2012年06月07日
ご存知ですか? 川原畑の問題工事現場に東電の点検通路
ここはどこか、おわかりでしょうか。
おなじみの鉄分の多い強酸性土壌のために、防護壁のコンクリートが褐色に変色してしまっている、川原畑の代替地を走る付替え国道です。
誰しも、アンカーの打ち込まれ、黒味を帯びた褐色のコンクリートに目を奪われても、その下部がどうなっているのか、多くの方がご存じないのではなかったのではないでしょうか。
ご覧ください。
国道をまたぎ、代替地側へ抜けるようです。
時刻は18時半近くでした。林方向からバイパスに出ての帰途の道、j末尾の写真、真ん中の写真の右手奥に小さく移っている防災ダムの褐色の防壁の度合いがひどいので、写真に撮ろうとして車を降り、ロープの中にちょっと入って撮り始めたら、「カ~ン、カーン」と金属を打つ音がどこかでしていました。
ほどなく、道路の反対側の飯場から、「入っちゃダメだよ!」の阻止の声。
で、戻りかけようとしたのですが、さっきの音はなんだろうと注意深く辺りを見まわすと、大きなコンクリートの土管状の脇でボルトを止めている作業新の頭が見え隠れしていました。
定時はとうにすぎているのに、残業もしくは、昼の作業が終了してからの突貫工事のようです。
それにしても、何の管かと思って、さっき、阻止の大声を出した作業員さんの処へ道路をわたって聞きにいきました。「さっきはごめんなさい。写真をとるだけでしたので……」とわるびれずに。こういう時、オバさんのずうずうしさは役立ちます。
すると、東電の点検時の通路とのこと。車で往復できるように造ってあるとのこと。
思いもかけないことなので、いぶかしげな顔をしていると、「もう、導水管が通っているんだよ」と教えてくださる。
はい、それは先刻承知のことなんですけれど……
「ええ、長野原取水堰から松谷までとおっているはずですけれど……」と首をかしげてしまったのは、もしかしたら先々、発電をやめるかも知れない東電がもどうしてこんな設備投資をするのだろうかしということが、頭をもたげたからでした。県企業局は発電も計画と、第三次計画で公表得しているからです。その際には、吾妻水系には絶対的な水量問題があり、その場合には東電の去就が浮上してくるからです。
でも、八ッ場ダム計画は行きあたりバッタリ、使わなくなれば、また、国民の税金をつかって壊すのでしょうから?
しかし、地すべり問題も含む問題点大いにありの難所の場所なんですよね!!
【全体図】
【奥の防災ダムの拡大写真】
Posted by やんばちゃん at 22:23│Comments(0)
│八ッ場だより