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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2011年03月21日

3号機の白煙は深刻事故の前触れ?

 3/21 その四 
 三号機の白煙について、22時半現在の共同通信の詳細なニュースです。
 比較的順調に進んできた「作業中止」ということは、かなり深刻な状況になりつつあるのかもしれません。
 去る「3/14のその一」でご紹介した「プルサーマル炉・3号機」の危険性に言及した部分を再掲載し、(確か眼にしていた)先行きを予測した、御用学者の安心論でない識者の語録を探しています。が、手間取ってますので、先にここまでアップ。後ほどわかり次第、補足します。

【2011/03/21 22:30 【共同通信】
 http://www.47news.jp/CN/201103/CN2011032101000748.html
 原発3号機、煙上がり放水を中止 圧送機投入に遅れも 
 東京電力福島第1原発3号機の原子炉建屋から煙が上がったため、放水を予定していた東京消防庁は21日午後、第1原発正門付近で待機していた隊員を約20キロ離れた指揮本部に退避させた。この日の放水作業は「安全が確認できない」として中止した。22日以降の対応は未定。
 東京消防庁は21日未明まで、3号機に6時間半連続で放水し、午前6時半からは自衛隊の消防車など13両が4号機に放水した。
 また、長さ50メートル以上のアームを装備する「生コン圧送機」3台が21日、4号機への放水を行うため福島県に入ったが、防衛省は3号機から出た煙の影響で、投入が遅れるとの見通しを示した。
 放水作業の障害になっている建屋周辺のがれきを除去するため、陸上自衛隊の74式戦車2両も21日午前6時すぎ、福島県内の活動拠点に到着。隊員が建屋周辺のがれきの飛散状況などを確認した。早ければ22日にも除去を始める。
 生コン圧送機は三重県四日市市の建設業者などの3台。アームを伸ばせば使用済み燃料貯蔵プールの真上からピンポイントで放水が可能となる。建設業者から派遣されたオペレーターが東電社員に操作方法を教える。

続いて、「3/14のその一」の再掲載。
 福島第一原発3号機に着目してください。
 3号機はMox燃料が装荷されているプルサーマル炉だから特別に危険な炉なのです。
 Mox 燃料というのは、ウラン(は天然物です)に人工的に生成されたプルトニウム(長崎原発と同じ)を混ぜて創った燃料です。 その危険は、灯油ストーブでガソリンを燃やすようなものだ、と評されています。
 
 その福島第一原発3号機がどのような状況にあるか、を福島原発に詳しい阪上さんのメールから読み取ってください。
「12:18 ベントが開けず、格納容器の減圧ができない状態
 13:00 原子炉圧力約2気圧 水位最大マイナス2メートル
 13:12 海水注入開始
 16;00 原子炉圧力約2気圧 水位最大マイナス2メートル
 その後、21:10にベントは開いて格納容器の圧力は下がったようですが、水位が低い状況は続いているようです。
 水位系が壊れてるのならよいのですが、ベントができず圧力が下がらないために消火用ポンプの能力不足で入らないとなると相当時間、炉心が露出していることから、溶融が起きていると思われます。
 3号機はプルサーマル炉(MOX燃料は32体で全体の5%)ですからプルトニウムも溶融している恐れがあり、心配です  


Posted by やんばちゃん at 23:01Comments(1)東日本大震災関連

2011年03月21日

3号機の(灰色がかった)煙の報告

3/21 その三 
【←読売新聞より転載。煙を出す福島第一原発の3号機周辺=東京電力提供】
 先ほど、「その二」の見出しにてお伝えしました、3号機の煙のその後の報道を記します。原因不明のまま、ともかく煙はおさまったようです。

①【2011年3月21日 19時36分 毎日新聞】  http://mainichi.jp/select/science/news/20110322k0000m040079000c.html
福島第1原発:3号機の黒煙、収まる
  東京電力によると、福島第1原発3号機の黒煙は21日午後6時すぎに収まった。

 ②【2011年3月21日 19時33分(最終更新3月21日19時34分) 毎日新聞】
http://mainichi.jp/select/science/news/20110322k0000m040078000c.html
福島第1原発:一時3号機に煙 周辺の放射線量に変化なし
黒煙を出す福島第1原発3号機=2011年3月21日午後5時15分、東京電力撮影   

