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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2011年09月27日

八ッ場の放射能汚染度は? 震災は第2の敗戦

 
 ここで、少し話題をかえて、原発関連のことを挿入させて戴きます。





【NHK衆院予算委の国会中継より転写】
 15時すぎの衆議院予算委員会の国会中継で、共産党志位委員長が放射能汚染問題について質問しています。
 その中で群馬大学・早川教授が作成した、汚染マップを掲げて政府の対応を求めていました。
 
 なぜ、科化学に弱い当方が興味を持ったかというと、午前中にみえた、高崎市の「ナリヒラガーデン」の社長さんが、「検出されませんでしたよ」と朗報をもたらしてくれたのでした。
 というのは、確か、半月ほど前の13日の第9回「検討の場」の翌日のことと記憶していて、今朝と同じく、一日家開けたための雑務に大わらわの時だったと思います。
 私たちというより、高齢化によりほとんど、言いだしっぺの当方が管理しなければならなくなってしまった、地域のクリーン作戦の畑に、いつまでも始末できないであった「ヒマワリの茎を2~3本欲しい」と見えられたのでした。ご存じのようにヒマワリはセシウムを吸収しいくれる植物として知られています。
 古いヒマワリと最近、蒔いたものとのセシウム量の比較とかおっしゃっていました。
 戦国時代の山城として知られる箕輪城の長野氏関連のお宅として、その祖と伝えられる在原業平にちなんで会社名をつけられたナリヒラガーデンさんは、植物や農産物の化学ごとに明るい社長さんの英知と企業技術による、安全作物の開発でつとに知られてきた会社です。
 かつて実家を手伝っていた頃のお得意さんでもあったので顔みしりでしたけれど、突然の来訪に何事だろうと思いましたら、昨今は八ツ場に忙殺状態で手入れが行き届かず、本来ならば、始末することができなかったそれらを、通りがかりに見つけられて、人づてに管理者宅がわが家とわかってのことだったようでした。もちろん、「どうぞ、存分にお採りください」と。
 そして、ご丁寧にも過日は、「採らせてもらいましたよ」と開発されたばかりという商品のジュラートを。なんとホウレン草やトウモロコシのそれらは、それはそれはおいしかったです。どうでもよかったヒマワリが大きな働きをしてくれたものでした。
 さらに今朝ほどの「大丈夫でしたよ。ただし、福島県からのは上がりましたけれど……」とのこれまたご丁寧な報告を戴いたばかりだっのです。

 さて、早川教授作成と言う、くだんのマップには、前橋など県央部と県東部は白の問題なし地点。合併後の高崎市北部の榛名山から中之条町など県北にかけては、写真右上ランクの最下位の0、125マイクロシーベルト/h以上の区域となつていて、グリーン~黄色に塗られていました。
 八ッ場の辺りに目をこらすのですが、画面からは正確には読み取れませんが、明らかに黄色ですので、上記の次のランクには入っているようです。
 
 こういう貴重な資料は、マスコミさん筋でも、とりあげてくださいませんでしょうかね。 


 16時過ぎ、社会民主党・市民連合の阿部知子議員の質問にたたれた前田国交大臣は、「今回の大震災は第2の敗戦」と穏やかな口調ながら、確信にみちたもの言いで断言されていました。
   


Posted by やんばちゃん at 16:23Comments(0)八ッ場だより

2011年09月27日

知事たちの申し入れ書

 


前田国交大臣に、一都五県知事名で堤出した「申し入れ書」です。
 末尾に転載いたしました。
 前田大臣発言はいずれ、国交省から発表されるものと思いますが、テープ起こしを後ほどしたいものと思ってはいます。



........................................................
           写  
  八ッ場ダム建設事業の早期完成を求める申し入れ

 9月13日に開催された八ツ場ダム建設事業の関係地方公共団体から
なる検討の場において、八ッ場ダムが治水・利水の両面から最も有利であ
るとの検証結果が国からようやく示されたが、これは我々が再三主張して
きたことであり、いわば当然の結果である。
 この検証結果を踏まえ、一都五県知事は、下記のとおり、国土交通大臣
に強く要望する。
  
            記

Ⅰ 八ッ場ダム建設が最も有利であることが明確に示された今、この検証
結果を最大限尊重し、一刻も早く対応方針を決定するとともに、平成
24年度予算での対応を待つことなく、今年度可能な措置を速やかに実
施し、直ちにダム本体工事に着手すること。


2 ダム本体工事の実施に当たっては、この2年間の遅れを取り戻すため
に予算を集中投資し、基本計画どおり平成27年度までに八ッ場ダムを
完成させること。

3 国の度重なる方針変更により、長年にわたり塗炭の苦しみを味わって
来た地元住民の意見を真摯に受け止め、国の責任において生活再建事業
を早期に完成させること。


 平成23年9月26日
 国土交通大臣 前田 武志 殿
 
                   東京都知事  石原慎太郎
                   埼玉県知事  上田 清司
                   千葉県知事  森田 健作
                   茨城県知事  橋本  昌
                   栃木県知事  福田 富一
                   群馬県知事  大沢 正明
  


