2013年01月29日

?18億円の本体工事関連費は、ついたけれど……

?18億円の本体工事関連費は、ついたけれど……

 
 ?18億円の本体工事関連費は、ついたけれど……【お詫び・訂正】この写真は、川原湯温泉の上方、川原湯トンネル口にある、【薬師堂」です。
昨日、時間に追われて錯綜とするままに「上湯原から真上の2号橋上に移転した、去る20日の日の雪景色の上湯原・不動堂」と記してしまいましたがミスでした。20日の日の不動堂は左手の写真です。連続して撮ってしまったので失礼いたしました。

 


 本日、2013年度の予算案が閣議決定されました。注目の八ッ場ダム本体工事の予算計上なのですけれど、ちょっとわかりにくいのですが、 「本体工事費は計上されず、関連予算18億円が計上された」ということのようです。
 
 紛らわしいのは、確か、昨年来、騒がれてきた本体工事関連予算が約18億円だったからです。ということは、事実上の執行じゃありませんか? お役人さんも、なんと粋なおはからいの数値をだすのでしょうかしら……
 ああ、またも逆行して最高の公共予算額とやらの、約2兆5000億円の予算中の18億円ながら、とっても意味ある金額なのです。
 
 本当に「本体工事費」なのか、どうかの見解は、明日の朝の報道に待つしかないのかもしれません。



 【2013年01月29日19時36分 NHK】ダム本体工事関連に約18億円
http://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/1065008511.html?t=1359456276104
 平成25年度の国の予算案が閣議決定され、建設か中止かで揺れた群馬県の八ッ場ダムには本体工事の関連でおよそ18億円が盛り込まれました。
こうした事業の着工は先の民主党政権が河川整備計画の策定などを条件としていましたが、自民・公明の新政権が今後、着工をどう判断するか地元は注目しています。政府は29日の閣議で平成25年度の予算案を決定しました。
このうち県関係は八ッ場ダムに総額でおよそ98億円が計上され
▼住民の移転や道路の付け替えなど生活再建事業の費用におよそ80億円、
▼現場でコンクリートをつくるプラントの建設などダム本体工事の関連におよそ18億円が盛り込まれました。
ただ、本体工事の関連については先の民主党政権が、利根川水系の河川整備計画の策定などを着工の条件としていて、29日、国土交通省関東地方整備局がその原案を発表しましたが、いつ策定に至るのか見通しは立っていません。
本体工事の関連は今年度予算にも盛り込まれていましたが着工は見送られています。
一方でダム湖をまたがる橋の建設や鉄道を付け替える工事など周辺の整備は進んでいて、群馬県や地元の自治体はダム本体の早期着工を国に要望するとともに自民・公明の新政権が今後、どう判断するか注目しています。
<一部引用>

 【2013年01月29日18時35分 NHK首都圏ニュース】八ッ場ダムに予算18億円
http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20130129/932f98cb3ffe899b93851865e4d157a5.html
※動画あり 約8分の特集)

 新年度・平成25年度の国の予算案が閣議決定され、建設続行が決まっている群馬県の八ッ場ダムの本体工事の関連費として今年度に続いておよそ18億円が盛り込まれました。
民主党政権が河川整備計画の策定を事業着工の条件としたため、いまだに本体工事は始まっておらず安倍政権がいつ工事に乗り出すのか地元の注目が集まっています。政府は29日の閣議で新年度・平成25年度の予算案を決定しました。
建設続行が決まっている八ッ場ダムには総額でおよそ98億円が計上され▽住民の移転や道路の付け替えなど生活再建事業の費用におよそ80億円、▽ダム本体工事の関連費用としておよそ18億円が盛り込まれました。
八ッ場をめぐって民主党政権は時代に合わないなどとして建設中止を決めた後一転して建設続行を決めましたが河川整備計画の策定を事業着工の条件としたため本体工事は始まっていません。
新年度予算案で本体工事の関連費用が認められたことで、安倍政権が見通しの立っていない河川整備計画の策定をどの様に判断し本体工事に乗り出すのかが今後の大きな焦点です。
八ッ場ダムの地元ではすでにダム湖にかかる橋の建設や鉄道を付け替える工事など周辺の整備は進んでいて本体工事の早期着工を国に要望していました。
住民の高齢化が進み経済の低迷も続いているだけに政治にほんろうされた公共事業の現場では新年度に本体工事が着工されるのか注目が集まっています。<以下略>


【産経新聞 SankeiBiz2013.1.29 17:35】
【25年度政府予算案】八ツ場ダムは本体工事費計上せず 関連で49億円http://www.sankeibiz.jp/macro/news/130129/mca1301291735023-n1.htm

 八ツ場ダムは本体の工事費が計上されず、着工は平成26年度以降の見通しとなった。建設予定地の集落移転に伴う道路整備や、資材置き場などの関連工事費は、国費ベースで49億円が13年度予算案に盛り込まれた。
 本体工事を始められないのは、利根川水系の洪水規模の再検証に手間取り、関連工事が進んでいないため。八ツ場ダムは民主党政権が事業中止を打ち出した後、再開を決定。自民党政権は建設方針を継承したが、完成にはさらに時間がかかりそうだ。
 国による直轄事業と地方の補助事業を合わせたダム事業の国費全体は、24年度からほぼ横ばいとなる1073億円だった。<以下略>





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Posted by やんばちゃん at 21:25│Comments(0)八ッ場だより
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