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お問い合わせは、 info@gunmawen.net本広告は、30日以上記事の更新がされませんと自動的に掲載されます。 記事が更新された時点で、自動的に破棄されます。2012年12月31日
原発再稼働反対大行進
今年の最後の日、31日分として載せます。
去る12月23日の最後の日曜日、 「原発とめよう群馬」主催の「原発なくてもエエジャナイカ大行進」がありました。
当方は、高崎市役所跡地での人情市に出店していたため参加できなかったのでしたが、当会には参加を呼び掛け、都合のつかれる方は是非とお願いしてありました。
原発もダムも、自民党政権が作り上げた、同じく「憎たらしき国策」なのですから……
そして、集合場所の城址公園≒スタート地点から、高崎市役所→高崎図書館・保健所前、つまり、旧高崎市役所脇を通ったのでした。で、あわててカメラをもって、かけ走ったのでした。が、図書館前ではあつけなく通過。写真は諦めて、わが売り
場に戻ったら、なんとデモ行進は信号を右折、市街地を通って、講演会場になっている東口・労使会館のほうに向かうようでした。それでまた、オバさんが脱兎のごとく走って、今度はNTT前を通過する、ご紹介の写真撮影となったのでした。
露天商のオバさんの仕事のために、参加はできませんでしたが、まぁ、これで良しとしていただきましょうか?
2012年12月28日
八ッ場ダム建設推進 太田国交相が方針表明 上毛新聞一面トップ
ビデオの中の静止画の写真を整理していましたら、こんな写真が出てきました。
おもしろいので掲げます。昨年の8月21日でした。この頃はもう、7日に起きた大雨災害によって、使用禁止になっていたはずなのですけれど……
確かに、ホカホカのインスタントご飯にできたばかりの温泉卵。これで一食、可能ですものね。しかも、商品名がわからないように湯気で写真がぼけていてくれて好都合。NHKなみに心配したけれど……
でも、当方にはこんなことしたっけなと記憶にないのです。卵はいつもの、青森県ときわ農場の無添加の米等の穀物を与えている自然卵(高いけれど親戚の店で扱っているので仕方なく買っている)に似ているのですけれど…… でも、この次の次の場面で出てきた容器は、いつもの紙製のものではないので…… ただ、そんな記憶もあったようなんかったような?
でも、誰でしょうね。 こんなことするヒトって。
※実は買い物に行ったら、同一商品が特売だつたので、思わず求めた次第です。そして、どこかで見たなと?
さて、昨日のニュースで再三、報道されていて覚悟はしていましたが、今朝の上毛新聞一面トップには、保守王国群馬の地方紙らしく、喜び勇んでの次の見出しが躍っています。
見たのは、早朝の5時17分、まだ暗がりの中で、悔しい文字が躍っているではありませんか?(最近は犬を玄関に入れているので仕方なく散歩が早いのです)。 ちなみに毎日新聞は大沢知事以下が 昨日、陳情に出かけた旨が小さくでした。
でも、こんな欠陥だらけのダム建設がまかり通るはずもなし。ショげている気持など全くなし。ますます意気軒昂!1
で、余裕の冒頭写真とあいなりました。
温泉卵が、できる温泉なんて、めったにない貴重な温泉場なのに。これはホントに悔しい!!
間違っても、「仕方なしに認める」なんて、いえませんね。
【2012年12月28日(金) 上毛新聞一面トップ】
http://www.jomo-news.co.jp/ns/9913566194118481/news.html
八ッ場ダム建設推進
太田国交相が方針表明
八ツ場ダム建設推進 国交相が方針表明
第2次安倍内閣で国土交通相に就任した公明党の太田昭宏氏は27日の記者会見で、八ツ場ダム(長野原町)について「早期完成に向けた取り組みを進めていく」と述べ、建設推進の方針を表明した。民主党政権時に官房長官裁定でダム本体工事の予算執行条件とした利根川水系の河川整備計画の策定は、継続するものの作業を急ぐ考えを示した。大沢正明知事は同日上京し、自民党の石破茂幹事長ら党幹部に早期完成を要望した。
太田氏は会見で「前田大臣が1年前に継続と決定したことを尊重する」と述べた。20~30年間で行う事業を定める河川整備計画については「計画を策定していく方向性は、私は結構だと思う。むしろ早く決めていくということではないか」と答えた。民主政権が進めた全国のダムを対象とする見直し作業は継続する意向を表明した。
自民党本部を訪問した大沢知事は石破幹事長や高村正彦副総裁らに八ツ場ダム本体の早期着工を要望した。会談後、大沢知事は「『一生懸命やる、一日も早く着工する』と言っていただいた」と手応えを口にした。年明けには太田氏に会い、八ツ場ダムの視察を要請する意向だ。
2012年12月27日
嘆きの農家をよそに、お猿さんたちは元気です。
【アンカーだらけの立馬沢前の国道沿いの全景です】
この夏以来、このお猿さん軍団が八ツ場一帯に大出動。
20日の日ねアンカー群の光景を撮っていたら、何やら素早く動くものが…… なんと、子猿たち。
実は今夏、丹精のトウモロコシを約600本、実りの秋を迎えようとしていた矢先のリンゴはことごとくやられてしまった、Gさんのガクリした言葉が浮かんできます。いかにしても、600本は多い? Gさん特有のいつもの数を多めに言いたがる癖かともおもいましたが、近隣の方たちに聞くと、本当にあっと言う間に食べつくしてしまうのだそうでした。
前に記したかと思いますが、林地区の上菅トンネル手前の県道沿いの斜面には、40匹もの猿軍団が小一時間にわたり走り間掘っていて、役場の方も見にきたことがありました。その時は林の中で、食べ物
はありませんでしたけれど、今や、より下方の145号線付替え国道にまで出没なのです。
八ッ場とは扇方の左右の方角に位置するのが、四万温泉。そこーの道筋には猿がいっぱいいます。先日はちょっと停車した山の斜面の草むらがうごめくので、きよっとなって目をこらしていたら、なんと子猿たち。後方に目を動かすと、往来の人家の屋根の上にまでピョンぴょんとしているのでした。
……たぶん、四万温泉のお猿さんたちの一部が山伝いに流れてきたのではとかって解釈していますけれど。
2012年12月22日
暮のご挨拶に八ッ場へ行ってきました。
再工事後の川原畑の問題箇所の全景です。20日の撮影です。次に錆びた箇所をアップしました。18日に掲げた、およそ2年前の様子と比べてみてください。※なお、上記の写真のアップは12月27に行ったものです。
20日の日、八ッ場へ、一年間おせわになったお宅へ心ばかりのお礼にせわしなく行ってまいりました。持参するものは、年々貧相なものに。でも、ま心こめて、節季のお礼ごとを申してまいりました。
時間に追われて自体したのでしたが、Dさん宅では、「コタツに行っていきない」といわれ、久しぶりに歓談。売るところがありました。続くEさんの家では、なんと、造ったばかりの夕食用のけんちん汁を戴きまして、心身ともにぬくもりました。「上がってあがって」というのを振り切らせて戴いた、Fさんはご年配なのに、飲み物をもって車が走りでようとする寸前に角口まで…… 本当にありがとうございました。
本欄にて、現地の心やさしい皆さま方にお礼申し上げます。
現地はまたもずいぶん、変わりました。
年内に一応の区切りの工事までというのもあるでしょうが、自民党圧勝後、心なし、工事は勢いよくピッチをあげているように感じられてなりませんでした。
ところが、またもの迂闊ミスで、カメラを忘れてしまったのでした。で、ビデオの写真機能で、必要な場面のみ何枚かは撮りましたけれど……
パソコンに採り入れる方法を失念。
ようやく、差し込み口と一致するリード線をさがしだして、つないだら何と電池切れ。
そうなんでした、夕闇迫った16時半過ぎ、温泉卵をゆでてこようとたちよった王湯で、変貌した柏屋さん跡地をおさめようとしたら、どうにも撮れなかったのでしたっけ。たぶん、電話切れ。
で、携帯でも撮ったのでしたが、こちらの方は、まだ一度も撮りだしたことなく、誰かにSOSの状態なのでした。
ともかく、後ほど。
2012年12月18日
600カ所でアンカーゆるみ! 笹子下り線
地すべり地帯の八ッ場ダム建設予定地には、数多くのアンカーが打たれています。特に、移転した第一小学校の西側一帯、付替え国道145号線沿いの山側にズラーとうたれたアンカー群のものすごいこと。しかも酸性土壌による変質で、すでにコンクリート部分は茶色に変色し、壁面はゆがんでいるのですから、怖いことこの上なし。
【写真は、2010年2月18日川原畑にて】
以下の記事は、日経BP社による 「ケンプラッツ土木メール - 2012/12/18 http://kenplatz.jp/cons」に掲載されていた、笹子トンネル下り線における点検作業の結果を伝える記事です。
日経BP様、大事な警告記事ばかりですので、転載をさせて戴きますこと、お許しください。
アンカーボルトの緩み。人ごととは思えません。
八ッ場のアンカーも錆びたり、ゆるんだりすることでしょう。
さらに、末尾の関連記事の中には、「老朽化したコンクリートが撤去中に落下、1人が死亡」の記事も。
先々の日、八ッ場のいたる工事現場で起こりうる事態です。
【天井板崩落】600カ所でアンカーに緩み、笹子下り線
2012/12/17
天井板崩落 アンカーボルト 接着系あと施工アンカー 点検 国土交通省 トンネル 崩壊・破損 ひび割れ .
