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お問い合わせは、 info@gunmawen.net本広告は、30日以上記事の更新がされませんと自動的に掲載されます。 記事が更新された時点で、自動的に破棄されます。2009年12月14日
ご用聞き的なコピー担当役ーーしいたけとユズの物流記
八ッ場へ行ってきました。
なにやかやとお見せしたいコピー類を整えているうちに、またも自己予定の日本時間も甚だしいスタートに。
加えて、この日は冬場コースの第一コースを、初めて走ったたものだから、榛名山中を吹っ飛ばす通常コースよりも、かなり時間をくってしまいました。で、お邪魔するお宅も、限られてしまいました。
本来は、土曜日にでかけるつもりだったのです。
八ッ場関連の記事のことを八ツ場のある方、(昨日に続き今度はCさんといたします)に伝えると、「こっちの本屋にはないと思うから。買ってきてくれ」と頼まれてたのです。複数の本屋に問い合わせてもなかったので版元に注文。以外に早く到着した取り寄せ雑誌をお届しようとしたのです。
ところが、さあでかけようとした、土曜日の12日。
置いたと思うところにないのです。コピー類を整える合間にもあちこち探し回ること二時間以上。
念のため、いつもコピーを無料でとっている弟の家のコピー機の周りにもなし。義妹に聞いてもみかけないとのこと。なんと、昼を過ぎ一時も廻り、二時近くについに断念。前日の雪で路面凍結は想定されます。昨晩、「明日、持って行きます」と伝えた、お宅に止む無く延期の電話。
結局、未だに探し出せず往生しているのですが、13日夕刻の電話で、幸いにして、肝心の記事を私の分として、この方に無断で取らせて頂き、「私の分も、勝手に採らせていただいたから、代金は半額でいいよ」とお伝えしていたのがあったので、そのコピーでとりあえず我慢していただくことになったのです。でも、この方は、さっしそのままをある処で披露したかったことはわかっていますので申し訳なさでいっぱい。
ああ、年は取りたくない。
で、お詫びの気持ちで、自分でもまだ眼を通してない記事類もたくさんコピーして、お届けした次第です。
かくして、コピー類の配達係が主要目的で、この日は参上。
しいたけとユズの物々交換日記
Cさん宅の長い門口への道に踏み込むと、出かけようとしていたらし、車のドアを閉め掛けていたCさんに、「忙しいんでしょ」と「ああ」という。「じゃあ、幾つかあるから説明しないとわからないかもしれないけれど、玄関先に置いていきますね」と言うと、一旦はでかけようとされたが、「待ってな」と言って、エンジンを止められた。たぶん、そのもの物腰から?何かくださるんだなと、いつもの雰囲気からの第6感でひらめく。
「……何も心配しないで! 遅れると困るから出かけて」と口早にいい放ちつつ、なのにふと気がついたら、Cさんと玄関先まで並んで歩いてしまっていたのです。門口で渡せばすむことなのにと、苦笑。
でも、すばやく身を翻して車の処に戻ったら、お見せしたい雑誌の袋があったので、どうしようかと瞬時、逡巡しているうちに、Cさんが「待ってな、待ってな」とf走るようにして、両手にしいたけを乗せられるだけ持ってみえました。まるで、「いいよ。いいよ」と言いながらも、下さるのを待っていたようで、きまりの悪いこと。
「さっき、竹藪にいったら、生えていたんだよ」と。つまり、このお宅の初物なのでした。
それを頂いてしまった、申し訳なさ。
こういうことにならないようにと、このお宅にはあえて、出がけにわが家の門口で少し採った、これまた初もぎのユズなどを置くのは避けていたのです。コピー類ならまだしも、たとえユズ一つでも添えると、余分なお気づかいをさせてしまうので、このお宅には、次回にと思っていたのです。
でも、本当に見事な理想的な形のポックリ型のしいたけです。初もぎの晴れがましさにシイタケたちも内部から輝いています。
明日、写真におさめてから、大事におすそわけしようとわくわくとしています。
最後は、最初に伺ったのにお留守だったDさん宅に戻り、「寒いから、足、あっためて行きない」との言葉に、ご相談ごともあっての再度の訪問だったので、私は玄関先でも構わないけれど、この方がお寒いだろうと素直にあがらせてもらいました。
もう一軒、やはりおルスだったので、前回お借りしたものを玄関口においてこようかと逡巡したけれど、やはり手渡しでお返しするのが礼儀と考え直し、もう一度、来てみようと思ったEさん宅があったけれどと思いつつも、これまた、次回にしようと、ゆっくり、温めさせて頂いて、帰途に。
コタツの周りを見回して、いただきものらしいお菓子類を物色、飲み物と一緒に「食べない」と出してくださったので、またも「いいですよ。ご自分でどうぞ」と言うと、「そういう下手な遠慮が良くないんだよ」と繰り出された。しかも「そうは言ったって、あんたはいつも最後はたぺるんだから、最初からありがとっていうんだよ」とは、辛辣なお言葉。
確かにご観察が鋭い!
