2011年02月04日
① 大畠国交相、完成は三年後と発言す
本日午前中の衆院予算委員会における大畠国交相の答弁直後にいち早くキャッチされたある方から、「完成は、3年遅れの2018年」との言及があった旨の電話を戴きました。
「もし、建設をすすめるのなら」との前提語がありますが、大臣がこれを口にするからには、建設方向に向かっているのは射程範囲になってしまったといわざるを得なくなってしまったようです。
その方も、「潮目が変わってきてしまったようですね」と言葉を添えてました。
で、昼休みに八ッ場現地に連絡すると、建設推進派(殆どの家がそう)のある家の奥さんは、「そうかね」と喜ばれ、「教えてくれてありがとう」と言われてしまって、何とも複雑。
確かに、現地の方にとっては、目標定まらないことくらい辛いものはないのでしょうけれど……
なお、本日の朝日・毎日新聞群馬版には、群馬県予算の発表に付随しての、ダム関連費96億円の予算の概略記事があります。
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【毎日新聞 2月4日(金)11時18分配信】http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110204k0000e010025000c.html
<大畠国交相>八ッ場ダム完成、3年遅れの可能性
大畠章宏国土交通相は4日午前の衆院予算委員会で、群馬県長野原町の八ッ場ダムの建設について「さまざまな難しい問題もあるので秋までに検証を進めたい。もし建設を進めるとの判断になった場合は2018年をめどにダムを完成させたい」と述べた。現行計画は15年完成を目指しており、3年遅れになる可能性を示唆した。自民党の佐田玄一郎氏への答弁。【中山裕司】
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大畠国交相:八ッ場ダム完成、3年遅れの可能性
http://bit.ly-/erLLbB
http://hiwihhi.com/mainichijpnews/status/33356574428766208
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【2011年02月04日 朝日新聞群馬版】
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000581102040001
八ツ場関連96億円 今年度並み
必要性について検証中の八ツ場ダム(長野原町)関連では、凍結されているダム本体工事の建設費負担金約1億9千万円を含む総額96億9175万円を計上した。今年度と同水準だ。
本体工事費について大沢知事は「特定多目的ダム法に基づく基本計画は一切変更されていない。(ダム本体の)予算をつけない方がおかしい」と従来の見解を繰り返し、「生活再建事業と併せ、県としてはダム本体が一日も早く完成するよう取り組まなければいけない」と述べた。
地元の生活再建対策関連として、公共下水道や町道を整備する水源地域整備事業(水特事業)に27億3301万円▽JR長野原草津口駅の建て替えに2240万円▽川原湯温泉の宿泊助成の対象拡大や吾妻渓谷の遊歩道整備などの緊急支援策に2078万円――などを盛り込んだ。
長野原草津口駅はダム湖の上流端付近で水没しないが、水源地域の振興策として利水の受益都県などが出資する基金を使って一新される。新年度から3カ年計画で、JRや国の負担も含めた総事業費は14億3千万円を見込む。
ダム問題の長期化で疲弊する温泉街への緊急支援策として旅館の宿泊費を3千円補助する宿泊助成(1349万円)は、昨年10月から対象を通年に広げたのに続き、4月からは人数などの条件を緩和し、さらに利用を促す。
このほか、ダム建設を前提とした県の負担金は、治水・利水の受益都県が負担し合うダム建設事業費に12億100万円▽水特事業に2億6556万円▽基金事業に7478万円。
【2011年02月04日 毎日新聞群馬版】 ーー※予算額の数値を見やすいように配列。記事はそのままです。
ダム関連は96億円計上
◆八ツ場ダム
ダム関連予算として総額96億9175万円を計上。前年度と同様、ダムの本体工事着工を前提に
▽ダム建設負担金 12億100万円
▽水源地域整備事 2億6556万円
▽ダム基金事業負担金 7478万円 を盛り込んだ。
▽また移転住民の生活再建に向けた取り組みとして
39億7726万円を計上。
内訳は、
△JR長野原草津口駅舎改築費の11年度負担金 2240万円、
△水没地内の川原湯温泉への宿泊助成費 1349万円など。