国土交通省は12月13日、中央自動車道の笹子トンネル下り線の吊り天井で670カ所の不具合が見つかり、そのうち約9割がアンカーボルトの緩みだったことを明らかにした。中日本高速道路会社によると、特定の場所に不具合が集中していたわけではなかった。
アンカーボルトをハンマーで叩いてずれが生じるかどうかで緩みを調べた。現場では、接着系あと施工アンカーが使われており、覆工コンクリートと接着剤の間、あるいはアンカーボルトと接着剤の間、どちらかの付着強度が落ちていたことになる。
下り線は、事故が発生した上り線と同じ吊り天井構造を持つ。上り線の崩落は、何らかの要因で接着剤が劣化して、接着系アンカーが抜け落ちたことが発端だった可能性が高まった。
【キャプション】
ハンマーで叩く打音検査の際に、アンカーボルトの緩みが発生した箇所。笹子トンネル下り線(写真:中日本高速道路会社)
ハンマーで叩いた際に、脱落したアンカーボルトは2カ所あった(写真:中日本高速道路会社)
笹子トンネル下り線の不具合は以下のとおり。アンカーボルトの脱落が2カ所、緩みが608カ所、腐食による断面欠損が22カ所、覆工コンクリートのアンカーをまたぐひび割れが19カ所、吊り金具のボルトの異状が10カ所、受け台ボルトの破損などが9カ所だ。
笹子トンネル下り線の劣化が全国でも突出
国交省は、事故現場と同様の方式で天井板を吊っているほかのトンネルの緊急点検結果も公表した。
笹子トンネル下り線を除く57本の点検済みトンネルのうち、14本のトンネルで不具合が確認された。しかし、不具合の箇所数は多くても十数カ所で、笹子トンネル下り線の不具合数が突出している。
ただし、今回の緊急点検は通常の打音検査や触診によるもので、コンクリートに埋まっている接着系あと施工アンカーの接着部の劣化度について、完全には点検できていない可能性がある。
■点検で見つかった不具合箇所数ーー詳細な一覧表がありますが、割愛
[関連記事]
▼【天井板崩落】連結構造が大事故を誘因か
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20121205/594369/
▼【天井板崩落】ボルトに腐食みられず、東京側の崩落部
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20121205/594353/
▼【天井板崩落】下り線の天井板1.1万枚をスピード撤去
http://nkkp.jp/a/cn/20121211/595149/
中日本高速道路会社は12月9日、3週間弱で中央自動車道の笹子トンネル下り線の天井板を撤去し、年内に開通させることを発表した。下り線を対面通行させて上下車線を確保する。
[関連記事]
▼【天井板崩落】吊り方式の付属物を総点検、国交省が指示
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20121209/594909/
▼【天井板崩落】首都高では事故前から吊り天井撤去を計画
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20121206/594609/
▼【天井板崩落】自治体にも12トンネル、笹子と同じ構造
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20121206/594469/
▼開通50年目の関門トンネルを大改修、60日で8800枚の天井板を交換
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20081226/529239/
▼老朽化したコンクリートが撤去中に落下、1人が死亡
http://nkkp.jp/a/cn/20121213/595670/
福岡県朝倉市で12月8日午前11時5分ごろ、解体した橋脚のコンクリートをクレーンでつり上げている際に一部が割れて落下。40歳代の男性作業員が下敷きになる事故が発生した。別の作業員が男性を救出したものの、搬送先の病院で死亡が確認された。落下はコンクリートの老朽化が一因とみられる。
[関連記事]
▼700kgのコンクリート塊が落下、地下鉄が8時間不通に
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20111014/553369/
▼旧銚子大橋の桁が撤去中落下、転倒防止材設置せず
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20111024/553557/
▼岩盤の崩落で重機のオペレーター2人が死亡、富山の治山工事
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20100728/542583/
▼改正・技術士試験の読み方(1) 「択一式は容易」ではない
http://nkkp.jp/a/cn/20121212/595370/
技術士の試験が2013年度に大幅に改正される。第二次試験では必須科目に択一式が復活するほか、選択科目に課題解決能力を問う論文が加わる。さらに、技術的体験論文の廃止や口頭試験の見直しに伴って、業務経歴票の重みが増す。12月5日に公表された技術士第二次試験の実施大綱(案)を基に、まずは択一式試験について考えてみよう。
[関連記事]
▼改正・技術士試験の日程がほぼ確定、配点は見直しへ
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20121206/594570/
▼技術士試験の合格率がやや上昇、筆記は河川が大幅増
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20121029/589269/
▼11年度会計検査(12) 設計変更しても当初の設計で施工
http://nkkp.jp/a/cn/20121210/595032/
会計検査院は2011年度の決算検査報告で、農林水産省の補助事業で沖縄県が金武町に造った貯水池の設計ミスを指摘した。着工後に設計を変更して貯水池に管理用の通路を設けたが、設計変更に伴ってかさ上げした擁壁背後の盛り土の土圧を評価しなかった。
[関連記事]
▼10年度会計検査報告(6)設計変更せずに杭が腐食
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20111209/555973/
▼【07年度会計検査報告】設計変更でこう配などを誤り法面が再び崩壊
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20081215/528882/
▼【06年度会計検査報告】設計変更後の応力を計算せず,許容値を満たさぬまま施工
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20071212/514227/
▼【06年度会計検査報告】洗掘に対処できない護岸構造に「設計変更」
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20071206/514019/
▼約2割で設計変更が認められず、土工協が調査
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20090512/532523/
▼トンネル補助金不正で工法変更に批判、沖縄県
http://nkkp.jp/a/cn/20121210/595009/
沖縄県が発注した識名トンネル工事の補助金不正受給問題で県監査委員は11月26日、県に対して、補助金の返還で被った損害を賠償させることも視野に入れて関係者を再調査し、13年5月末までに「必要な措置」を講じるよう勧告した。関係者とは、この工事を担当した県職員と、施工者の大成建設・仲本工業・内間土建JVだ。
[関連記事]
▼沖縄県で新たに5件の偽装契約が発覚、識名トンネル
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20111226/556411/
▼地籍調査で1億5000万円を不正に受給、奥出雲町
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▼職員のカンパで補助金を返還、鳥羽港公文書ねつ造
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20121130/593769/
【写真は、2010年2月18日川原畑にて】
以下の記事は、日経BP社による 「ケンプラッツ土木メール - 2012/12/18 http://kenplatz.jp/cons」に掲載されていた、笹子トンネル下り線における点検作業の結果を伝える記事です。
日経BP様、大事な警告記事ばかりですので、転載をさせて戴きますこと、お許しください。
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八ッ場のアンカーも錆びたり、ゆるんだりすることでしょう。
さらに、末尾の関連記事の中には、「老朽化したコンクリートが撤去中に落下、1人が死亡」の記事も。
先々の日、八ッ場のいたる工事現場で起こりうる事態です。
【天井板崩落】600カ所でアンカーに緩み、笹子下り線
2012/12/17
天井板崩落 アンカーボルト 接着系あと施工アンカー 点検 国土交通省 トンネル 崩壊・破損 ひび割れ .
