2011年06月15日
一号橋はピッチあげ、三つ堂跡地の工事も間近?
川原畑代替地高台から、対岸の川原湯代替地方向を臨んほぼ全景写真です。
右手橋の電柱の斜め左前方に立つ、白いコンクリートが一号橋の橋脚・P2で、かなりの高さまで進みました。
(……アップしてみましたら、)これでは定かでなくムリですので、次の写真をご覧ください。画面真ん中の道路の正面延長上、バックの山の中復にたっている角柱が、P2の橋脚です。
対岸の川原湯地区側の「ふるさと」さんの旧店舗敷地内に立つ、橋脚・P3は、基礎工事が終わって、地表1mくらいまで進んでしまっています。
そして、かつて川原畑の三つ堂前を走って、P2の橋脚建設現場近くの「埋め墓」(川原畑では両墓制をとっていて、埋め墓と詣り墓が別々にあります)の脇の、最初に出来た工事用進入路を登った左手にあった道沿いの人家は、もうことごとく移転。
写真のような大規模工事の資材が置かれていました。
案内の途中なので。助手席から撮ったので、画面右端の枠は車のフレームです。
川原畑は代替地と付替え道路がほぼ完成・
これから、手づかずだった工事用進入路の下部の開発に入るようです。
ですので、わが愛すべき「三つ堂」の跡地一帯の景観も一変してしまう日が近づきつつあります。
この日、車窓から見上げた、三つ堂のなごみに満ちみちた風景は、草木に覆われてしまっていて、わずかに真ん中の御堂への石段が、草の中から見えただけでした。昔日の面影を伺いようもなく、口で力説しても、初めての方にはわかって戴くのはいささかムリ。右手のくびれた岩場に70体ほどのお地蔵さまがズラリと鎮座していた、あの心なつかしいたたずまいはもはや、記憶の底に淀ませる他にすべもなく、何とも残念でなりません。
長年、慣れ親しんだ、村人のシンボル的存在の石仏の移転について、空しくてなりません。
環境省さん、文化庁さんよ、しっかり、めくばりして何とかしてくださいませんかね。
Posted by やんばちゃん at 10:27│Comments(2)
│八ッ場だより
この記事へのコメント
いやあ、いつか来る日があると覚悟はしていましたが、こんな姿を見るとガッカリです。自然を壊すと神様のしっぺ返しが来そうで怖いです。
三ツ堂のあたりを散歩道にしていたカモシカの親子はどこに逃げ落ちて行ったのでしょう。人間よ、奢るなかれ、と言いたいです!
三ツ堂のあたりを散歩道にしていたカモシカの親子はどこに逃げ落ちて行ったのでしょう。人間よ、奢るなかれ、と言いたいです!
Posted by 小野町子 at 2011年06月15日 21:50
小野様
たびたび、お便りありがとうございます。
本当に、ガッカリ、ガックリですよね。
ブルトーザーでならされてしまわないうちに、どうぞまた、お出かけくださいませ。
詳しくは後ほどご案内しますが、今月末から7月初旬の土・日にかけて、「ホタルの観賞会」が3回あるようです。
今後、三つ堂周辺一帯が、どのように開発されて変化してしまうのか、国交省に詳しく聞いてみますが、いずれにしても、“破壊”されるのは間違いないでしょうね。
たびたび、お便りありがとうございます。
本当に、ガッカリ、ガックリですよね。
ブルトーザーでならされてしまわないうちに、どうぞまた、お出かけくださいませ。
詳しくは後ほどご案内しますが、今月末から7月初旬の土・日にかけて、「ホタルの観賞会」が3回あるようです。
今後、三つ堂周辺一帯が、どのように開発されて変化してしまうのか、国交省に詳しく聞いてみますが、いずれにしても、“破壊”されるのは間違いないでしょうね。
Posted by やんばちゃん
at 2011年06月19日 21:38
