2012年04月06日
八ッ場の春の食材で、生きてます
写真は、前回、記したあるワサビ栽培の達人女性が、いち早くフレームの中で育てたワサビです。
先月24日にイベントの時の物産の支払いや、頼んだまま取りに行けずにいて、日数を経てしまった炭を戴きに、寸暇を惜しんでの八ッ場往きの時に、戴いてきた3本です。
帰宅後は職人さんへの対応、3月末までの住宅助成金の申請書、しかも減額のための申請書書き直し、さらに原稿の締め切り、今月いっぱいで切れる車検などなどで、忙殺も忙殺状態。ついに、体調不良で久々にダウン。
で、クレソンもワサビもそのまま水につけたまま、数日間。
戴いてきたた3本とも予想外に大きく、野生のは細くて食べようもないと思い込んでましたが、なる程売れる商品になると再認識しました。だから、八ッ場でワサビにお目にかかれても、茎だけを折りとってました。
ようやく、やっつけ仕事的そそうな原稿の目鼻がつきだした30日になって、「せっかく戴いたのにダメにしちゃう」と慌てて、根と葉ワサビにわけたのでした。
この写真におさめた後、実家に一本、姉に一本と仲良くわけました。そして、私は一番右の最も小ぶりのをとりました。
それから、急いで茎を調理。
①後から刻んでも熱湯につけてからでもどちらでもいいんですが、食べやすい大きさに切ります。
②塩でもみます
③熱湯にくぐらせる程度でかまいません。
④容器に入れ、だし汁や醤油につけこみ、辛みをだすためにふり、一晩たてば食せます。
刻んだワサビの茎を熱湯につける時間の加減と、容器にいれてから降れば降るほど辛みがますといわれています。
忙しいから、アッサリと醤油だけにつけました。写真の小皿ので全量。これも3等分しておすそわけ。
そして、一昼夜と言われていますが、1年ぶりの初物ですから待ち切れず、確かその晩にたべてしまったように記憶しています。食べた日にちをわすれるなんて、老化現象も救い難い。
ともかく、熱いご飯に載せて食べるのは絶品の旨さ。
でも、肝心のわさびはあいにく刺身類がなく、冷蔵庫に入れたままにて…… そして、確か1日に見えた方へ、何か八ッ場にちなろものと思ったけれど、温泉卵は日が経ってしまってさしあげられないけれど、たとえ一本でもワサビならばと……
ビニールにいれただけだったので、たった2日間だったのに、いささか干からびてしまってました。…… やはり、水辺のものは水にいれて保管すへきでした。ただし、八ッ場では土で育った丘ワサビでしたけれど……
通常はツマ野菜てすけれど、田ゼリに対し川ゼリとも呼ぶクレソンを油炒めするとあの苦味がなくなるのをご存じでしょうか。栄養価や殺菌力はなくなるかもしれませんけれど……
そして、子供の頃には鎌で刈り取った大量のそれを油揚げと炒め汁の実にし、当時出回り始めた乾めんにかけて食べるのは、春先のなつかしいご馳走の一つでした。河川の汚染がひどくもはや望めなくなっていたが、舌先にのぼる記憶の味です。
でも久々に持てるだけ取った今回は、根つきのままご近所にもおすそわけしたあと、摘み取って何年ぶりかで食べてみました。うどんよりもソーメンの方がより美味と思って、これまた今年の初ソーメン。
両手にこんもり程度の分量を油いためしたら、ご覧のような分量であっという間にたべつくしてしまいました。
Posted by やんばちゃん at 17:14│Comments(0)
│八ッ場だより