③【2011年3月21日19時13分 読売新聞】
 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110321-OYT1T00534.htm?from=top
 福島第一原発2号機建屋から白煙 
 経済産業省原子力安全・保安院は21日、同日午後6時20分頃、東京電力福島第一原子力発電所2号機の原子炉建屋から、白煙が上がったことを明らかにした。

 ④【2011年3月21日19時01分 読売新聞】
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866921/news/20110321-OYT1T00517.htm
 3号機建屋から灰色の煙、放射線量変化なし
煙を出す福島第一原発の3号機周辺=東京電力提供 
   

 ところで、菅総理大臣は今夕、下記のようなコメントを出したようです。法等に終息の兆しにつながるといいんですが…… 
本日のような白煙など、まだまだありそうです。何しろ、内部の写真をみるとおそろしくなるほどの破壊ですから。
 それにしても、菅さん、眼元も定かでないようなかなりのお疲れの色がありありと出ていますね。過日にもちょっと記しましたが医師の眼から見ると、かなりの疲労度とのことで、「薬でも届けてあげたい」との知人の声音がよみがえります。
【2011年3月21日18時12分(最終更新 3月21日18時45分 毎日新聞】
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110322k0000m040032000c.html
 福島第1原発:危機「脱する光明が見えてきた」…菅首相
 
 丸10日間、いささか、疲れてきました。
 さきほどラジオから流れる「日本のうた」をしみじみ聞きました。心が少し落ち着きました。被災地の方たちもお聞きになってくださっていれば、少しは心がなごまれ癒されることでしょうね。
 こんな時、先日の「計画停電」の際、久々に仰ぎ見た、冴え冴えとした月の光とともに、日本古来からの歌の韻律は、切ないほど胸に迫りきます。
 音感のない身にも久々の調べに酔っていた矢先、ちょっぴり仲たがい中の姉から電話あり。
 「水道の水、飲んじゃダメだって。今から買って持っていくからな」とあわて口調で言う。「何よ、それって」と聞くと、「テレビで飲まない方が良い」とか言った由。
 水道水からの検出は、早くも16日にはメールには流れていましたし、前橋浄水場での数値等も聞いてはいましたけれど、枝野長官が記者会見で出荷停止を告げたのは野菜類のことだけではなかったか? 水道水のこと初耳でした。
 比較的、この手のことに無頓着な姉まで、あわてだすように世相はいよいよ緊迫してきました。
 その自然水「日田飲料水」を販売している、すぐ後ろの弟の店に行こうと思っていたところなので、「自分で行って買うからいいよ」と言いましたが、行っても求めませんでした。私たちの世代は、まさに「直ちにどうてということなく」さほどの影響はないでしょう。
 水道水の飲料停止の経緯を義妹に聞くと、福島原発の被災地周辺の汚染度の高い地域に対して予防的に言ったらしいけれど、群馬県内もとは断言していなかっようだ。けれど、そのように受け止めてしまうのでは? という。
 懸念されるのは「食物連鎖と生体濃縮」の関係で、細胞の若い世代の先々への影響です。食べ物汚染の怖さが、こうした形で浸透していくのは、何とも哀しさがただよいますね。
 そして、日本全国のこうしたペット詰めの水も、3/11以前製造のものなら安全だけれど…… どうなるのだろうか。  


Posted by やんばちゃん at 20:42Comments(0)東日本大震災関連

2011年03月21日

速報・①2号機の電源正常に回復 ②3号機から煙出る

 3/21 その二
※アップ寸前のただ今17時過ぎ、表題の速報が入りました。詳述はのちほど。


 黄色は希望の色。福島原発の速やかな終息を願って、また菜の花の写真を掲げます。何の手入れもしてもらえないのに自力で冬の寒さに耐えて咲いた、菜の花たちです。
 県内のホウレン草などに規定値をこえる放射線汚染の深刻な報道がなされています。このように実った大地の恵みを安心して食せることが、いかに幸せなことか。
 
 今度は出荷停止に陥らさせられた、福島県の被災地の皆さんの苦悩は募るばかりです。1日も早い安全性の確立を願ってやみません。
 今朝のテレビ朝日に出演していた、松本義久・東京工業大学教授は、「わが家では家族みんなでおいしく食べます」と断言してくださってましたが……
 加えて、早くも19日には、被災地周辺だけでなく、関東地方の水道水の汚染もクローズアップされておりました。
 チェルノブィリ事故の後、母乳の汚染に驚愕した、若い母親の手記、『我が子に毒を与えるなんて』(地湧社刊)という感動的な冊子がありました。
 今回の放射線漏れは、小さな子供を持つ親ごさん達にとつては深刻で、本当に揺れ動いているようです。
 【以下、いずれも毎日新聞記事見出し】
 福島第1原発:福島県飯舘村の水道水から放射性ヨウ素
 福島第1原発:出荷停止指示「補償が前提」…官房長官
 福島第1原発:4県にホウレンソウとカキナの出荷停止指示

