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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2011年03月08日

最後の県議会八ッ場ダム特別委員会 顛末記

 グンブロの皆さま、お世話になります。
 新参者ですが、本日から本格的に参加させて戴きます。どうぞ、よろしくお願いいたします。

 ご無沙汰してしまいました。
 怠け癖がついて、というより、パソコンリカバリーの後、本当に一つ一つのことが予想外に手間取ってしまって時間的に追われてしまっておりました。
 さぁ、再開です。また、よろしくおつきあいください。

 去る26日の土曜日、八ッ場へ行ってきました。また、かなり工事が進んでしまってました。 
 そして、昨日7日は、県議会八ッ場ダム特別委員会があり、行ってまいりました。
 もうじき、県議選の告示を控えて浮足たっている中で、角倉議員はびっちりと記されたメモをもとに、これまたびっちりと長い時間をかけて、綿密な質問を繰り出してました。
 角倉議員の設問内容は、末尾に記しますが、自民党系議員からのブーイングには見識を問うものがありました。選挙を前にして、時間に急かれているのはわかりますが、癖のわるい人たちです。
 委員会の席は何のためにあるのでしょうか。
 意見や質問する議員に対するブーイングめく行為は、居住地の町議会の時にもそうでした。
 つまり、群馬の保守系議員の常識というのは、議場では沈黙。影や事前での根回しでことを進めていくという手法なのでした。そして、意見を長々と述べる議員は、始末の悪いヤツ的な扱いをするのでした。
 「はぁ、いい加減でやめろぃや」とか「はあ、寄せよ」との揶揄語を繰り出すのが、お得意技なのでした。そして、悪びれもせず、大げさにあくびなどをしてみせる議員までいましたっけ。
 角倉議員が「工期の遅れは、政権交代後に起きたものではなく、それ以前からのもので絶対的にこの時点で既に2015年には間に合わなかった」ということを立証しようとしている頃に、背後の自民党議員たちからの私語による雑然とした雰囲気に、この日、初めて傍聴にきたらしい隣席の女性たちは驚いて、「ひどいんね。大事なことなのに」と私に相槌を求めるのでした。が、こちらも私語は禁じられているので、眼だけで応答した次第です。

 そして、年度末なのですから当たり前でもありましたが、最後に突然、唐突的にに持ちだされたというふうに感じられましたが、今回で、同委員会は終了させ、国交省に意見書を提出することが提案 されました。
 賛同しなかったのは、民主党系のリベラル群馬の3議員、角倉、石川、関口県議でした。が、7:3で可決されてしまいました。数がすくないのですから、どうにも仕方のない、このパターンの表決がずっと行われてきたのが、群馬県議会だったのでしょう。
 直ちに要請文書の写しが、委員会の全員に配布されました。
 それについて、検討協議するのかと思いきや、(?議会事務局が用意した)議事進行次第を読み上げていた中沢委員長は「内容は委員長一任して戴きたい」的な発言を繰り出し、これまた直ちに表決に入り、挙手を求めました。
 そして、「全員一致で賛成されました」と言い出したのでした。
 でも、この時、関口県議は挙手していなかったのでした。で、真向かいの席の自民党議員から、「全員じゃないよ。一人反対だけ手をあげていないよ」との示唆が繰り出されました。
 この言葉を受けた関口議員は反射的に身を乗り出して立ち上がり、「内容のことについて、問われるのかと思っていたら、いきなり決をとられたので…… しかし、こういうのは内容について協議してもいいんじゃないんですか。さっき渡されたばかりで、まだ読み切れていない。それにですね、私は一番の「早く決着してほしい」というのは良いにしても、私は2項目目については疑問です」的な内容のことを発言。
 関口議員の「普通は内容の是非も問われるのではないでしょうか」との至極当然な申し出に、全員異議のありようもなく、(これからは筆記も間に合わず、ちょっと定かではないのだけれど)、委員長がもう一度、? 再検討して、10日までにまた配布。OKとなったら、提出という段取りになったと記憶しています。
 これについては、全員、賛成でした。
 現在、どんな小さな会議でも、会議に臨む前の資料配布が求められ、半ば、常識化しているはずです。県議さんたちの常識って一体、どうなっているんでしょうね。
 
 11時45分頃、閉会。
 終了後、直ちに本館2階の情報公開室へ突進。
 担当職員さんに昼休み明けまでにそれぞれの担当課に、連絡をとってもらうことを依頼。本日の場合は特定ダム対策課をはじめとして、7つの文書の開示要求しておきました。
 また、議会棟に戻って、今度は駐車場へ突進。
 2時間まで無料だから、傍聴の場合にも、駐車券は出して戴けるのですけれども、県費を余分に使わせては悪いから、もう一度、再入庫。私たち女性の多くは“主婦の知恵”で、通例、駐車券の出ない、2時間を超える長い会議の時にはそうにやっているのです。で、主婦ならぬ私も、この日はそうやっておきました。
 県庁周辺を一周して、再度、駐車。
 県庁の松の緑をめでながら、落ち着いて持参の急ごしらえの?お弁当(とは呼べな代物)をほおばって、時間待ち。昨今は時間的な拘束をうける働きにでず、こうした平日の傍聴も行えるような自由時間を作るために、節約につぐ節約を行っているおばさんです。
 一時に再び情報公開室へ。特定ダム対策課の方には「最短距離コースでお願いします」と開示を依頼。
 なんで、議員やマスコミ、職員たちには要らない人もいるてぜあろうに、県政の主役とおだてておきながら、一般傍聴の県民には、こんな面倒な開示手続きを取らないと見せてもらえないのかといつもおかしいと感じてなりませんけれど、職員さんたちに文句をいっても仕方がありません。
 先の意見書の担当は、議会事務局となり、もう一つは内容は後述しますが、建築住宅課なのでした(ここのお二人は角倉議員の質問のために途中入室)。
 懸念していた通り、議会事務局の先の意見書は、正式にならなければ不可とのこと。「じゃあ、別段、(案)段階のでもいいんですよ」と言いたいけれど、通るわけもなかろうから……。本当は、こっちが見たかったのであけれど。
 
 傍聴の都度、思う要求事項。
 ①傍聴席にもテープ付きの椅子がほしい。
 県職員列席の少ない日には、いっぱい開いているではないか。そういう日だけでも構わないから、融通を利かしてほしい。
 ② 傍聴人にも、録音を許可してほしい。
 テーブル一つない席で、前かがみに筆記していると手が痛くなるのが早い。それに肝心の箇所が正確に書きとれない。?従ってである。速記技術も持たぬ当方のこの報告記事に、もしかしたら誤認事項があっても仕方なし。それは不可抗力なのであるから……
 ③ 配布資料は、傍聴人にも願いたい。
  配布がまずいのなら、見せて貰えないものか。そうすれば、理解も早く、誤認事実を記すこともないだろうし、必要なものだけ、情報公開を申し出れば済む。
  内容がわからないのだから、「資料一式」と開示依頼をするけれど、中にはホームページにあるのもあろうし、入手済みのものもあるというもの。たとえ現在は安価になり、1枚10円でもだ。
 
 …… ここまで、一気に打ったら、鉛筆も持たないのに、もう手が痛くてなりませぬ。
 心ならずも、お約束の角倉発言列記の着地点までいたりませんが、今夜はここでやめさせて戴きます。
   


Posted by やんばちゃん at 22:32Comments(0)八ッ場だより