2011年03月29日

本日、第4回「日本学術会議」開催

 【↓毎日新聞より転載】
 陸上自衛隊が27日午前にヘリで撮影した福島第1原発・4号機=防衛省提供
 
本日、第4回「日本学術会議」開催


 報道によれば、福島第Ⅰ原発の原子炉の現状は、指摘されていたように、かなり深刻な事態に直面してしまっているようです。
 こんな時、昨日ご案内の、基礎から説いてくださった藤田さんのお話は、一つの指針となられたのではないでしょうか。
 その意味で、もう一度、掲げさせていただきます。
    緊急講演会 「福島第一原発でいま何が起きているのか」 
    藤田祐幸  講演 長崎「始まりの始まり」
   http://www.youtube.com/watch?v=3UAY2oXyInk
   3月26日(土)午後1時30分~3時30分。長崎県教育文化会館にて開催。

............................................
 さて、本日は昨日の第3回に引き続き、第4回の「日本学術会議」の開催日です。
 まぎらわしいのですが、八ッ場ダム関連の有識者等による会議は現在、以下の三つがあります。設置順に記します。
   ①「有識者会議」  まとめ案を提出し全11回にて終結。その後2月に一度開催
   ②「検討の場」   馬渕前国交相により、国交省関東地整備局があたる
   ③ 「日本学術会議」 ②の「検討の場」第1回の席で、関東地整が「基本高水の検証」を公的な機関の同会に委託したことを公表したことにより、1/19から開始

 設置された理由は、「河川流出モデル・基本高水の検証に関する学術的な評価」を求めて、国交省河川局からの依頼によるものです。
 22,000m3/s のその数値が過大すぎたり、また根拠となる「データー無し、もしくは改ざん」等とマスコミ等でも取り上げられてきた基本高水の再検判断材料となるものと期待しています。(仮にも「学術会議」なのですから、真実の報告となるものと信じています)。
 そして、本日の第4会は、専門家4名へのヒアリングが行われる、いわばハイライトです。メンバーの名前は公表されていず、行ってのお楽しみのようです。その専門家の顔ぶれによって、この回の傾向がより濃厚になるでしょう。
  
   日本学術会議
 http://www.scj.go.jp/
 http://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/bunya/doboku/giji-kihontakamizu.html

 第3回分科会 日時 平成23年3月28日(月) 15:00-17:00
 第4回分科会 日時 平成23年3月29日(火) 15:00-18:00
 第5回分科会 日時 平成23年4月 1日(金)  15:00-17:00
    会場       日本学術会議2階大会議室

◆第21期・第5回(平成23年 4月 1日) 議事次第(PDF形式) 議事要旨(PDF形式) 配布資料
◆第21期・第4回(平成23年 3月29日) 議事次第(PDF形式) 議事要旨(PDF形式) 配布資料
◆第21期・第3回(平成23年 3月28日) 議事次第(PDF形式) 議事要旨(PDF形式) 配布資料
◆第21期・第 2回(平成23年 2月18日) 議事次第(PDF形式) 議事要旨(PDF形式) 配布資料
◆第21期・第 1回(平成23年 1月19日) 議事次第(PDF形式) 議事要旨(PDF形式) 配布資料

 地震の影響により、ほとんどの会が「延期・中止」と思い込んでました。
 が、土曜日にホームページをクリックしてみたら、予定通り」の赤文字に困惑。なんと昨日と本日の申しこみは25日までだったのです。で、昨日、まだ前日ですので本日文の申し込みを恐る恐ると。すると、「お出かけになれるのなら本日も結構ですよ」とのこと。やはり、地震のため、申し込み者が少なかったのでしょうか。
 後日のためにたぶん、八ッ場担当の記者さんたちはおでかけになっていられたでしょうが、ちなみに(今や、未曽有の大惨事の前には八ッ場ダム問題どころではないかもしれませんが)、昨日の様子は県内のマスコミ報道にも見受けないように思います。
 本来ならば、知人が東京に出てくる予定だったので、都内にとどまって2日間出かけるつもりでだったのでした。で、青春18切符を求めた次第なのです。つまり、参加してもこれまた学術的な事柄にも無知ながら、もったいないから切符の消化の意味での不謹慎な参加ですが、これからとにかく重症の花粉症の見られぬグチャグチャ顔で、電車に飛び乗ります。
 なお、傍聴は事前申し込みなくても可。内容は終了後、サイトにアップされます。



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Posted by やんばちゃん at 08:22│Comments(0)八ッ場だより
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