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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2016年02月13日

地すべりと有害スラグ、怖い新川原湯温泉駅とあるJR・OBの危機感



 4日午後の新川原湯温泉駅です。
 下り方向のガラガラ空きの電車がきました。
 私はまだ、一度も電車に乗ってません。乗る機会がないことに加え、地滑り地帯を走る電車に恐怖心があるからです。

 当会の地すべり学習会に参加され、その怖さを知悉された、あるJRのOBさんは、「後輩の命が危ない」と危機感にかられ、数十枚のCDをダビングされ、元同僚やJR関係者に配布してくだされました。即座に行動に移される、正義感に充ちたご性格でした。余りの性急さ、思いついたらすぐに連絡なされることや直ちに行動なされるので、同僚や運動体からは、距離をおかれる空気も感じられましたが、私には有難い方でした。有機野菜の農業に取り組まれ役職も幾つか熟されていられるようでしたが、朝に晩にでかかってくる電話での約束ごと、約束時間は違えない方でした。
 結局、国交省と同じくJRも同じ体質らしく、またこの方と同じようには、組合は危機感もヤル気もなかったらしく、進展はしませんでした。
 
 ところが、昨年夏、新聞の訃報欄にお名前が。全く同じ字面、しかもお住まいの場所も存じあげている住所。
 半信半疑で、葬儀会場へ。
 間違いなく遺影のお顔は、その方でした。
 胸打つ弔辞にて、他人のために動かれることに労をいとわれなかったご性格が浮き彫りにされました。
 参列後、顔見知りの方に問うと、なんと酔っ払い運転の犠牲になられ、即死状態だったとのこと。
 
 その一か月ほどくらい前だったでしょうか?
  「有害スラグのこと、国会議員の処へ、持っていったらどうですか」との電話を頂戴。
 「私ね。今、手いっぱいでどうにもならないの。〇〇さん、あのバイタリティで動いてみてくださいませんか? 自由に動いてみてくださいな。資料は必要ならととのえますから」と乞うと、いつもの歯切れの良さで快諾。それがお話しの最後となりました。
 一年たらずの短いお付き合いでしたが、ご自分が疑問をいだいたことには、猪突猛進なされたご生涯でした。

 よりによって、有数の地すべり地帯とされている金鶏山麓のすそ野に建てられ、地質学者の説明では、手の平の窪みのような位置で、水がたまりやすく地滑りしやすい土地とのことなのだ。
 この川原湯温泉駅にたつと、この講演会に見えて驚かれれ、直ちにめざましい動きをなされ、太く短く、突進されたあのお顔と行動力がしのばれてくるのです。

 そして今は加えて、線路の擁壁には有害スラグがドッサリとのこと。
 この日、雪に覆われた駅前ロータリーの施工はかの佐藤建設工業株式会社。丁度、その整地の頃、昨年の6月位だったでしょうか? 
 整備前のロータリーで整備前の準備中のような気配にみえた、何となく浮かぬ顔をした、監督さんらしき方に、勝手に何やかやと話しかけ、会社名を伺うと、遠慮がちに「佐藤建設工業」と言われたのが今もいぶかしく思い出されます。
 「ああ、渋川の会社ですよね。佐藤さんてあちこちいっぱいなさってますよね」に重ねて、 「いつ頃、完成するんですか」とも問うと、「10月までだけれど、間に合わないそうもない」とさらにうかぬ声音がかえってきたものでした。
 10/1が1号橋と駅舎のオープンだったのでした。
 その時はまだうかつにも、有害スラグをまき散らし、逆有償取引で大儲けの悪徳企業とは明確には知らずにいたのでした。但し、かの職員さんは、すでにスラグ問題のことはわかっていたものと思います。 
 渋川市内のスカイランドパークのおびただしい有害スラグが渋川市の6月議会にとりあげられたのでしたから。
 
 そして、程なくの8月始めの毎日新聞の大スクープ。
 ですので、駅前ロータリーの造成には、さすがに有害スラグは使わなかったことでしょう。
 でも、駅舎の前の線路際の擁壁上のある場所には、夏草が一つも生えない区域があり、昨夏の早い時期に「おかしい」と地域住民の方が指摘されてました。でも、確たる証拠がないものですから、その時、写真にはおさめましたが文字にするのは初めてです。
 
  
 
 
   


Posted by やんばちゃん at 23:58Comments(0)八ッ場だより