2015年04月12日

強制収用への事業認定申請

一、➀昨日10日、ついに国土交通省関東地方整備局は八ッ場ダム事業用地の強制収用への事業認定の申請を行ったことを発表しました。
国土交通省関東地方整備局のホームページより
 http://www.ktr.mlit.go.jp/kisha/yanba_00000047.html
 記者発表資料
平成27年 04月10日
一級河川利根川水系八ッ場ダム建設工事の事業認定の申請を行いました。
八ッ場ダム工事事務所
 今般、一級河川利根川水系八ッ場ダム建設工事において、事業認定申請に必要な準備が整ったことから、本日、申請を行いましたのでお知らせします。
 なお、事業認定申請に必要な事業説明会を平成27年1月24日に行ったところです。
別紙・参考資料
本文資料(PDF) PDF[463 KB].


二、そして、10日は次の2つの返事の期限も同じく10日なのですが………。
 ①大同特殊鋼有害スラグに関する情報公開の開示の連絡期限日ーーたぶん、開示になる。先日、文言訂正があり、不本意ながら、まずは入手することが先決と最終判断して、署名した経緯あり。
 ②八ッ場ダム工事事務所への去る2月7日起工式典で受けた、行為についての質問書を3/28、事務所窓口に手渡しーーこちらは何の気配もなし。


 強制収用までの流れのみを。詳しくは国交省のサイトをご覧ください。
①事業認定の申請(関東地方整備局)
②申請書の公告・縦覧ーー※長野原町役場にて、期間は2週間。私たちも参加でき、意見を提出できます。
③公聴会の開催(国交省本省が開催) 
④国交省社会資本整備審議会・公共用地分科会で審議 
⑤事業認定の告示(国交省本省)
  ※②も③、④もこれまで通り、全くの形式にしかすぎません。

 説明に代えて、報道一覧を。
サイトのない、見つからない読売と東京新聞は記事も添付。
➀ 2015年4月10日(金) NHK前橋支局
 http://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/1066818931.html?t=1428671270097
 八ッ場ダム土地収用へ事業申請

② 2015年4月10日20:13(金) 産経新聞 
http://www.sankei.com/politics/news/150410/plt1504100033-n1.html
   八ツ場ダムで土地強制収用へ 国交省が事業申請

 2015年4月11日(土) 上毛新聞一面中段  
http://www.jomo-news.co.jp/ns/4414287125383913/news.html
 八ッ場 強制収用へ申請 国交省関東地方整備局 事業認定で用地取得

 2015年4月11日(土) 毎日新聞群馬版
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20150411ddlk10010229000c.html
 八ッ場ダム:強制収用へ手続き 工事で国交省 

2015年4月11日(土) 朝日新聞群馬版
http://digital.asahi.com/articles/ASH4B4QNSH4BUHNB00C.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASH4B4QNSH4BUHNB00C
 八ッ場、事業認定申請 認定なら強制収用可能

2015年4月11日(土) 読売新聞群馬版
強制取得へ事業認定申請 八ッ場ダム 工事事務所、国交相に
国土交通省八ッ場ダム工事事務所は10日、八ッ場ダム(長野原町)の水没予定地にある未取得地の強制的取得を可能にするため、土地収用法に基づく事業認定を太田国土交通相に申請したと発表した。
 同事務所によると、3月末までに水没予定地の93%の用地を取得。残る7%の取得を加速させるため、事業認定を申請した。一部の土地所有者と連絡が取れないうえ、移転先が決まらないなどの理由で水没予定地に6戸が住んでいるという。

 現在も川原湯地区の水没予定地に住む元町議会議長の冨沢吉太郎さん(74)は「まだ移転先の造成もできていない。申請は早いのではないか」と話している。
 申請書は一定期間、長野原町役場で縦覧でき、縦覧期間内に利害関係者が事業者に意見を述べる「公聴会」の開催を申請できる。
 縦覧期間が終了し、国土交通大臣が「高い公益性があり、土地の適正、合理的な利用に寄与する」と判断した場合、官報に告示。その後、補償額を見積もるための土地と物件の調査が行われ、県収用委員会の裁決などを経て、土地の権利取得と明け渡し、所有者への補償金の支払いが行われる。

 -初の本体工事見学会 住民向け 25人が参加ー
 八ッ場ダム(長野原町)の本体工事現場の住民向け見学会が10日、初めて行われ、住民25人が参加した。
 ダムサイトでは、国土交通省八ッ場ダム工事事務所の職員から本体建設に適した岩盤を露出させる掘削作業や、ダムが完成する位置などについて説明を受けた。東吾妻町にあるコンクリート材料の製造プラントでは、採掘された岩石を細かくする作業工程について説明された。
 見学した川原湯温泉街で旅館「山木館」を営む樋田洋二さん(68)は「図面では何度も見たが、実際に見たのは初めて。工事が着実に進んでいるという実感が湧いた」と話していた。

2015年4月11日(土) 東京新聞社会面
   強制収用可能に「八ッ場」で申請 国交省
群馬県長野原町の八ッ場ダムをめぐり、国土交通省は十曰、強制収用を可能とする土地収用法に基づいた事業認定を国交相に申請したと発表した。国交省はダム完成に向け、所在不明の地権者が多数いる共有地の取得を目指す。事業が認定され次第、強制収用の対象となる土地ヘの立ち入り調査などを経て、群馬県収用委員会に申立てる見通し。国交省によると、三月末までに事業に必要な土地の約93%を取得した。連絡の取れる地権者の土地については、引き続き任意取得を進める。国交省は一月、事業認定の申請に向けて地元住民らへの説明会を行つたが、参加者からは「唐突すぎる」などと不満の声が上がっていた。
八ッ場ダムは利根川支流の吾妻川に建設する多目的ダム。民主党政権下で一時凍結されるなどしたが、国交省は一月、本体工事に着手した。





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Posted by やんばちゃん at 23:39│Comments(0)八ッ場だより
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