2010年01月20日
品木ダム水質管理所 急に情報公開体制?
久しぶりに「八ッ場」をインターネットで検索。
昨日の本ブログの最後の方に記した品木ダムのヒ素問題について、保坂展人さんが現在発売中の「週刊朝日」にまた記しているとの記事が上位にあった。
何しろ、保坂さんは、久しぶりに国交省が公表しようとしている、「八ツ場ダム環境保全への取り組み」なる報告書を、国交省→(委員会資料として配布された)第三者機関「八ッ場ダム環境検討委員会」のメンバーの誰か?→朝日新聞入手→週刊朝日編集部→保坂さんへ。元々は群馬県議会の常任委員会に端を発し、朝日新聞は資料発掘を行った。
恐らく、この流れを通して、持っているから強い。
しかも今回は品木ダム水質管理所元職員による内部告発にて情報提供の読者もいる。
これに比べて、何のバックももたぬ一介のつたないライターは、全容が記された去る11月13日の朝日新聞の報道後以来、国交省にこの資料を公開せよと迫っているがらちがあかない。
「じゃあ、どうして朝日は持っているの。国交省は大新聞には渡して、一市民にはダメなの」と負け犬の遠吠え的屁理屈まで繰り出した。電話の向こうの律儀な担当課長は、しばらくの沈黙の後、言葉を選んでいわく。
「あの、ですね。朝日新聞社が独自に手にしたとしか言えません」と。
「じゃあ、考えられるのは審議員の誰かから貰ったということ? 委員会のメンバーにはあらかじめ資料として渡してあるんでしょう」とたたみかけた。「はい、そこまでは」と素直に認められた。
その「八ッ場ダム環境検討委員会」のメンバーの名前さえも明かされず、糸口がない。
テレビで見た白い冊子。「もう、製本なっているわけでしょ、それは税金で作ったわけでしょに」と下手な切り込みを入れる。
「いいえ、冊子にするかホームページに掲載するか不明です。全ては委員会の皆さんにお計らいして」とのこと。
「最後に聞くけれどイヌワシは現在、どうなっているの」とこれは、成功。
新年早々、また「どうなりました」と問う。
相変わらずとなると、結局、持てる資料だけで記すしかない。しかし、お蔭さまでヒントはもらった。
1月初旬、イヌワシの記述は、どこまでなのかを問う。回を重ねると、担当者にも親しみが出てくる。結構、誠実なお人柄。
いつしか、しつこく「いつにになれば貰えるのか」は言わなくなっていた。
その駄文の長編を嫌がらずに乗せてくれたのが、月末が発売日というロシナンテ社の「月刊 むすぶ」という京都市にある雑誌である。
天下の朝日新聞と著名な保坂展人さんに対抗するわけではないが、お時間があったら、読んで欲しい。
資料なしに持てる足だけで歩いたフィールドワーク的記述のルポである。
ただし、川俣論文による、コンクリート固化によって発生する猛毒発生の処は、売り。さきほど本屋で週刊朝日を見た。ここはなかった。だから安心して買わずにきた。
産業廃棄物に指定された汚泥の捨て場、土捨て場と呼び、ABCと3か所ある。コンクリート固化をした場所がどこか尋ねたくて、暮れから電話したり訪れたりしていた。
それが昨日記述の《「出張」「休暇」「外出」を繰り返され、「他の者はわからない」「〇〇さんでないとお答えできません」仕方なく間違いないだろうとの見込みによる自分の実地体験で見切り発車した》なのだ。
今は草におおわれているB土捨場は、私の眼には足にはC土捨場の感触とは異なっていた。コンクリートと混ぜて処分したとは書いて無かったし誰も語らなかった。初期段階から自分の目でも足でも確かめた場所であり、新手法は最も新しく堅固な門の造られていたCのみと思いこんだ次第だ。
昨日、ようやく、しばらく待たされた後に、B土捨て場にもコンクリートを使っていたと教えてもらって、愕然。今日も丹念に関連資料を読むが、何をまぜ造成したか書いてあるものはない。つまり、お上の側は一言も捨て場の内容はふれていなかったのである。「そういう質問をしてくる方はいませんでしたので」とは言われたけれど。
それが急に昨日情報解禁状態になったのは、かの「週刊朝日」と保坂展人氏の威力なのだろうか。
ヒ素問題 月刊「むすぶ」2009年12月号 No 467
イヌワシ 〃 2010年 1月号 No 468 29日頃発売予定
京都市東山区 泉涌寺五葉の辻町28
ロシナンテ社 075ー533ー7062
※私の手元にもアリマス。送料は第三種なのでサービス