 この火山列島の島国日本の周囲の海岸にグルリと54基もの原発があることが、狂気ものと言ってよいでしょう。そして、ダムと同じようにまだ建設・増設中の原発施設があるのです。
 ともかく、「過ちはくりかえしません」の実現をひたすら望み、速やかな終息をひたすら願います。
  
 (本来は、焦眉の課題である「食べ物の汚染問題」を記すつもりでしたのに、思わぬ展開になってしまった部分は、末尾の記事を転載したため、長文となってしまったので削除しました)
 末尾に今回の事故を契機に「見直し」される気配に傾きはじめてくれた、「上関原発」と「浜岡原発」の記事を転載します。今般の事故がもたらした警告が、奏を効した朗報とよべましょうか。
 ドキュメンタリー映画『祝の島』(纐纈あや初監督作品)でも知られている豊かな海と自然。
 それらを守れることになりそうで、「上関原発を建てさせない祝島島民の会」の皆さま、良かったですね。
 /////////////////////////
 ①【2011年3月14日15時 日本経済新聞】
 http://s.nikkei.com/eG2fyP(※日にちが経過しているのでサイトにはなし)
  山口県知事、上関原発の工事中断を要請
 山口県の二井関成知事は14日、中国電力が計画している上関原子力発電所(山口県上関町)の建設準備工事を当面見合わせるよう13日に中国電に要請したことを明らかにした。
 東日本巨大地震で被災した東京電力の福島第1原発(福島県)での事故発生を受けた措置。
 知事によると中国電は「申し出の趣旨を重く受け止める」と回答したという。
 中国電は2009年12月に国に上関原発の原子炉設置許可を申請。12年6月の着工予定で、海面埋め立てなどの準備工事に着手している。
 二井知事は原発の安全性全般について「検証する必要がある。
県民の不安は今回の件で高まっている」と述べた。

②【2011年3月18日 読売新聞静岡版 ※記事要約
「知事も見直し必要」
中部電力が浜岡4号機で計画しているウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料を使用したプルサーマル発電について、川勝知事は17日の記者会見で「想定外の事が現実に東電福島第1原発で起った。今のまま進める事は到底出来ない」と述べ、今回の東日本巨大地震を機に安全対策の抜本的な見直しが必要との見解を示した。中電が浜岡に新設する6号機についても「今回の大事故 を踏まえると、新しい安全対策が必要。いまの計画通りに進めるわけには行かない」と語った。
 川勝知事は、16日に中電の水野明久社長と電話で会談した事を明らかにした。知事によると、社長も4号機のプルサーマル発電や6号機の新設は現在の計画通りには進められず、根本的な安全対策の見直しが必要との認識を示したという。

 菊川市長ら視察 「浜岡原発安全等庁内対策委員会(委員長太田順一市長)のメンバーが17日、浜岡原発を視察し、中電が地震後に配備した万一の場合に備えての2台の発電機車や、津波対策の防波壁の建設予定地などをみてまわった。視察後、市長は記者団に「市民の間に不安が広がっている。これまで住民の避難圏は20~30km範囲まで広がり、不安を感じている市民は多い。原 発を止めるべきだとの厳しい声もある。地域防災計画を見直さねばならない」と述べた。プルサーマル計画についても(「厳しい」との立地市である御前崎市長の発言は重い」と語り、現状では認める事は困難との認識を示した。

【2011年3月19日 21時22分 毎日新聞】
 http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110320k0000m040088000c.html
 福島第1原発:水道水に微量放射性物質 6都県
  


Posted by やんばちゃん at 17:24Comments(1)東日本大震災関連

2011年03月21日

「廃炉」となる見通し

 朝から雨でどんより。
 被災地では心理的にも物理的にも大変なこととご推察します。
 犬の散歩のため6時半頃に表に出てみたら、新聞がびしょぬれ。犬を恐れてか最近は玄関先まで持ってみえず、車のミラーに挟んで行かれるのです。心配な時にはビニールに入れてくださるのですが、ということは4時頃はまだふっていなかったのでしょうか。中に織り込まれた一紙はさほどでもなく何とか開けるのですが、表側のもう一紙の新聞は濡れて一塊に。はがそうとすると破れてしまうので、始末が悪い。
 被災地では、どんなに大事な書類や思い出も皆、濡れるどころか汚水にまみれてしまっていることでしょう。
 生活に無くてはならぬ水ですけれど、幸い高崎市周辺では、水害はないので、浸水の切なさにはあったことがないのですが、その辛さはいかばかりでしょうか。
 
