2014年11月13日

大臣にも全く届きようもない、署名

 昨日の拙文を先ほど読んだら、なんとまあ、酷い誤植と意味不明箇所。
 私のパソコン、持ち主に似て、最近とみにおバカさんになってしまったようです。例えば、「感性」と打ったつもりなのになんと、「完成」に。瞬時の確認が甘いんでしょうか? それに、なぜか行全体の削除にて、脈絡なしの文章に。器械がおバカさんになるものでもないのでしょうから、粗忽な操作が全てでしょうね。



                                  2014年11月10日
 国土交通大臣・太田昭宏様
                               【署名集約団体】
                          ST0P八ッ場ダム・市民ネット」
                             代表:〇〇〇〇
                           住所:割愛

吾妻渓谷保存署名提出に際し
ご就任後もしばらくの間「八ッ場ダム問題」について積極的な発言をひかえていられました太田大臣に、私たちはもしかしたらと一縷の淡い期待を抱かせて戴いてまいりました。
「京大工学部土木工学科卒」というご経歴にも、学び取られた学識にて、八ッ場ダムの欠陥を熟知なされていられる方と勝手解釈させて戴いておりました次第でした。
八ッ場ダムは、自然の洪水調節を果たす機能をも併せ持つ、吾妻渓谷の類まれな景観を破壊して造るほどの意味のあるダムなのでしょうか? 

 八ッ場ダムがギネスブックものの62年間も未着工の理由は、ダム建設に適さない強酸性の水質や脆い地層などの不適格性があり、逆にそれらを上回る美観の存在と、危険地帯への造成、並びに建設維持費の膨大な支出を伴うことに起因しておりました。
 
さらに以下の悪しき憂える要因までもが急浮上。
  ①地滑り実態の解明進展――有数の地滑り地帯です。添えましたビデオを是非ご覧ください。
  ②大同特殊鋼「有害スラグ」問題――いつまで「調査中」なのでしょうか? 緊急課題です。
  ③浅間山・草津白根山直下の危険性――浅間山は活火山。草津白根山は「御嶽山につぐ水蒸
 気噴火の危険性大」と指摘されています

とりわけ、②の「有害スラグ」問題は、犠牲を強いられた住民の健康問題上、緊急課題です。
完全撤去を速やかに願います。発覚以来、なぜ調査にこんなに長期間要するのでしょうか。
「ダム建設続行」に到った一連の有識者による会議は、ほぼ形式のみにすぎず「最初にダムありき」にて推し進められたのは紛れもない事実でした。

 ともかく、上記諸問題を解決されてからの本体工事が妥当と考えます。
 もし、大事故発生の際には、どのように責任をお取りになられるのでしょうか?

 来る11/18から、国道145号が閉鎖となり、ダム完成時まで吾妻川沿いの水没地内には近づけません。(実は、危険地帯への代替地造成の遅れにより、未だ移転ができない4軒の家が水没地に残っているにも関わらず、強権にて行われるのです)

 そのため、「最後の紅葉」と銘打たれました今年の秋は、大勢の観光客が訪れました。
 私たちは折にふれ、現地にての署名活動を致しました。
 ここにお届け致します署名は、数は少ないですが、県内外から訪れた観光客の皆様にじっくりと説明し、その上での自発的な署名です。2009年の中止騒動時、ダム推進のための大量署名集約の際の、有形無形に民意を縛った署名とは本質的に異なろうかと存じます。
工事の全容が明らかになってきた昨今は、署名に応じてくださる方たちが急速に増え、異口同音に「こんな良い処、もったいないねぇ」「ダムなんか要らないのに」と口にされつつ、「こういう運動があってほっとした」とまで添えてくだされます。 


 
 かの田中正造の今に新しい言葉に「真の文明ハ山を荒さず、川を荒さず、村を破らず、人を殺さゞるべし」があり、良くご存じのことと想います。
 現在の八ッ場の状況は、湖面の周囲にそのままズリ上がって住めるという「八ッ場方式」にて、元通りの村落共同体を営めるとの甘言によって反対運動をつぶしたにも関わらず、容易に代替地を造らずに補償金を支出して、たまりかねての住民流出によってもたらされた、水没地の劇的な人口急減。正造語録に照合すれば、これは「村を破らず」に匹敵しませんでしょうか。
 先に述べた、国道145号閉鎖に伴う4軒の生活権の剥奪という事実は語録末尾の「人を殺さゞるべし」に、類似した現実となりかねません。

 環境の世紀と称される今日、開発という名の国策にて、自然界を荒らすのは、非文明国以外の何物でもなく、いわば《国家の犯罪》です。
 これからの社会は身の丈にあった近代化のみが必要で、過度の開発行為は要らないと国民の大多数は思っていることと存じます。
 平和な社会で生き生きと生き続けたいだけです。
 これら破壊行為の頂点に立たれる太田大臣、私たちがご信頼するご英明さにて、是非ともご一考くださいますお願い致します。

 2010年2月2日の衆院国土交通委員会にてもとりあげられました、八ッ場ダム工事受注業者からの自民党群馬県連の支部や国会議員後援会への多額の献金問題をはじめ、どうしてダム建設には、このようなダークな輪郭がつきまとうのでしょうか? 
 そんな中で数日前の7日、会計検査院が平成25年度決算検査報告を貴省宛に出したとの、そんな至極当然かつ些細な事柄にでも、八ッ場の未来を憂える心ある現地の方と共にこの国の良心の一つとして、心がふっくらした次第です。現地にはムダと不合理が多すぎます。
 なお地元の若手の意識は、ダム問題について親世代とは確実に異なりつつあることを、大臣もよくご認識ください。ダムの世紀は終わりつつあります。

 あの尾瀬もまた、関係者の努力にて「尾瀬ガ原巨大ダム計画」から免れ生還。お陰様で今日、手づかずの大自然を私たちは味わえるのです。
 さらに時経た1971年、尾瀬を横断する観光道路問題の時は平野家3代目の若き当主・平野長靖の必死の懇願に応じ、時おかず大石武一初代環境庁長官は現地を視察し建設断念になった経緯も環境保護問題のあるべき指針として、多くの国民の記憶に鮮やかに残っております。
 文人墨客に愛され、当地の上毛カルタに「耶馬溪しのぐ吾妻峡」と謳われております、わが吾妻渓谷もまた尾瀬に劣らずして、世界遺産としても通じるものと、この署名に応じた者たちは自負してやみません。

 どうか、太田大臣様、激務の中でごムリとはおっしゃらずに、是非とも足を運ばれて、先の視察の折に設営された見せ場だけでなく、八ッ場の自然界の息づかいに触れてみてください。
 このまま相も変わらぬゼネコン対策としか考えられない、本体工事の大規模破壊工事を進められましては、おそらく、吾妻渓谷の渓谷美を壊したその時の悪しき大臣として、太田昭宏大臣のお名前は歴史に刻まれてしまうことでしょう。
 申すまでもなく、破壊は一時、自然界は悠久です。
 吾妻渓谷破壊につながる本体工事について、ご検討くださいますようお願い致します。
 どうか、再度のご再考を願いますことを、重ねて、伏してお願い致します。
 
       八ッ場の蘇生と活力のためにお力添えの程を、
                            どうぞよろしくお願い致します 



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Posted by やんばちゃん at 14:40│Comments(0)報告
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