昨日の本ブログの最後の方に記した品木ダムのヒ素問題について、保坂展人さんが現在発売中の「週刊朝日」にまた記しているとの記事が上位にあった。
何しろ、保坂さんは、久しぶりに国交省が公表しようとしている、「八ツ場ダム環境保全への取り組み」なる報告書を、国交省→(委員会資料として配布された)第三者機関「八ッ場ダム環境検討委員会」のメンバーの誰か?→朝日新聞入手→週刊朝日編集部→保坂さんへ。元々は群馬県議会の常任委員会に端を発し、朝日新聞は資料発掘を行った。
恐らく、この流れを通して、持っているから強い。
しかも今回は品木ダム水質管理所元職員による内部告発にて情報提供の読者もいる。
これに比べて、何のバックももたぬ一介のつたないライターは、全容が記された去る11月13日の朝日新聞の報道後以来、国交省にこの資料を公開せよと迫っているがらちがあかない。
「じゃあ、どうして朝日は持っているの。国交省は大新聞には渡して、一市民にはダメなの」と負け犬の遠吠え的屁理屈まで繰り出した。電話の向こうの律儀な担当課長は、しばらくの沈黙の後、言葉を選んでいわく。
「あの、ですね。朝日新聞社が独自に手にしたとしか言えません」と。
「じゃあ、考えられるのは審議員の誰かから貰ったということ? 委員会のメンバーにはあらかじめ資料として渡してあるんでしょう」とたたみかけた。「はい、そこまでは」と素直に認められた。
その「八ッ場ダム環境検討委員会」のメンバーの名前さえも明かされず、糸口がない。
テレビで見た白い冊子。「もう、製本なっているわけでしょ、それは税金で作ったわけでしょに」と下手な切り込みを入れる。
「いいえ、冊子にするかホームページに掲載するか不明です。全ては委員会の皆さんにお計らいして」とのこと。
「最後に聞くけれどイヌワシは現在、どうなっているの」とこれは、成功。
新年早々、また「どうなりました」と問う。
相変わらずとなると、結局、持てる資料だけで記すしかない。しかし、お蔭さまでヒントはもらった。
1月初旬、イヌワシの記述は、どこまでなのかを問う。回を重ねると、担当者にも親しみが出てくる。結構、誠実なお人柄。
いつしか、しつこく「いつにになれば貰えるのか」は言わなくなっていた。
その駄文の長編を嫌がらずに乗せてくれたのが、月末が発売日というロシナンテ社の「月刊 むすぶ」という京都市にある雑誌である。
天下の朝日新聞と著名な保坂展人さんに対抗するわけではないが、お時間があったら、読んで欲しい。
資料なしに持てる足だけで歩いたフィールドワーク的記述のルポである。
ただし、川俣論文による、コンクリート固化によって発生する猛毒発生の処は、売り。さきほど本屋で週刊朝日を見た。ここはなかった。だから安心して買わずにきた。
産業廃棄物に指定された汚泥の捨て場、土捨て場と呼び、ABCと3か所ある。コンクリート固化をした場所がどこか尋ねたくて、暮れから電話したり訪れたりしていた。
それが昨日記述の《「出張」「休暇」「外出」を繰り返され、「他の者はわからない」「〇〇さんでないとお答えできません」仕方なく間違いないだろうとの見込みによる自分の実地体験で見切り発車した》なのだ。
今は草におおわれているB土捨場は、私の眼には足にはC土捨場の感触とは異なっていた。コンクリートと混ぜて処分したとは書いて無かったし誰も語らなかった。初期段階から自分の目でも足でも確かめた場所であり、新手法は最も新しく堅固な門の造られていたCのみと思いこんだ次第だ。
昨日、ようやく、しばらく待たされた後に、B土捨て場にもコンクリートを使っていたと教えてもらって、愕然。今日も丹念に関連資料を読むが、何をまぜ造成したか書いてあるものはない。つまり、お上の側は一言も捨て場の内容はふれていなかったのである。「そういう質問をしてくる方はいませんでしたので」とは言われたけれど。
それが急に昨日情報解禁状態になったのは、かの「週刊朝日」と保坂展人氏の威力なのだろうか。
ヒ素問題 月刊「むすぶ」2009年12月号 No 467
イヌワシ 〃 2010年 1月号 No 468 29日頃発売予定
京都市東山区 泉涌寺五葉の辻町28
ロシナンテ社 075ー533ー7062
※私の手元にもアリマス。送料は第三種なのでサービス
Posted by やんばちゃん at 22:15│Comments(0)
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