国土交通省は12月13日、中央自動車道の笹子トンネル下り線の吊り天井で670カ所の不具合が見つかり、そのうち約9割がアンカーボルトの緩みだったことを明らかにした。中日本高速道路会社によると、特定の場所に不具合が集中していたわけではなかった。
アンカーボルトをハンマーで叩いてずれが生じるかどうかで緩みを調べた。現場では、接着系あと施工アンカーが使われており、覆工コンクリートと接着剤の間、あるいはアンカーボルトと接着剤の間、どちらかの付着強度が落ちていたことになる。
下り線は、事故が発生した上り線と同じ吊り天井構造を持つ。上り線の崩落は、何らかの要因で接着剤が劣化して、接着系アンカーが抜け落ちたことが発端だった可能性が高まった。
【キャプション】
ハンマーで叩く打音検査の際に、アンカーボルトの緩みが発生した箇所。笹子トンネル下り線(写真:中日本高速道路会社)
ハンマーで叩いた際に、脱落したアンカーボルトは2カ所あった(写真:中日本高速道路会社)
笹子トンネル下り線の不具合は以下のとおり。アンカーボルトの脱落が2カ所、緩みが608カ所、腐食による断面欠損が22カ所、覆工コンクリートのアンカーをまたぐひび割れが19カ所、吊り金具のボルトの異状が10カ所、受け台ボルトの破損などが9カ所だ。
笹子トンネル下り線の劣化が全国でも突出
国交省は、事故現場と同様の方式で天井板を吊っているほかのトンネルの緊急点検結果も公表した。
笹子トンネル下り線を除く57本の点検済みトンネルのうち、14本のトンネルで不具合が確認された。しかし、不具合の箇所数は多くても十数カ所で、笹子トンネル下り線の不具合数が突出している。
ただし、今回の緊急点検は通常の打音検査や触診によるもので、コンクリートに埋まっている接着系あと施工アンカーの接着部の劣化度について、完全には点検できていない可能性がある。
■点検で見つかった不具合箇所数ーー詳細な一覧表がありますが、割愛
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▼約2割で設計変更が認められず、土工協が調査
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20090512/532523/
▼トンネル補助金不正で工法変更に批判、沖縄県
http://nkkp.jp/a/cn/20121210/595009/
沖縄県が発注した識名トンネル工事の補助金不正受給問題で県監査委員は11月26日、県に対して、補助金の返還で被った損害を賠償させることも視野に入れて関係者を再調査し、13年5月末までに「必要な措置」を講じるよう勧告した。関係者とは、この工事を担当した県職員と、施工者の大成建設・仲本工業・内間土建JVだ。
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▼沖縄県で新たに5件の偽装契約が発覚、識名トンネル
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20111226/556411/
▼地籍調査で1億5000万円を不正に受給、奥出雲町
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20121030/589429/
▼職員のカンパで補助金を返還、鳥羽港公文書ねつ造
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20121130/593769/
2012年12月12日
鎧着た6世紀の人骨さんにお目にかかってきました
※今朝15日、書きなぐったママの拙文を読み直したら、何ともひどい誤字と誤植だらけ。なんで、こんな風に変換してしまうのか、不思議なくらいのメチャメチャ雑文。いかに疲労と睡魔にみまわれながら、言うこと聞いてくれないパソコンと格闘したにせよ、ひどすぎました。あわてて、訂正した次第です。
鎧をきた男性の人骨です。うつぶせになっている状態とか。左が頭で頭骨の後も残ってました。右の大たい骨がみえますが、折れているので、身長はわからないとのことです。
こちらは、頭の方、つまり榛名山のある側から撮った写真です。
本日は、番外編です。……本日も。といったところでしょうか?
偶然でしたが、6世紀初頭の榛名山の噴火で、「国内初の鎧着た人骨」が出土した、渋川・金井東裏遺跡を観てきたのです。
しかも、本日一日限り。3時までの見学でしたのに……
そのように、昨日11日の新聞にはあったようなのでしたが、12月に入ってからは、ほとんど時間的ゆとりなく、新聞もここの処、ツン読状態。“で、読まぬことキヨシ、強し”の無鉄砲さで、たまたま金井地区での仕事を終えたのが、15時ちっょと過ぎ。上毛新聞一面トップの天皇崩御と同じくらいの大きさででていた見出しとテレビニュースの自ずらを想いだし、近場じゃないのとばかりに、現場の場所確認に行ってみることにしたのでした。
見せてもらえるかどうか、場所だけでもの軽い気持ちのみでした。
途中で、地元の方に「この先でいいんですか?」と問うと、地域のお年寄りの二人連れの女性が「3時で終りだから、もう入れないよ。ダメだよ」と言う。公開しているなんて、初耳。むしろ、驚きに近かった。それだけの大発見の貴重な現場を、こんなに早く公開すること自体が驚きだった。で、「明日もみせるんでしょうかね。まだ3時ちょっとすぎだし、でも、ともかく、行ってみます」と後はダッシュ。ダメといわれて引き下がったことはなし?
今度は、なまじの知識が災いして、「3時すぎて、もうダメですか?」といきなり、聞いてしまった。「僕も見学の者なので」と聞くや否や、今度は脱兎のごとくに走って、参加者の列にもぐりこんで、パチパチ撮りまくった次第です。
しばらくして、みな一様にヘルメット冠っているのに気がついた頃、係員さんから、「受付でヘルメットをもらって冠ってください」とのご注意があり。
つまり、当方、金井裏遺跡の裏にあやかって、裏口入学ならぬ、裏口県学してしまっていたのでした。
受けつけに行ったら、顔みしりの女性県議会議員さんが、埋蔵文化財の役職らしきかたと話していました。近くには、学生さんの頃からの顔みしりの彼女の秘書の男性もいました。で、写真を撮ってあげたりで。
さて、今度は正規の見学者の一員として、堂々と見学。男性の人骨よりま右手奥には、写真の子供の頭骨の跡が残っていました。土の色がわずかに変色していて、専門家の鑑定によれば、頭骨の後なのだそうです。標識のすぐ下で、丸い形状のものです。
ここは、八ッ場現地ではすでに部分開通している、上信道予定地。そのための発掘なのでした。
で、「このまま、保存できるといいですよね」と埋蔵文化財関係者には最も困惑させる言葉を。「それはムリ」との由。道路建設は変更がきかないようです。
もしかしたら、計画変更。そして、八ッ場川原畑の東宮遺跡。こちらはずっと近代になってからの江戸時代、浅間の噴火によるものです。
道々思ってきた、「渋川~八ッ場現地まで続く、上州活火山による6~18世紀遺跡群!!」
ポンペイをこえるはずなのに……
何とか保存できないかな、そうすれば…… ダム堤建設なしの密かな期待は見事に木っ端みじんに粉砕。
開発工事がなければ、発掘はできないし…… 知人の文化財関係者の間異口同音の嘆きのようです。
質問させていただいた方も「まぁ、ジレンマですよ、」とおっしゃられ、この後の調査は、周囲の土塊ごと切り抜いて、さらに専門の調査をするのだそうです。そして、道路は計画通りに着工されるそうでした。
いくら、立派な遺跡が出てもも現地保存はままならないんですよね。富岡製紙のように、官民一体の大きな保存運動でも起こらないものでしょうか。
八ッ場では、文部省指定の遺跡でさえも風前のともしび。過去に幾つの遺跡がつぶされたことでしょうか。
帰宅して、さきほどようやく新聞に目を通して、なんと、一日だけで、明日からは切り取り保管作業にかかるとのことがわかった次第。
で、係員さんの説明と合致して、現地保存への一縷の期待は霧散してしまっています。
残念ですね。現場保存がベストなのに!!
鎧をきた男性の人骨です。うつぶせになっている状態とか。左が頭で頭骨の後も残ってました。右の大たい骨がみえますが、折れているので、身長はわからないとのことです。
こちらは、頭の方、つまり榛名山のある側から撮った写真です。
本日は、番外編です。……本日も。といったところでしょうか?
偶然でしたが、6世紀初頭の榛名山の噴火で、「国内初の鎧着た人骨」が出土した、渋川・金井東裏遺跡を観てきたのです。
しかも、本日一日限り。3時までの見学でしたのに……
そのように、昨日11日の新聞にはあったようなのでしたが、12月に入ってからは、ほとんど時間的ゆとりなく、新聞もここの処、ツン読状態。“で、読まぬことキヨシ、強し”の無鉄砲さで、たまたま金井地区での仕事を終えたのが、15時ちっょと過ぎ。上毛新聞一面トップの天皇崩御と同じくらいの大きさででていた見出しとテレビニュースの自ずらを想いだし、近場じゃないのとばかりに、現場の場所確認に行ってみることにしたのでした。
見せてもらえるかどうか、場所だけでもの軽い気持ちのみでした。
途中で、地元の方に「この先でいいんですか?」と問うと、地域のお年寄りの二人連れの女性が「3時で終りだから、もう入れないよ。ダメだよ」と言う。公開しているなんて、初耳。むしろ、驚きに近かった。それだけの大発見の貴重な現場を、こんなに早く公開すること自体が驚きだった。で、「明日もみせるんでしょうかね。まだ3時ちょっとすぎだし、でも、ともかく、行ってみます」と後はダッシュ。ダメといわれて引き下がったことはなし?