親の意見となすびの花なみに、この方のご示唆はいつも的確。
「はい、それではあらためて有り難くご馳走になります」と笑いながらも、内心にはこっちの言い分もあり。いつも最後は食べるんだからとのご指摘ですけれどね、食べるまで強いて、とどのつまりはこのグサッとするような“もてなし語”まで繰り出されての今回同様のおもてなしはどちらでしょうかと。
こういう方が住んでいらっしゃる、八ッ場の土地はホントに大好き。まさに、“みごとなご仁”(?共同浴場のマナーチラシの言葉にあった)
そこで思い出す、笑いを誘う古歌がある。食べろ食べろというから私はたべる≒語る のであって、さしづめ、「ひどい方」と憤慨する志斐のおみなの役目がら?
いなといへど強ふる志斐のが強語(しいがたり) このころ聞かず朕(われ)恋ひにけり(万葉集巻三 雑歌)
いなといへど 語れ語れと詔(の)らせこそ志斐いは奏(まを)せ 強語と詔る
午後は雪もよいで、一時チラツキもしましたが、夕刻にはやんでくれました。
土地の方たちは、長年の経験でわかるんですね。訪れる家々で「はぁ、雪は大丈夫だよ」と判断して下さったので、暮れ時になっても安心感がありました。
帰り道、最後のDさん宅に、うっかりしてユズを置いてくるのを、他の細々としたことにまぎれて、忘れてしまったことに気がついた次第。ユズは長野原地域には、中之条あたりが北限らしく育たないのだそうです。で、この時期の毎年の持参品として、つややかな黄色は、希望の色につながるのでしょうか、ことのほか,、八ッ場の方に喜ばれるのです。
でも、わが家のは小粒。で、色は淡い黄色できれいなのですが……、差し上げるのに気が引けてしまいます。
帰宅後、頂いたしいたけの脇に、車の中にわざわざ残しておいたユズ数個を見つけて、うどん好きなDさん宅に、「ちっちいな」とケチをつけられるのを覚悟で、お渡しできなかったのが何とも心残り。
なにやかやとお見せしたいコピー類を整えているうちに、またも自己予定の日本時間も甚だしいスタートに。
加えて、この日は冬場コースの第一コースを、初めて走ったたものだから、榛名山中を吹っ飛ばす通常コースよりも、かなり時間をくってしまいました。で、お邪魔するお宅も、限られてしまいました。
本来は、土曜日にでかけるつもりだったのです。
八ッ場関連の記事のことを八ツ場のある方、(昨日に続き今度はCさんといたします)に伝えると、「こっちの本屋にはないと思うから。買ってきてくれ」と頼まれてたのです。複数の本屋に問い合わせてもなかったので版元に注文。以外に早く到着した取り寄せ雑誌をお届しようとしたのです。
ところが、さあでかけようとした、土曜日の12日。
置いたと思うところにないのです。コピー類を整える合間にもあちこち探し回ること二時間以上。
念のため、いつもコピーを無料でとっている弟の家のコピー機の周りにもなし。義妹に聞いてもみかけないとのこと。なんと、昼を過ぎ一時も廻り、二時近くについに断念。前日の雪で路面凍結は想定されます。昨晩、「明日、持って行きます」と伝えた、お宅に止む無く延期の電話。
結局、未だに探し出せず往生しているのですが、13日夕刻の電話で、幸いにして、肝心の記事を私の分として、この方に無断で取らせて頂き、「私の分も、勝手に採らせていただいたから、代金は半額でいいよ」とお伝えしていたのがあったので、そのコピーでとりあえず我慢していただくことになったのです。でも、この方は、さっしそのままをある処で披露したかったことはわかっていますので申し訳なさでいっぱい。
ああ、年は取りたくない。
で、お詫びの気持ちで、自分でもまだ眼を通してない記事類もたくさんコピーして、お届けした次第です。
かくして、コピー類の配達係が主要目的で、この日は参上。
しいたけとユズの物々交換日記
Cさん宅の長い門口への道に踏み込むと、出かけようとしていたらし、車のドアを閉め掛けていたCさんに、「忙しいんでしょ」と「ああ」という。「じゃあ、幾つかあるから説明しないとわからないかもしれないけれど、玄関先に置いていきますね」と言うと、一旦はでかけようとされたが、「待ってな」と言って、エンジンを止められた。たぶん、そのもの物腰から?何かくださるんだなと、いつもの雰囲気からの第6感でひらめく。
