜まってしまっているのです。
3/14 その一
本当に未曾有の大災害にさらされています。被災地の皆さま、めげずにがんばってください。
① 高崎市でも、10時1分頃、余震があり、思わず、表に飛び出しました。
② 11時前、高崎支所の広報車が、15時~の「計画停電」を告げていきました。
本日はごみ出しの日で、袋にかなり余裕があったので、恒例の家の周囲に風でとんできたゴミ類を拾ってまわってました。
で、ゴミをステーションに出し、家の中に入ると、ラジオから、アナウンサーが「津波がせまっています。なるべく高い場所に逃げてください」とか、「なるべく早く、高い所に逃げてください」「周囲の方にも声をかけてください」と繰り返し興奮気味に伝えています。
ヘリコプターで3メートルほどの波を確認。引き波もあって、約15分ほどで近づくとの知らせがあったとのことでした。
③その最中、突然、福島第一原発、3号機で白い煙があがったとの報道あり。
④ ほどなく、気象庁では、茨城沖では、「そんな心配はなし。津波を起こす地震はなかった」とあったということ。NHKでは少しトーンを落とし「波を確認したのは事実ですから、念のため、用心してください」と変わった。
⑤ 11時1分、福島第一原発、3号機で水素爆発発生の報。
⑥ 本体に破損はないとのこと。
⑦ 11時31分過ぎ。気象庁の記者会見あり。
10時2分に、地震はあったけれど、もし、津波が発生すれば、今頃すでに津波はおこっていた。従って、「心配はなしは」との発表でした。 NHKでは、「ともかく、情報が錯綜している。次の発表を待ってほしい」との報道でした。
⑧ 11時40分過ぎ 枝野官房長官の記者会見あり。
それによれば、「現地所長の発表によれば、放射能が大量に飛び散っていることはなく、原子炉は健全である。が、屋内退避をしてほしい」との見解を示している。「ただしも1号機の爆発と同じで、情報収集に努めたい」との会見内容でした。
半径20キロの住民に屋内退避が求められています。
恐れていた、東京電力・福島第一原発、3号機で水素爆発が起きてしまいました。
さて、ここで、なぜ、3号機がもっとも危険なのか、今朝2時過ぎに、水問題のあるメールに入った原発問題にも詳しい九州地方の方からの、転載を以下に記して、第一信として発信します。
【以下、メール転載】
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福島第一原発3号機に着目してください。
3号機はMox燃料が装荷されているプルサーマル炉だから特別に危険な炉なのです。
Mox 燃料というのは、ウラン(は天然物です)に人工的に生成されたプルトニウム(長崎原発と同じ)を混ぜて創った燃料です。 その危険は、灯油ストーブでガソリンを燃やすようなものだ、と評されています。
ですから、プルサーマル発電を最初に始めた九州電力に対し、私たち130人(九州全域から)は原告として、300余人は支える会として裁判をを進めているのです。
その第2回目の公判の日が、まさに大地震の日となりました。
その福島第一原発3号機がどのような状況にあるか、を福島原発に詳しい阪上さんのメールから読み取ってください。
「12:18 ベントが開けず、格納容器の減圧ができない状態
13:00 原子炉圧力約2気圧 水位最大マイナス2メートル
13:12 海水注入開始
16;00 原子炉圧力約2気圧 水位最大マイナス2メートル
その後、21:10にベントは開いて格納容器の圧力は下がったようですが、水位が低い状況は続いているようです。
水位系が壊れてるのならよいのですが、ベントができず圧力が下がらないために消火用ポンプの能力不足で入らないとなると相当時間、炉心が露出していることから、溶融が起きていると思われます。
3号機はプルサーマル炉(MOX燃料は32体で全体の5%)ですからプルトニウムも溶融している恐れがあり、心配です。」
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本当にさまざまな識者の方たちが憂えた通り、地震列島のこの国に、40以上もの原発があること自体がおかしいのです。
ダムも同じです。まして、八ッ場ダム上流には、今や多量のヒ素が溜まってしまっているのです。
Posted by やんばちゃん at 11:37│Comments(1)
│東日本大震災関連
この記事へのコメント
罰則規定を軽視しない対応なら、書類による処理も選択肢としてある。公務執行妨害での検挙も可能だが、福島県警内部でも「そこまではできない」との見方が強い。
Posted by 規定 at 2013年04月11日 16:11