今度は、なまじの知識が災いして、「3時すぎて、もうダメですか?」といきなり、聞いてしまった。「僕も見学の者なので」と聞くや否や、今度は脱兎のごとくに走って、参加者の列にもぐりこんで、パチパチ撮りまくった次第です。
しばらくして、みな一様にヘルメット冠っているのに気がついた頃、係員さんから、「受付でヘルメットをもらって冠ってください」とのご注意があり。
つまり、当方、金井裏遺跡の裏にあやかって、裏口入学ならぬ、裏口県学してしまっていたのでした。
受けつけに行ったら、顔みしりの女性県議会議員さんが、埋蔵文化財の役職らしきかたと話していました。近くには、学生さんの頃からの顔みしりの彼女の秘書の男性もいました。で、写真を撮ってあげたりで。
さて、今度は正規の見学者の一員として、堂々と見学。男性の人骨よりま右手奥には、写真の子供の頭骨の跡が残っていました。土の色がわずかに変色していて、専門家の鑑定によれば、頭骨の後なのだそうです。標識のすぐ下で、丸い形状のものです。
ここは、八ッ場現地ではすでに部分開通している、上信道予定地。そのための発掘なのでした。
で、「このまま、保存できるといいですよね」と埋蔵文化財関係者には最も困惑させる言葉を。「それはムリ」との由。道路建設は変更がきかないようです。
もしかしたら、計画変更。そして、八ッ場川原畑の東宮遺跡。こちらはずっと近代になってからの江戸時代、浅間の噴火によるものです。
道々思ってきた、「渋川~八ッ場現地まで続く、上州活火山による6~18世紀遺跡群!!」
ポンペイをこえるはずなのに……
何とか保存できないかな、そうすれば…… ダム堤建設なしの密かな期待は見事に木っ端みじんに粉砕。
開発工事がなければ、発掘はできないし…… 知人の文化財関係者の間異口同音の嘆きのようです。
質問させていただいた方も「まぁ、ジレンマですよ、」とおっしゃられ、この後の調査は、周囲の土塊ごと切り抜いて、さらに専門の調査をするのだそうです。そして、道路は計画通りに着工されるそうでした。
いくら、立派な遺跡が出てもも現地保存はままならないんですよね。富岡製紙のように、官民一体の大きな保存運動でも起こらないものでしょうか。
八ッ場では、文部省指定の遺跡でさえも風前のともしび。過去に幾つの遺跡がつぶされたことでしょうか。
帰宅して、さきほどようやく新聞に目を通して、なんと、一日だけで、明日からは切り取り保管作業にかかるとのことがわかった次第。
で、係員さんの説明と合致して、現地保存への一縷の期待は霧散してしまっています。
残念ですね。現場保存がベストなのに!!
2012年12月09日
八ッ場の巨大手づくりコンニャク
本日は、予定を変更。
身体を休めることにして、家で明日から、スムーズに事が運ぶように、溜まっていた雑事のかたづけ。頭の整理ができて、少し、気持ちの上でもゆとりが。
そこで、閑話休題。
写真は、八ッ場で戴いてきた、手づくりコンニャク。茹で直す前に測ったら、なんと1.55㎏。
十分にさらし、昼食に刺身コンニャクで食べてみました。
身も心も洗い直されたような清新なのど越し。
惜しげもなくこんなにたくさんくださいましたAさん、本当にご馳走様でした。やはり、手づくりは違いますね。
この間、ずっとコンニャクといえば、Bさんのところで、戴いたり求めたりしてきたコンニャクでした。お年をとられて最近はめったにありつけないお味でしたが、それと同じ舌ざわり。八ツ場のコンニャク芋で作ったことがはっきりと蘇るお味です。型に流し込んで、長方形のもいいですが、こういうのも風情がありますね。
一人ではもったいないので、今度の例会日に持っていって、去る2日の現地でのイベントに頑張ってくださったスタッフとお味を楽しみたいなと一回くらいは茹で直しておきましょう。「コンニャクっていうのはね、ゆでりゃゆでるほど旨くなるんだよ」とは、“八ッ場のコンニャクづくり名人”の先のBさんの言葉。
八ッ場のコンニャクを召し上がりたい方、おいでください。
この日は、上映会にさきがけて、内覧のビデオ上映もあります。もちろん、無料でご覧になれますよ。
そこで、12月例会のご案内です。
通例は、第3火曜日19時~ ですが、 今月のみ、第3火曜日→月曜日。 ご注意ください!!
いつもの和室なら空いているのですが、ビデオ上映の出来る部屋のためです。
12/17 (月) 19時~ 会議(報告事項・協議事項)
20時~21時半 「流」のビデオ上映
場所は、「高崎市民活動センター ソシアス」(旧群馬町役場の前)
※参加費無料。知人等をお誘いの上、ぜひご参加を。
映画「流 ながれ」は、宮ケ瀬ダム建設によって、下流の中津川の生物が消滅寸前に追いこまれた過程と、保護にたちあがった方たちの活動をおったドキュメンタリー映画です。
来年3月頃に上映予定しています。
これらの上映活動は、昨年来から予定している、これからの生きる姿勢を問う「降りてゆく生き方」(武田鉄矢主演で、自主上映会のみ)のプレイベントです。お力添えください。
2012年12月08日
第21回関東地方ダム等管理フォローアップ委員会
去る2日に、現地見学と座談会を開催しました。
その翌日、 「第21回関東地方ダム等管理フォローアップ委員会」なる、耳慣れない会が、埼玉副都心の関東地方整備局などのある2号館裏手の「ホテルブリランテ武蔵野」で開催されました。 ご存知の方なら、「あぁ」と思う、埼玉県の男女共同参画センターと併設されている施設でした。
群馬県庁裏手の県議会議員(圧倒的多数の自民党男性議員だった)の議員会館だった、お古の施設を当てがわられた、群馬の男女共同参画センターとは大違いの建物でした。
立って挨拶しているのは、国交省関東地方整備局長。続いて水資源機構理事長の挨拶が続きました。
写真左手は、おなじみの宮村忠関東学院教授。ここでも、委員長としての座長でした。でも、この日は比較的穏やかに、意見をすいあげて、国交省サイドにつないでいられ、座長役に徹していられました。その左隣はかの池谷奉文・財団保法人日本生体系協会会長です。御用団体で名高い団体です。
マスコミ関係者も録音禁止とのこの日の会議は、さぞかし、御用学者さんたちばかりかと思ってました。それでなければ委員になれない仕組みなのですから。
でも、これまた比較的、質問の善悪、質的問題については知識を持ち合わせてませんでしたが、女性ではお一人の恵小百合・江戸川大学教授をはじめ、疑問点をそれぞれがくりだしてました。
しかし、次の一手として、うまく「ダム必要論」に使われることは明らかなのです。
国民の税金で、こんなことばかり…… あぁ~。
さて、この日、なんと、マスコミは皆無。報道関係者席に座ったのは当方のみ。開会直前に男性記者がかけこんできましたが、どうやら、国交省関係者風? 傍聴席にも市民運動関係者がたった4人。
群馬からのマスコミさんも選挙のことで忙しいかったのか、どなたも出席しませんでしたので、もちろん翌朝の報道はなし。
審議事項は
【事後評価】
1、下久保ダム直轄総合水系環境整備事業
【定期報告】
2、渡良瀬遊水地総合開発事業(渡良瀬遊水池)
3、品木ダム
4、利根川河口堰
なぜ、イベント明けの超忙しさの中で、なりふり構わず電車に飛び乗って参加したかは、現在、当会が追っている「品木ダム」についての報告があったからでした。
そして、質問事項も用意していったのでしたが、事前申し込みの際、対応の職員さんからの電話にて、「に宮村委員長は忙しいので、ぶらさがり会見はなし」との言葉通りでした。しかもたった一人ではどうにもなりませんでした。
でも、食い下がって、大声で職員に「質問があるんですけれど」と。結局、対応者がおらず、後日、電話でとあいなりました。
しかし、本日まで当方に電話をかける時間的ゆとりなし。ここの処、平日の昼間の時間帯がいっぱいなのです。
全般にありきたりの報告でしたが、会計検査院の指摘について言及はしていましたが、残念ながら報告者の方の発音が濁っていて毛っ論が語尾がききとれず。ヒ素問題は、資料にはちょっぴりありましたが、素通り。電話での質問時に、確認してみようと思いますが……
念のため、記します。
【フォローアップ制度】とは、国交省の説明によれば