△付け替え道路などの社会基盤整備には 41億7314万円を計上した。
「もし、建設をすすめるのなら」との前提語がありますが、大臣がこれを口にするからには、建設方向に向かっているのは射程範囲になってしまったといわざるを得なくなってしまったようです。
その方も、「潮目が変わってきてしまったようですね」と言葉を添えてました。
で、昼休みに八ッ場現地に連絡すると、建設推進派(殆どの家がそう)のある家の奥さんは、「そうかね」と喜ばれ、「教えてくれてありがとう」と言われてしまって、何とも複雑。
確かに、現地の方にとっては、目標定まらないことくらい辛いものはないのでしょうけれど……
なお、本日の朝日・毎日新聞群馬版には、群馬県予算の発表に付随しての、ダム関連費96億円の予算の概略記事があります。
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【毎日新聞 2月4日(金)11時18分配信】http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110204k0000e010025000c.html
<大畠国交相>八ッ場ダム完成、3年遅れの可能性
大畠章宏国土交通相は4日午前の衆院予算委員会で、群馬県長野原町の八ッ場ダムの建設について「さまざまな難しい問題もあるので秋までに検証を進めたい。もし建設を進めるとの判断になった場合は2018年をめどにダムを完成させたい」と述べた。現行計画は15年完成を目指しており、3年遅れになる可能性を示唆した。自民党の佐田玄一郎氏への答弁。【中山裕司】
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大畠国交相:八ッ場ダム完成、3年遅れの可能性
http://bit.ly-/erLLbB
http://hiwihhi.com/mainichijpnews/status/33356574428766208
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【2011年02月04日 朝日新聞群馬版】
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000581102040001
八ツ場関連96億円 今年度並み
必要性について検証中の八ツ場ダム(長野原町)関連では、凍結されているダム本体工事の建設費負担金約1億9千万円を含む総額96億9175万円を計上した。今年度と同水準だ。
本体工事費について大沢知事は「特定多目的ダム法に基づく基本計画は一切変更されていない。(ダム本体の)予算をつけない方がおかしい」と従来の見解を繰り返し、「生活再建事業と併せ、県としてはダム本体が一日も早く完成するよう取り組まなければいけない」と述べた。
地元の生活再建対策関連として、公共下水道や町道を整備する水源地域整備事業(水特事業)に27億3301万円▽JR長野原草津口駅の建て替えに2240万円▽川原湯温泉の宿泊助成の対象拡大や吾妻渓谷の遊歩道整備などの緊急支援策に2078万円――などを盛り込んだ。
長野原草津口駅はダム湖の上流端付近で水没しないが、水源地域の振興策として利水の受益都県などが出資する基金を使って一新される。新年度から3カ年計画で、JRや国の負担も含めた総事業費は14億3千万円を見込む。
ダム問題の長期化で疲弊する温泉街への緊急支援策として旅館の宿泊費を3千円補助する宿泊助成(1349万円)は、昨年10月から対象を通年に広げたのに続き、4月からは人数などの条件を緩和し、さらに利用を促す。
このほか、ダム建設を前提とした県の負担金は、治水・利水の受益都県が負担し合うダム建設事業費に12億100万円▽水特事業に2億6556万円▽基金事業に7478万円。
【2011年02月04日 毎日新聞群馬版】 ーー※予算額の数値を見やすいように配列。記事はそのままです。
ダム関連は96億円計上
◆八ツ場ダム
ダム関連予算として総額96億9175万円を計上。前年度と同様、ダムの本体工事着工を前提に
▽ダム建設負担金 12億100万円
▽水源地域整備事 2億6556万円
▽ダム基金事業負担金 7478万円 を盛り込んだ。
▽また移転住民の生活再建に向けた取り組みとして
39億7726万円を計上。
内訳は、
△JR長野原草津口駅舎改築費の11年度負担金 2240万円、
△水没地内の川原湯温泉への宿泊助成費 1349万円など。
△付け替え道路などの社会基盤整備には 41億7314万円を計上した。
Posted by やんばちゃん at 16:21│Comments(0)
│八ッ場だより