2012年11月02日

地元軽視の国交省の態度如実! 相談なしのJR駅舎工事



【昨日11月1日の滝見橋から下流方向の写真です。去る26日の同一地点との紅葉の比較を。なお、昨日も多くの観光客がおとずれていました。転流工の説明を致しますと、皆さん、異口同音に「こんないいとこ、もったいない」「ダムなんて、要らない」とおっしゃってました。吾妻渓谷の自然美で、これだけの観光客が全国からみえるんです。当方がご案内のご一行も語ってましたが、ダムでは観光客を呼べず、猿が京の赤谷湖と同じになるのは必定!】

 以下は、当方の情報収集に基づくものですので、ニュアンスの相違や事実に反することがありましたら、お詫びいたします。
 JR問題には、水没当時者のある方も大変、立腹しています。
 会議の都度、複数の地元民は「JRの、駅舎の工事は?」と問うてきた経緯があるのだそうです。
 必ず、国交省の返答は「地元の皆さんとよく協議して薦めます」と言ってきたのだそうですけれど、ところが、事前協議など何一つなく、突然、「工事開始の回覧板を回して欲しい」と川原湯地区の区長にある会合の席で手渡したということです。
 で、水没当時者として、この間、切実かつ建設的な意見を吐いてきたのに、それらの多くが実現しなかったという、この方は経緯に立腹し、「区長権限で、回覧板は廻さない」と配布を保留した経緯がありました。

 その後、地元の有力者、JR関係者、役場のダム対策課に問いましても、何も事前協議はむろん、連絡を受けていないとのことだったそうでした。
 そして、23日の八ッ場ダム対策会議の席での説明と資料配布とちなったという経過がありました。

 同地区のある地権者は、「JRは一私企業だよ。いわば、個人会社なんだから」と寛容なご意見はあります。確かに企業です。でも、かの東電と並ぶ、一般私企業をこえた存在であることは自明の理。
 で、仮にJRには、地域に対する説明責任はないにせよ、その前に、JRに国税約252億円もの大金にて、仕事を依頼した国交省の説明責任はあるはずです。
 では、国交省八ッ場ダム工事事務所の言う通り、私たちが情報公開をとる際、どこに連絡すればよいのでしょうか?
 しかも、ヒトのいのちを預かる、国民のライフスタイルに不可欠な国鉄線である。

 なお、250億円余の予算は、2004年時の拙著刊行の際に、国交省に問うて、聴いた金額である。
 それ以前の2002、3年の頃のことと記憶するが、八ッ場ダム工事事務所の当時の副所長・小暮さんは、「八ッ場ダムを考える会」が国交省の車で現地見学をこころみた際の講師として、バスの中での説明時に、「東電さんに〇〇〇億円。JRさんにも〇〇〇億円」と高揚して話していた。その態度を「まるで、自分の懐から出してあげるみたいね」と評していた会員がいたのを鮮明に想いだす。(当時のテープを探し出せば、記録は残っているはず)

 仮に、JRは無関係といえども、最終管轄責任は、国土交通省にあることは必定。
 たかが、予定の定まっていた既成事実づくりの次の一手の駅舎建設といえども、この一事をもってしても、数々の約束ごとを反故にし続け、地すべりの危険性のある、代替地を平然と用意した、地元民軽視の態度は如実だ。
 水没当時者のこの方が、じっと耐えてきた怒りは、まさしく本物である。
 これだけ、虐げられてきて、怒らない住民のほうがおかしい。
 

 皆さまのご意見をもとめます。



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Posted by やんばちゃん at 11:32│Comments(0)八ッ場だより
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