フォローアップ制度(「ダム等の管理に係るフォローアップ制度の実施について」(平成14 年7月24 日付河川局長通達)は、ダム等についてダム等管理フォローアップ委員会を設け、同委員会の意見を聴いて、管理段階における洪水調節実績、環境への影響等の調査及びその調査結果の分析・評価を一層客観的・科学的に行い、当該ダム等の適切な管理に資するとともに、ダム等管理の効率性及びその実施過程の透明性の一層の向上を図ることを目的としています。
その翌日、 「第21回関東地方ダム等管理フォローアップ委員会」なる、耳慣れない会が、埼玉副都心の関東地方整備局などのある2号館裏手の「ホテルブリランテ武蔵野」で開催されました。 ご存知の方なら、「あぁ」と思う、埼玉県の男女共同参画センターと併設されている施設でした。
群馬県庁裏手の県議会議員(圧倒的多数の自民党男性議員だった)の議員会館だった、お古の施設を当てがわられた、群馬の男女共同参画センターとは大違いの建物でした。
立って挨拶しているのは、国交省関東地方整備局長。続いて水資源機構理事長の挨拶が続きました。
写真左手は、おなじみの宮村忠関東学院教授。ここでも、委員長としての座長でした。でも、この日は比較的穏やかに、意見をすいあげて、国交省サイドにつないでいられ、座長役に徹していられました。その左隣はかの池谷奉文・財団保法人日本生体系協会会長です。御用団体で名高い団体です。
マスコミ関係者も録音禁止とのこの日の会議は、さぞかし、御用学者さんたちばかりかと思ってました。それでなければ委員になれない仕組みなのですから。
でも、これまた比較的、質問の善悪、質的問題については知識を持ち合わせてませんでしたが、女性ではお一人の恵小百合・江戸川大学教授をはじめ、疑問点をそれぞれがくりだしてました。
しかし、次の一手として、うまく「ダム必要論」に使われることは明らかなのです。
国民の税金で、こんなことばかり…… あぁ~。
さて、この日、なんと、マスコミは皆無。報道関係者席に座ったのは当方のみ。開会直前に男性記者がかけこんできましたが、どうやら、国交省関係者風? 傍聴席にも市民運動関係者がたった4人。
群馬からのマスコミさんも選挙のことで忙しいかったのか、どなたも出席しませんでしたので、もちろん翌朝の報道はなし。
審議事項は
【事後評価】
1、下久保ダム直轄総合水系環境整備事業
【定期報告】
2、渡良瀬遊水地総合開発事業(渡良瀬遊水池)
3、品木ダム
4、利根川河口堰
なぜ、イベント明けの超忙しさの中で、なりふり構わず電車に飛び乗って参加したかは、現在、当会が追っている「品木ダム」についての報告があったからでした。
そして、質問事項も用意していったのでしたが、事前申し込みの際、対応の職員さんからの電話にて、「に宮村委員長は忙しいので、ぶらさがり会見はなし」との言葉通りでした。しかもたった一人ではどうにもなりませんでした。
でも、食い下がって、大声で職員に「質問があるんですけれど」と。結局、対応者がおらず、後日、電話でとあいなりました。
しかし、本日まで当方に電話をかける時間的ゆとりなし。ここの処、平日の昼間の時間帯がいっぱいなのです。
全般にありきたりの報告でしたが、会計検査院の指摘について言及はしていましたが、残念ながら報告者の方の発音が濁っていて毛っ論が語尾がききとれず。ヒ素問題は、資料にはちょっぴりありましたが、素通り。電話での質問時に、確認してみようと思いますが……
念のため、記します。
【フォローアップ制度】とは、国交省の説明によれば
フォローアップ制度(「ダム等の管理に係るフォローアップ制度の実施について」(平成14 年7月24 日付河川局長通達)は、ダム等についてダム等管理フォローアップ委員会を設け、同委員会の意見を聴いて、管理段階における洪水調節実績、環境への影響等の調査及びその調査結果の分析・評価を一層客観的・科学的に行い、当該ダム等の適切な管理に資するとともに、ダム等管理の効率性及びその実施過程の透明性の一層の向上を図ることを目的としています。
2012年12月04日
2日の現地座談会の報道各紙
2日現地の当会のイベントに、新聞社は以下の4社。テレビ関係は群馬テレビさんが、選挙選のお忙しいなか、八ッ場現地までかけつけてくだされました。中には、午前中の見学会からご参加くだされた記者さんもいました。
翌3日には、限りある紙面にカラー写真入りで座談会の様子を報じてくれた社もあり大感激です。その記事を転載させて戴きます。
マスコミの皆さん、本当にあがとうございました。
【2012年12月3日(火) 東京新聞群馬版トップ記事 カラー写真】
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20121203/CK2012120302000149.html
「政治家はもっと来て理解を」 八ッ場ダム地元で座談会
【キャプション】座談会に参加した地元住民ら=長野原町で
八ッ場(やんば)ダムの水没予定地がある長野原町で二日、衆院選を前に地元住民らを交えてダム建設の問題を考える座談会があった。参加した地元住民は「政治にふるさとを引っかき回された」「政治家はもっと地元に来て理解して」と切実な声を上げた。 (伊藤弘喜)
市民グループ「STOP八ッ場ダム市民ネット」(高崎市)の主催。ダムが完成すると水没する川原湯温泉のやまた旅館で開かれ、県内各地の約二十人が参加した。
水没予定地に田を持つ同町林の会社員渡陽平さん(26)は、二〇一〇年一月に同町で開かれた意見交換会で当時の前原誠司国土交通相に「ダム反対」を直接伝えようとしたが、果たせなかった。「政治家はもっと数を重ねて来て、長野原の複雑な事情を理解してほしい」と訴えた。
両親が水没予定地から代替地に移転した四十代主婦は「これまでの政権にふるさとを引っかき回された。川原湯温泉の同世代のオーナーたちは建設、中止のどちらでもよく、とにかく生活を再建してほしいと思っている」と強調した。
前日の一日に最後の宿泊客を見送ったやまた旅館。館主の豊田拓司さん(60)の父で、ダム反対運動の中核メンバーだった故・嘉雄さんが一九五一(昭和二十六)年に始めた。新旅館は代替地に建設中で来年一~二月に完成する。
豊田さんは座談会には参加しなかったが、取材に応じ「民主党政権がダムを止めるのかなと思ったが…。皮肉にも政権交代で官僚が一生懸命になり、対応がよくなった。結局は政治家より官僚に力があったということ」と振り返った。
座談会には、群馬5区に出馬する共産新人の糸井洋氏が駆け付け、ダムの建設に反対する意向を示した。
また、STOP八ッ場ダム市民ネットは県内の小選挙区に立候補する予定者に八ッ場ダム建設のアンケートを行い、回答した十四人の結果を座談会で発表。5区では、自民前職の小渕優子氏は回答がなく、社民新人の小林人志氏が反対だった。この他、賛成は自民二人、反対は日本維新の会一人、共産四人だった。
【2012年12月03日(火) 毎日新聞群馬版トップ扱い 写真入り】
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20121203ddlk10010034000c.html
2012衆院選
「八ッ場」座談会 5区 長野原 住民と立候補予定者ら
【キャプション】八ッ場ダム水没予定地区に、5区の立候補予定者(左)を招いて行われた座談会≒長野原町川原湯で
3年前の政権交代でクローズアップされた八ッ場ダムを考えようと2日、長野原町で、衆院選の群馬5区立候補予定者と住民の座談会が開かれた。主催したのは、ダム中止を求める市民団体「STOP八ッ場ダム市民ネット」。同町を抱える5区は、ダム推進派の自民前職に、中止派の共産と社民の2新人が挑む構図。3年前の政権交代後、ダム中止宣言を撤回した民主は候補者を立てない方針だ。
座談会には、共産の新人と地元住民ら約20人が出席。ダム反対を主張する候補予定者に質問した男性会社員(26)は、「推進派に投票したくはないが、建設再開が決まった今、中止派を応援しても意味はないかも」と言う。
一方、ダム完成が見えない状況に、推進派も不満を抱える。温泉街が寂れて旅館をたたんだ自営業男性(46)は「いつ商売を再開できるか分からず、困っているが、とにかく推進派の候補に投票するしかない」と話す。【奥山はるな】
