2016年04月27日

群馬県警、大同特殊鋼等三社と役員らを書類送検

 有害スラグ問題に、大きな動きがありました。
 「県警は26日、廃棄物処理法違反容疑(委託基準違反など)で大同など法人3社と各社の役員ら計5人を前橋地検に書類送検した」ことがも大きく報道されました。
 保守王国・群馬といえども、どうか最後まで本質的な正義を貫く取り組みを、県民の一人として祈りたい思いです。

本日の県内各紙を以下に列記します。
続いて、昨日のマスコミ一覧を続けます。

【2016年4月27日 毎日新聞群馬版】
※記事全文掲載
http://mainichi.jp/articles/20160427/ddl/k10/040/106000c
有害スラグ問題 鉄鋼スラグ「廃棄物」認定 不正処理容疑、大同など書類送検 県警 /群馬大同特殊鋼

 大手鉄鋼メーカー「大同特殊鋼」(名古屋市)の渋川工場(渋川市)から出た鉄鋼スラグに環境基準を超える有害物質が含まれていた問題で、県警は26日、廃棄物処理法違反容疑(委託基準違反など)で大同など法人3社と各社の役員ら計5人を前橋地検に書類送検した。取引実態などからスラグを「廃棄物」と判断したが、大同側は当初から「廃棄物ではなく製品」と主張しており、地検の判断が注目される。【山本有紀、尾崎修二、杉直樹】
 送検されたのは大同と元渋川工場長の役員(56)▽子会社「大同エコメット」(愛知県東海市)と社長(66)、渋川事業所長だった元従業員(68)▽建設会社「佐藤建設工業」(渋川市)と役員(72)、従業員(65)。
 送検容疑は、2011年3月〜12年3月、大同は、廃棄物処理に必要な許可を受けていない「大同エコメット」にスラグ計約2万8300トンの処分を約300回にわたって委託して処理。このうち佐藤建設工業は計約1万8500トンを1800回に分けて収集したとしている。認否については明らかにしていない。
 スラグは鉄を精製する際に発生する副産物。有害物質が含まれていないことなどを条件に建設資材に再生利用されている。
 県警が、大同のスラグを廃棄物と認定した理由は、(1)大同はスラグに環境基準を超える有害物質「フッ素」が含まれていると知りながら出荷(2)販売額以上の金額を「販売管理費」名目で支払う「逆有償取引」で販売していた(3)流通経路が大同→大同エコメット→佐藤建設工業の一つしかない−−など。
 県は環境省と協議し、昨年9月に大同ら3社を刑事告発。告発を受け、県警は大同の名古屋・東京本社や同工場など関係先を100人態勢で家宅捜索し、これまで関係者約70人から事情聴取してきた。捜査の結果、県と同様に「廃棄物」と認定。3社とも「廃棄物」との認識を持ちながら取引を続けていたとみている。書類送検の理由について「逃走や証拠隠滅の恐れがないため」としている。
 大同や佐藤は県の調査に対し「スラグは廃棄物ではなく、製品として取引してきた」と説明しており、捜査段階でも同様だったとみられる。
 書類送検を受け、大同の広報室は毎日新聞の取材に「送検容疑の『廃棄物であるスラグの処分や収集を委託した』との認識はない」と強調。現在、県内各地のスラグ使用箇所で進められている撤去・被覆工事の費用を同社が負担している点については「スラグを含む材料の環境安全品質に不備があったため」と説明し、あくまで「不良製品」への対応だとの認識を示した。
 大同エコメットは「まだ(捜査)途中段階なのでコメントできない」(総務部)、佐藤建設工業は「広報担当が決まっていないのでコメントできない」としている。
再調査、新たな使用箇所公表へ
 県によると、2002〜14年に大同特殊鋼渋川工場から出荷されたスラグは約29万トン。昨年9月の県の集計では、長野原町の八ッ場ダム移転代替地など公共工事225カ所でスラグ使用が発覚し、93カ所で環境基準を超えるフッ素などが検出された。その後、県内市町村が過去の工事記録などを基に調査したところ、新たなスラグ使用箇所が少なくとも数十カ所発覚したため、県は近く新たな集計結果を公表する。
 昨年9月時点では、国土交通省、独立行政法人水資源機構、県、渋川市、前橋市の公共工事だけが集計対象だった。その後、榛東村でソフトバンクの子会社が村有地に設置した大規模太陽光発電所(メガソーラー)敷地内で環境基準を超える有害な鉄鋼スラグが見つかるなど、渋川市周辺を中心に新たな使用が続々と発覚。民間工事についても大同特殊鋼が使用実態を調べており、県廃棄物・リサイクル課は市町村による公共工事と合わせて発表する方針。【尾崎修二】