Posted by やんばちゃん at 12:51Comments(0)八ッ場だより

2011年09月27日

前田大臣、「最終的に私が判断」とキツパリと








 文中、「本日」と記してしまってますが、26日のことです。帰宅後の27日0時すぎの食事後の、結局アップ完了は午前2時すぎなのに、頭の中はやはり26日のままでして……

 ロビーでのぶらさがりからの取材です。
 大臣室には記者クラブ所属のマスコミ各社から1名のみのようでした。
 ロビーで待っていた報道陣には、下流都県知事たちが前田大臣に、八ッ場ダム早期完成への申し入れ書を渡した、その写しが配布されました。
 ( 申し入れ書は後ほどアップします)。

 18時25分、前田大臣との会見をおえた、大沢群馬県知事、石原都知事、上田埼玉県知事の3知事が記者会見。
 知事らは検証結果について、まず大沢知事が「(前田大臣が)予断なく検証するということで安心している。生活再建にも非常に前向きだった」とし、「我々が再三主張してきたことで当然の結果」と語った。「一刻も早く方針を決定し、今年度可能な措置を速やかに実施し、直ちにダム本体工事に着手すること」を求めたと話しました。
 石原慎太郎東京都知事は例の口調で「現地の人たちは長い間生殺しにされてきた。とにかく現場に行って見てくれと言った。見ると随分、印象がずいぶん違うと思う。判断の論拠がキチッとできてくると思う」
と語りました。最後に上田知事も「法的には1都5県知事と議会の同意がなければ中止できないが、その手続きを一切取っていない」と手厳しい声音で話してました。

 質問に移り、記者団から、前原誠司・民主党政調会長が最終判断に関与する可能性があることについて問うと、石原都知事は「ナンセンス」と語気荒く応え、「(前原氏は)国交省のオーソリティーで技術を検証して、その通りにすると言ったでしょ」と述べました。
 その後、ほどなく石原都知事の「もういいだろう」で打ち切り。5分程度だったでしょうか? 
 
 続いて、19時の会見予定が20分ほど伸びて、前田大臣の記者会見。
 同じく、ここでも、「首相や党幹事長らが参加する「政府・民主三役会議」で最終決定するとの見方も出ているが」との問いが出ましたが、前田国交相は「私が最終的に判断する」と力をこめて述べました。
 さらに前田国交相は「(要望を)非常に重いことと受け止めている」としながらも「あくまでも予断なく検証する」と強調。10月の早い時期に建設予定地などを視察する意向を示し、すでに調整段階にに入っていることも添えました。が、東日本大震災や紀伊半島の災害の復旧もあることも口に出しました。
 今秋までの検証時期に対しては、「東日本大震災後の大臣として、前の大臣とは状況が異なる」ことを強調され、大震災を想定した新たな検証の必要性にも言及されてました。短く「私の村もやられています」と、ふるさと・奈良県十津川村への思いもにじませて語られてていたのが印象的でした。
 ともかく、決定時期はズレ込み、昨今の異常気象や頻発する大災害に備えての新たな枠組みの必要性が浮かび上がりました。

 記者団からの「現地視察の際に、現地でどんな方とあわれますか?」との問いに、
「地元にはいろいろな不満もあるはず。会えるならどなたとでもお会いしたい」と述べてました。
 いつものあの「お涙ちょうだい」の“演出ずみやらせセレモニー”は、もうこりごりですよね……

..........................................
 去る9月20日の前田大臣の会見要旨を雨宮隆児さんがアップしてくれましたので、ご参考までに。
本日の言葉とほぼ同じで、前田大臣はプレてませんね。
///////////////////////////////////
◇前田大臣会見要旨
http://www.mlit.go.jp/report/interview/daijin110920.html
        ≪≪ 2011年9月20日(火)11:02~11:12
            国土交通省会見室
            前田武志 大臣
(問)
 八ッ場ダムについてですが、関東地方整備局の総合評価案が民主党のマニフェストと正反対の結果になったことについて、どのようにお考えでしょうか。

(答)
 民主党は民主党の考え方で行ってきているのですから、いろいろと検討もされると思います。
一方、関東地方整備局の場合には、利根川流域を管理する責任者として、かなりいろいろな面から、河川管理上、あるいは河川工学的なことも含めて検討もしてきて、その検討の場に1都5県の知事さん方も入って協議をされた結果というように承知をしております。
八ッ場ダムをどうするかということについては、最終的には予断を持たずに検証を行った上で、有識者の御意見も伺い、最終的には大臣が判断をするということになっておりまして、そのプロセスの何合目辺りに当たるかということは私から申し上げられませんが、まだてっぺんまできているわけではないということです。

(問)
 前原政調会長が、当時の大臣に事前の説明がなく、不愉快であると発言されておりますが、これについてどう受け止めていらっしゃるかということと、政調会長にはその後大臣からご説明はされたのでしょうか。

(答)
 関東地方整備局は、あの地域における出先機関ではかなり権威を持って、しかも実行部隊として責任を持っている所でございます。
私自身も関東地方整備局長から直接経緯とその結果の説明を受けたところではございません。
そのような意味では、予断を持たずに検証を行うという立場からすると、ある時点できちんと説明をされるだろうと思いますから、それを受け止めようと思っております。
ということでありますから、私から政調会長にどうこうという立場ではございません。  


Posted by やんばちゃん at 02:19Comments(0)八ッ場だより