2011年10月17日

大臣視察における、日程調整の真相

 
大臣視察における、日程調整の真相

【黒い縁取り、何なのか、お分かりになりますか。画面はおなじみの観音堂のある川原畑墓地。ご覧ください。ここも土砂がくずれたらしくシートがめぐらせてあります。……でも、あまりに整然と三方を囲ってあるから、もしかしたら用壁工事かもしれません】

 昨日も八ッ場行き。
 メインの目的は、昨日終日、連絡をとっても不通だったある方をお訪ねすることでした。
 最近はここ二ヶ月、悩まされた、重症の花粉症も一段落。頭は少しスッキリしてきたのですが、とりまく問題は、公私ともに頭の痛いことばかり。年間通しての花粉症があって、思考力なくぼんやり状態が年々ひどくなってきた感じです。
 でも、負けられません、いずれも、勝つまでは。
 理不尽なことには、トコトン突き進む、退却知らぬ小型ダンプです。

 さて、ようやく、12日に関東地方整備局に電話して伺った、大臣視察の日程決定ににいたる経緯をまとめました。これしきのことになんと、約一週間も経ってしまってました。
 なお、同様にして、お伝えしたいのですが、県議会・八ッ場ダム特別委員会の安全性無視の答弁の数々。
 そして本夕、家の中の整理をしていたら、一都五県知事らが集った第9回「検討の場」の後のぶら下がり会見で、代替地の安全性について、高山町長に問いましたところ、一国一城の主にふさわしからぬぞんざいな物言いの答弁を受け、そのメモがでてきました。県も町も一体化なのです。職務離職後の責任追及の措置が講じられない限りダメですね。
 歩き回っていて、こういったデスクワークがほとんどできかねている昨今です。

 12日の質問に、対応してくださったのは、なんと、あの〇〇さん。
  「検討の場」における説明者で、第9回の窓口の方でした。大変、沈着な物言いで、ゆっくり丁寧に誠実な人間味を漂わせてお話なされる方なのです。珍しいお名前なのでいつも聞き損っていて、最近、第9回の問い合わせ役になっていたので、字面とともに、頭に入った方です。
 代表番号が担当課に回っていって、お名前を聞いて「あっ」と、「……いつも『検討の場』のご説明役をなさっている方ですよね」と。
 そこで、「あのぅ、いつぞやは思わず、不躾な言葉を吐いてしまいまして……」と。
 そうなんです。第7回の頃から、ぶらさがり会見の場がきわめて激論になりつつあったったのでしたが、第8回の席での終了後、「お宅様のお人柄がわかるから、あまりなこと申し上げられませんけれど、これは八ッ場のコストが一番安いという風に仕組まれていますよね」と勢い良くぶつけてしまったものでした。けれど、どこまでも沈着なこの方、心外とばかりに頬をふくらませて「そんなことはありません。公平です」とゆったりとおっしゃったものでした。堪え性のないどっかの、小型ダンプおばさん、「何が、公平なもんですか」との一撃を。
 そういえば、先日の大臣視察に、同行されていられて、大臣側の席後方でお見かけしたのを、電話終了後に思い出しました。

 さて、あいも変わらず前書きが長くなりました。
 下記の5つの質問をお願いしましたところ、お約束の時間かっきりに電話をくださいました。その後、当方、八ッ場の『収容所群島』的事実の一端を少しお話ししましたところ、初めて耳にされることだったらしく「ハァー」「本当ですかァー」のご連発。
 お役人さんたちよ、まさに書を捨て、町=八ッ場の、ほとんどなくなった家並みの路地の細道を歩いてみよ!! です。

  大臣視察の日程はこうして決められた
一スケジュールはどのようにしてできたのか。
→ 大臣が出省(※この語には自信なd>出張ではなし)だということもあって、群馬県と長野原町と、地元の都合をふまえたうえで、大臣と相談の上、本省で決めた。

二 どうして、会談場所を県庁にしたのか。
→  これも地元の意向を尊重した。

三、今回の日程調整
→ 現地訪問の日程は大臣から9月30日の定例会見で、10月8日の発言をしている。

四、記者発表の正式日時
→ さまざまな調整を経て、10月7日の15時に行った。

五、視察の日程に大臣の意向はどの程度反映されるのか
 → 群馬県や長野原町、地元の意向を踏まえて、大臣と相談していると本省から聞いている。
 昨年12月に、馬渕大臣の時に現地を訪問。住民との意見交換を申し入れたた際に、高山長野原町長から、「(住民と会うのは)時期尚早」と言うお答えいただいている。
 

※なぜこんなことを理由にするのか不可解。当時は「白紙撤回でなければ、合わない」ということが前提だった際のコメントではなかったでしょうか。しかも、意見交換会はちゃんと開催され、役員クラスと懇談。前原大臣のときの選ばれた推進派だけだった住民対話への批判をかわすため、初めて回覧板がまわされたので、反対派住民も一名参加していたのでした。
 なぜ、今頃、この言葉が存在感をましたのでしょうか?
 
 それにしても、“パソコン町長さん”こと高山町長さんて、以外に実力派なんですねぇ。
 約一年も前の言質を今回は、県も国交省もたてにして、一国の大臣が望んだ町民対話を開催させない威力をはなった重要語にすえられたのですから……
 ところで、なぜ、“パソコン町長さん”て呼ばれたかご存知ですか? それはご就任当時、町長室に閉じこもって、パソコンばかりいじっていたからなんだそうな。で、心ある支持者の町民がご進言におよんだそうな。「町長なんだから、たまには町中にくりだして、住民の意見もすいあげてくるのも勤め」と。はたして、現在はどうなんでしょうか。

 どういうわけか、長野原町には「今度の大臣は町民にはあわなくともいいっていったそうだ」との言葉が流れていました。 不自然な設定には、意図がミエミエですね。



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Posted by やんばちゃん at 20:38│Comments(0)八ッ場だより
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