「……何も心配しないで! 遅れると困るから出かけて」と口早にいい放ちつつ、なのにふと気がついたら、Cさんと玄関先まで並んで歩いてしまっていたのです。門口で渡せばすむことなのにと、苦笑。
でも、すばやく身を翻して車の処に戻ったら、お見せしたい雑誌の袋があったので、どうしようかと瞬時、逡巡しているうちに、Cさんが「待ってな、待ってな」とf走るようにして、両手にしいたけを乗せられるだけ持ってみえました。まるで、「いいよ。いいよ」と言いながらも、下さるのを待っていたようで、きまりの悪いこと。
「さっき、竹藪にいったら、生えていたんだよ」と。つまり、このお宅の初物なのでした。
それを頂いてしまった、申し訳なさ。
こういうことにならないようにと、このお宅にはあえて、出がけにわが家の門口で少し採った、これまた初もぎのユズなどを置くのは避けていたのです。コピー類ならまだしも、たとえユズ一つでも添えると、余分なお気づかいをさせてしまうので、このお宅には、次回にと思っていたのです。
でも、本当に見事な理想的な形のポックリ型のしいたけです。初もぎの晴れがましさにシイタケたちも内部から輝いています。
明日、写真におさめてから、大事におすそわけしようとわくわくとしています。
最後は、最初に伺ったのにお留守だったDさん宅に戻り、「寒いから、足、あっためて行きない」との言葉に、ご相談ごともあっての再度の訪問だったので、私は玄関先でも構わないけれど、この方がお寒いだろうと素直にあがらせてもらいました。
もう一軒、やはりおルスだったので、前回お借りしたものを玄関口においてこようかと逡巡したけれど、やはり手渡しでお返しするのが礼儀と考え直し、もう一度、来てみようと思ったEさん宅があったけれどと思いつつも、これまた、次回にしようと、ゆっくり、温めさせて頂いて、帰途に。
コタツの周りを見回して、いただきものらしいお菓子類を物色、飲み物と一緒に「食べない」と出してくださったので、またも「いいですよ。ご自分でどうぞ」と言うと、「そういう下手な遠慮が良くないんだよ」と繰り出された。しかも「そうは言ったって、あんたはいつも最後はたぺるんだから、最初からありがとっていうんだよ」とは、辛辣なお言葉。
確かにご観察が鋭い!
親の意見となすびの花なみに、この方のご示唆はいつも的確。
「はい、それではあらためて有り難くご馳走になります」と笑いながらも、内心にはこっちの言い分もあり。いつも最後は食べるんだからとのご指摘ですけれどね、食べるまで強いて、とどのつまりはこのグサッとするような“もてなし語”まで繰り出されての今回同様のおもてなしはどちらでしょうかと。
こういう方が住んでいらっしゃる、八ッ場の土地はホントに大好き。まさに、“みごとなご仁”(?共同浴場のマナーチラシの言葉にあった)
そこで思い出す、笑いを誘う古歌がある。食べろ食べろというから私はたべる≒語る のであって、さしづめ、「ひどい方」と憤慨する志斐のおみなの役目がら?
いなといへど強ふる志斐のが強語(しいがたり) このころ聞かず朕(われ)恋ひにけり(万葉集巻三 雑歌)
いなといへど 語れ語れと詔(の)らせこそ志斐いは奏(まを)せ 強語と詔る
午後は雪もよいで、一時チラツキもしましたが、夕刻にはやんでくれました。
土地の方たちは、長年の経験でわかるんですね。訪れる家々で「はぁ、雪は大丈夫だよ」と判断して下さったので、暮れ時になっても安心感がありました。
帰り道、最後のDさん宅に、うっかりしてユズを置いてくるのを、他の細々としたことにまぎれて、忘れてしまったことに気がついた次第。ユズは長野原地域には、中之条あたりが北限らしく育たないのだそうです。で、この時期の毎年の持参品として、つややかな黄色は、希望の色につながるのでしょうか、ことのほか,、八ッ場の方に喜ばれるのです。
でも、わが家のは小粒。で、色は淡い黄色できれいなのですが……、差し上げるのに気が引けてしまいます。
帰宅後、頂いたしいたけの脇に、車の中にわざわざ残しておいたユズ数個を見つけて、うどん好きなDさん宅に、「ちっちいな」とケチをつけられるのを覚悟で、お渡しできなかったのが何とも心残り。