2011年05月16日

5/21(土)八ッ場の田植え時 著名な写真家撮影予定

※この項、独立させました。
 
 続いて、これは何だかお分かりになりますか?
 今が出番の、お米のなる、あの稲苗なんです。
 
 実は、八ッ場の田植え風景をプロのカメラマンの方が撮影したいので、いつ頃が最適かとの打診が入りました。
 で、今月初めより知り合いの農家の方に、田植えのご都合を伺っては、撮影日の手はずを整えてきたのです。
 田植えの段取りは、そのお宅のご都合と苗の調達日によるようです。
 最近はほとんどのお宅は自家製ではなく、農協だのみのようです。ある大手農家は、田植えを前にして過日、イノシシに荒らさて全滅に近いちかで往生していられました。
 皆さんの田植え日の日程をお聞きしていって、ようやく、期日は今週の土曜日・21日と決定。月末近くまで行ってしまうとほぼ終わり。で、早目の設定となった次第です。
 その際、昨年同様、手植え風景を行うかどうか、これが難問の思案事項でした。
 実は、現地の方たちとの話の中で総合判断して、次に記す諸般の事情から、今年の手植えのイベントはやらない旨は、暗黙の了解事項にほぼなっていました。その点、ほぼ農協さんのは間違いないのですが……
 ですが、プロの著名な写真家のお出ましとなれば、いささかことが違ってまいりました。
 で、当方、先月末から、実現可能性への余地をさぐって、いささか腐心してきた経緯があります。
 
 当初のお話では、昨年、お世話を下さったZさん宅では、稲苗を農協に月末26日に頼んであるため、植える苗がないのです。
 ここのお宅に的をしぼればよかったのかもしれませんが… (当初は手植え実施で進めてきたので)平日では、今度はイベントの参加者が集まれません。
 そこで、Zさんの話し合いの中で、いずれにしても、高崎周辺の当地の方が、田植えは八ッ場よりも一週間ほどは早いものと勘違いし、近隣の農家の余り苗を調達していくことになっていたのでした。
 ですが、少しづつ何軒かの農家の水口に保留してある稲を貰い歩くのも……何とも困惑ものでした。
 ところが、頭がおえしくなっていて、気がついたら逆で、一毛作の八ッ場の方が早いに決まっていました。

 そんなことで頭を痛めていた矢先、いち早く田植えが終わったお宅で、軽トラの荷台になんと、6ケースくらい積んであるではありませんか。
 で、偶然、余った大量の青々とした稲を前にして、「あ、余っているぅ」と言ってしまったのでした。思わず、私の顔はものほしそうになっていたのでしょう。
 主のAさん、この間の事情はご存知ないのに、「もっていくかい」といい、ケースから外すとロールケーキをまくようにクルクルとまかれて、ポイとコンパクトにまとめたそれを「植えてみない」とくださったのでした。
 で、「稲、間に合ったよ。見てみて」と意気洋々とはなったものでしたが……

 しかし、田の整備の都合もあり暗礁にのりあげてしまっている上に、その後は極めて厄介ななり行きとなってしまって難しいのです。 
 まず、第一は、収穫時に至るまで、機械植えの方がはるかに効率的という絶対的要因がゆるぎなくあります。
 加えて、植える苗も機械植えよりも、ランダムですから、いっぱい必要になります。昨年、Zさんは追加注文してくださったものでした。
 人員もいり、忙しい農家にとってはいかにイベントとはいえ、何かとわずらわしさがつきまといます。さらに収穫時の機械刈りとの不具合もありという割にあわない条件がいっぱい。都会陣の都合だけでは成立しません。
 次に、貰い集めた稲は、種類が異なるかもしれないから、ほんのちょっとだけでも植えるというわけにはいかず、きちんと区分rする(とはいっても、面倒きわまりない)か、始末するしかないのです。
 それでも、 ご親切に、昨年お世話になって、今年も田をかいてくだる上に、部分的にご自分の水田に植えさせてくださるとおっしゃてくださっていたZさんが、この段階までは「みんなが植えたのは、後で耕運機でフンゴネルから、いいよ」とも言ってくださっていたのでした。
 
 従って、この線を想定しつつスタートしつつ参りました。
 総合的に考えると、問題は田の整地はすぐに植えかえるのならともかく、一週間もおくというのは二度手間になるということです。
 そこで、浮かんだのが、耕作放棄地となっている手前の小さな水田。そうすれば、Zさんに難儀をかけなくとも、このイベントが続行できるわけです。
 で、ダメでもともとと同時進行で、連休明けの6日、国交省に「植えた稲は抜くことを前提に」耕作放棄地の一時拝借の検討を申し出てみました。週明け、予測通り不可(しかし、付随事項の詳細もわかって一程度の効果はありましたけれど……)。

 けれど、別段、八ッ場の皆さんにムリをお願いしてまで、行うほどの意義はありませんので…… お見えになにる写真家の方たちも、そこまでは望んでおらず、単にいつ頃なら可能かということの打診なのでしたから。
 ただし、受け入れのご案内役としては、昨年のように八ッ場の皆さんとの共同作業とその後の懇親会も組み入れたい気持ちもいささか、ありまして……
 結局、最終的にAさんも難色を示しだされて、「ヤラセ的になってよくないよ、結局、その写真の苗は、稲にはしないんだから」との帰結になりました。
    
  しかし、どうしましょう。もらってしまったこの苗。
 
 でも、みなさん、お時間あったら、21日(土)11時頃、八ッ場へおでかけくださいませんか
 知り合いの農家の方たちに、21日の田植えモード集中へのお願いをしておりますし、これから、どんな顛末になりましても、雨でない限り、畔で昼ごはんの野良弁当だけは、ワイワイと味わいたいと思ってますので…… 
 多くの下流域の方たちが集うことは、土に生き続けた八ッ場の農家の皆さんに、いかに自然界が大事かのむ再認識のきっかけの何らかの一助になるのではないでしょうか?



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Posted by やんばちゃん at 10:24│Comments(0)八ッ場だより
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