【2016年4月27日 産経新聞群馬版】
http://www.sankei.com/region/news/160427/rgn1604270031-n1.html
鉄鋼スラグ不正処理 大同特殊鋼など3社書類送検 群馬

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以下は、昨日26日の報道一覧です。
※NHKニュース、アップされている間に、早目にご覧ください。
 【2016年4月26日 NHK 前橋放送局】
 http://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/1066951391.html
 大同特殊鋼 産廃を違法処理か

 【2016年4月26日 上毛新聞一面 トップ】 
 http://www.jomo-news.co.jp/ns/2014616031234787/news.html
 大同特殊鋼を書類送検へ スラグ不正処理容疑で県警

 【2016年4月26日2016年4月26日 11時24分(最終更新 4月26日 15時44分) 毎日新聞】
 http://mainichi.jp/articles/20160426/dde/041/040/015000c
  鉄鋼スラグ 大同など3社書類送検 廃棄物処理法違反容疑

 【2016/04/26-13:39 時事通信】
 同特殊鋼を書類送検=鉄鋼スラグ不正処理容疑-群馬県警
 鉄鋼メーカー「大同特殊鋼」(名古屋市)の群馬県内の工場から排出された有害物質を含む鉄鋼スラグが公共工事で使用された問題で、県警は26日、廃棄物処分許可のない子会社にスラグ処理を委託したとして、廃棄物処理法違反容疑で、法人としての大同特殊鋼など計3社と、同社役員の男(56)=名古屋市=ら5人を書類送検した。
 県警は認否を明らかにしていないが、県によると、3社はスラグを廃棄物と認識していなかったと主張していた。
 大同特殊鋼と役員の男の送検容疑は、2011年3月~12年3月ごろ、産業廃棄物処分業の許可を持たない子会社(愛知県東海市)に、産業廃棄物である鉄鋼スラグ計約2万8300トンの処理を委託した疑い。

 【2016.4.26 10:21 産経新聞】
 大同特殊鋼を書類送検へ 鉄鋼スラグ不正処理の疑い
 鉄鋼メーカー、大同特殊鋼(名古屋市)が渋川工場(群馬県渋川市)から出た有害物質を含む廃棄物「鉄鋼スラグ」を不正に処理したとして、群馬県警が26日に、廃棄物処理法違反の疑いで同社などを書類送検する方針を固めたことが、県警への取材で分かった。
 捜査関係者によると同社は、県の許可を受けていない子会社や業者と鉄鋼スラグを取引した疑いが持たれている。
 県によると、鉄鋼スラグは鉄鋼の製造過程で出る副産物。平成26年1月に群馬県が立ち入り検査を行うまでに計約29万トンが処理された。同県では公共工事225カ所で道路の舗装などに同社のスラグが使われ、うち93カ所で環境基準を上回る有害物質が検出された。
 県警は県からの刑事告発を受けて昨年9月、同社や子会社を家宅捜索していた。
 
