2009年09月16日
(三)群馬民主党・マスコミ騒動記
群馬県選出の参議院議員、民主県連・富岡由紀夫会長と中曽根弘文外相の対比的な意見を、本日16日の県内版から拾いました。
読売新聞は、11日の上毛新聞一面における、富岡会長の「ダム本体工事はストップ」の前提条件を元にくりだした見解を補う報道のようですが、スッキリと受け止められません。
※以下は本欄における追記です。
なお、今回は詳述していられませんが、
「中止すれば、建設するよりも金がかかる」というキャンペーンは、正しくはありません。
もし、続行すれば、ダム本体工事があり、しかも水没地内には、まったく交渉の糸口にもつかない家もあり、家屋が点在しています。2015年度内に、完成できるはずもありません。予算追加が繰り出されるのが、ダム建設の通例です。
ストップした方が、実際には少なく済むとの試算を、算出中です。
後々の維持費や逆に地震誘発など災害をもたらす危険性や、地滑りによる追加工事費などを考えると、比較にならないほど、国民の負担は少なくて済むのです。
しかも、大手ゼネコン維持に費やされるのではなく、この間、痛めつけられてきた水没地の皆様の生活に直結した“生きた税金の使い道”となります。
何よりも、(かなり痛めつけられてしまった八ッ場の山河ですが)、ダム本体工事に伴う、自然破壊は食い止められるのです。
皆様、どちらが、よろしいでしょうか。
ご意見、お聞かせください。
【本日、9/16(水)】
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①【2009年9月16日(水) 読売新聞群馬版】http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20090915-OYT8T01291.htm
八ッ場「地元の意向に耳」
民主県連・富岡会長が明言
民主党が政権公約(マニフェスト)に建設中止を明記している八ッ場ダム(長野原町)について、同党県連会長の富岡由紀夫参院議員は15日、読売新聞の取材に対し、「歴史的な経緯もふまえ、地元が納得いくような方向で検討しないといけない」と述べ、地元やダム建設に参画する6都県の意向を十分聞いた上で、党内の議論を深める必要があるとの考えを示した。
富岡氏は、先週の4日間、長野原町や東吾妻町で地元住民らを訪ねて回ったことを明らかにした上で、「地元の不安は『中止』と言われて(ダム本体以外の)何が『中止』になるかわからないこと。ダム湖を前提とした現在の生活再建案に代わる働く場所の確保や産業誘致が、国の責任でできれば『(中止しても)いいよ』と言う人はいる」と述べた。
一方で、「マニフェストに中止と書いたからと言って、いきなりばっさりはできない。地元の意向などをよく聞いた上でソフトランディングしないといけない」と述べ、新政権が発足後すぐに中止決定することに、慎重な考えを示した。また、ダム中止を掲げた政権公約について「時の状況や財政状況などを勘案しながら、常にバージョンアップを図り、見直しながらやっていくべき」と述べ、八ッ場ダム中止を掲げた項目についても、「これからいろいろ議論していく必要がある」と話した。
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②【2009年9月16日(水) 産経新聞群馬版 写真あり】
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/gunma/090915/gnm0909151211003-n1.htm
【キャプション】八ツ場ダム建設で川原畑代替地に並ぶ墓地。いずれも水没するエリアの墓地を移設した=11日、群馬県長野原町川原畑地区(撮影・矢島康弘)
中曽根弘文外相(参院群馬選挙区)は15日午前の記者会見で、民主党が建設中止を表明している群馬県の八ツ場ダムについて「50年近くかかって住民の合意を得て国、県、近
隣都県で進めてきた。急に中止になると、どれほどの費用が掛かり混乱するか」などと指摘し、建設継続を求めた。
読売新聞は、11日の上毛新聞一面における、富岡会長の「ダム本体工事はストップ」の前提条件を元にくりだした見解を補う報道のようですが、スッキリと受け止められません。
※以下は本欄における追記です。
なお、今回は詳述していられませんが、
「中止すれば、建設するよりも金がかかる」というキャンペーンは、正しくはありません。
もし、続行すれば、ダム本体工事があり、しかも水没地内には、まったく交渉の糸口にもつかない家もあり、家屋が点在しています。2015年度内に、完成できるはずもありません。予算追加が繰り出されるのが、ダム建設の通例です。
ストップした方が、実際には少なく済むとの試算を、算出中です。
後々の維持費や逆に地震誘発など災害をもたらす危険性や、地滑りによる追加工事費などを考えると、比較にならないほど、国民の負担は少なくて済むのです。
しかも、大手ゼネコン維持に費やされるのではなく、この間、痛めつけられてきた水没地の皆様の生活に直結した“生きた税金の使い道”となります。
何よりも、(かなり痛めつけられてしまった八ッ場の山河ですが)、ダム本体工事に伴う、自然破壊は食い止められるのです。
皆様、どちらが、よろしいでしょうか。
ご意見、お聞かせください。
【本日、9/16(水)】
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①【2009年9月16日(水) 読売新聞群馬版】http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20090915-OYT8T01291.htm
八ッ場「地元の意向に耳」
民主県連・富岡会長が明言
民主党が政権公約(マニフェスト)に建設中止を明記している八ッ場ダム(長野原町)について、同党県連会長の富岡由紀夫参院議員は15日、読売新聞の取材に対し、「歴史的な経緯もふまえ、地元が納得いくような方向で検討しないといけない」と述べ、地元やダム建設に参画する6都県の意向を十分聞いた上で、党内の議論を深める必要があるとの考えを示した。
富岡氏は、先週の4日間、長野原町や東吾妻町で地元住民らを訪ねて回ったことを明らかにした上で、「地元の不安は『中止』と言われて(ダム本体以外の)何が『中止』になるかわからないこと。ダム湖を前提とした現在の生活再建案に代わる働く場所の確保や産業誘致が、国の責任でできれば『(中止しても)いいよ』と言う人はいる」と述べた。
一方で、「マニフェストに中止と書いたからと言って、いきなりばっさりはできない。地元の意向などをよく聞いた上でソフトランディングしないといけない」と述べ、新政権が発足後すぐに中止決定することに、慎重な考えを示した。また、ダム中止を掲げた政権公約について「時の状況や財政状況などを勘案しながら、常にバージョンアップを図り、見直しながらやっていくべき」と述べ、八ッ場ダム中止を掲げた項目についても、「これからいろいろ議論していく必要がある」と話した。
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②【2009年9月16日(水) 産経新聞群馬版 写真あり】
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/gunma/090915/gnm0909151211003-n1.htm
【キャプション】八ツ場ダム建設で川原畑代替地に並ぶ墓地。いずれも水没するエリアの墓地を移設した=11日、群馬県長野原町川原畑地区(撮影・矢島康弘)
中曽根弘文外相(参院群馬選挙区)は15日午前の記者会見で、民主党が建設中止を表明している群馬県の八ツ場ダムについて「50年近くかかって住民の合意を得て国、県、近
隣都県で進めてきた。急に中止になると、どれほどの費用が掛かり混乱するか」などと指摘し、建設継続を求めた。
Posted by やんばちゃん at 11:43│Comments(0)
│八ッ場に願う