2011年09月21日

前田国交大臣、コメント二つ

前田国交大臣、コメント二つ


前田国交大臣、コメント二つ


見慣れた吾妻川。去る9/6の松谷付近の雁ケ沢橋の上にたって、まず上流、次のが下流。右手に東吾妻町の天狗の湯などの三島地区が広がっています。ここはもう、平野部を流れる川の姿です。濁流は前夜の大雨によるものと思いだしています。

 注目の前田大臣の発言を二つ。
 次の発言、私たちにはもどかしいけれど、この方、常識的判断の着実な方ですね。さすが、内閣最高齢の方です。確かに、一部マスコミがかきたててくれた即、決定でもなく、「まだ、てっぺんまで来ていない」のです。
 もう一つは、今月16日のコメントが、ようやく5日後の本日、公表された国交省の公式サイトに。従って、昨日の閣議後記者会見の公式発表は、まだ先。国交省さんて、遅いですね。
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【2011年9月21日 読売新聞群馬版】 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20110920-OYT8T01293.htm
 八ッ場ダム「最後は大臣判断」
  前田国交相 党と別の立場強調
 
 八ッ場ダムの再検証を巡り、国土交通省関東地方整備局がダム建設について、民主党のマニフェスト(政権公約)とはかけ離れた評価を出したことについて、前田国土交通相は20日の閣議後記者会見で、「党は党の考え方でまだ色々検討もするだろう。八ッ場ダムをどうするかについては予断を持たずに検討し、有権者の意見も聞いて、最終的には大臣が判断する」と発言し、党とは別の立場で政治判断を下す考えを明らかにした。
 再検証の進捗(しんちょく)については「プロセス(過程)の何合目かは申し上げられないが、まだ、てっぺんまで来ていない」と語り、ダム建設が「最も有利」とした同整備局の評価が即、検証結果にはならないとの認識も示した。
 また、政権交代直後の国交相として、再検証を提唱した民主党の前原政調会長が、同整備局から検証結果の報告を受けていなかったと不快感を示したことについては、「私自身も直接、結果の説明を受けていない。(同整備局から)説明があった時点で、それを受け止めようと思う。私から政調会長に説明する、という立場ではない」と語った。


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前田大臣会見要旨より ≪2011年9月16日(金)9:36~9:49 ≪参・本会議場 中庭側廊下
 ≪前田武志 大臣
http://www.mlit.go.jp/report/interview/daijin110916.html
質疑応答
(問)3日の検討の場において、八ッ場ダムの建設が最も有利な案として示されたことに対して、民主党の前原政調会長から、事前に説明が無いのは極めて不愉快という発言がありました。
一方、関係の知事からは、前原政調会長の発言に対して不快感が示されていますが、大臣の受け止めをお願いします。
(答)若干ヒートアップしているようですが、あれは、検討の場におけるスケジュールに従って、1都5県の知事さん方にそれまでの検討結果を報告したというふうに承知をしておりまして、それは予断なく検証し、そして最終的に結論を出すという、その途中プロセスというふうに私は受け止めております。
これから更にその検証を進め、有識者の御意見なども聞いて、最終的に判断するということになるかと思います。
もちろん党の方においても、この案件については、もともと政策の一つの大きな柱でもあったわけですから、党の部門会議等でも検討し始めたと承知しております。



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Posted by やんばちゃん at 18:49│Comments(0)八ッ場だより
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