 【2016年4月26日13時03分 朝日新聞デジタル】
 大同特殊鋼を書類送検 無許可の廃棄物処理に関与の疑い
 大手鉄鋼メーカー、大同特殊鋼(本社・名古屋市)の群馬県渋川市の工場から、基準値を超える有害物質を含む鉄鋼スラグが出荷された問題で、県警は26日、廃棄物処理の許可を持たない子会社などにスラグ処理を委託したなどとして、大同特殊鋼や関連企業など計3社と、当時の工場長で現在、大同特殊鋼役員の男性ら5人を廃棄物処理法違反(委託基準違反など)の疑いで書類送検し、発表した。認否について「知らない」などと話しているという。
 書類送検された会社は、大同特殊鋼、子会社の大同エコメット(愛知県東海市)、佐藤建設工業(渋川市)。発表によると、大同特殊鋼は2011年3月~12年3月、大同エコメットが産業廃棄物の中間処理業の許可を得ていないことを知りながら、スラグ約2万8300トンの処理を依頼した疑いが持たれている。エコメットは県知事の許可がないのにスラグを処理した疑いがある。
 県が15年9月、刑事告発していた。県によると、大同特殊鋼は02年11月から14年1月、スラグ約29万トンを排出。スラグは県や渋川市、国土交通省などが発注した公共工事225カ所で使われ、うち93カ所で有害物質が基準値を超えていた。3社は県の調査に「(出荷したスラグは)廃棄物ではなく商品として取引していた」などと説明したという。
 大同特殊鋼の広報担当者は取材に「調べには真摯(しんし)に対応したい。地域の方々には迷惑をかけ、申し訳ない」と話した。

 【2016年4月26日 13:45 日本テレビNEWS24【】
  大同特殊鋼が書類送検 廃棄物処理法違反か
 工場から出た有害物質を含む産業廃棄物の処分を、許可を持たない関係会社に委託したとして、群馬県警は、大手鉄鋼メーカー「大同特殊鋼」などを書類送検した。
 廃棄物処理法違反の疑いで書類送検されたのは、愛知県名古屋市に本社を置く鉄鋼メーカー大同特殊鋼とその関係会社2社とそれぞれの会社の役員や従業員など計5人。
 警察によると大同特殊鋼などは、2011年3月から1年間に、産業廃棄物処分業の許可を持たない関連会社に対し、フッ素や六価クロムといった有害物質を含む「鉄鋼スラグ」と呼ばれる廃棄物、約2万8000トンの処理を委託した疑いなどがもたれている。群馬県警は、大同特殊鋼や役員らの認否を明らかにしていない。
 この問題を巡っては、有害物質を含む「鉄鋼スラグ」が、群馬県内の道路などの公共工事に使われていたため県が、大同特殊鋼などを群馬県警に告発していた。
  【2016年4月26日13:59 TBS】
 大同特殊鋼など書類送検、廃棄物処理法違反の疑い
 大手鉄鋼メーカー「大同特殊鋼」が有害物質を含む廃棄物「鉄鋼スラグ」の処分を、許可を持たない業者に委託していたとして、書類送検されました。
 廃棄物処理法違反の疑いで書類送検されたのは、大手鉄鋼メーカー「大同特殊鋼」など3社と、それぞれの会社役員ら5人です。
 警察によりますと、大同特殊鋼は2011年3月ごろからおよそ1年にわたり、群馬県渋川市の工場から出た有害物質を含む廃棄物「鉄鋼スラグ」およそ2万8300トンの処分を、許可を持たない業者に委託していたなどの疑いが持たれています。去年9月、群馬県からの刑事告発を受けて、警察が本社や工場を捜索するなど捜査していました。
 警察は役員らの認否を明らかにしていません。大同特殊鋼は「真摯に受け止め、今後の捜査にしっかりと協力していきたい」としています




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Posted by やんばちゃん at 22:54│Comments(1)八ッ場だより
この記事へのコメント
長野県の小地谷、白馬市付近の塩の道トレイルでは連休お祭りが開かれるそうです。
ジオパークにも指定し、また、自転車によるルートも開発しています。
町を挙げて観光に力を入れています。

長野原町の吾妻川付近でもこのような観光策は考えられなかったのでしょうか。
素晴らしいポテンシャルを持っているのに、たかだか100年で堆砂してしまうダムにしてしまうのはもったいないことですね。

なぜ、自然と地理の特異さを群馬県では生かそうとできないのでしょうか。

美しい自然美より、既存の建設業を潤すことの方を優先させていては、自然美を食いつぶし、結局建設業も衰退するでしょう。

建設業が観光業に転業できないでしょうか。

観光を行えば、一時に潤って、その後は、仕事が無くなるということが無くなります。

また、茅葺古民家の再生、などで外国客を呼び込み、景観を保つことに、国費を使えるようにすることで、永遠の建設業が生かせます。
Posted by 塩の道トレイル at 2016年04月29日 23:19
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群馬県警、大同特殊鋼等三社と役員らを書類送検
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