【2012年12月3日(火) 朝日新聞群馬版】
現地で座談会 八ッ場ダム 反対派:八ッ場ダム 反対派の市民団体「STOP八ッ場ダム市民ネット」は2日、群馬5区の立候補予定者を招いた座談会を、長野原町の水没予定地で開き、約30人が参加した。
京さん新顔の糸井洋氏(44)は「吾妻渓谷の豊かな自然が失われる」と反対を明言。社民新顔の小林人志氏(61)の陣営は「原則反対。時間をかけて検討すべきだ」とするコメントを寄せた。
自民前職の小渕優子氏(38)は推進の立場のため、主催者側は連絡しなかったという。小渕氏の陣営は同日、JR川原湯温泉駅前など水没予定地を車で走り、「早期完成に全力を尽くす」と訴えていた。
【2012年12月3日(火) 上毛新聞社会面18面下段】
①八ッ場ダム 反対派が座談会 長野原
衆院選工事が迫る中、八ッ場ダム反対を掲げる5区立候補予定者を迎えた座談会が2日、長野原町川原湯で開かれた。共産党の糸井洋氏(44)が参加し、地元住民から約20人と意見交換した。
糸井氏は「外部の人間が『(ダムを)いらない』というのは簡単。ダムを止めた後どうするかを考え、その責任は国が負うべき」などと発言。参加者からは「ダムは自然だけでなく、古里や人間関係も破壊している」「何度も地元に足を運んで発信してほしい」といった訴えや要望の声が上がった。
座談会は「STOP八ッ場ダム・市民ネット」(鈴木郁子代表)が主催。当初は社民党の小林人志氏(61)も参加予定だったが、衆院解散で日程調整ができなくなった。八ッ場ダムを推進する自民党の小渕優子氏(38)には、参加を打診しなかったとしている。
②八ッ場ダムでアンケート 市民団体
「八ッ場あしたの会」は2日、各政党に対して行った八ッ場ダムに関するアンケート結果を公表した。12党のうち8党が同日までに回答。ダム本体着工についての質問では、自民が早期着工を求めた一方、共産、社民、新党日本、日本未来の党が工事中止を訴えた。
みんなは2010年参院選でダムを推進していたが、河川整備計画の不備を理由に「現状では判断できない」に変化。民主は「党は予算計上に反対するが、最終判断は政府に委ねる」、国民新党は「利根川水系全般の治水・利水の総合的な見地から判断すべき」とした。
一方、「STOP八ッ場ダム・市民ネット」は県内の立候補予定者14人からアンケートを回収。ダム推進を表明している候補者からの回答が少なかったこともあり、八ッ場ダム計画に賛成2人、反対7人、条件付きなどが5人だった。
翌3日には、限りある紙面にカラー写真入りで座談会の様子を報じてくれた社もあり大感激です。その記事を転載させて戴きます。
マスコミの皆さん、本当にあがとうございました。
【2012年12月3日(火) 東京新聞群馬版トップ記事 カラー写真】
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20121203/CK2012120302000149.html
「政治家はもっと来て理解を」 八ッ場ダム地元で座談会
【キャプション】座談会に参加した地元住民ら=長野原町で
八ッ場(やんば)ダムの水没予定地がある長野原町で二日、衆院選を前に地元住民らを交えてダム建設の問題を考える座談会があった。参加した地元住民は「政治にふるさとを引っかき回された」「政治家はもっと地元に来て理解して」と切実な声を上げた。 (伊藤弘喜)
市民グループ「STOP八ッ場ダム市民ネット」(高崎市)の主催。ダムが完成すると水没する川原湯温泉のやまた旅館で開かれ、県内各地の約二十人が参加した。
水没予定地に田を持つ同町林の会社員渡陽平さん(26)は、二〇一〇年一月に同町で開かれた意見交換会で当時の前原誠司国土交通相に「ダム反対」を直接伝えようとしたが、果たせなかった。「政治家はもっと数を重ねて来て、長野原の複雑な事情を理解してほしい」と訴えた。
両親が水没予定地から代替地に移転した四十代主婦は「これまでの政権にふるさとを引っかき回された。川原湯温泉の同世代のオーナーたちは建設、中止のどちらでもよく、とにかく生活を再建してほしいと思っている」と強調した。
前日の一日に最後の宿泊客を見送ったやまた旅館。館主の豊田拓司さん(60)の父で、ダム反対運動の中核メンバーだった故・嘉雄さんが一九五一(昭和二十六)年に始めた。新旅館は代替地に建設中で来年一~二月に完成する。
豊田さんは座談会には参加しなかったが、取材に応じ「民主党政権がダムを止めるのかなと思ったが…。皮肉にも政権交代で官僚が一生懸命になり、対応がよくなった。結局は政治家より官僚に力があったということ」と振り返った。
座談会には、群馬5区に出馬する共産新人の糸井洋氏が駆け付け、ダムの建設に反対する意向を示した。
また、STOP八ッ場ダム市民ネットは県内の小選挙区に立候補する予定者に八ッ場ダム建設のアンケートを行い、回答した十四人の結果を座談会で発表。5区では、自民前職の小渕優子氏は回答がなく、社民新人の小林人志氏が反対だった。この他、賛成は自民二人、反対は日本維新の会一人、共産四人だった。
【2012年12月03日(火) 毎日新聞群馬版トップ扱い 写真入り】
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20121203ddlk10010034000c.html
2012衆院選
「八ッ場」座談会 5区 長野原 住民と立候補予定者ら
【キャプション】八ッ場ダム水没予定地区に、5区の立候補予定者(左)を招いて行われた座談会≒長野原町川原湯で
3年前の政権交代でクローズアップされた八ッ場ダムを考えようと2日、長野原町で、衆院選の群馬5区立候補予定者と住民の座談会が開かれた。主催したのは、ダム中止を求める市民団体「STOP八ッ場ダム市民ネット」。同町を抱える5区は、ダム推進派の自民前職に、中止派の共産と社民の2新人が挑む構図。3年前の政権交代後、ダム中止宣言を撤回した民主は候補者を立てない方針だ。
座談会には、共産の新人と地元住民ら約20人が出席。ダム反対を主張する候補予定者に質問した男性会社員(26)は、「推進派に投票したくはないが、建設再開が決まった今、中止派を応援しても意味はないかも」と言う。
一方、ダム完成が見えない状況に、推進派も不満を抱える。温泉街が寂れて旅館をたたんだ自営業男性(46)は「いつ商売を再開できるか分からず、困っているが、とにかく推進派の候補に投票するしかない」と話す。【奥山はるな】
【2012年12月3日(火) 朝日新聞群馬版】
現地で座談会 八ッ場ダム 反対派:八ッ場ダム 反対派の市民団体「STOP八ッ場ダム市民ネット」は2日、群馬5区の立候補予定者を招いた座談会を、長野原町の水没予定地で開き、約30人が参加した。
京さん新顔の糸井洋氏(44)は「吾妻渓谷の豊かな自然が失われる」と反対を明言。社民新顔の小林人志氏(61)の陣営は「原則反対。時間をかけて検討すべきだ」とするコメントを寄せた。
自民前職の小渕優子氏(38)は推進の立場のため、主催者側は連絡しなかったという。小渕氏の陣営は同日、JR川原湯温泉駅前など水没予定地を車で走り、「早期完成に全力を尽くす」と訴えていた。
【2012年12月3日(火) 上毛新聞社会面18面下段】
①八ッ場ダム 反対派が座談会 長野原
衆院選工事が迫る中、八ッ場ダム反対を掲げる5区立候補予定者を迎えた座談会が2日、長野原町川原湯で開かれた。共産党の糸井洋氏(44)が参加し、地元住民から約20人と意見交換した。
糸井氏は「外部の人間が『(ダムを)いらない』というのは簡単。ダムを止めた後どうするかを考え、その責任は国が負うべき」などと発言。参加者からは「ダムは自然だけでなく、古里や人間関係も破壊している」「何度も地元に足を運んで発信してほしい」といった訴えや要望の声が上がった。
座談会は「STOP八ッ場ダム・市民ネット」(鈴木郁子代表)が主催。当初は社民党の小林人志氏(61)も参加予定だったが、衆院解散で日程調整ができなくなった。八ッ場ダムを推進する自民党の小渕優子氏(38)には、参加を打診しなかったとしている。
②八ッ場ダムでアンケート 市民団体
