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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2009年09月04日

心配が現実に、中止撤回の示威行動開始のもよう

一、 八ツ場ダム入札凍結の報道は、既に3日も前の9/1(火)に 朝日新聞では全国版一面トップで掲載されていました。

 けれど、群馬県内で最も多い購読者を誇る、地元紙・上毛新聞ではようやく、本日報道されました。
 長野原町では上毛を取っている家が、圧倒的多数なのです。情報は早く伝えるべきなのに、この3日間の動きは以下の通りでした。
  9/2(水) 一面に「八ッ場ダム中止 民主に再考促す 国交省」
           〃    民主3人 「中止すべきだ」
                 小渕氏 「完成支持で当選」
  9/3(木) 選挙関連記事なく、通常記事

 従って、一昨日お訊ねしたお宅で、朝日購読は一軒のみで、 9/1の外出時に駅で見出しにひきつけられて買った方、役場でコピーしてもらった方、私が早朝に電話で連絡した方たちを除いては、ご存じありませんでした。
 当然、町長は凍結の情報は知っているはずなのに、本日の紙面では、未だ、「新大臣の判断はこれからだが、よく精査すれば、ここまで進んでいるダム事業の中止がいかに無駄であるか(民主党に)理解してもらえると期待している」の見解を示しています。

二、 そして、心配していた「中止撤回示威行動」の展開は、現実のものになってしまいました。
 中止撤回に向けての協議会が発足する旨を伝える、本日の読売新聞群馬版の記事です。トップ記事で代替地造成工事中のカラー写真添えです。
 「国会周辺デモも辞さない」的な構えのようです。
 選挙に負けた保守王国の悔しさや、溜まっていたいらだちが思わぬエネルギーとなって、爆発してしまうかもしれませんね。
 (昨晩、いつもの現地への電話を当方の要件のみで忙しなく電話を切ろうとしたら、 何かを伝えたいらしかった声音が、電話の向こうでありましたのに……、毎回長いと悪いと思って、二度、三度「じゃあ」とゃってしまってました。また、あるお宅で「自民党が悪かったんだから、署名はしない」といってましたっけ。「署名」といぶかしく思いましたが、言及しませんでした。うかつ)。

三、 その手始めに、藤岡市長は、本日、国土交通省河川局長を訪ね、「推進要望」をする予定とのことが、朝日新聞群馬版では報道されています(ネットのサイトのみ)を。

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 ①【2009年9月4日(金) 上毛新聞 一面中段】
 http://www.jomo-news.co.jp/news/a/04/news01.htm

八ツ場ダム本体工事
入札延期を表明
国交省次官 新大臣に判断一任

 民主党がマニフェスト(政権公約)で建設中止を明記した八ツ場ダム(長野原町) について、国土交通省の谷口博昭事務次官は3日、11日から予定していた本体工事の入札延期を正式に表明した。3日午前、ダム本体工事の発注主体となる関東
地方整備局に対し、延期を指示した。

谷口次官は「新しい大臣に治水、利水についての八ツ場ダムの必要性や事業の 経緯、(建設を求める)地元の県知事らの意見を説明し、判断してもらって対応したい」と述べ、新政権の国交相にダム建設の是非に関する最終判断を委ねるための延期であることを強調した。また、判断材料にするため、新国交相のダム建設現場視察を検討していることも明らかにした。

延期は4日に関東地整局が発表し、関係自治体に説明。新政権が中止を最終判断した際には、法律に基づき関係知事らと計画見直しを協議することになる。

民主党の鳩山由紀夫代表は3日、「マニフェストにも(中止を)うたっている事業なだけに、その方向は間違えずに決めてまいりたい」とダム事業を中止する方針を重ねて表明した。

◎「地元住民の不安募らせて胸痛む」・大沢知事
 
国土交通省が八ツ場ダム本体工事の入札延期を正式表明したことについて、大沢正明知事は「生活再建のめどが立ちそうな矢先だっただけに、地元住民の不安を募らせたと胸が痛む」と指摘。その上で「八ツ場ダム建設は流域の1都5県がみな推進の意思を固めている。今後の推移を見守りながら、連携を密にして最善の努力をしていきたい」との姿勢を強調した。

建設予定地の長野原町の高山欣也町長は「新大臣の判断はこれからだが、よく 精査すれば、ここまで進んでいるダム事業の中止がいかに無駄であるか(民主党に)理解してもらえると期待している」と話した。


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②【2009年9月4日(金) 読売新聞群馬版 トップ カラー写真】
 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20090903-OYT8T01271.htm
  八ッ場ダム建設求め地元硬化
   県、中止撤回要請へ

 【キャプション】  移転住民のため着々と工事が進む代替地(8月31日)
 
 国土交通省が、11~18日に予定していた八ッ場ダム(長野原町)本体工事の入札延期を表明した3日、早期建設を求めてきた県や地元では、民主党政権の発足を目前に控えて「ダム計画中止撤回」を求める声が高まった。吾妻郡では、政府への要請や署名運動の主体となる協議会設立に向けた動きが一気に進んだ。

 協議会には、ダム関連工事が進む長野原町や東吾妻町を含めた吾妻郡7町村の首長や住民代表らが参加する予定だ。発足後は、民主党政権に中止撤回を求める署名集めや国への要請文書の提出などの主体となることが検討されており、ある関係者は「国会周辺でのデモ行進など、あらゆる形で声を上げて建設中止への反対運動を行うことを検討している」と話した。

 一方、県は、情報がスムーズに伝達されないことへのいらだちを高めた。大沢知事は同日夕、取材に対し、「すでに計画が何年も遅れているのに、また遅れるなんて」とため息をもらし、民主党本部を訪ねて中止撤回を要請することも検討する考えを示した。

 県は同日午後、川滝弘之県土整備部長名で、「国土交通省から話を聞いていないのでコメントできない」とのペーパーを発表。川滝部長は取材に対し、「一番効果的なタイミングで国に働きかける方法を関係都県と協議している」と述べ、近くダムに参加している他の5都県と共同で中止撤回を要請する考えを示した。ある県幹部は、「政権が代わったからと言って地元を無視すれば独裁国家だ」といら立ちをあらわにした。

 自民党を中心とした推進派都県議会議員による「八ッ場ダム推進議連1都5県の会」は、来週中にも、幹部による会合を開いて、今後の対応を協議する。新政権発足前に、民主党に中止撤回を求める要請文を提出することなどが検討されている。議連事務局長の萩原渉県議は取材に「下流都県と力を合わせて、ありとあらゆるルートで完成を働きかけたい」と話した。

 地元・長野原町の水没関係5地区連合対策委員会の萩原昭朗委員長(77)は「大変なことになって、地元はみな困惑している。長年の反対闘争からやっと1本になり、補償交渉の末に今がある。国は約束通り、ダムを早く完成させてほしい」と話した。

 国交省八ッ場ダム工事事務所は3日、幹部職員らが手分けして地元関係者を回り、入札延期の見通しを伝えた。幹部職員の一人は、「公式な説明ではないが、いつも説明が後手に回りがちなので……」とため息をついた。

 長野原町では、4日に町議会が始まる予定で、11日にはダム対策の協議会を開き、同工事事務所の幹部から事情を聞く。


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③ 【2009年9月4日(金) 朝日新聞群馬版 上段】
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000580909040001
 八ツ場ダム建設 国に推進要望へ 藤岡市長


  


Posted by やんばちゃん at 15:46Comments(1)八ッ場だより