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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2017年04月28日

片側通行止めをせずに済んだ真相

 (引き続き書きかけたまま、時間がとれずで、とうとう数日間の空白、思い切って簡単な区述ながら今朝ようやくアップ。添付の写真は、以前使用したものなので、違うのにしたかったのですが、検索➡縮小等のその時間なしにて、不本意ながら)
 
 さて、この工事は片側通行止めにせず、仕切りの衝立をしただけで行われていて、本欄でも仕切りの木枠スレスレに上り車線を通る写真を掲載したこともありました。中には「市民にめださせぬように」とまでの憶測もありました。
 インターネットで、グランドアンカー工法について検索中、ある専門メーカーのキャッチフレーズに「通行止めにせずに工事可能な新工法」のp宣伝フレーズを見出し、「そうだったのか。この会社の技術を買ったのか」と得心した次第でした。

 それを県道路対策課の担当職員さんにお尋ねしましたところ、事実は、もともと「茂四郎トンネル付近は道路幅が広かったので、工事用車両が通れる幅を設置して仕切りを造っても、車線は十分にあった」という事のようでした。
 



 この日、県への質問の最後に、念押し的に「法面の強酸性の土壌の切取りについてはないですよね」と畳みかけてみました。やはり「それはなし」とのことで、今後本当に同じ現象が起きないことを祈ります。そして、補修対策の血税が、もうこれ以上、投入されないことを。

 以前のロックボルト方式に比し、今回は日本工営の示唆に基づきグランドアンカー方式を導入してあります。
 この辺りのことを地質の専門家の方にうかがいましたところ、もちろん、地滑り対策としてのアンカー打ち込みで、これによって、より強固にする安全対策のようです。

 でも、あくまで応急措置的な工事で、半永久的にこれで安心ということにはならないでしょう。
 それにしても、一帯はおそろしい場所です。トンネル隣接の道路前は左岸の本体工事現場。
 そこの法面の土も、いくらクレーン等の鉄製の重機をうちこんだとはいえ、熱水変質帯を示す、地質本来の褐色があちこちに露呈しているのですから……






  


Posted by やんばちゃん at 05:55Comments(0)八ッ場だより

2017年04月17日

日本工営報告書、レクチャーにて少~し理解



「道路防災防除工事」についての補足です。

一、まず、 工事区間は100mに及ぶ工事は法面トップまでを三分割に分け、三段階にての工事となるようです。
   道路に面した下方から、以下の3期にわけて開始。
  1期ー6000万円※2016年7月着手 2017年上期完成
  2期ー5700万円※2月28日
  3期ー3300万円※
   ※法面上方の亀裂などについては、2015年2月頃の本欄をご覧ください。

二、工法について
   のり枠工事は、
 ① 「道路防災防除工事」の始まる前の従前は-- ロックボルト方式
 ②     〃    後今回ーー グランドアンカー方式にて

 ところで、今回のグランドアンカー方式についての示唆は、「日本工営(株)」によるものですか?
➡(県道路管理課担当者) そうですね。
⇅それは、報告書のどこに書いてあります?
 ※報告書とは、昨年3月、調査を委託された
が提出したものです。
 表紙1頁+目次2頁=3頁を加え、本文78頁に及ぶ、全81頁です。
「単独公共 単独道路維持修繕事業(道路災害防除)地質調査及び地すべり解析等業務委託(川原畑工区)」
➡P75を開いてください。
 「あら、私、その前のP73、74について印をつけておいたわ」と。
 ※当方もあらかじめ、通読はしたのでしたが、専門的な図形などは哀しいかな読みこなせずの有様。でも、幾つか、疑問的を列記し、工法について記された箇所について{P73、74は日本工営による示唆か゜」とメモってありました、

 とりわけ、法繰所の内容説明の前に、何からととわれ、それはまず、「地滑べりについてでしょうね」と。
 すると、図表のある67頁「のり面変状の機構図」について、かみ砕いての説明をしてくださったので、お陰様で私にも何とか理解が。
 このページを本日の写真に代えてアップしたいのですが、うまく行きませんので、後ほど。


 県担当者の方は、私にもわかるようにかみ砕いてとても明快なご説明で、土木専門用語に戸惑い、時々挟む当方の説明にも快く応じてくださいました。改めて、お礼申し上げます。
 思わず、「説明がお上手ですね。……出前講座のご講師にお願いたいくらいだわ」と言ってみたものの、慌てて語尾は濁しました。
 時間が迫っていたこともあるけれど ここ保守王国・群馬では反社会運動になってしまうらしい我が市民運動、しかも弱少団体の当会には、恐らくムリでしょうから…… でも県には出前講座の枠があるのだから、本当に実現するといいのだけれど。