「八ッ場あしたの会」は2日、各政党に対して行った八ッ場ダムに関するアンケート結果を公表した。12党のうち8党が同日までに回答。ダム本体着工についての質問では、自民が早期着工を求めた一方、共産、社民、新党日本、日本未来の党が工事中止を訴えた。
みんなは2010年参院選でダムを推進していたが、河川整備計画の不備を理由に「現状では判断できない」に変化。民主は「党は予算計上に反対するが、最終判断は政府に委ねる」、国民新党は「利根川水系全般の治水・利水の総合的な見地から判断すべき」とした。
一方、「STOP八ッ場ダム・市民ネット」は県内の立候補予定者14人からアンケートを回収。ダム推進を表明している候補者からの回答が少なかったこともあり、八ッ場ダム計画に賛成2人、反対7人、条件付きなどが5人だった。
2012年12月03日
投票にお役だてください!! 群馬県全候補者アンケート
昨日2日の現地座談会の席で、出席者と取材に訪れてきてくださった新聞社4社とテレビ局1社に、公表させて戴きましたアンケート結果です。
急な解散総選挙にて、本当にお忙しい身をけずってのご対応をくだされました、候補者様ならびに選対関係者様、お手数をおかけ致しました。どこのご陣営もどなたも、「すごい量なんですよ」と音をあげていらっしゃいました。この混迷だらけの政治下、それだけ市民の関心が高い今回の選挙と申せましょうか。
末尾に、アンケート用紙に添えた、当会からの「あいさつ文」を添えてあります。
写真は、当会スタッフが配布資料をもとに結果の分析説明をしている場面です。部屋の都合上、風邪気味の会員もいましたのに、我がスタッフたちはずっと廊下に出ていてくれました。
それにしても、川原湯温泉街の固い空気のなか、ご無理を申しあげてこの日、お貸しくださいました、旅館主様に、改めてお礼を申し上げます。
<同じく、連携プレーで短時間に見事にこなしてくれた、わがスタッフにも感謝です。お疲れ様でしたね。
center>
■STOP八ッ場ダム市民ネット
「八ッ場ダム建設計画についてのアンケート」結果発表
当会では、来る衆議院選挙にあたって、八ッ場ダム問題についての予定立候補者アンケートを企画し、実施した。
対象者は11月26日時点で当会が把握できた群馬県内の予定立候補者19名で、調査用紙を郵送してFAXにて回収した。
結果、19名中14名から回答を得た。
12月1日現在で群馬県の予定立候補者は20名だが、11月26日発送以降に立候補表明した予定候補者については調査していない。
11月26日発送、30日中を締め切りとし、遅れた到着分も可能な限り採用した。
質問内容は下のとおり。
---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
八ッ場ダム建設計画についてのアンケート
■設問1 私は八ッ場ダム計画に
1.賛成します 2.反対します 3.条件付賛成・反対 4.態度保留・未定
5.その他( )
■設問2 【設問1で「賛成」と回答された方にお尋ねします】主な賛成の理由は何でしょうか。次の内からお選び下さい(いくつでも可)。
1.洪水対策 2.水道水確保 3.地元活性化 4.景気対策
5.その他( )
■設問3 【設問1で「反対」と解答された方にお尋ねします】主な反対の理由は何でしょうか。ご自由にお書き下さい。
自由回答( )
■設問4 もし「八ッ場ダム」計画が中止された場合、地域再建のための新たな財政支出が必要と考えますか。
1.必要である 2.必要ない 3その他( )
■設問5 【設問1で「条件付賛成・反対」を択ばれた方にお尋ねします】賛成・反対及び、その条件は何でしょうか。ご自由にお書き下さい。
自由回答( )
■設問6 【設問1で「態度保留・未定」を択ばれた方にお尋ねします】今後、建設の是非を考えるにあたって、どのようなことが判断基準になるとお考えですか。ご自由にお書き下さい。
自由回答( )
///////////////////////
■調査結果まとめ(選挙区別・五十音順)
【1区】
◎上野 宏史 日本維新の会
※回答なし
◎生方 秀男 日本共産党
〈問1〉2.反対
〈問3〉「治水・利水とも必要ないことは明らか。地すべりなどの危険性が高い地域であり、ムダな八ッ場ダムはいらない。」
〈問4〉1.必要
◎後藤 新 日本未来の党 新群馬の会
〈問1〉5.その他
「基本的に脱ダムに賛成だが、八ッ場ダムに関しては度重なる国策の変更によってこれ以上地元を振り回さないで欲しい」
〈問4〉1.必要
◎佐田 玄一郎 自由民主党
〈問1〉1.賛成
〈問2〉1.2.
〈問4〉3.その他
「完成するものと考えています」
◎宮崎 岳志 民主党
〈問1〉5.その他
「反対の立場で活動してきたが、建設再開が決まったことは重く受け 止めなければならない。しかし、建設再開は官房長官裁定の内容をクリアすることが条件であり、裁定を受け現在進められている利根川水系河川計画策定のための検討会議が、公平な運営で執り行われた上で河川整備計画が作られなければ、建設は再開できないと考えます。検討会議の運営に疑義があると指摘されていますので、会議が公平に運営されるようチェックして行きます。」
〈問4〉1.必要
【2区】
◎石関 貴史 日本維新の会
※回答なし
◎井野 俊郎 自由民主党
※回答なし
◎桑原 功 民主党
※発送後に出馬表明のため、質問書未達。
◎関口 直久 日本共産党
〈問1〉2.反対
〈問3〉「治水・利水の面からも不要は明らか。地質もろく地すべりの危険があり、建設すべきではない。ダムなしの町おこし・活性化は住民の声をよく聞き国の責任で。」
〈問4〉1.必要
【3区】
◎柿沼 正明 民主党
〈問1〉3.条件付賛成・反対
〈問4〉1.必要
〈問5〉「利根川水系全体の治水計画」
◎笹川 博義 自由民主党
〈問1〉1.賛成
〈問2〉1.2.3.
◎渋沢 哲男 日本共産党
〈問1〉2.反対
〈問3〉「ダムによって住民生活や自然環境が破壊。水の需要予測は過大であり、治水上も効果はないことは科学的に明らかになっている。また、ダム予定地の両岸は地滑りの危険性も。」
◎長谷川 嘉一 日本未来の党
〈問1〉2.反対
〈問4〉1.
【4区】
◎青木 和也 民主党
〈問1〉3.条件付賛成・反対
〈問4〉1.必要
〈問5〉「治水、利水、ランニングコスト、代替地ほかの安全性、すべてにおいて疑義のある八ッ場ダム事業は中止すべきである。『利根川水系の河川整備計画』『生活再建支援法』という二つの官房長官裁定を厳格に適用すれば、現時点で事業の推進は不可能である。」
◎萩原 貞夫 日本共産党
〈問1〉2.反対
〈問3〉「治水・利水上もそもそも必要なし。ダム利権構造こそ問題あり。」
〈問4〉3.その他
「ムダなダム事業で破壊された地域の再生支援は急務。発見された貴重な遺跡の活用はじめ、住民中心のあらゆる手当てをすべきだが、その支出はダム継続の予算内で十分まかなえるので、『新たな』という表現は負担感が強調され誤解をまねく。」
◎福田 達夫 自由民主党
※回答なし
◎宮原田 綾香 日本維新の会
〈問1〉2.反対
〈問3〉「治水・利水上必要性が認められない。政官業癒着の象徴的事業。」
〈問4〉1.必要
【5区】
◎糸井 洋 日本共産党
〈問1〉2.反対
〈問3〉「治水・利水の面からも不要であることは明白。地質的にも向かない。景観失う。生態系破壊も。」
〈問4〉3.その他「建設予算から」
◎小渕 優子 自由民主党
※回答しない旨連絡あり。
◎小林 人志 社民党
〈問1〉2.反対
〈問3〉「社民党は計画初期から反対。現在もこの方針を踏襲している。必要性がなく、地質が最悪で地滑りの危険性が懸念される。さらに生活環境への問題性も生じてくるだろう。」
〈問4〉1.必要
/////////////////////////////
〇区立候補予定者
〇〇 〇〇様
私たちは「STOP八ッ場ダム・市民ネット」と申します。
今般の衆議院選挙に際して、群馬県内の予定立候補者の皆様に「八ッ場ダム」計画についてのお考えを伺いたく、アンケートによる質問を送らせて頂きます。
お忙しい中、誠にせわしなく何とも勝手ながら、11月30日中に、下記のFAX番号に、ご返答いただけないでしょうか?