 さて、ダムを造り、水の制御を行い始めた頃には、それなりの大義名分があったことでしょうが、それが政治力と結託し「経済の尺度」に変容し始めた頃から、河川行政はおかしくなってまいりました。
 そのダム行政でも、59年目に突入しても完成に至らず、巨額の資金を投入した割には、(一部の役得者をのぞき)住民泣かせの八ッ場ダムは、この国のダム行政のなかで象徴的存在と申せましょう。
 それゆえに関係筋には、「メンツにかけても、八ッ場だけはやる」という暗黙の意思が根強いと聞いております。
 かつて、現地で、「あのずさんな工法と言われている代替地が崩れたらどうしますか」、「もし、浅間山が噴火してダムが決壊したらどうしますか? 浅間山は活火山ですよ」と問うたことがあった。
 「何、崩れたらまた、また工事すりゃいいんだんべに」との返答を戴いて、唖然としたことがありました。つまり、またも「仕事」につながりうるというらしいのでしたが……

 さて、市民運動の面々や心ある研究者たちが再三、「核と人類は共存できない」と指摘し続けた原発は、今般、あってはならぬ杞憂が現実のものとなってしまいました。
 幸い昨日、枝野官房長官が「福島第1原発」は「廃炉」になるとの見方を示し、基本的には東電も納得してくれているようです。 当然のことと思います。
 【2011年3月21日5時30分 朝日新聞】 
 http://www.asahi.com/national/update/0320/TKY201103200297.html
   福島第一原発全6基の廃炉、東電も「不可避」の見方 

 でも、撤去にも10年間は要するとの末尾の記事に、それもそうだろうなとは思うが、いかに間違えた選択のもたらす後遺症の被害は甚大かとしみじみ思えてなりません。
 ようやく乾いだしたシワシワの毎日新聞を広げ、3面中ほどの、まるで広島の原爆ドームのような残骸と化した、衛星写真による上空からの3号機と4号機をみて思います。


【キャプション】16日午後に撮影された、白煙を上げる福島県の東京電力福島第1原発3号機(東電提供の共同通信記事) 
 では前政権党・自民党によって企業と共同路線とは言葉の響きはいいけれど、結託して行われた間違えた政治判断がもたらした、20世紀の教訓として、建物保存して「遺跡」に? 
 とここまで記して、「それは出来っこない!!」と、自分で自分を笑いながら、わがボンクラ頭を叩いた次第。そこには凝縮された放射線があるんですから……
 それらが除去できるまでには、長い長い時間と高度の技術改革がまたれるのですから……
 前にも、記しましたがそれは、八ツ場ダムの上流に眠る、大量のヒ素の蓄積問題と同じです。現在、セメントと混ぜる「固化」という方法が取られていますが、今度は新たな危険性として、セメントとの反応によるガス問題がクローズアップされています。
 つまり、左記の「もんじゅ」ではないけれど、ダムを造るために、酸性水を中和したのでしたが、まさに想定外の結果をうみます。
 従って、将来、核の除去にあたっては、企業の酷寒のメンツに振り回されることなく行ってほしいと切に思います。それを観てしにたいとはおもいますが、かなり長い時を要することと思います。
 でもその前に、まだ危機感が去ったわけではないのです。
 核の世紀を断ちきるために、ひたすら祈る次第です。

※毎日新聞3面の上空写真、毎日新聞社のパソコン画面からの方がより鮮明に詳細なのですが、技術的にコピーができず著作権のこともあるので、かなり苦心したのですが、断念。
  【毎日新聞のキャプション】18日に撮影された、福島第1原発の3号機(右)と4号機の衛星写真(デジタルグローブ・ISIS提供)=共同
  かわりに共同通信の16日のを転載させて戴きました。なお、著作権問題についてはご寛容のほどを。


 【おわび】
 15時頃まで、写真が異なり、従ってキャプションもことなってました。お詫びいたします。   


Posted by やんばちゃん at 13:21Comments(0)東日本大震災関連