 








  


Posted by やんばちゃん at 22:21Comments(0)八ッ場だより

2017年04月15日

県と国、半分づつの負担。でも、血税投入には変わりなし



心ならずも、時間なくて、またも10日間の空白。
問題点は写真の「道路防災防除工事」と称するこの工事費、1億5千万円は全額群馬県の負担なのか、それとも八ッ場ダムの特質上、他に何らかの負担が伴うのかということにありました。

去る3日前回を記した後、最も詳しいと思われる方に6日(木)に電話て、問合せ確認したところ、県と国、半分づつの負担になるらしいことは、ほぼ確実視されていると伺いました。

一瞬、去る3/14の本郷高明県議の質問が、功を奏した!! と感じました。
だって、傍聴した限り、道路管理課長は、前回に引用したとおり、「県が管理することになった道路区間は、県が管理することから、維持管理にかかる経費は県の負担になる」と明言。
 さらに、質問が進み、確認的に畳みかけた本郷県議の質問に、つぎのように答弁しているのでしたから、内部情報に明るくない県民の一人としては、至極当然の受け止め方に思えます。

 本郷県議:今後、このようなことが起きた場合、維持管理費がかさむことになる。国と県の費用負担はどのようになるのか?ダム事業終了後は全部、県が負担しなければならないのか、再度、教えて頂きたい。
道路管理課長:県管理区間で法面崩壊している箇所はないと承知している。県管理区間の費用に関しては、先ほど説明した通り、県の負担となる。

と「県管理区間の費用に関しては、先ほど説明した通り、県の負担となる」と言い切っていたのでしたから。
そこで、この方にはどうして、このように❝発展、変化❞したのかについて調査をお願いておきました。

 ところが、その後、締切のある草稿の中で、この工事に言及。「一億五千万円。この先も県費が際限なく使われる。問題道路の管轄委譲された県民の悲劇」的に記すわけにも行かず、週末の締めを県庁のある月曜日まで伸ばして貰い、その間、私なりに時間のやりくりを縫って、工法などについて、珍しく少し学習し、聞きたいことも整理して、10日(月)、県道路管理課に電話で問合せさせて戴きました。
 
 歯切れよく明快に応接してくださった担当課職員さんに、まず冒頭の懸念点を問うと、「県負担二分の一、国負担が二分の一」。 
 で、すかさず、
  ⇨ いつ決定したのですか?
 ➡……単なる樹木の伐採などとは異なり、大規模工事なので交付金の対象になれたんですよ。
  ⇨  だって(と先の答弁をあげた)、あれでは、全額県負担に聞こえましたもの。
    (時間的にも昼休みも迫っており、つい先走りの性質が手伝い)じゃあ、工事にかかる計画段階でハッキリしていたんですか?
 ➡ ハイ。
 ⇨ だったら、常任委委員のあの時、そうに答えてくださればよかったのにね。交付金もでるっていうニュアンスじゃなかったですよ。
 ➡ 基本的には県です。。結構、むずかしい点もあるんですが、条件によっては使えるものもあります。国事業と言うと、混同しやすいの  で…… 説明が悩ましい。
 ⇨ それについて、八ッ場ダムとの関連について確認させて戴きたいんですが、 ダム事業には限らない、全く一般的な交付金なんですね。
 ➡ そうです。
   
  県費であろうと国費であろうと、私たち国民の税金が使われることには変わりない。
  
   
ーーこの他にも、男性職員さんは、地滑りではない旨の資料説明では明快かつ丁寧に、好感の持てる判りやすい説明をしてくださいました。本日は伺ってから既に5日も経過しているので、思い切って記しましたが、もはや時間の関係で、ここまでーーー
 なお、メモと記憶による再現ですので、心ならずもニュアンスの異なりがありましたら、お詫び致します。











   


Posted by やんばちゃん at 08:28Comments(0)八ッ場だより

2017年04月03日

負の遺産に1億6千250万円投入。県は今回の工事は県の全額負担と答弁したけれど……



 写真は、「道路災害防除工事」と称して、なんと1億5000万円の私たちの大事な県費を使って、三月に補修工事をほぼ終わった、付替え国道の内部です。
 前回の写真防壁の内側ですが、ご覧のように片側通行止めにせず、道路に乗り出しての工事風景をあえて、草津方向から走ってくる防壁スレスレの車も写してあります。工事車両の入れる余裕を残して、車道を二分割したのですから、狭いに決まっています。
 開始当初より何となく、殊更に目立たせずに行いたいの意向が伝わってきたものでした。