FAX:〇〇〇 〇〇〇 〇〇〇〇(代表:〇〇宅)
頂いたご回答は集約の上、近日中にマスコミや当会ブログなどにて、公表させていただく予定です。
なお、 私たちはダム反対の立場で活動する市民団体ではありますが、本アンケートにあたりましては、公平中立に調査・集約し、結果をありのまま公表させていただきまして、有権者の判断の参考に供する所存でおります。
公示前の超ご多忙の最中、このような依頼ごと、お手数をおかけ致しまして恐縮の限りですが、どうぞ、国政へのお考えをお聞かせくださいますよう、お願い申し上げます。
STOP八ッ場ダム・市民ネット
代表:〇〇〇〇拝
《当会の連絡先》
名称:「ST0P八ッ場ダム・市民ネット」
電話/FAX:
携帯:
メール:
ブログ:http://s35.gunmablog.net/
急な解散総選挙にて、本当にお忙しい身をけずってのご対応をくだされました、候補者様ならびに選対関係者様、お手数をおかけ致しました。どこのご陣営もどなたも、「すごい量なんですよ」と音をあげていらっしゃいました。この混迷だらけの政治下、それだけ市民の関心が高い今回の選挙と申せましょうか。
末尾に、アンケート用紙に添えた、当会からの「あいさつ文」を添えてあります。
写真は、当会スタッフが配布資料をもとに結果の分析説明をしている場面です。部屋の都合上、風邪気味の会員もいましたのに、我がスタッフたちはずっと廊下に出ていてくれました。
それにしても、川原湯温泉街の固い空気のなか、ご無理を申しあげてこの日、お貸しくださいました、旅館主様に、改めてお礼を申し上げます。
<同じく、連携プレーで短時間に見事にこなしてくれた、わがスタッフにも感謝です。お疲れ様でしたね。
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■STOP八ッ場ダム市民ネット
「八ッ場ダム建設計画についてのアンケート」結果発表
当会では、来る衆議院選挙にあたって、八ッ場ダム問題についての予定立候補者アンケートを企画し、実施した。
対象者は11月26日時点で当会が把握できた群馬県内の予定立候補者19名で、調査用紙を郵送してFAXにて回収した。
結果、19名中14名から回答を得た。
12月1日現在で群馬県の予定立候補者は20名だが、11月26日発送以降に立候補表明した予定候補者については調査していない。
11月26日発送、30日中を締め切りとし、遅れた到着分も可能な限り採用した。
質問内容は下のとおり。
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八ッ場ダム建設計画についてのアンケート
■設問1 私は八ッ場ダム計画に
1.賛成します 2.反対します 3.条件付賛成・反対 4.態度保留・未定
5.その他( )
■設問2 【設問1で「賛成」と回答された方にお尋ねします】主な賛成の理由は何でしょうか。次の内からお選び下さい(いくつでも可)。
1.洪水対策 2.水道水確保 3.地元活性化 4.景気対策
5.その他( )
■設問3 【設問1で「反対」と解答された方にお尋ねします】主な反対の理由は何でしょうか。ご自由にお書き下さい。
自由回答( )
■設問4 もし「八ッ場ダム」計画が中止された場合、地域再建のための新たな財政支出が必要と考えますか。
1.必要である 2.必要ない 3その他( )
■設問5 【設問1で「条件付賛成・反対」を択ばれた方にお尋ねします】賛成・反対及び、その条件は何でしょうか。ご自由にお書き下さい。
自由回答( )
■設問6 【設問1で「態度保留・未定」を択ばれた方にお尋ねします】今後、建設の是非を考えるにあたって、どのようなことが判断基準になるとお考えですか。ご自由にお書き下さい。
自由回答( )
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■調査結果まとめ(選挙区別・五十音順)
【1区】
◎上野 宏史 日本維新の会
※回答なし
◎生方 秀男 日本共産党
〈問1〉2.反対
〈問3〉「治水・利水とも必要ないことは明らか。地すべりなどの危険性が高い地域であり、ムダな八ッ場ダムはいらない。」
〈問4〉1.必要
◎後藤 新 日本未来の党 新群馬の会
〈問1〉5.その他
「基本的に脱ダムに賛成だが、八ッ場ダムに関しては度重なる国策の変更によってこれ以上地元を振り回さないで欲しい」
〈問4〉1.必要
◎佐田 玄一郎 自由民主党
〈問1〉1.賛成
〈問2〉1.2.
〈問4〉3.その他
「完成するものと考えています」
◎宮崎 岳志 民主党
〈問1〉5.その他
「反対の立場で活動してきたが、建設再開が決まったことは重く受け 止めなければならない。しかし、建設再開は官房長官裁定の内容をクリアすることが条件であり、裁定を受け現在進められている利根川水系河川計画策定のための検討会議が、公平な運営で執り行われた上で河川整備計画が作られなければ、建設は再開できないと考えます。検討会議の運営に疑義があると指摘されていますので、会議が公平に運営されるようチェックして行きます。」
〈問4〉1.必要
【2区】
◎石関 貴史 日本維新の会
※回答なし
◎井野 俊郎 自由民主党
※回答なし
◎桑原 功 民主党
※発送後に出馬表明のため、質問書未達。
◎関口 直久 日本共産党
〈問1〉2.反対
〈問3〉「治水・利水の面からも不要は明らか。地質もろく地すべりの危険があり、建設すべきではない。ダムなしの町おこし・活性化は住民の声をよく聞き国の責任で。」
〈問4〉1.必要
【3区】
◎柿沼 正明 民主党
〈問1〉3.条件付賛成・反対
〈問4〉1.必要
〈問5〉「利根川水系全体の治水計画」
◎笹川 博義 自由民主党
〈問1〉1.賛成
〈問2〉1.2.3.
◎渋沢 哲男 日本共産党
〈問1〉2.反対
〈問3〉「ダムによって住民生活や自然環境が破壊。水の需要予測は過大であり、治水上も効果はないことは科学的に明らかになっている。また、ダム予定地の両岸は地滑りの危険性も。」
◎長谷川 嘉一 日本未来の党
〈問1〉2.反対
〈問4〉1.
【4区】
◎青木 和也 民主党
〈問1〉3.条件付賛成・反対
〈問4〉1.必要
〈問5〉「治水、利水、ランニングコスト、代替地ほかの安全性、すべてにおいて疑義のある八ッ場ダム事業は中止すべきである。『利根川水系の河川整備計画』『生活再建支援法』という二つの官房長官裁定を厳格に適用すれば、現時点で事業の推進は不可能である。」
◎萩原 貞夫 日本共産党
〈問1〉2.反対
〈問3〉「治水・利水上もそもそも必要なし。ダム利権構造こそ問題あり。」
〈問4〉3.その他
「ムダなダム事業で破壊された地域の再生支援は急務。発見された貴重な遺跡の活用はじめ、住民中心のあらゆる手当てをすべきだが、その支出はダム継続の予算内で十分まかなえるので、『新たな』という表現は負担感が強調され誤解をまねく。」
◎福田 達夫 自由民主党
※回答なし
◎宮原田 綾香 日本維新の会
〈問1〉2.反対
〈問3〉「治水・利水上必要性が認められない。政官業癒着の象徴的事業。」
〈問4〉1.必要
【5区】
◎糸井 洋 日本共産党
〈問1〉2.反対
〈問3〉「治水・利水の面からも不要であることは明白。地質的にも向かない。景観失う。生態系破壊も。」
〈問4〉3.その他「建設予算から」
◎小渕 優子 自由民主党
※回答しない旨連絡あり。
◎小林 人志 社民党
〈問1〉2.反対
〈問3〉「社民党は計画初期から反対。現在もこの方針を踏襲している。必要性がなく、地質が最悪で地滑りの危険性が懸念される。さらに生活環境への問題性も生じてくるだろう。」
〈問4〉1.必要
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〇区立候補予定者
〇〇 〇〇様
私たちは「STOP八ッ場ダム・市民ネット」と申します。
今般の衆議院選挙に際して、群馬県内の予定立候補者の皆様に「八ッ場ダム」計画についてのお考えを伺いたく、アンケートによる質問を送らせて頂きます。
お忙しい中、誠にせわしなく何とも勝手ながら、11月30日中に、下記のFAX番号に、ご返答いただけないでしょうか?
FAX:〇〇〇 〇〇〇 〇〇〇〇(代表:〇〇宅)
頂いたご回答は集約の上、近日中にマスコミや当会ブログなどにて、公表させていただく予定です。
なお、 私たちはダム反対の立場で活動する市民団体ではありますが、本アンケートにあたりましては、公平中立に調査・集約し、結果をありのまま公表させていただきまして、有権者の判断の参考に供する所存でおります。
公示前の超ご多忙の最中、このような依頼ごと、お手数をおかけ致しまして恐縮の限りですが、どうぞ、国政へのお考えをお聞かせくださいますよう、お願い申し上げます。
STOP八ッ場ダム・市民ネット
代表:〇〇〇〇拝
《当会の連絡先》
名称:「ST0P八ッ場ダム・市民ネット」
電話/FAX:
携帯:
メール:
ブログ:http://s35.gunmablog.net/
2012年12月02日
柏屋さん跡地に工事が始まりました
ついに、柏屋さん跡地に工事が始まりました。
右手に道路建設が始まってまして、28日のこの日、ビックリ。いささか寂しい限り。
わが八ッ場はどこもかしこも褐色の世界です。