2011年10月06日

チラシ文章掲載 その⑤終

チラシ文章掲載 その⑤終


A3二つ折り4ベージの裏面です。
もちろん、写真・イラストがありますが、ブログはそのまま転載不可ですので……
去る9/28のチラシ全体と併せて、ごらんくださいませ。
※イラストについては、下記をクリックし、P5・6をご覧ください。
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000043662.pdf

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んなにあるの?(15カ所)、こんなにするの?(149億円)~八ッ場ダムを作る前に、新たな地すべり・安全対策

去る8月末(第8回検討の場幹事会)に国交省
が驚愕のマップを公表しました。
これによれば、ダムに水を貯める場合には、あ
と15カ所の安全対策が必要で、その費用とし
て149億円が必要とのことです。会議に出席
していたある県の幹部は「これまで通りの金額
に収めてほしい」と求めた(毎日新聞記事)と
か。お金のやり繰りはともかく、八ッ場ダムによ
って、どうしてこんなに危険と隣り合わせの暮
らしをしなくてはならないのでしょうか。

台風12号~役に立たなかった奥利根ダム群
紀伊半島に深い爪痕を残した台風12号。もし関東に上陸してい
たらカスリン台風並みの降雨をもたらしたでしょう。榛名山に累積
730mmの雨が降るなど群馬県も豪雨に見舞われました。矢木沢
ダムなど奥利根ダム群はその前の新潟・福島豪雨で満杯(夏期
制限容量)となっていました。だから台風が来たときには、山から
集まってきた雨水をほとんどそのまま放流していました。度重なる
大雨に対してダムは何の役にも立たなかったのです。
今、八ッ場ダムがあったら、
吾妻渓谷は土砂をかぶっていた?
これを八ッ場ダムに当てはめてみましょう。制限量以上の貯水は
ひたすら放流されるだけです。そうなると狭い吾妻渓谷に急流と
なる大量の水が流されます。秋の観光シーズンを目前に紅葉を
待っていた渓谷沿いの樹木が根こそぎ流されてしまったかも。
ダムは観光も破壊するのです。

どちらが幸せ? ダムのある町/未来のある町

水に沈んでしまったら、その土地は何の価値もありません。
「ダム湖で観光」?・・いいえ、夏場は川原湯温泉駅の陸橋が隠れる程度(最
低水位536.3m)の濁った水溜まりが生まれるだけなのです。
もし水没せずに利用できたら、その土地(推定306ha)は私たちの財産です。
木質バイオマス発電などの新エネルギー産業、新たなショッピングモールや
医療モール、年配者のためのケア施設、地場産食品の加工工場など、町と
暮らしを豊かに広げる夢を私たちでもう一度最初から築きましょう。
ふるさとを愛する心はひとつです。
出典…国土交通省関東地方整備局
八ッ場ダム建設事業の関係地方公共団体からなる検討の場・第8回幹事会資料
八ッ場ダム堆砂計画及び総事業費の点検結果について資料1-1より抜粋

.................................

話してみようよ! 長野原町の未来
日時: 10月1日(土曜日) 18:00~20:00 【入場無料】
場所: ツインプラザ吾妻郡学習センター2階研修室3
問い合わせ先: 吾妻川研究会、STOP八ッ場ダム・市民ネット
電話: 090-2910-4722
長野原町や町外の皆さんで、八ッ場ダムに関して今後どうすればよいか、話し合いをしてみませんか?
☆このチラシは有志のカンパで制作しております。お力添えをお願いしたします(上記連絡先まで)


タグ :八ツ場ダム

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Posted by やんばちゃん at 09:14│Comments(0)八ッ場だより
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