 なぜ、工事をおこなければならなかったかは、本欄、昨年2015年3月前後の記事に縷々と記してありますのでご参照ください。
 
 「川原畑上ノ平の付替え国道145号」は2010年12月19日の開通、直前の12月17日、自動的に当該県のわが群馬県が維持管理することになったのでした。※三桁の道路は完成後は、当該県に管理が任される
 完成後、ほどなく道路の隆起に始まり劇的な亀裂が発生するに及び、2014年応急措置、地質調査を経て、わずか6年後には大規模補修工事を実施するにいたり、この先もまだ安心しきれない、文字通り「負の遺産」を私達群馬県民は背負い込んだわけです。

 当時のブログ、2015年4月14日より、以下の経緯を再録します
 http://s35.gunmablog.net/e352882.html
 1995年  山を切崩し「付替え国道145号線」造成に着手
 2007年  「川原畑上ノ平法面」工事中に崩壊事故発生かと想われる
   ※背後の強酸性土壌の山をえぐり取る新工事法を選択
   〃 12/19 松谷第二トンネル(※当時の呼称。現在の雁が沢 トンネル) 内で
                          落盤・死亡事故発生
 2010年4月 東吾妻町の雁ヶ沢ランプ~川原畑二社平までの約3・6㌔暫定開通 
   〃   8/20          川原畑~林・横壁を結ぶ3号橋約3・9㌔開通
   〃   9月・11月   高畑法面で、2度にわたり落石事故発生 
   〃  12/17     付替え国道は群馬県管轄となる
   〃  12/19    「付替え国道145号線」ほぼ全面開通(10.8㌔)
            ※難工事の為、進捗せず、カーブしたまま開通した
 2014年3/12   ようやく開通。国道は直線となった

同じく、修理工事前の経費についても、2015年3月24日より引用します。
 http://s35.gunmablog.net/e351743.html
 「川原畑石畑の法面劣化」問題について
 ➀ 法面の補修工事は、2月上旬に実施されていました。
   施工業者: 地元の「東光建設株式会社」
   費用   :約90万円
 ② 計測器設置について
   施工業者:  日本工営((株))群馬営業所: 〒370-0841 群馬県高崎市栄町16 -11
   費   用: 1155万6000円
   工   期: 2014年9月に設置し~今年秋までの計測


 従って、県移管後、この道路にかかった諸費用は、
 応急措置    東光            900,000円    
 調査費     日本工営      11,556,000円 (2014年9月5日~2015年3月15日)
 補修工事費             150,000,000円 (3期に分割:1期6000万円、2期5700万円、3期3300万)
 合計                  162,456,000円 

   当然、東光、日本工営に地質調査を委託したその費用は全額で、今般も又、群馬県負担額?
  と思いませんか? 
  ※事実、3/14の常任委員会の本郷高明県議(リベラル群馬)の質問中の答弁で、全額群馬県と言い切ったのでした。
 念のため、町田道路管理課長の答弁を資料に基づき、転載します。
 「国の八ッ場ダム事業により完成した国道や県道について、県管理区間とする場合は、まず法面の点検を行い、必要であれば国に安全対策を実施させた上で合同現地立会を行い、合意できた場合のみ、県で管理するための手続を始めることとしている。県が管理することになった道路区間については、県が維持管理を行うことから、維持管理にかかる経費は県の負担になる」

 ところが、今回の経費について、ここで些かニュアンスが異なってきてしまいまして調査に手間取っています。
 ですので、当初より表題は、勢いよく「県費1億6千250万円投入、この先も際限なしか」とするつもりなのでしたが、ここにきて、少しぼかした次第なのです。 後ほど、結論をご報告しますので。



 ※通例でしたらもっと早く、日本工営の調査やこの間の経緯について、問い続けてくるべきでした。
ですが、約一年間に及ぶ挫折感もある忙しない日々の中で、次第に八ッ場問題に疎遠になってしまって怠っていました。現在、自省と慙愧にに堪えない思いです。
 従って、例になく八ッ場ダム問題に疎くなっていたことに加え、健忘症も進んでしまっているので、3/14、前に綿密に記していたことを忘れ、終了後、直ちに道路課長の処に歩み寄った際、調査会社の日本工営のことが忘却の彼方に霧散してしまっていた次第でした。資料収集の過程で気がつき、そのお粗末さに自分で自分をあざ笑った次第です。
 
   


Posted by やんばちゃん at 11:01Comments(0)八ッ場だより